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TYPE-MOON Wiki - 利用者の投稿記録 [ja]
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利用者の投稿記録
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シャルルマーニュ
2019-06-16T09:39:05Z
<p>59.146.179.76: /* Fate/EXTELLA LINK */</p>
<hr />
<div>{{サーヴァント概要<br />
| タイトル = セイバー<br />
| 真名 = シャルルマーニュ<br />
| 本名 = シャルル<br />
| 初登場作品 = [[Fate/EXTELLA LINK]]<br />
| 声優 = 木村良平<br />
| 身長 = 176cm<br />
| 体重 = 69kg<br />
| 出典 = シャルルマーニュ伝説<br />
| 属性 = 秩序・善<br />
| 性別 = 男性<br />
}}<br />
== 概要 ==<br />
<br />
「[[セイバー|剣士]]」の[[サーヴァント]]。<br />
<br />
; 略歴<br />
: 『[[Fate/EXTELLA]]』の続編である『[[Fate/EXTELLA LINK]]』の発表とともに公開された新規サーヴァント。<br />
: [[カール大帝]]とは別々に召喚されるというイレギュラーで召喚され、カール大帝に見逃され、怖れを成して逃げ出した。<br />
:その後、大帝の軍勢に襲撃された[[アルテラ (EXTELLA)|アルテラ]]と[[主人公 (EXTRA)]]の前に現れ、協力を申し出る。<br />
:彼自身の遍歴は3通りの経緯をたどることになるが、そのいずれにおいても最終的にはカール大帝の打倒を成し遂げ、然る後に消滅している。<br />
; 人物<br />
: その英名とは裏腹に、「自身は王に向いていない」と嘯く呑気な若者で、口調も王とは思えない程フランクでぶっきらぼう。<br />
: 彼にとっての生前にまつわるあらゆる記憶がすべて空想のものでしかないことを認識・理解しており、マスターやアルテラに恥じぬ立派な騎士の生き様を目指している。<br/>それ故、行動と美的基準を「カッコイイかどうか」「ダサいかどうか」に置き、自身やマスターにとって不利であっても気にしないという若干問題のある性格をしている。<br />
: かつての部下である[[アストルフォ]]からも「気持ちのいい馬鹿」と主君評とは思えないコメントを頂いている。その一方で「マジギレすると[[武則天]]並みに怖い」とも。<br />
: 作中ではサーヴァントとして成立したばかりの存在であるため、他のあらゆるサーヴァントたちを「先輩」として敬意を払う。また、生前に古代遺跡でアルテラの姿と、その孤独を垣間見たことがあったらしい。<br />
; 能力<br />
: 「白騎士」と表現されているように、セイバーらしくフランベルジュという波打った刃をした片手剣で戦っている。この聖剣「ジュワユーズ」には五大元素を操る能力があり、剣に纏わせて攻撃の威力や範囲の向上に使っている。<br />
: また、下記の宝具で展開された十二勇士の化身たる武器「輝剣」を操る「疑似勇士」というスキルや、ジュワユーズをアストルフォの黄金の馬上槍に変化させるスキルを習得している。<br />
<br />
== ステータス ==<br />
{| class="wikitable" style="text-align:center"<br />
|- <br />
! クラス !! マスター !! 筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考<br />
|- <br />
| [[セイバー]] || [[主人公 (EXTRA)]] || A || C || B || A || A || A+|| 対魔力:A<br />騎乗:A || 聖騎士帝:EX<br />魔力放出(光):A<br />王道踏破:C || |<br />
|}<br />
<br />
== [[宝具]] ==<br />
; 王勇を示せ、遍く世を巡る十二の輝剣(ジュワユーズ・オルドル)<br />
<!-- : ランク:<br />種別:<br />レンジ:~<br />最大捕捉:人<br />由来: --><br />
:史書や年代記には登場せず、武勲詩などで語られる名剣。武勲詩「ローランの歌」にも登場し、そこでは天下無双の御佩刀(みはかせ)と讃えられ、日に三十回色が変わると書かれている。また、柄の中には聖遺物として聖槍ロンギヌスの穂先が納められているという。名前はフランス語で「陽気、楽しい」の意味。<br />
:真名解放の際には、聖剣・ジュワユーズが十二勇士の持つ武器それぞれに変化、連撃を放つ。その由来から、ジュワユーズの真価を発揮できるのはカール大帝ではなくシャルルマーニュの方。現実に生きたカール大帝にとって、ジュワユーズは後天的に幻想が付属された聖剣でしかない。<br />
:ゲーム内での演出では、宣言と同時に十二勇士の化身たる剣の群れが顕現し、敵に一斉に襲いかかる。<br />
; 我が儚き栄光よ(シャルル・パトリキウス)<br />
<!-- : ランク:<br />種別:<br />レンジ:~<br />最大捕捉:人<br />由来: --><br />
:彼が保有する空中要塞。<br />
:『Fate/EXTELLA LINK』では主人公達陣営のベースキャンプとなる。<br />
:カール大帝の機動聖都とは同一のものだが、霊基の差によってシャルルマーニュの方が小さい。<br />
<br />
== 真名:シャルルマーニュ ==<br />
:シャルルマーニュ。高貴なるフランクの聖王。遍歴騎士。「シャルル」は「カール」のフランス語読みであり、「マーニュ」は「大帝」を意味する。<br />
:史実においてはカール大帝と呼称され、九偉人に数えられる高名な英雄であり、同時に「ローランの歌」「狂えるオルランドゥ」など吟遊詩人たちが紡いだシャルルマーニュ十二勇士の英雄譚における中心人物の一人のモデルとなっている。<br />
:ムーンセルに同時に現れたカール大帝とは本来同一人物であり、別の側面。王としての全盛期がカール大帝ならば、セイバークラスの全盛期として召喚されたのがシャルルマーニュだと言える。<br />
<br />
:だが、カール大帝の史実の中に'''シャルルマーニュ十二勇士の英雄譚は存在しない。'''その治世に聖剣や魔獣や魔女は存在せず、十二勇士はカール大帝の精鋭のことでしかない。<br />
<br />
:シャルルマーニュの正体は大帝の影であり、カール大帝が捨て去った夢想の騎士である。それは<ruby><rb>大帝</rb><rt>マーニュ</rt></ruby>が子供の頃に夢見た、どこまでも正々堂々、民の為に剣を振るう騎士の再現である。<br />
:サーヴァントのシャルルマーニュは英雄譚であるシャルルマーニュ十二勇士の<ruby><rb>聖騎士</rb><rt>パラディン</rt></ruby>としての側面、であり、本来は独立することのないイレギュラーである。<br />
:ただしカール大帝は史実においてあまりに偉大な存在であり、その史実が盾となり幻想を阻む。それ故、大帝の人生に幻想が入り込む余地はどこにもない。<br />
:にも関わらず、英霊の座においてカール大帝とシャルルマーニュの二人は混同され、伝説に描かれた<ruby><rb>英雄</rb><rt>キャラクター</rt></ruby>とそのモデルとなった人物が結合してしまった。<br />
<br />
:かつて彼は身分と関係なく誰とでも酒を酌み交わし、異なる神を信じる者と友達になる。そんな風になりたかった。否、なろうと思った。───それがカール大帝との分岐点だったのかもしれない。<br />
:シャルルマーニュはそれを幻想に求め、カール大帝は現実で戦おうとした。だが想いだけは共通していた。自分と同じで一人ぼっちだった女の子を、人斬り包丁を持たされて戦場に立つアルテラを、姉さんを助けたかった。<br />
<br />
:大帝の影であるシャルルマーニュは、大帝が倒されれば死ぬ。本体が居なくなれば影は消えてしまう。誰が大帝を討とうが、どこかに逃れたとしても、死は免れない。<br />
:そしてシャルルマーニュの現界は、ただ一度の奇跡であり、またとないイレギュラーな召喚である。<br/>次に召喚される時は、力づくで世界を統一するカール大帝でもなく、世界を救う為なら命を捨てるシャルルマーニュでもなく…現実と理想を両立させ、史実と夢想の混ざった「カール大帝」が召喚されるのみである。<br />
:それを理解した上で、彼は暴走するカール大帝を騎士として、同じ<ruby><rb>シャルル</rb><rt>カール</rt></ruby>として倒すために奔走するのだ。<br />
===関連===<br />
;[[シャルルマーニュ十二勇士]]<br />
:シャルルマーニュ伝説に登場するシャルルマーニュの仲間である12人の英雄。<br />
:詳細は「[[シャルルマーニュ十二勇士]]」を参照。<br />
<br />
== 登場作品と役柄 ==<br />
===Fateシリーズ===<br />
; [[Fate/EXTELLA LINK]]<br />
: メインサーヴァントにしてストーリーにおけるキーパーソン。<br />
;[[フェイト/育ステラ]]<br />
:番外編「育ステラのエクストラ」で登場。<br />
<br />
== 人間関係 ==<br />
===Fate/EXTELLA LINK===<br />
;[[主人公 (EXTRA)]]<br />
: 月で出会った人物。彼/彼女が、シャルルマーニュの決断の見届け人となってゆく。<br />
;[[カール大帝]]<br />
:自分自身の別名であり、本来ならば霊基を共有する本体。<br />
:「幻想に生きた」シャルルマーニュに対し、「現実に生きた」カール大帝という形で分離してしまっている。<br />
;[[アルテラ (EXTELLA)|アルテラ]]<br />
:血の繋がりはないが、自分と同じく孤独に生きる彼女を「姉」として認識している。<br />
:カール大帝は生前、古代遺跡で彼女の姿を垣間見たことで、人々を救い平和な世界を作りたいと強く考えるようになったらしい。<br />
;[[ネロ・クラウディウス]]<br />
:味方陣営のサーヴァント。シャルルは彼女の後世でローマを統べた者として、彼女を「先輩」と呼んでいる。<br />
:曰く、「先輩として尊敬はするが、特にファンというわけではない」模様。<br />
;[[玉藻の前]]<br />
:味方陣営のサーヴァント。彼女のことは「姉御」と呼んでいるが、タマモ的にはあまりお気に召してはいないご様子。<br />
:シャルルマーニュが最終的に消滅する運命にあることを見抜いていたようで、さり気ない気遣いを見せる。<br />
;[[無銘]]<br />
:味方陣営のサーヴァント。彼のことは初見で「歴戦の戦士というあたりはわかるが他がさっぱりわからん」と評している。<br />
:第二ルートでは終盤、シャルルの霊基が傷ついていることを見抜き、最後の一瞬まで援護すると約束される。<br />
;[[アルジュナ]]<br />
:味方陣営で別働隊を率いるサーヴァント。彼のことは「はるか東方の神話に登場し、無数の侵略者を打ち砕き、正義を成し、悪王を倒し、民に平穏をもたらした英雄」と評した。<br />
:カルナとの決戦時には一度彼を庇ってチームワークを説いたあと、最終的にはカルナと相討ちになり消えゆく彼の最期を見届ける。<br />
:また別のルートでは最終決戦時、アルテラの護衛を彼に託した。<br />
;[[ガウェイン]]<br />
:味方陣営に合流したサーヴァント。<br />
