「カーミラ」の版間の差分

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:ランク:C<br>種別:対人宝具<br />レンジ:1<br />最大補足:1人
 
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:由来:拷問器具『鉄の処女』
 
:由来:拷問器具『鉄の処女』
:カーミラが使用したと言われる有名な拷問器具。実際には「空想上の拷問具の再現」とする説もあるのだが、型月的には実在しない説を取っている。
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:エリザベート=バートリーが使用したと言われる有名な拷問器具。……であるが長年に渡る調査の結果、実在しないと考えられている。
:かしこの拷問器具を信仰するものは多く、無垢な少女を恐怖と共に殺害する絶妙な宝具として珍重された。
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:しかしこの拷問器具を信仰するものは多く、無垢な少女を恐怖と共に殺害する絶妙な宝具として珍重された。
 
:カーミラの頭上を浮遊し、閉じると対象の絶叫と共に血が注がれる。体力回復と攻撃の併用。女性サーヴァントの場合、ダメージが増加する。
 
:カーミラの頭上を浮遊し、閉じると対象の絶叫と共に血が注がれる。体力回復と攻撃の併用。女性サーヴァントの場合、ダメージが増加する。
 
:ゲーム内では「対女性」の特攻が付いており女性に対してはダメージが増大する。また、ダメージを与えた後はカーミラのHPが回復し、攻撃力アップ効果が付く。
 
:ゲーム内では「対女性」の特攻が付いており女性に対してはダメージが増大する。また、ダメージを与えた後はカーミラのHPが回復し、攻撃力アップ効果が付く。

2016年9月5日 (月) 21:03時点における版

アサシン

  • 真名:カーミラ
  • 身長:168cm / 体重:49kg
  • 出典:史実
  • 地域:ハンガリー
  • 属性:混沌・悪 / カテゴリ:人
  • 性別:女性
  • CV:田中敦子 / キャラクターデザイン:okojo
  • 設定作成:東出祐一郎

暗殺者」のクラスのサーヴァント

略歴
Fate/Grand Order』第一章ではジャンヌ・オルタによって「狂化」を付与されたバーサーク・サーヴァントとして、AD.1431年のフランスに召喚される。
同じく吸血鬼仲間であるヴラド三世とコンビで動くシーンが多く、更に二人して召喚主を快く思っていない。そして召喚主の思惑に反し、二人とも戦いの終盤まで生き残っていた。最終戦では過去の自分との戦いに敗れて消滅する。
その後ハロウィンイベントにて再登場しているが、今度は召喚主であるエリザベートによって慣れない掃除をさせられているためかとてもご立腹していた。
人物
一人称は「私」。茨を思わせるドレスを纏い、仮面をつけた淑女。
高慢、傲慢、増長慢、あらゆる虚栄を身にまとった彼女はエリザベートと違い徹頭徹尾残忍な存在、人間の姿をした硫酸なものである。
紛れもない反英雄である彼女を召喚するのは同レベルの殺人鬼のみであるが、マスターの主従関係もマスターは「裏切り、裏切られるもの」という認識を抱いている。
しかし根っこにある間抜けさ、言い換えれば僅かな善性が彼女をギリギリのところで押しとどめている。また、彼女の過去を知ってもな受け入れる「底抜けに善良なマスター」に対しては進んで協力する。実際、マスターとなった主人公 (Grand Order)に対しては親しげであり、その内面はエリザベートとあまり変わっていないようにも見える。
一方で自身の運命を受け入れている節があり、第一章で消滅する際も生きても死んでも孤独と思ったり、幕間の物語では幽閉から逃れるのは自分の人生と運命を否定するようなものと語っている。
スタイルもエリザベートとは対照的で、長身でグラマー。ドレスには茨のような金属状の装飾(?)を付け、爪は第三段階まで再臨すると鉤爪のように長くなる。「鉄の処女」は最後までイラストに写っている。
鉄の仮面のような物を付けているので顔の上半分が常に覆い隠された状態であるが、霊基再臨を重ねると仮面が上にスライドし、素顔が露わになる。美に執着しただけあり、かなりの美女だが、血色は悪い。
聖杯にかける願いは「永遠の若さ」。その願いが叶った時、彼女は為政者としての落ち着いた姿を取り戻すかもしれないが、一方で過程にある犠牲者もまた無視される。
能力
気配遮断のランクが低く、通常攻撃も魔術らしきもの。どちらかと言えば暗殺者というよりも魔術師に近いかもしれない。
『Grand Order』では大器晩成型。レベルが低いうちはあまりHPが伸びないのもあって扱いづらいが、育てていくとHPと攻撃力が高い水準でまとまった強力なサーヴァントとなっていく。
宝具の関係もあり、特にライダーやバーサーカークラスの女性サーヴァントが相手の時に真価を発揮する。スキルも数こそ2つと少ないがどちらも実用的。

ステータス

クラス マスター 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 クラス別能力 保有スキル 備考
アサシン 主人公 (Grand Order) D D A C D B 気配遮断:D 吸血:C
拷問技術:A

