「カーミラ」の版間の差分

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;[[Fate/Grand Order]]
 
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:アサシンのサーヴァントとして登場。レア度はSR(☆4)。イラストレーターはokojo。
 
:アサシンのサーヴァントとして登場。レア度はSR(☆4)。イラストレーターはokojo。
:ストーリーでは一章において、[[ジャンヌ・オルタ|竜の魔女]]の召喚したバーサーク・サーヴァントの中の一人として登場。
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:ストーリーでは一章において、[[ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕|竜の魔女]]の召喚したバーサーク・サーヴァントの中の一人として登場。
 
:基本的に吸血鬼同士であるヴラド三世と組むことが多い。
 
:基本的に吸血鬼同士であるヴラド三世と組むことが多い。
 
:最終戦ではエリザベートと決着を付けることになる。
 
:最終戦ではエリザベートと決着を付けることになる。

2015年11月25日 (水) 22:35時点における版

アサシン

  • 真名:カーミラ
  • 身長:168cm / 体重:49kg
  • 出典:史実
  • 地域:ハンガリー
  • 属性:混沌・悪
  • 性別:女性
  • CV:田中敦子 / イラスト:okojo

Fate/Grand Order』に登場するアサシンサーヴァント

略歴
カーミラという名は残忍で血を追い求めた彼女の生涯を表した変名であり、真の名はエリザベート・バートリー。
エリザベートが成長したことで完全なる怪物となった存在。エリザベートの暗黒面を司る。
エリザベートが生前の所業によるイメージから過去や在り方をねじ曲げられ竜の娘になったのに対し、カーミラは生前に少女の血を浴びていたことからか吸血鬼と化している。
人物
一章のストーリーで見せた彼女の姿は残忍な淑女といったものだったが、味方として所属した際には意外にもマスターに対しては親しげであり、その内面はエリザベートとあまり変わっていないようにも見える。
エリザベートとは全くそりが合わず、互いに殺し合う関係にある。これは若きエリザベートはカーミラに成ることを拒み、カーミラにとってもエリザベートは無知を貪り青春を謳歌する許し難い象徴であるため。
スタイルもエリザベートとは対照的で、長身でグラマー。ドレスには茨のような金属状の装飾(?)を付け、爪は第三段階まで再臨すると鉤爪のように長くなる。「鉄の処女」は最後までイラストに写っている。
鉄の仮面のような物を付けているので顔の上半分が常に覆い隠された状態であるが、霊基再臨を重ねると仮面が上にスライドし、素顔が露わになる。美に執着しただけあり、かなりの美女だが、血色は悪い。
聖杯にかける願いは「永遠の若さ」。その願いが叶った時、彼女は為政者としての落ち着いた姿を取り戻すかもしれない、とされる(過程にある犠牲者もまた無視されるかも、とも)。
能力
気配遮断のランクが低く、通常攻撃も魔術らしきもの。どちらかと言えば暗殺者というよりも魔術師に近いかもしれない。
『Grand Order』では大器晩成型。レベルが低いうちはあまりHPが伸びないのもあって扱いづらいが、育てていくとHPと攻撃力が高い水準でまとまった強力なサーヴァントとなっていく。
宝具の関係もあり、特にライダーやバーサーカークラスの女性サーヴァントが相手の時に真価を発揮する。スキルも数こそ2つと少ないがどちらも実用的。

ステータス

クラス マスター 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 クラス別能力 保有スキル 備考
アサシン 主人公 (Grand Order) D D A C D B 気配遮断:D 吸血:C
拷問技術:A

宝具

幻想の鉄処女(ファントム・メイデン)
ランク:C
種別:対人宝具
由来:拷問器具『鉄の処女』
カーミラが使用したと言われる有名な拷問器具。実際には「空想上の拷問具の再現」とする説もあるのだが、型月的には実在しない説を取っている。
この宝具にも「対女性」の特攻が付いており女性に対してはダメージが増大する。また、ダメージを与えた後はカーミラのHPが回復し、攻撃力アップ効果が付く。

登場作品と役柄

Fate/Grand Order
アサシンのサーヴァントとして登場。レア度はSR(☆4)。イラストレーターはokojo。
ストーリーでは一章において、竜の魔女の召喚したバーサーク・サーヴァントの中の一人として登場。
基本的に吸血鬼同士であるヴラド三世と組むことが多い。
最終戦ではエリザベートと決着を付けることになる。

人間関係

エリザベート=バートリー
過去の自分。お互いに決して相容れない不倶戴天の敵。…しかし根は彼女とあまり変わってなかったりするが。
ヴラド三世
吸血鬼繋がりか組む事が多かったが、高潔な武人である彼とは相性が悪かった。

名台詞

だって、誰も言ってくれなかった! 誰もこれが間違いだなんて言ってくれなかった! だから、私はこう成り果てたのに! ああ、我が真の名は――エリザベート・バートリー!
マテリアルでの記述。カーミラ――それは美しき吸血鬼の名にして、誰からも間違いであると言われないまま生きてきた「ある少女」の末路。
「そろそろ外に出ないと。貴方、吸血鬼にでもなるつもり?」
マイルームにて。あの外見からは想像が付かない程の意外な気遣いを見せる。
「触らないの?」
絆レベル5。絆の低い時には触られることを拒んでいたが、絆深まるにつれて彼女から聞いてくるまでになる。
「全ては幻想の血、けれど少女はこの箱に――『幻想の鉄処女ファントム・メイデン』!」」
宝具開放。
「未来が過去を否定するのではなく。過去が未来を否定するなんて。」
「――何て出鱈目な少女なのかしら。
 でも、だからこそ……鬱陶しいぐらい、眩しいのね。
 ああ……暗がりの中に戻るよう。
 最後の瞬間……レンガの隙間に見えた、あの光――
 ああ、そう……やっぱり私は――
 生きても死んでも、ひとりきりというワケね――」
過去の自分との戦いに敗れて。消滅の間際に見せた、孤独を感じさせる一面。
「私の末路が定められている以上、ここから逃れられるはずはない。」 
「だって幽閉から逃れるということは、私の人生、私の運命全てを否定するということだもの。」 
「でも――あなたは違う。あなたは助けてあげなきゃ。確率が千分の一でも、マスターだけは。」
彼女のクエストにて。自らの心象世界に主人公共々閉じ込められるも、主人公が閉じ込められるのは割に合わないと脱出を促す。
この後彼女は自らの運命を受け入れつつも、主人公のような光に手を伸ばしていれば、と零し彼らを見送る。

メモ

  • カーミラとはシェリダン・レ・ファニュが1872年に著した怪奇小説のタイトルおよびその作中に登場する女吸血鬼の名前であり、その女吸血鬼のモデルになったと言われるのがエリザベート・バートリーである。
    しかしこのサーヴァントとしてのカーミラの設定はそちらの小説の内容とは特に関係がなく、ほとんど名前を借りただけのような状態。「小説のモデルとなった人物」として英霊となっているヘンリー・ジキルファントム・オブ・ジ・オペラなどとは違う、ヴラド三世とドラキュラのような関係といえる。
  • ちなみにこの小説「カーミラ」はかの有名な「ドラキュラ」以前に著された本であり怪奇小説として後世に大きな影響を残したとされているのだが、その内容はなんと「良家のお嬢様とそこに居候する美少女吸血鬼の交わりを描く百合小説」というものであった。興味のある方はぜひご一読あれ。

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