:彼には自分のことは「偉大なるフランクの王」としてではなく、「同じマスターに仕える一人の騎士」として扱ってくれるよう頼む。<br />
;[[ロビンフッド]]<br />
:味方陣営に合流したサーヴァント。彼のことは「村を守り、森を武器にし、悪逆なる領主に一杯くわせた、カッコ良い英雄」と評している。<br />
:彼は何人もの「ロビンフッド」の逸話が組み込まれた、英雄モドキのような存在であるため、ある意味ではシャルルに似た境遇を持つ。<br />
:なお、卿づけで呼ばれるのはどうにも落ち着かないらしい。<br />
;[[クー・フーリン]]<br />
:味方陣営に合流したサーヴァント。シャルルは大抵の英雄のファンであり、彼もその例に漏れなかった。<br />
:なお、卿づけで呼ばれるのはむず痒いので遠慮してほしいとのこと。<br />
;[[エリザベート=バートリー]]<br />
:当初は“天声同化”によって敵対したものの、途中から仲間に加わったサーヴァント。<br />
:あまりにもスカポンタンな有様から「十二勇士の素質がある」と見なしている。彼女からは「王子顔」と認識されている模様。<br />
;[[アルキメデス]]<br />
:初見で「胡散臭いという言葉を額縁に入れたような男」と評している。<br />
:彼の手腕は認めるものの、淡々と真実だけを述べる態度については物申したいところがあった模様。<br />
;[[カルナ]]<br />
:“天声同化”によって敵対したサーヴァント。彼については「キラキラなのに漆黒で真っ白なのにダーク、ひたすらカッコ良い」「俺以外の誰かに倒されるかも」と評価しているが、前者を述べたことにはネロに語彙力の低さを指摘される。<br />
:第一ルートでの彼との決戦時には宝具を打ち合ったものの、わずかに及ばなかった。一方第三ルートでは最終的に同化が解けて味方となり、最後はアルテラの護衛を彼に託した。<br />
;[[ジャンヌ・ダルク]]<br />
:霊基複製工場のコアにされていたサーヴァント。シャルル亡き後の世で窮地に瀕したフランスを救った聖女であるため、シャルルから礼を述べられている。<br />
:第二ルートでは彼女の救出に成功。最初はシャルルと大帝の霊基が同一であるため非常に警戒していたが、のちに神の啓示を受けてシャルルを激励している。<br />
;[[メドゥーサ]]<br />
:“天声同化”によって敵対したサーヴァント。彼女の行っていた殺戮に対し、激しい怒りを見せる。<br />
:ただしその後で啖呵を切った時にはちょっとかっこつけました。<br />
;[[ダレイオス三世]]<br />
:“天声同化”によって敵対したサーヴァント。彼のことは史書で読んだと話しており、「あんなカッコいいペルシャ王が全然いい感じでなくなっているのは見ていられない」と戦いを挑む。<br />
;[[ジル・ド・レェ]]<br />
:敵対したサーヴァント。神や人民の悉くを冒涜しようとする彼とは反りが合わず、相容れないようだ。<br />
;[[フランシス・ドレイク]]<br />
:カール大帝に雇われて敵対したサーヴァント。初見でつけた渾名は「デカパイ海賊」。<del>……事実とはいえあんまりである。</del><br />
:彼女の貫いた生き様を「カッコいい」と評し、「彼女から奪い取った勝利を喜ばないことは彼女に対して失礼」と敬意を表する。<br />
;[[李書文]]<br />
:カール大帝ととある約定を交わして敵対したサーヴァント。彼のことは「絹の国(セリカン)の大英雄、その武は天下に並ぶものなし」と評した。<br />
;[[アルトリア・ペンドラゴン]]<br />
:別働隊を追跡した際に遭遇したサーヴァント。初見時には「俺の想像していたよりも[[トゥルッフ・トゥルウィス]]的な……」と困惑している。<br />
:彼女の実力を味わった後はおかわり勘弁だと悲鳴をあげた。どうやら膝にきたらしい。なお、当の彼女からは「私の前に立つにふさわしい騎士」と悪くない評価をされている。<br />
;[[イスカンダル]]<br />
:戦力増強作戦の途中で遭遇したサーヴァント。<br />
:その姿を「威風堂々たる姿、威圧感」と称え、彼の生き方については「カッコ良い、良すぎる」と評した。<br />
;[[ギルガメッシュ]]<br />
:霊基複製工場のコアにされていたサーヴァント。<br />
:原初の王として敬意をもって接する。彼の慢心の理由について理解を示した。<br />
<br />
===生前===<br />
;[[ローラン]]<br />
:甥であり、自身の配下の十二勇士の一人。<br />
;[[アストルフォ]]<br />
:自身の配下の十二勇士の一人。<br />
:どちらかというと友人関係のようなノリでアホな会話をしているが、女装については苦言を呈している。<br />
;テュルパン大司教<br />
:自身の配下の十二勇士の一人。<br />
:人格者であるがあまりに無茶苦茶な戦いっぷりから、「自分より強いんじゃないか」と常々思っていたとか。<br />
;オリヴィエ<br />
:自身の配下の十二勇士の一人。<br />
:比較的常識人であり、面倒なノリの時には彼に投げてしまっていたとか。<br />
<br />
== 名台詞 ==<br />
=== Fate/EXTELLA LINK ===<br />
;「セイバー、シャルルマーニュだ。ま、ひとまず落ち着いて俺の話を聞いてくれねえか?」<br />
:公式サイトの自己紹介。騎士然とした姿とは裏腹に非常に馴れ馴れしい。<br />
;「一夜一時の幻と言えども、此処に我は楔を穿つ!<br/> 伝説よ蘇れ、我が剣に彼らの力を! 『<ruby>王勇を示せ、遍く世を巡る十二の輝剣<rt>ジュワユーズ・オルドル</rt></ruby>』!」<br/>「永続不変の輝き。千変無限の彩り。我が王勇を示すため、この刃に我らの伝説を刻み給え! 『<ruby>王勇を示せ、遍く世を巡る十二の輝剣<rt>ジュワユーズ・オルドル</rt></ruby>』!」<br />
:宝具発動。力を宿した十二の剣とセイバー自身の光の剣が敵を蹂躙する。<br />
<br />
;「うん。どうやら、喚び出したのはアンタで正しいらしい。俺はまあ、アレだ。野良サーヴァントみたいなもん……かな。<br/> なあに、細かいコトは気にするな!アイスの当たり棒を引き当てたみたいなモンだと思って、気軽に命令してくれ!」<br/>「よーし、そんじゃまあ。カッコ良く!ビシッと!初陣決めてみせるぜ!」<br />
:プロローグにて。突如襲われた主人公の下へ颯爽と駆け付けたのは、春風のように軽やかで、隼のように涼やかな少年。<br />
:それが、彼らの新たな冒険談のはじまりだった。<br />
<br />
;「いや!しかしあえて!我が真名を解放する!我が<ruby>真名<rt>な</rt></ruby>はシャルルマーニュ!どうかその胸に刻んで貰いたい、SE.RA.PHのマスターよ!」<br/>「あ、重要なのは<ruby>シャルル<rt>・・・・</rt></ruby>と呼んで欲しいってとこだ。シャルルでもシャルでも構わないが、もう一つのメジャーな呼び方はアウトな!<br/> 別に<ruby>アッチ<rt>・・・</rt></ruby>がカッコ悪いって訳じゃないが、ちょっと今の俺には重荷に過ぎるんだ。」<br />
:春風の剣士はあっさりと真名を明かす。ところでシャルルマーニュと言えばもう一つメジャーな呼称があるが、それは──。<br />
<br />
;「や、俺は別にネロ先輩のファンじゃないんだけど。ああ、もちろん先輩として尊敬はしてるぜ!」<br />
:1日目、帝都にて。シャルルにとってネロはローマを統べた「先輩」にあたる。<br />
<br />
;「いいや、意味はあるね!力持つ存在には責務が伴う。俺にはそもそも無抵抗など許されない。そして何より──。<br/> 抵抗する俺は!カッコ良い!理由はそれで十分!何故って、俺は単純な<ruby>構造<rt>ツクリ</rt></ruby>だからな!」<br />
:同上。“天声同化”されたカルナとの戦い。シャルルが抗う理由は至極単純だが、あくまでカッコ良さにこだわる理由とは……<br />
:そして、この後に進むルートによっては「俺以外の誰かに倒される」という彼の直感が的中することになる。<br />
<br />
;「タマモの姉御……。だよな、助言サンキュー!姉御サンキュー!」<br />
:第一・第二ルート2日目、千年京にて。玉藻の前に対してはなぜか「姉御」呼びである。<br />
<br />
;「理解してるさ。後方には無辜の市民、逃げ場のない黄金の都ローマ。こちらはそれを守る騎士団だ。<br/> 戦争に大義名分なんてまずないけどな。非武装の市民を守るってのは、そのごくわずかな例外だ。<br/> 俺たちは勝たなくちゃならない。これほどカッコ良い騎士の戦場があるかい?」<br />
:第一・第二ルート2日目、ローマにて。「状況を把握してほしい」と言う無銘に対する返答は、カッコ良さにはこだわりつつも的確に状況を見据えていた。<br />
<br />
;「いいな、マスター。あんたの所に集まってくる英霊は、カッコ良いヤツばかりじゃねえか!<br/> きっと、あんたがカッコ良いからだと俺は思うな。新人サーヴァントとしちゃ、最高に恵まれた環境だ!」<br />
:第一・第二ルート3日目、千年京にて。まるで子供のように無垢で純粋な賞賛。同時に主人公には『新人サーヴァント』という自称について疑問を抱かれるが……?<br />
<br />
;「知ってるとも!オレのダチではもっとも面白い野郎だ!<br/> 空を飛べば<ruby>雷<rt>いかずち</rt></ruby>よりも早いが、走ると子猫より遅い!友のためなら月へも飛び立ち、理性を蒸発させて帰ってくる!<br/> およそ天下に英雄豪傑数あれど、騎士アストルフォより面白いやつはまあいない!カッコ良いバカだ!」<br />
:第一・第二ルート3日目。ロビンフッドに「アストルフォを知っているか?」と尋ねられて。一癖も二癖もある十二勇士のひとり、アストルフォのことは「カッコ良いバカ」と評している。恐らく褒め言葉。<br />
<br />
;「まあ、それはそれとして、後でたっぷりお説教な!<br/> 卑しくも聖騎士ともあろうものが、何ですかそのスカートは。父ちゃん情けなくて涙が出らぁ!」<br />
:同上。“天声同化”が解けたアストルフォに対し、味方に襲い掛かったことを説教するのかと思いきや……。<br />
:ノリが男子高校生並みのそれである。十二勇士のあまりのキャラの濃さには玉藻の前も唖然。<br />
<br />
;「──ま、要するにオルタと同じだ。<ruby>別の側面<rt>・・・・</rt></ruby>ってやつさ。<br/> ──八世紀から九世紀にかけて、西ヨーロッパ社会を統一し、ついにはローマ皇帝を名乗った男、カール大帝。<br/> それが俺であり、アイツだ。俺はセイバークラスとしての全盛期の頃で召喚され、アイツは王としての全盛期で召喚された。<br/> だから、主義も違うし考え方も違う。俺は少なくとも、アイツを倒す気でいるよ。」<br />
:第一ルート5日目。アルジュナから「大帝というサーヴァントは何者なのか?」と尋ねられての返答。「大帝」とはカール大帝……つまり、シャルル自身である。<br />
:それでも別側面として召喚されたからこそ、彼は大帝を拒絶し、打倒するために戦うのだった。<br />
<br />
;「永続不変の輝き、千変無限の彩りを!万夫不当の騎士達よ、我が王勇を指し示せ!『<ruby>王勇を示せ、遍く世を巡る十二の輝剣<rt>ジュワユーズ・オルドル</rt></ruby>』!!」<br/>「足りなかったか……!ちくしょおおおおおおッ!!」<br />
:第一ルート6日目、カルナとの最終決戦。宝具の発動が間に合いそうにないアルジュナを庇うように飛び出し、宝具を発動する。<br />
:全力でぶつかるも、強力無比な攻撃を相殺するにはあと一歩及ばなかった。<br />