宝具

幻想の鉄処女(ファントム・メイデン)
ランク:C
種別:対人宝具
レンジ:1
最大補足:1人
由来:拷問器具『鉄の処女』
エリザベート=バートリーが使用したと言われる有名な拷問器具。……であるが長年に渡る調査の結果、実在しないと考えられている。
しかしこの拷問器具を信仰するものは多く、無垢な少女を恐怖と共に殺害する絶妙な宝具として珍重された。
カーミラの頭上を浮遊し、閉じると対象の絶叫と共に血が注がれる。体力回復と攻撃の併用。女性サーヴァントの場合、ダメージが増加する。
ゲーム内では「対女性」の特攻が付いており女性に対してはダメージが増大する。また、ダメージを与えた後はカーミラのHPが回復し、攻撃力アップ効果が付く。

真名:カーミラ

カーミラ。その名前は残忍で血を追い求めた彼女の生涯を表した変名であり、真の名はエリザベート・バートリー
長年に渡る貴族としての暮らし、血族同士で固まったことによるそれ以外の人間への蔑みなど、あらゆる要素がエリザベートを猟奇殺人鬼に押し上げ、完全なる怪物となった存在。エリザベートの暗黒面を司る。
エリザベートが生前の所業によるイメージから過去や在り方をねじ曲げられ竜の娘になったのに対し、カーミラは生前に少女の血を浴びていたことからか吸血鬼と化している。
エリザベートとは全くそりが合わず、互いに殺し合う関係にある。
これは若きエリザベートは暗黒面であるカーミラに成ることを拒み、カーミラにとってもエリザベートは無知を貪り青春を謳歌する許し難い象徴であるため。

登場作品と役柄

Fate/EXTRA CCC
ゲーム本編では登場してないが、漫画版ではその姿が書かれている。
Fate/Grand Order
アサシンのサーヴァントとして登場。レア度はSR(☆4)。イラストレーターはokojo。

人間関係

エリザベート=バートリー
過去の自分。お互いに決して相容れない不倶戴天の敵。…しかし根は彼女とあまり変わってなかったりするが。
ヴラド三世
吸血鬼繋がりか組む事が多かったが、高潔な武人である彼とは相性が悪かった。

名台詞

だって、誰も言ってくれなかった! 誰もこれが間違いだなんて言ってくれなかった! だから、私はこう成り果てたのに! ああ、我が真の名は――エリザベート・バートリー!
マテリアルでの記述。カーミラ――それは美しき吸血鬼の名にして、誰からも間違いであると言われないまま生きてきた「ある少女」の末路。
「そろそろ外に出ないと。貴方、吸血鬼にでもなるつもり?」
マイルームにて。あの外見からは想像が付かない程の意外な気遣いを見せる。
「触らないの?」
絆レベル5。絆の低い時には触られることを拒んでいたが、絆深まるにつれて彼女から聞いてくるまでになる。
「全ては幻想の血、けれど少女はこの箱に――『幻想の鉄処女ファントム・メイデン』!」」
宝具開放。
「未来が過去を否定するのではなく。過去が未来を否定するなんて。」
「――何て出鱈目な少女なのかしら。
 でも、だからこそ……鬱陶しいぐらい、眩しいのね。
 ああ……暗がりの中に戻るよう。
 最後の瞬間……レンガの隙間に見えた、あの光――
 ああ、そう……やっぱり私は――
 生きても死んでも、ひとりきりというワケね――」
過去の自分との戦いに敗れて。消滅の間際に見せた、孤独を感じさせる一面。
「私の末路が定められている以上、ここから逃れられるはずはない。」 
「だって幽閉から逃れるということは、私の人生、私の運命全てを否定するということだもの。」 
「でも――あなたは違う。あなたは助けてあげなきゃ。確率が千分の一でも、マスターだけは。」
彼女のクエストにて。自らの心象世界に主人公共々閉じ込められるも、主人公が閉じ込められるのは割に合わないと脱出を促す。
この後彼女は自らの運命を受け入れつつも、主人公のような光に手を伸ばしていれば、と零し彼らを見送る。

メモ

  • カーミラとはシェリダン・レ・ファニュが1872年に著した怪奇小説のタイトルおよびその作中に登場する女吸血鬼の名前であり、その女吸血鬼のモデルになったと言われるのがエリザベート・バートリーである。
    しかしこのサーヴァントとしてのカーミラの設定はそちらの小説の内容とは特に関係がなく、ほとんど名前を借りただけのような状態。「小説のモデルとなった人物」として英霊となっているヘンリー・ジキルファントム・オブ・ジ・オペラなどとは違う、ヴラド三世とドラキュラのような関係といえる。
  • ちなみにこの小説「カーミラ」はかの有名な「ドラキュラ」以前に著された本であり怪奇小説として後世に大きな影響を残したとされているのだが、その内容はなんと「良家のお嬢様とそこに居候する美少女吸血鬼の交わりを描く百合小説」というものであった。興味のある方はぜひご一読あれ。

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