<br />
;「城は……ひとりで建てるもんじゃない。あんたの戦いもひとりで成し遂げるもんじゃねえ。<br/> 向こうはまあ、大帝がバックについている。なら、こちらはチームワークで勝負だ。」<br />
:同上。先行させたはずのシャルルが戻ってきたことに驚愕するアルジュナに対して。彼の力強い言葉にアルジュナも何かを感じ得たらしく、最後はシャルルの背中を押して散ってゆく。<br />
:シャルルと主人公は共に、これまで一緒に戦ってきた仲間の最期を見届けた。<br />
<br />
;「ばーか。無理無茶無謀は、シャルルの宮廷と十二勇士の専売特許だ。そうだろう?」<br />
:第一ルート7日目。いよいよ突入を目前にして、彼を心配するアストルフォに対して。<br />
<br />
;「俺の役割は、アンタを止めるただ一点のみ。間違った夢、間違った幻想をだ。──砕きに来たぞ、大帝。夢の最果てで眠れ。」<br/>「だけど、そいつはアンタがひとりで作った城だ。マスターが皆と一緒に作った<ruby>国<rt>けん</rt></ruby>に、かなうわけねえだろ。<br/> 行こうぜマスター。指示をくれ。俺は大帝なんて存在じゃない。俺はあんたの騎士──シャルルだからな。」<br />
:同上。ついに対峙したカール大帝との決戦。彼の目的はただ一つ──もう一人の自分を止めることのみ。<br />
:ここに至るまでに得た仲間たちに支えられ、彼は今、大帝の夢を砕かんとする。<br />
<br />
;「匂うな……。極めて純度の高い<ruby>アストルフォ<rt>スカポンタン</rt></ruby>の匂いだ……。いい十二勇士になれる人材だ。」<br />
:第二ルート5日目、あくまでもフリーダムなエリザベートを見ながらの一言。アストルフォと書いてスカポンタンと読む。<br />
:直後、マスターからは「君のところの勇士基準、おかしくありませんか?」と突っ込まれた。<br />
<br />
;「みんなが笑顔になれる国を作りたい。その気持ちは変わっちゃいない。だが今の貴様の行動は、妄想に他ならない。<br/> ……おまえは、壊れているんだよ。どうしようもなくな。」<br />
:第二ルート6日目、「アルテラの見せてくれた夢を妄想と言うのか?」と問うカール大帝に対しての返答。<br />
:夢や理想は肯定しつつも、現実に生きた大帝とは決して相容れない。<br />
<br />
;「ま、要するに俺はカール大帝を倒すために召喚された限定サーヴァントって訳だ。<br/> その目的があったからこそ、俺は未熟でも強い能力を持つことができた。<br/> ……いや、でも。最終的にはやっぱりマスターのお陰だよ。この七日間を駆け抜けることができたのは、アンタがいてくれたからだ。<br/> 未熟で、初陣だった俺にとって、アンタは灯台のようだった。嵐の海の只中にあってもなお、微動だにしない、力強い光──<br/> 俺のジュワユーズにすら勝る、生命体としての輝きだ。<br/> でもカール大帝を倒した俺に、もう道標は必要ない。それは他のサーヴァントが受け取るべきものだ。」<br/>「……うん、そうか。俺のような奴でも、アンタに少しは思い出を刻めたのか。<br/> ああ、まったく──。最高に楽しくて、最高にカッコ良い七日間だった!」<br />
:第二ルート、エンディング。カール大帝を倒した以上、彼はこの世界から去らなくてはならない。そしてもう二度と“彼”には出会えない。<br />
:それでも、「涙に濡れたお別れ」ではなく「笑顔でカッコ良いお別れ」を選んだ春風の剣士は、吹き抜ける風のように消えていった。<br />
<br />
;「…………ああ。これはどっちが本物なのか、なんて単純な話じゃない。<br/> はるか昔、西ヨーロッパを統一し、ローマ帝国崩壊以来の混乱に終止符を打った男、カール大帝──それが、俺のはずだ。<br/> けどな。どうも、その記憶はおぼろげなんだ。俺の中にはもうひとつの記憶がある。<br/> 邪悪な怪物と戦い、十二勇士と大冒険をした記憶。それが、俺を形作った。伝説の中に住んでいる、シャルルマーニュ。<br/> 俺にあるのはそれだけで、それ以外何もない。今の俺は……そうだな。子供の頃の夢なんだ。どこまでも正々堂々、民のために剣を振るう。<br/> ……そう。俺は本当は、そう生きられなかった。侵略者、好色漢、野心家、皇帝僭称者。フランク族の頭目の、野蛮人の親玉さ。<br/> でもな。本当に憧れてた。騎士として生きたかった。神のため、平和のため、人々のために。」<br/>「俺は影で、あちらのカール大帝が本体だ。奴は、リアリズムの権化だ。本当の意味で、ヒトを救いたいと願っている。<br/> それでもだ。それでもだ、マスター。<br/> 今の俺を騎士として戦わせてくれ。アルテラが捕まっているなら、なおさらだ。昔の俺は、あの子に借りがある。」<br />
:第三ルート2日目、帝都にて。アルキメデスが帝都を訪れたことにより事態は急展開する。<br />
:シャルルの正体は「大帝の影」。大帝が現実に生きた英雄であるならば、彼こそは幻想にのみ生きることを許された騎士だったのだ。<br />
:アルテラを救うため、「騎士」として「大帝」を倒すため、ローマと千年京をアルジュナに預けて主人公たちは機動聖都を目指す。<br />
<br />
;「……。なあ、マスター。俺がこうして召喚されたのはイレギュラーだ。大帝もな。<br/> 次に召喚された俺は……。もっと、ちゃんとした英雄さ。<br/> そいつは、力づくで世界を統一するバカでも、世界を救うためなら命なんかいらないアホでもない。<br/> 現実と理想を調和させた、カッコいい男だ……と思う。でもな……今ここにいる俺は、俺なんだ。<br/> だから、俺は俺の命を、俺の存在を大帝にぶつけたい。消えてしまう夢なら、納得のいく終わりが欲しい。<br/> ──一回こっきりの人生だ。カッコつけさせてくれよ、マスター。」<br />
:第三ルート4日目。大帝を倒せば己は死ぬ。そして「シャルルマーニュ」が召喚されることは二度とない──ならばせめて自分の存在をぶつけて散りたい。<br />
:彼がカッコ良さにこだわる理由と、そのささやかな願いを聞いた主人公はもう、何も言えなかった。<br />
<br />
;「来いよ、姉さん!オレは真っ向から、あんたたちを受け止める!」<br />
:第三ルート5日目、千年京にて。血のつながりはなくとも彼らにとってアルテラは「姉」だった。孤独であることの痛みを知るアルテラは、どうしても大帝を見捨てることができないのだと告げる。<br />
:大帝を守ろうと立ちはだかる彼女の覚悟を受け止めるため、シャルルは真っ向から勝負を挑むのだった。<br />
<br />
;「ああ。姉さんのこと、この世界のこと……。俺は、ようやく俺を理解できた……!<br/> 行こう、マスター。これが本当の本当に、最後の戦いだ──!」<br />
:第三ルート7日目。カルナの問い掛けに対する力強い返答。これより、シャルルと主人公は文字通り、最後の戦いへと身を投じることになる。<br />
<br />
;「俺の辿った人生は、幻想と現実が入り混じった夢物語。そう、だから──。だからせめて、カッコ良く生きたいんだよ。<br/> アンタだってそうだろ、大帝。──みんなが笑える国が欲しかったんだろ?殺し合わずに暮らせる国が。<br/> 他の神を信じる連中とも、いつかは上手くやれると思ってただろ?ああ、そう思ってた。<br/> どうあれ平和を求める行動が同じであれば、皆いつかは分かり合えると。」<br />
;「……イヤだね。平和は正しい。万人の幸福は正しい。<br/> 矛盾だらけのこの世界を、悪戦苦闘してどうにかしようとするアンタは──多分、正しいんだろうさ。<br/> 夢物語に生きている俺なんかよりはずっとな。でもな。やっぱり最初の一歩目から間違えている。<br/> 現実の苦闘を無かったことにするな。それは……やっぱりカッコ悪い。」<br />
;「この世界の運命をひとりでもう背負わなくていい。普遍の価値なんてなくなっていい。<br/> 幻想の聖騎士も、虚構の救世主も必要ない。終わらせようぜ、<ruby>カール大帝<rt>シャルルマーニュ</rt></ruby>──!」<br />
:同上。シャルルマーニュとカール大帝。万人を救い、世界の平和を願う──幻想にそれを求め続けた騎士と、現実でそれを叶えるために戦い続けた大帝。両者の手段は違えども、そこにある想いは同じだった。<br />
:ただ生きたい。自分として生きたい。カール大帝の“天声同化”の奥底にあったのは、そんなささやかな願いだった。<br />
:だからこそすべてを終わらせる。己の信念を貫き、自分の命も顧みず、たった一人の騎士として最後まで駆け抜けるために。<br />
<br />
;「こうして召喚されてようやく、実感したよ。幾つも幾つも間違いを犯してきたけれど……<br/> 俺はまだ、カッコ良くありたいと思うし、そうあろうと動くことはできる。<br/> ……マスターに恥じない生き方がしたい。会うことができた姉さんに、顔向けできる立派な騎士でありたい。<br/> 俺は、救われなくていいんだ。──それだけなんだ。俺にとっては、それが生きるってことなんだ!」<br/>「な……マスター。俺たち、カッコ良かったよな?」<br />
:同上。決着はつき、二人の「騎士」は消える。それでも彼らはひたすらに自分として生き、長くも短い七日間を駆け抜けた。その在り方はどうしようもなく儚く、そしてきっと、紛れもなく「カッコ良い」ものだった。<br />
:しかし、彼らが召喚されることはもう二度とない。長い、良い夢から醒めるように、二人の物語はここで終わる。<br />
<br />
== メモ ==<br />
*本名は[[シャルル七世]]同様に「シャルル」までで、後半の「マーニュ」は「大王」の意味。別の言い方では「[[カール大帝]]」となる。<br />
*外見とは裏腹のフランクな性格や、ローランやアストルフォといった一癖も二癖もある部下を抱えていたこともあり、彼も色々と性格がアレなのではないかと発表当初から噂されていた。<br />
**というか、最初の原典の「ローランの歌」から結構な変わり者であり、後にイタリアで成立したシャルルマーニュ伝説では輪をかけて変人である。Fate世界での扱いも結構なもので、アストルフォが場合によってはツッコミに回るレベルである。 <br />
*手にしているギザギザの剣はフランベルジュという様式で、フランス語で「炎」を意味するフランブワンに因んで名付けられた。美術的価値が高いだけでなく、セレーション(鋸状)加工された刃が傷口を引き裂いて止血しにくくする為に殺傷力も高い剣となっている。<br />
**尚、'''ルーヴル美術館に収蔵'''(!)されているジュワユーズはフランベルジュではなく、見ようによっては若干波打っているか…という程度のほぼストレートの剣。但しオリジナルはフランス革命時に紛失もしくは破損し、現存するのはナポレオン・ボナパルトの戴冠式で使用されたレプリカという説もある。…もっとも、[[フラット・エスカルドス|どこぞのアホの子]]ならば強引に触媒として機能させそうではあるのだが。<br />
**フランベルジュ様式の剣は「狂えるオルランド」において、部下のリナルドが愛用している事で知られる。<br />
<br />
== 話題まとめ ==<br />
;シノビマスターコラボ<br />
:『Fate/EXTELLA』がマーベラス配信のゲーム『シノビマスター 閃乱カグラ NEW LINK』とコラボした際、ネロ、玉藻、アルテラ、エリザといういつものメンバーに加えて、何故かシャルルマーニュが選ばれることになった。<br />
:該当ゲームは『Fate/Grand Order』のようなキャラクターRPGで、コラボ内容も衣装が実装されるよくあるタイプのものなのだが、キャラクターは全員女性でお色気重視の内容であった。<br />
:シャルルマーニュの衣装が実装されたキャラ「雅緋」は身長169cmと背の高い宝塚の王子様系で、髪型もベリーショートで超必殺技では黒と白のメッシュになり翼が何枚も生えるというものなので異様にマッチしており、そのくせ胸のサイズはしっかりあるので'''「シャルルマーニュが女体化した」'''という誤解が広まってしまう事に……。<br />
<br />
<!-- == 関連商品 == --><br />
<!-- <amazon></amazon> --><br />
<br />
== 脚注 ==<br />
===注釈===<br />
<references group = "注"/><br />
<br />
===出典===<br />
<references group = "出"/><br />
<br />
== リンク ==<br />
* [[登場人物]]<br />
* [[サーヴァント]]<br />
*[[シャルルマーニュ十二勇士]]<br />
<br />
{{DEFAULTSORT:しやるるまあにゆ}}<br />
<br />
[[Category:登場人物さ行]]<br />
[[Category:セイバー]]<br />
[[Category:サーヴァント]]<br />
[[Category:Fate/EXシリーズ]]<br />
[[Category:Fate/EXTELLA LINK]]<br />
[[Category:フェイト/育ステラ]]</div>
59.146.179.76
https://typemoon.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%83%AB%E3%82%AD%E3%82%A6%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%AD%E3%83%B3%E3%82%AE%E3%83%8C%E3%82%B9&diff=82666
ルキウス・ロンギヌス
2019-06-16T09:29:37Z
<p>59.146.179.76: /* メモ */</p>
<hr />
<div>{{サーヴァント概要<br />
| タイトル = ランサー<br />
| 真名 = ルキウス・ロンギヌス<br />
| 読み = <br />
| 外国語表記 = <br />
| 初登場作品 = [[Fate/Requiem]]<br />
| 声優 = <br />
| 演者 = <br />
| 依代 = <br />
| 身長 = <br />
| 体重 = <br />
| 誕生日 = <br />
| 血液型 = <br />
| 出典 = <br />
| 地域 = <br />
| 属性 = <br />
| 隠し属性 = <br />
| 性別 = 男性<br />
| スリーサイズ = <br />
| 異名 = <br />
| 愛称 = <br />
| イメージカラー = <br />
| サーヴァント階位 = <br />
| 特技 = <br />
| 好きな物 = <br />
| 苦手な物 = <br />
| 天敵 = <br />
| デザイン = <br />
| 設定作成 = <br />
| レア度 = <br />
}}<br />
<br />
<br />
==概要==<br />
「[[ランサー|槍兵]]」の[[サーヴァント]]。<br />
<br />
;略歴<br />
:[[真鶴チトセ]]の契約したサーヴァント。過去の聖杯戦争で勝利を掴み、彼女に《聖杯》をもたらした英雄。<br />
:戦後もチトセと共に有事の切り札として活動している。<br />
<br />
;人物<br />
:エルサレムの丘で自らの運命を悟った百人隊長(ケントゥリオ)。<br />
:左頬に十字傷のある落ち着いた雰囲気の男性。普段はベストにジャケットのスーツ姿だが、戦闘時にはローマ風の鎧姿を取る。<br />
:コード・クリムゾン―――マルス神の象徴であるローマの“赤”の名を冠する指令によりマスターのチトセと共に招集され、圧倒的な戦闘力で敵を殲滅する。<br />
:[[宇津見エリセ|エリセ]]にとっては戦う術と心構えを教えてくれた師匠。<br />
:性格は理知的かつ穏やかで気さくな人物。軍人として堅固な鉄の信念を持ち、やり遂げる事の大切さ、敗北の価値、勝利の脆さをエリセに教えていた。<br />
:一方でマスターであるチトセには一貫して彼女のサーヴァントであると言う態度を保ち続け、彼女の命令ならば命を奪うことにも躊躇わない冷徹さも持ち合わせる。しかし内心ではその行為を止めてくれることを期待するなど決して非情な人物とは言えない聖人らしい側面も持つ<br />
<br />
;能力<br />
:真紅の聖槍と大楯を武器としている。その聖槍はあらゆる護りを貫くという。<br />
:かつての聖杯戦争を勝ち抜いた実力は顕在で、ンザンビに暴走させられたサーヴァントの集団を一方的に掃討するほど。<br />
<br />
== ステータス ==<br />
<br />
{| class="wikitable" style="text-align:center"<br />
|-<br />
! クラス !! マスター !! 筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考<br />
|-<br />
|| [[ランサー]] || [[真鶴チトセ]] ||? || ? || ? || ? || ? || ? ||rowspan=""| ||rowspan=""| || style="text-align:left"|<br />
|}<br />
<br />
== [[宝具]] ==<br />
;不明<br />
<br />
== 真名:ルキウス・ロンギヌス ==<br />
:聖ロンギヌス。ローマ帝国の百人隊長。ゴルゴダの丘で磔刑に処せられたイエスの生死を確かめるために槍で突いたとされる兵士。<br />
:盲目だった彼は、その時流れたイエスの血が目に入ったことで視力を取り戻したという。心打たれて改心したロンギヌスは洗礼を受けて後に聖人となり、その時使われた槍は最も有名な聖遺物の一つ、『聖槍』として伝説に刻まれた。<br />
<br />
== 登場作品と役柄 ==<br />
=== Fateシリーズ ===<br />
; [[Fate/Requiem]]<br />
:[[真鶴チトセ]]のサーヴァント。かつての聖杯戦争の勝者。<br />
<br />
== 人間関係 ==<br />
;[[真鶴チトセ]]<br />
:マスター。コンビとして長い付き合い。<br />
:息は合っているが、チトセの冷徹にも見える指示に複雑そうな顔を見せることもしばしば。<br />
<br />
;[[宇津見エリセ]]<br />
:赤ん坊の頃から知る相手。彼女からは尊敬する師として慕われている。<br />
<br />
== 名台詞 ==<br />
<br />
== メモ ==<br />
*名前は「ルキウス」となっているが、聖ロンギヌスの名がルキウスであるという出典はよく分からない。ローマ帝国にはルキウス・カッシウス・ロンギヌスという名の人物はいるが全くの別人。『Requiem』の創作なのだろうか。<br />
*数あるランサーの候補の中でも非常に多くのファンから名が挙げられた英雄の一人。近年では[[グランドクラス]]のランサーに候補になり得る人物といえばといった話題にもほぼ名が挙げられるほど知名度を誇る。<br />
**その高い知名度の由来となるのはやはりその「聖槍」の伝説の名高さが影響してると言えるだろう。所有者の名をとって「ロンギヌスの槍」とも称されるその槍は「かの人」の最後に深く関わった聖遺物として、宗教のシンボルである「聖十字架」、そして最後の晩餐でかの人が使ったとされる方の「[[聖杯]]」に並ぶ信仰の対象として世界的な認知度を誇る。<br />
***一方でオカルト伝説やゲーム等でも高い知名度を誇る、かのアルドルフ・ヒトラーが世界征服の為に欲したというまことしやかな伝説や、奈須きのこも影響を受けたと語った「新世紀エヴァンゲリオン」において重要な役割を果たした「ロンギヌスの槍」は宗教的な意味合いよりも知名度が高いだろう。「かの人」の最後に関わったためか「神殺しの槍」としての属性を持つことが多い。<br />
***ちなみに新世紀エヴァンゲリオンに「カシウスの槍」というものがあり、聖ロンギヌスの本名にカシウスが付いてるためロンギヌスの槍と表裏一体の扱いなのではないかと考察されている。ちなみに歴史上に名前が出る「カッシウス・ロンギヌス」は上記のルキウスか[[ガイウス・ユリウス・カエサル]]暗殺の首謀者であるガイウスのみであり、聖ロンギヌスにカッシウスの名がついたかどうかは定かでない。本作とのルキウス・ロンギヌスを彷彿とさせる話でありどうやらロンギヌスの本当の名はかなりの間違いを引き起こすようだ。<br />
*本作以前にも[[聖槍]]の名を冠する槍が登場しているが、ロンギヌスの所有する槍との関係性は不明。一説にはアーサー王伝説に登場する[[女神ロンゴミニアド|ロンゴミ二アドの槍]]自体がこのロンギヌスの所有する聖槍なのではないかという説もあるが信憑性は薄いとされている。なぜかと言えば同じくアーサー王伝説の聖杯探索のエピソードに既に登場し、[[ギャラハッド]]が昇天する際に聖杯と一緒に持って行ったとされる逸話があるため基本的にこちらのエピソードと矛盾するからであろう。<br />
**ちなみにルキウスの聖槍は全形は見られないが一般的な槍の形をしており、ロンゴミニアドは全体のビジュアルが存在しいわゆる突撃槍の形をしているため、今のところ両者を見比べて似ているところは見受けられない。<br />
*上記の通りアーサー王伝説にも「血を流す聖槍」として登場しており、アーサー王伝説における円卓の騎士が結成される前の騎士である「ベイリン卿」が後の漁夫王を倒す際に使用したとされ、その槍から流れる血はあらゆる傷を癒し、同時にその流れる血でしか決して治癒できない永遠の傷を与えると言う能力を持っている。ベイリン卿はこの槍で漁夫王に永遠の傷をつけたが、ベイリン卿が私的に槍を使ったため「嘆きの一撃」と言う天罰を与え周囲の土地と城ごと荒れ果てた地に変えたと言うエピソードが残っている。<br />
**その後聖杯探索に向かった[[ギャラハッド]]達の手に渡り漁夫王の傷を流れる血で癒したとされるが、[[ギャラハッド#ギャラハッド〔オルタ〕|ギャラハッド〔オルタ〕]]がとっさに「[[ダビデ|ダビデ王]]の剣」でロンギヌスの放つ槍を対処出来たのも実際にこの聖槍を所有していた経験から来ていると思われる。<br />
<br />
<!-- == 話題まとめ == --><br />
<br />
== 脚注 ==<br />
===注釈===<br />
<references group = "注"/><br />
<br />
===出典===<br />
<references group = "出"/><br />
<br />
== リンク ==<br />
* [[登場人物]]<br />
* [[サーヴァント]]<br />
<br />
{{DEFAULTSORT:るきうすろんきぬす}}<br />
[[Category:登場人物ら行]]<br />
[[Category:サーヴァント]]<br />
[[Category:ランサー]]<br />
[[category:Fate/Requiem]]</div>
59.146.179.76
https://typemoon.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%82%B9%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%8A%E3%83%93%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%83%9A%E3%83%9A%E3%83%AD%E3%83%B3%E3%83%81%E3%83%BC%E3%83%8E&diff=82663
スカンジナビア・ペペロンチーノ
2019-06-16T04:04:13Z
<p>59.146.179.76: </p>
<hr />
<div>{{登場人物概要<br />
| 読み = <br />
| 外国語表記 = Scandinavia Peperoncino <ref group = "出">『Fate/Grand Order -MOONLIGHT/LOSTROOM-』</ref><br />
| 別名 = <br />
| 初登場作品 = [[Fate/Grand Order]]<br />
| 声優 = 河西健吾<br />
| 演者 = <br />
| 身長 = <br />
| 体重 = <br />
| 年齢 = <br />
| 誕生日 = <br />
| 血液型 = <br />
| スリーサイズ = <br />
| キーワード = <br />
| 異名 = <br />
| 愛称 = <br />
| 性別 = 男性<br />
| イメージカラー = <br />
| 隠し属性 = <br />
| 序列 = <br />
| 所属 = <br />
| 特技 = <br />
| 好きな物 = <br />
| 苦手な物 = <br />
| 天敵 = <br />
| マスター階梯 = <br />
| 起源 = <br />
| 魔術系統 = <br />
| 魔術属性 = <br />
| 魔術特性 = <br />
| 魔術回路・質 = <br />
| 魔術回路・量 = <br />
| 魔術回路・編成 = <br />
| デザイン = pako[https://twitter.com/pakosun/status/981541007941517314]<br />
}}<br />
==概要==<br />
『[[Fate/Grand Order]]』に登場する[[魔術師]]。Aチーム、後の[[クリプター]]の一人。<br />
<br />
;略歴<br />
:[[マリスビリー・アニムスフィア|マリスビリー]]が旅先で知り合い、スカウトした。<br />
:Aチームメンバーとして[[人理継続保障機関フィニス・カルデア|カルデア]]から選抜され、アーチャーを召喚予定だったが、レフの妨害工作により瀕死の重傷を負い、コフィンで凍結保存されてしまった。<br />
;人物<br />
:イタリア系の風貌のフリーランス魔術師。国籍不明、名前もおそらく偽名。<br />
:Aチームでは最年長であるが、気さくでひょうきんな性格でいつもジョークを口にしては場の雰囲気を温かくしていた。聞き上手でもあった。<br />
:ダ・ヴィンチからは生まれる時代を間違えた男と評価された。<br />
:妙に仏教に詳しく、特にインド神話にとても強く、『何度も滅びては繰り返す神話観』を好んでいた。<br />
;能力<br />
:高いマスター適性を持つ。<br />
<br />
== 登場作品と役柄 ==<br />
===Fateシリーズ===<br />
;[[Fate/Grand Order]]<br />
<br />
==人間関係==<br />
;[[芥ヒナコ]]<br />
:マシュによると、いつも本を読んでいる彼女も、ペペロンチーノの前では本を閉じていた。<br />
;[[カドック・ゼムルプス]]<br />
:姉貴分?として人理焼却前から色々と世話を焼いていた模様。<br />
:特に彼の劣等感にも気づいていたようで、人理焼却前から色々とアドバイスしていた。<br />
;[[マシュ・キリエライト]]<br />
:オフェリア同様、「女子会」と称して頻繁にお茶に誘っていたらしい。<br />
<br />
==名台詞==<br />
<br />
==メモ==<br />
*偽名であるペペロンチーノとは、言うまでもなくパスタを用いたイタリア料理の一種<ref group = "注">正確にはペペロンチーノ(peperoncino)はトウガラシという意味。「ニンニクとオイルとトウガラシのパスタ Pasta aglio, olio e peperoncino」という料理名の一部分だけが日本で広まっている。</ref>。コフィンで凍結されたことも相まってか、「'''冷凍パスタ'''」という渾名を戴かれたそうな。<br />
*ビジュアルが公開された時から、唇を模したような形状の令呪に、ピンク色のルージュとぴっちりと肌にフィットしたネット状の上着という凄まじいデザインで皆の注目を集めた。おまけに後に公開された全身絵ではハイヒールを履いていることが確認できる。……その為か、プレイヤーからは「'''[[カリー・ド・マルシェ|オネ]][[美綴稔|エ系]]'''」ではないかと予想されていた。<br />
**そして第二部第一章が公開された結果、大方の予想どおりオネエ系であることが明らかになった。さらには事前情報通りのムードメーカーで周囲への気配りもできる上に「本気を出すと怖い」という事実も明かされた為、相当の強敵であると予想されるようになった。<br />
**「インドと関わりがある」「オネエキャラ」という点から、『正体は[[カリー・ド・マルシェ]]なのでは?』という冗談めいた憶測も出ているが、「ペペロンチーノ」というネーミングの意図に『[[真月譚 月姫]]』において公式設定を飛び越えて[[シエル]]がパスタを食するシーンが登場、批判の的になった件のアイロニーが含まれているのでは、という見方もあり、あながち荒唐無稽とも言い切れない。<br />
<br />
==脚注==<br />
===注釈===<br />
<references group = "注"/><br />
<br />
===出典===<br />
<references group = "出"/><br />
<br />
== リンク ==<br />
*[[登場人物]]<br />
*[[魔術師]]<br />
*[[クリプター]]<br />
<br />
{{DEFAULTSORT:すかんしなひあ へへろんちいの}}<br />
<br />
[[Category:登場人物さ行]]<br />
[[category:マスター]]<br />
[[Category:Fate/Grand Order]]</div>
59.146.179.76
https://typemoon.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E7%A7%A6%E8%89%AF%E7%8E%89&diff=82633
秦良玉
2019-06-14T10:55:08Z
<p>59.146.179.76: /* 概要 */</p>
<hr />
<div>{{サーヴァント概要<br />
| タイトル = ランサー<br />
| 真名 = 秦良玉<br />
| 依代 = <br />
| 読み = しん りょうぎょく<br />
| 外国語表記 = <br />
| 初登場作品 = [[Fate/Grand Order]]<br />
| 声優 = 下屋則子<br />
| 演者 = <br />
| 身長 = 166cm(186cmという説もある。)<br />
| 体重 = 46kg<br />
| 誕生日 = <br />
| 血液型 = <br />
| 出典 = 明史<br />
| 地域 = 中国<br />
| 属性 = 秩序・善<br />
| 隠し属性 = 人<br />
| 性別 = 女性<br />
| スリーサイズ = <br />
| 一人称 = <br />
| 二人称 = <br />
| 三人称 = <br />
| イメージカラー =<br />
| サーヴァント階位 = <br />
| 特技 = <br />
| 好きな物 = <br />
| 苦手な物 = <br />
| 天敵 = <br />
| デザイン = しまどりる<br />
| 設定作成 = <br />
| レア度 = ☆4<br />
}}<br />
==概要==<br />
「[[ランサー|槍兵]]」の[[サーヴァント]]。<br />
<br />
;略歴<br />
:第二部中国異聞帯にて登場。カルデアの危機に対処すべく「凍眠英雄」の中から選ばれ目覚めさせられた。そのため、サーヴァントではなく生身の人間としての登場である。<br />
:始皇帝の命により幾度もカルデアのマスターの前に立ちはだかる。シャドウ・ボーダーの奪取も成功させるなど彼女が敗走を重ねていた訳ではないのだが、それでもあきらめずに事態を打開してゆくカルデアのマスターについに咸陽に攻め入られ、最終防衛線で最後まで戦い、命を落とした。<br />
;人物<br />
:温厚で上からも下からも信頼される人格者で、難事にも柔軟に対応できる優れた頭の回転と応用力を持つ。<br />
:マスターに対しても忠誠心が高く、若干過保護気味はお姉さんのように接してくる。<br />
;能力<br />
:韓信のような異常に突出した能力がある訳では無いが、万事に優れ、前線での戦いも指揮もこなす。<br />
:彼女が部下と共に愛用したと言われるトネリコで出来た槍には、特に逸話があるわけではないが、反英雄のサーヴァントをやや畏怖させる効果がある。<br />
:ただ彼女を英雄足ら占めたのは何よりも「忠義」。夫を無実の罪で投獄されても尚、時の皇帝のために戦い続け、あちこちの軍が無視した救援要請にただ一人私財を投げてまで応えたその忠義は、疑い深く重臣を何度も処刑していた崇禎帝にさえ、彼女を称えるための詩を贈らせた程である。<br />
:中国異聞帯ではその忠を捧げる相手は始皇帝であったが、それでもその忠義は曲がる事はなく、最後まで戦い抜いた。<br />
<br />
== バリエーション ==<br />
=== 秦良玉〔中国異聞帯〕 ===<br />
『Fate/Grand Order』の中国異聞帯に登場する秦良玉。<br><br />
異聞帯の凍眠英雄であり、当然ながら霊体ではなく生身の存在である。<br><br />
正々堂々とした武人であり、異邦人である主人公らへの思いやりも持っているが、しかし始皇帝への忠誠はそれ以上であり、勅命と状況の必要性があれば騙し討ち行為も辞さない。<br><br />
<br><br />
かつて『儒』を焚するための始皇帝による殲滅行為で生まれ故郷の村を丸ごと失っているが、その原因を始皇帝の言葉通りに「蒙を啓いて惑わされたからだ」と考えており、始皇帝の唱える平和の在り方を絶対的に信ずる。その信念は死の間際まで曲がる事はなく、咸陽の最終防衛線にてカルデアとの戦いに敗れて倒れる時も、各々が知恵を持ち争いが絶えないという汎人類史に呪詛を吐いて息絶えるという悲しいものだった。<br><br />
<br><br />
「男の浪漫」だけは賛同できないようで、始皇帝がデザインして[[韓信]]が大興奮していた多多益善号を見た時は、一人引いていた。<br><br />
<br><br />
なお、下記の宝具は使用できない。理由としては、該当する彼女のエピソードそのものが異聞帯には存在していないからと思われる。代わりに「永世平和の詔」という常時発動でほぼ同一の効果を使用してくる。<br />
<br />
== ステータス ==<br />
{| class="wikitable" style="text-align:center"<br />
|-<br />
! クラス !! マスター !! 筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考<br />
|-<br />
| [[ランサー]] || [[主人公 (Grand Order)]] || C || B || A || D || A || B || 対魔力:C || 白杆槍:B<br />忠士の相:B<br />盗賊打破:B || style="text-align:left"|<br />
|}<br />
<br />
== [[宝具]] ==<br />
; 崇禎帝四詩歌(むよくにしてちゅうぎのうた)<br />
: ランク:B<br />種別:対人宝具(自身)<br />レンジ:0<br />最大捕捉:1人<br />
:秦良玉に対し、時の皇帝崇禎帝が送った四つの詩歌。<br />
:都に召喚された秦良玉は、盗賊征伐の失敗の責任を取るものと考え、部下に私財を与えて覚悟を決めたが、彼女に贈られたのは恩賞と皇帝自らが作ったという彼女を讃える四つの詩歌であった。<br />
:なお、異聞帯での生者としての彼女はこの宝具を持たない。『儒』は民にはあってはならないものという始皇帝の考えを絶対順守する彼女は、自らが詩に興じるという考えを持たない。サーヴァントとして召喚された、汎人類史での彼女が持つ宝具である。<br />
:『Grand Order』では「自身に「通常攻撃時に敵単体の防御力をダウン3ターンする状態」を付与&「クリティカル攻撃時に敵単体の強化状態を解除する状態」を付与&「被クリティカルダメージ時に味方全体のHPを回復する<ref group = "注">オーバーチャージで回復効果アップ・HPが0の対象は回復不能</ref>状態」を付与<ref group = "注">全て3回・5ターン</ref>&攻撃力を大アップ<ref group = "注">3ターン</ref>」という効果のArts宝具。<br />
<br />
==真名:秦良玉==<br />
:秦良玉。明の武将。<br />
:中国正史で唯一列伝を持つ女性武将。<br />
<br />
:中国の正統な歴史書である『二十四史』の中で、唯一女性で立伝されている武将として有名。<br />
:少数民族出身で忠州という土地を治めていた馬千乗という男の妻となり、夫と共にある叛乱の鎮圧に従軍した。<br />
:その後、民事訴訟などで獄死してしまった夫の後を継いで、将軍となった彼女は盗賊を幾度も退けた。<br />
<br />
:彼女が率いる部下たちはトネリコの槍を持ち、白杆兵と呼ばれ、恐れられたという。<br />
<br />
== 登場作品と役柄 ==<br />
===Fateシリーズ===<br />
; [[Fate/Grand Order]]<br />
: メインストーリー『人智統合真国 シン』配信と共に実装。<br />
<br />
== 人間関係 ==<br />
===Fate/Grand Order===<br />
;[[始皇帝]]<br />
:中国異聞帯で主君として仕える相手。<br />
:直接的には彼の手によって故郷が滅ぼされることになったが、その点についてはまったく恨んでおらず、彼の平和な治世を肯定している。<br />
<br />
;[[韓信]]<br />
:中国異聞帯で、自分と同じタイミングで目覚めさせられた凍眠英雄。<br />
:一般的に言って異常な彼のノリをそのまま受け入れている。<br />
:ただ、「男の浪漫」的な面についてはまったく意見が合わない模様。<br />
<br />
;[[主人公 (Grand Order)]]、[[マシュ・キリエライト]]<br />
:中国異聞帯を訪れた異邦人。<br />
:当初は戦いには無縁そうな気質と、それでも戦わざるを得ない汎人類史を鑑みて多分に同情的であったが、カルデア一行が「儒」だと認識した途端に敵対的になった。<br />
<br />
;[[マタ・ハリ]]<br />
: 2019年のバレンタインイベントでは、マスターにチョコを渡す際に彼女からいろいろアドバイスを貰っていた模様。<br />
<br />
===生前===<br />
;張献忠<br />
:中国史史上最大の殺人鬼。「大西王」を自称した存在であり、彼女が伝説を残した反乱を起こした。<br />
:汎人類史と異聞帯のどちらにも存在したが、いずれにせよ故郷の四川は壊滅的な被害を受ける事になった<ref group = "注">1578年の四川の人口は約310万人だったが、明末期の戦乱と虐殺の結果1685年には1万8千人程度にまで人口が減ってしまった。この為、四川独自の文化や方言がほぼ失われてしまう。</ref>。<br />
:特に異聞帯では彼の煽動によって故郷の村が反乱に参加し、始皇帝の手によって滅ぼされたため「儒」を嫌悪する発端になっている。<br />
;沈雲英<br />
:同時代の少女将軍で、彼女も張献忠と戦った。<br />
;崇禎帝<br />
:明王朝最後の皇帝。猜疑心が強い人物で重臣の多くを処刑したが、秦良玉と沈雲英の忠義は認めて将軍の位を与えた。<br />
<br />
== 名台詞 ==<br />
===Fate/Grand Order===<br />
====戦闘====<br />
<br />
== メモ ==<br />
*マテリアルでは身長が「186cmという説もある」と書かれているが(その場合、[[ケツァル・コアトル]]を上回る長身となる)、マイルーム会話で「六尺一寸<ref group="注">約184.2cm</ref>なんて、見栄を張りすぎちゃったかなぁ」と本人が語っているため、FGO世界では166cmの方が真実と言う事らしい。<br />
*下屋則子氏演じる人型キャラクターとしては、何気にシリーズ初となる「'''非[[間桐桜|桜]]系'''」。メタ的な部分で言えば、同クラスである[[パールヴァティー]]との明確な差別化を図る意味もあるのかも知れない。…が、属性は同じ「秩序・善」だったりする。<br />
*ボイス収録はFGOのサービススタート初期頃に収録していた。その後、新規で録り直しをしたとのこと。<ref group = "出">『Fate/Grand Order カルデア・ラジオ局』第107回より</ref><br />
<br />
== 話題まとめ ==<br />
*「棗林雜俎」という書に「秦良玉は側仕えの美少年を従えていた」という記述があるため、プレイヤーにショタコン属性や逆ハーレム持ちとしてネタにされることがある。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
===注釈===<br />
<references group = "注"/><br />
<br />
===出典===<br />
<references group = "出"/><br />
<br />
== リンク ==<br />
* [[登場人物]]<br />
* [[サーヴァント]]<br />
<br />
{{DEFAULTSORT:しん りようきよく}}<br />
<br />
[[Category:登場人物さ行]]<br />
[[Category:サーヴァント]]<br />
[[category:ランサー]]<br />
[[Category:Fate/Grand Order]]<br />
[[Category:TYPE-MOON エイプリルフール企画]]</div>
59.146.179.76
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異聞帯
2019-06-13T13:17:54Z
<p>59.146.179.76: /* 異聞帯の王 */</p>
<hr />
<div>==概要==<br />
ロストベルト。過った選択、過った繁栄による敗者の歴史。歴史の残滓。<br><br />
それぞれの異聞帯に「異聞帯の王」とされる強大な存在が一人存在している。<br />
<br />
“不要なもの”として中断され、並行世界論にすら切り捨てられた“行き止まりの人類史”。異なる歴史を歩んできた人類の年表。一時の点ではなく、帯として現在まで続いたもの。異聞帯のサーヴァントは存在するが、このサーヴァントは汎人類史のサーヴァントとは比べ物にもならない強さを持つ。<br><br />
[[タマモヴィッチ・コヤンスカヤ|コヤンスカヤ]]曰く、「自分たちの世界に疑いを持てない」というのが異聞帯の限界であり、だからこそ剪定されたという。<br />
<br />
特異点を『正しい歴史が間違ったもの』ならば、異聞帯は『何も間違ってはいない』世界。言うなれば、汎人類史とは異なる歴史でありながら、特異点のように狂った世界ではない領域である。<br/><br />
だが異聞帯は[[並行世界]]ですらない。本来なら百年で打ち切られる歴史が、現在まで続いてしまった世界であり、いわば『汎人類史に敗北した歴史』が地球上に突如として現れたようなものである。[[特異点]]とは違い、現代の今の時間軸に7つの異常地帯が浮かび上がっている。テクスチャの上書きであるため、点ではなく帯。<br><br />
最早転換点は過ぎ去り、異聞帯は歴史を紡いでいる。多くの知られざる異聞史の中からより強力なもの、汎人類史を押しつぶせるほどの可能性を持ったものが、侵略兵器として用いられた。異聞帯という人類史による地球そのものを攻撃し、ダ・ヴィンチやクリプターはこれを濾過異聞史現象と呼ぶ。<br />
<br />
宇宙からの侵略が始まり、三ヶ月ものの間は汎人類史の人類は抵抗という名の長い戦いを繰り広げた。<br/><br />
しかし隣国を牽制・監視する手段に長けていれど宇宙からやってくる侵略者には何のプランを持ち合わせてないために、あらゆる抵抗は無意味に終わり、ほとんどの人類が抹殺されその勢力のことごとくが消滅。最後まで侵略に抵抗していた合衆国も同様の末路を迎えた。<br />
<br />
そして地球は完全に漂白された惑星と化し、一握りの生存者の目の前に映るのは、かつての面影の欠片もない、何もかもが一新された白い荒野が広がるのみ。<br/><br />
逆転の目も、生存の目もなく、あらゆる活動はなんの成果も現さないという、正しく絶望的な状況を生存者は受け入れてしまったが、[[デイヴィット・ブルーブック]]はその上で過去の記録を漁ろうと行動し、その記録を遺していた。<br />
<br />
“異星の神”による侵略が終わり、異聞帯の要である[[空想樹]]が根付いた後、その異聞帯を発展させるのは異聞帯の王ではなく、クリプターの役目となっている。<br />
彼らにとってカルデアの抹殺は余分な仕事・雑務でしかないが、最大の障害であることも否定できない。<br><br />
<br />
[[キリシュタリア・ヴォーダイム]]は人間に支配者の座を追われた神々の復讐と例えている。<br><br />
コヤンスカヤは「異聞帯はいつかは破綻する」「すべては『異星の神』が降臨するまでの暇つぶし」と評している。<br />
<br />
なお、異聞帯を解決すると跡形も残さず消滅する為、特異点と同じく、レポートによる報告についての信憑性に関しては同様の問題がある。<br />
=== 人理再編 ===<br />
第二部におけるクリプターの使命。異聞帯による人理再編を目標とし、もう一度人類が神と共にある世界を作り上げる事にある。<br><br />
第1.5部「Epic of Remnant」の最中、人理焼却と同列の災害かのように[[クー・フーリン]]と[[BB (Grand Order)|BB]]から呟かれていた。<br />
<br />
=== 濾過異聞史現象 ===<br />
<ruby><rb>異聞帯</rb><rt>ロストベルト</RT></RUBY>という人類史による、地球そのものへの攻撃。<br><br />
多くの知られざる異聞史の中からより強力なもの、汎人類史を押しつぶせるほどの可能性を持ったものが、侵略兵器として用いられた。<br><br />
地球は完全に漂白された惑星と化し、一握りの生存者の目の前に映るのは、かつての面影の欠片もない、何もかもが一新された白い荒野が広がり、自然も文明も生きる者たちも、すべて消え失せ、削ぎ落された。<ruby><rb>虚空</rb><rt>ソラ</RT></RUBY>は閉じ、人類は終了を迎える。<br><br />
窒素、酸素、アルゴン、二酸化炭素などの大気成分は基準値をクリアし、大気中のマナも21世紀のものとほぼ同じ濃度。人体に有害な物質は検知されない。<br />
<br />
空想樹を打ち込み、異聞帯の書き換えを行う濾過異聞史現象を執り行うが、発芽には90日という時間を必要とする。<br><br />
異聞帯の安定と空想樹の成長は同義であり、異聞帯のサーヴァントとの契約、その継続に全力を注ぐことが鍵となっている。<br><br />
クリプターは自分が担当する異聞帯の領域拡大を目的とするが、互いの異聞帯の境界が衝突した場合、より強い人理を築き上げた異聞帯が脆弱な異聞帯を飲み込んでいく。<br><br />
だが、その衝突以外の対決、他のクリプターの異聞帯内への干渉は御法度であり、異聞帯にカルデアが現れた場合、その異聞帯の王が対応するべき事である。<br><br />
最終的に、クリプターは一つの異聞帯を選ばなければならず、あるクリプターが担当する異聞帯の領域拡大を放棄しても、そのうち他の異聞帯に侵略される。<br />
<br />
地球は白紙化し、異聞帯を除いて生命のない星へと成り果てたが、稀に『白紙化に取り残された』地域、建物、生命が存在する。<br><br />
建物は全て白く漂白されており、消しゴムで消されたような不自然な欠落部分がある。その姿は砂丘のただ中に立つ近代美術のモニュメントのよう。生命の痕跡は一切なく、生き物の死骸などの死の跡すら存在しない<ref group = "注">その為、廃墟でありながら清潔感がある。</ref>。<br><br />
[[人理継続保障機関フィニス・カルデア|カルデアの残党]]はこれを『残留物』と呼称した。<br />
<br />
===異聞帯===<br />
;Lostbelt No.1:[[永久凍土帝国 アナスタシア]]<br />
:副題:獣国の皇女<br>異聞深度:D<br>年代:AD.1570 <br />
:[[カドック・ゼムルプス]]の担当地区であるロシア領のロストベルト。氷河期が訪れた地球で延々と歴史を積み重ねた人類史。<br />
;Lostbelt No.2:[[無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング]]<br />
:副題:消えぬ炎の快男児<br>異聞深度:B+<br>年代:BC.1000<br />
:[[オフェリア・ファムルソローネ]]の担当地区である北欧の異聞帯。北欧神代が終わらずに続いている、何一つ無駄のない冷酷で残酷な世界。唯一の神に支配された純然なる神の地。神代級の神秘が残されており、文明は発展せず、人間は神を崇め、山嶺を巨人が闊歩している。<br />
;Lostbelt No.3:人智統合真国 シン<br />
:副題:紅の月下美人<br>異聞深度:E<br>年代:BC.0210<br />
:[[芥ヒナコ]]の担当地区である中国異聞帯。<br />
:他の異聞帯と異なり、領域拡大に適さない。<br />
:[[始皇帝|異聞帯の王]]は[[芥ヒナコ]]が溜息を吐き、ポーカーフェイスを保てなくなるほどの野放図か剛胆な英傑。[[スカサハ=スカディ]]からは論外と言われている。<br />
;Lostbelt No.4:創世滅亡輪廻 ユガ・クシェートラ<br />
:副題:黒き最後の神<br>異聞深度:A<br>年代:??.11900<br />
:[[スカンジナビア・ペペロンチーノ]]の担当地区であるインド神話のロストベルト。[[アルターエゴ]]が付いている。<br />
:『四角』があるらしいが、デイビットの所感によるとアキレス腱に類する存在であるようだ。[[スカサハ=スカディ]]はペペロンチーノ自体は嫌いではないが、話に聞いた限りでは異聞帯は好かないとのこと。<br />
;Lostbelt No.5:星間都市山脈 ■■■■■■<br />
:副題:神を撃ち落とす日<br>異聞深度:A+<br>年代:BC.12000<br />
:[[キリシュタリア・ヴォーダイム]]の担当地区のギリシャ世界のロストベルト。汎人類史より栄えているとされる、目下最大の異聞帯勢力。<br />
:ギリシャの巨いなるモノ達が存在する都市の模様。ヴォーダイム自身の力で攻略しており、三体もの神霊を仕えているのがその証拠。海神が失われ、海に汎人類史の英霊が何騎か現れている。[[カイニス]]の発言によると、[[オリオン|アルテミス]]も居る模様。<br />
:ギリシャ世界ではあるものの[[グレゴリー・ラスプーチン|ラスプーチン]]は「オリュンポス」と言っており、カルデア勢力の観測ではギリシャではなく大西洋に異聞帯の反応が確認されている。<br />
;Lostbelt No.6:■■円卓領域 ■■■■■・■・■■<br />
:副題:星の生まれる刻<br>異聞深度:EX<br>年代:AD.0500<br />
:[[ベリル・ガット]]の担当地区であるロストベルト。「有り得たかもしれない人類史」とは到底思えない模様。そもそも消えかけており、維持をするのが精一杯とされているが、一方で異常な魔力も外部から確認されており、危険視されている。<br />
;Lostbelt No.7:■■樹海■■ ■■■・■■■■■<br />
:副題:■■■■■■■■<br>異聞深度:A++<br>年代:BC.????<br />
:[[デイビット・ゼム・ヴォイド]]の担当地区であるロストベルト。「有り得たかもしれない人類史」とは到底思えない模様。<br />
<br />
==異聞帯の人物==<br />
===異聞帯の王===<br />
;[[イヴァン雷帝]]<br />
:ロシア異聞帯の王。<br />
<br />
;[[スカサハ=スカディ]]<br />
:北欧異聞帯の王。<br />
<br />
;[[始皇帝]]<br />
:中国異聞帯の王。<br />
<br />
==メモ==<br />
<br />
==脚注==<br />
===注釈===<br />
<references group = "注"/><br />
<br />
===出典===<br />
<references group = "出"/><br />
<br />
==リンク==<br />
*[[小辞典]]<br />
*[[並行世界]]<br />
*[[空想樹]]<br />
*[[クリプター]]<br />
*[[ヤガ]]<br />
<br />
{{DEFAULTSORT:ろすとへると}}<br />
<br />
[[Category:小辞典]]<br />
[[Category:Fate/Grand Order]]<br />
[[Category:異聞帯|*]]</div>
59.146.179.76
https://typemoon.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E8%B5%A4%E5%85%8E%E9%A6%AC&diff=82482
赤兎馬
2019-06-11T11:00:05Z
<p>59.146.179.76: /* 生前 */</p>
<hr />
<div>{{サーヴァント概要<br />
| タイトル = ライダー<br />
| 真名 = 赤兎馬<br />
| 依代 =<br />
| 読み = せきとば<br />
| 外国語表記 = <br />
| 初登場作品 = [[Fate/Grand Order]]<br />
| 声優 = 緑川光<br />
| 演者 =<br />
| 身長 = 250cm<br />
| 体重 = 400kg以上<br />
| 誕生日 =<br />
| 血液型 =<br />
| 出典 = 史実、三国志演義など<br />
| 地域 = 中国<br />
| 属性 = 中立・中庸<br />
| 隠し属性 = 地<br />
| 性別 = 男性<br />
| スリーサイズ =<br />
| イメージカラー = <br />
| サーヴァント階位 =<br />
| 特技 = <br />
| 好きな物 = <br />
| 苦手な物 = <br />
| 天敵 = <br />
| デザイン = 緑川美帆<br />
| 設定作成 = <br />
| レア度 = ☆3<br />
}}<br />
<br />
== 概要 ==<br />
「[[ライダー|騎兵]]」の[[サーヴァント]]。<br />
<br />
;略歴<br />
:中国異聞帯にて[[スパルタクス]]の犠牲によって人々に祈りが生まれ、英霊の座へのパスが復旧した事で[[陳宮]]と共に召喚される。<br />
:当初は独自に行動していたが、主人公達に襲いかかって力を認めてからは傘下に入り、終盤まで共に行動し続けた。<br />
;人物<br />
:やたらといい声をしており、マスターに対しても礼儀正しい。<br />
:その一方でプライドはかなり高く、相応しくない人物を背中に乗せるのは嫌がり、マスターと認める相手にも一度攻撃して実力を確認してからという徹底っぷりである。<br />
:また、自分を呂布奉先と言い張っており「自分を呂布だと思い込んでしまった赤兎馬」なのか「人馬一体の逸話が昇華されてこの姿になった呂布」なのか自分でもよくわかっていない模様。<br />
;能力<br />
:ケンタウロスのような姿で駆け回り、手に持った長柄の槍や弓などの武器やキックで戦う。また、口から火を噴く事もできる。<br />
<br />
== ステータス ==<br />
{| class="wikitable" style="text-align:center"<br />
|-<br />
! クラス !! マスター !! 筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考<br />
|-<br />
| [[ライダー]] || [[主人公 (Grand Order)]] || B || EX || B+ || C || C || B || 騎乗:EX || 千里疾走(馬):EX<br />武芸百般(馬):A<br />戦闘機動(馬):B || style="text-align:left"|<br />
|}<br />
<br />
== [[宝具]] ==<br />
;偽・軍神五兵(イミテーション・ゴッド・フォース)<br />
:ランク:A<br>種別:対人/対軍宝具<br>レンジ:1~40<br>最大捕捉:50人<br />
:英霊としての呂布が有している宝具『軍神五兵』、いわゆる方天画戟を彼は有していない。<br />
:彼が宝具として放つのは『軍神五兵』の射撃モードをかなり意識した大射撃となる。<br />
:とはいえ大口径の魔力光などを放つわけではなく、強弓から矢として放たれるのはなんと「巨大な槍」である。<br />
:迫力のある大きな矢を探した結果、「これはもう槍を放つほうが早いな……」と彼は判断してしまったのかもしれない。<br />
:『Grand Order』では「敵全体に超強力な攻撃を行う&確率で敵全体にスキル封印状態付与<ref group = "注">1ターン</ref><ref group = "注" name="オーバーチャージで確率UP">オーバーチャージで確率UP</ref>」という効果のQuick宝具。<br />
<br />
==真名:赤兎馬==<br />
:三国志を始めとする多くの史書や物語でその活躍が語られる飛将軍・呂布。<br />
:並ぶ者なき武勇を誇り、命果てるまで戦い続けた伝説の将軍にして武人である彼は「赤兎」と呼ばれる愛馬と共に戦場を駆けたという。<br />
<br />
::'''「そして呂布は今や、宝具であり愛馬である赤兎と一体となる事で、まさしく人馬一体!'''<br />
::''' 古代ギリシャの伝説に語られるケンタウロスすら超えて、'''<br />
::''' 人・馬・鎧・武具が完全に一つに融合を果たした最強の人馬兵となって現界したのです!'''<br />
::''' つまり私は呂布です。ヒヒン!」'''<br />
:この熱い語りに疑いの余地は一片もない。<br />
<br />
:なお、堂々と「赤兎馬」という真名が表記されているが、その事実に彼は口をつぐむ。<br />
=== 関連 ===<br />
;千里を駆ける<br />
:赤兎馬の逸話で最も有名なのが、日に千里<ref group = "注">漢の一里は約400mで、千里だと400kmになる。</ref>を駆けると謳われた健脚である。無論、本当に千里を駆けた訳ではないが、他の馬と比較して高い走破力があったのは確かだろう。<br />
<br />
== 登場作品と役柄 ==<br />
===Fateシリーズ===<br />
;[[Fate/Grand Order]]<br />
:Lostbelt No.3『人智統合真国シン』の配信に伴い実装。<br />
:ストーリーガチャ限定サーヴァントであり『人智統合真国 シン』クリア後ガチャに追加される。<br />
<br />
===その他===<br />
;[[ちびちゅき!]]<br />
:大方の予想通り、イスカンダル牧場の住人として登場。さすがに自分を馬だと認識しているようである。<br />
<br />
== 人間関係 ==<br />
=== Fate/Grand Order ===<br />
;[[武則天]]<br />
:期間限定イベント『ホーリー・サンバ・ナイト』で[[カーミラ]]ともども中国代表タッグ「モースト・デンジャラス・チーム」を組んで出場した<ref group = "注">なお、彼は乗騎扱いのためタッグ枠とは別の三人目というズルであった。</ref>。<br />
:こういう暴君っぽい人物にも「一度は仕えないといけない気がする」と宣い、彼女が呂布の支配領域よりずっと広い領土の皇帝であるとあっさり合格を出した。<br />
<br />
=== 生前 ===<br />
;[[呂布奉先]]<br />
:乗り手となった君主の一人。<br />
:『Grand Order』では自分の事を呂布だと思っていたり、マイルームで出会うと合体フォームになることを提案したりと対応が安定していない。<br />
;[[陳宮]]<br />
:主である呂布の部下。<br />
:『Grand Order』では中国異聞帯に共に召喚された。完全に馬扱いされているが赤兎馬の異形に関しては全く触れない。<br />
:<del>触れたら負けだと思っているのか、それともまさか赤兎馬は最初からこうだったのか…。</del><br />
;関羽<br />
:呂布の死後は彼の愛馬となり、数多くの戦場を駆け抜けた。<br />
:その実力は彼も認めており、『Grand Order』で主人公を賞賛した際も「美髯公」という彼の異名を出す程。<br />
:中国異聞帯においては凍眠英雄として保存されていることが言及されている。<br />
<br />
== 名台詞 ==<br />
===Fate/Grand Order===<br />
;「問おう! あなたが私のマスターか!?」<br />
:中国異聞帯で主人公らと遭遇しての言葉。なお、返答を待たずに即座に襲いかかってくる。<br />
:一度言ってみたかったらしいが、マイルームで召喚した際には言ってくれない。<br />
;<font size="5">「たーのしー!」</font><br />
:上記の戦闘の後、テンションが上がったのか口走る若干危険な発言。<br />
:戦う事が得意なウマのフレンズとでも言うつもりなのだろうか。<br />
<br />
==メモ==<br />
*「'''どうしてこうなった'''」と言いたくなること請け合いの、突っ込みどころ満載のサーヴァント。<br />
**半人半馬どころか体の八割程が馬という姿であるが、こんなナリでも[[岡田以蔵|人型]][[ナイチンゲール|特攻]]はきっちり入る。<br />
**伝説に名高い存在の為か、[[ブリュンヒルデ]]の愛する者特攻の対象にも含まれている。主人の呂布奉先は含まれていないのに。<br />
***宝具演出も主人より豪華。そもそも「ゴッドフォース」の名前は[[Fate/EXTRA|月の聖杯戦争]]で[[ラニ=Ⅷ]]が適当につけた名前の筈なのだが、座で知って気に入って自分の方も同じ名前にしたのであろうか。<br />
**恐ろしい事に、彼のイラストが入稿されたのは『Fate/Grand Order』配信の一年ほど前(2014年)という、企画の最初期であるとのこと<ref group = "出">[https://twitter.com/GR_River/status/1070526193491861506 2018年12月6日12:51 G.River 緑川美帆 Twitter]</ref> <ref group = "出">[https://twitter.com/GR_River/status/1070538191323557888 2018年12月6日13:39 G.River 緑川美帆 Twitter]</ref> <ref group = "出">[https://twitter.com/GR_River/status/1070605365140549632 2018年12月6日18:06 G.River 緑川美帆 Twitter]</ref>。<br />
*プレイヤーからの通称は声優にちなんで「グリリ馬」や、異様な姿から「UMA」など。<br />
**偶然なのか担当イラストレーターも「緑川」であり、声優と合わせて「W緑川」となることから、「グリリ馬」の通称に拍車がかかることに…。<br />
**なお声優の緑川氏は『新機動戦記ガンダムW』の「ヒイロ・ユイ」、『テイルズ オブ デスティニー』の「リオン・マグナス」、『機神咆吼デモンベイン』の「マスターテリオン」など、他アニメ・ゲームのイケメン青年を多数演じている有名な「イケボ」声優。<br>マテリアルにも「やたらと声がいい」とまで書かれている文字通りのイケボなのだが、その声で迫真に演じられる'''「ヒヒィン!!!」'''は一聴の価値あり。<br />
***Fate/Zeroにおいても指折りの美男子[[ディルムッド・オディナ]]を演じた緑川氏。しかしFGO内で彼の声質についての記述は見られない。わざわざ強調するあたり、やはり馬の顔面から放たれる濃厚な美声というギャップは強烈な印象を醸すのだろう。<br />
<br />
== 話題まとめ ==<br />
== 脚注 ==<br />
===注釈===<br />
<references group="注"/><br />
<br />
===出典===<br />
<references group="出"/><br />
<br />
== リンク ==<br />
*[[登場人物]]<br />
*[[サーヴァント]]<br />
<br />
{{DEFAULTSORT:せきとは}}<br />
<br />
[[Category:登場人物さ行]]<br />
[[Category:サーヴァント]]<br />
[[Category:ライダー]]<br />
[[Category:Fate/Grand Order]]<br />
[[Category:ちびちゅき!]]<br />
[[Category:TYPE-MOON エイプリルフール企画]]</div>
59.146.179.76
https://typemoon.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%81%A7%E5%88%86%E3%81%8B%E3%82%8B%E3%82%A2%E3%82%B5%E3%82%B7%E3%83%B3&diff=82481
マンガで分かるアサシン
2019-06-11T10:55:24Z
<p>59.146.179.76: /* 宝具 */</p>
<hr />
<div>{{サーヴァント概要<br />
| タイトル = マンガで分かるアサシン<br />
| 真名 =<br />
| 読み = <br />
| 外国語表記 =<br />
| 初登場作品 = [[マンガで分かる!Fate/Grand Order|もっとマンガで分かる!Fate/Grand Order]]<br />
| 声優 =<br />
| 演者 = <br />
| 依代 = <br />
| 身長 = 157cm<br />
| 体重 = 42kg<br />
| 誕生日 = <br />
| 血液型 = <br />
| 出典 = <br />
| 地域 = <br />
| 属性 = 秩序・悪<br />
| 隠し属性 = <br />
| 性別 = 女性<br />
| スリーサイズ = <br />
| 一人称 = <br />
| 二人称 = <br />
| 三人称 = <br />
| 異名 = <br />
| 愛称 = <br />
| イメージカラー = <br />
| サーヴァント階位 = <br />
| 特技 = <br />
| 好きな物 = <br />
| 苦手な物 = <br />
| 天敵 = <br />
| デザイン = リヨ <br />
| 設定作成 = <br />
| レア度 = <br />
}}<br />
==概要==<br />
<br />
公式サイトで連載されている『[[マンガで分かる!Fate/Grand Order]]』で初登場した「[[アサシン|暗殺者]]」の[[サーヴァント]]。<br />
<br />
;略歴<br />
:『[[マンガで分かる!Fate/Grand Order|もっとマンガで分かる!Fate/Grand Order]]』第48話にて初登場。運営に自身が考案したサーヴァントのピックアップガチャを行わせることで利益を得ようと考えた主人公(以下、FGO本編の主人公と区別のためリヨぐだ子と記載)により、'''うどん生地と聖杯の泥'''を混ぜて作られたサーヴァントの幼体が成長したことで正規のサーヴァント化したもの。彼女の育成はオルガマリー・アニムスフィアが担当した。<br />
:誕生して即座にマスターに銃を突きつけて脅したり主人公に寝返ったりとろくでもない行為を繰り返していたが、最後にはオルガマリーの令呪で主人公に対して宝具を使用。効果はあったものの開き直られて反撃される。<br />
:その後、『[[マンガで分かる!Fate/Grand Order|ますますマンガで分かる!Fate/Grand Order]]』にて[[マンガで分かるライダー]]と共闘、カルデア乗っ取りを目論むがあえなく頓挫。マンガで分かるライダーと共に反逆罪として地面に埋められた。<br />
:しかし、彼女等の世話を焼いていたオルガマリーの同情を買うことに成功、助け出されることになった。<br />
<br />
;人物<br />
:ダウナーな表情の黒髪の女性。当初はネグリジェ姿であったが、後にスーツとコートのスパイ風の服装も見せた。<br />
:いつも陰気な表情で、[[ポール・バニヤン|FGO本編に出演したバーサーカー]]や[[マンガで分かるライダー|編集に入れ知恵されたライダー]]と異なりまったく喋らなかったが、「ますます」25話でついに喋った<ref group = "注">オルガマリーが彼女の言葉を代弁しているため、それ以前から会話自体は行っていた模様。ようやく本人の口からセリフが出た際、オルガマリーは「初登場から一年以上経ってやっとしゃべりだしたわね……」と呆れていた</ref>。<br />
:上記のようにいきなり銃で脅したり躊躇無くマスターを裏切ったりと性格に問題があり、宝具使用時にも素敵なゲス顔を披露していた。<br />
:世界の秩序を守る為なら多少の違法行為は仕方が無いと思っており、保身の為なら他人の弱みを握ってカジュアルに脅迫してくる。<br />
;能力<br />
:戦闘描写が無いため、実力の程は不明。拳銃や盗聴機器など近代以降の機械を使いこなす。<br />
:宝具の効果(後述)もあって情報戦では非常に強力だが、直接的な攻撃力は低い。<br />
<br />
== ステータス ==<br />
:{| class="wikitable" style="text-align:center"<br />
|-<br />
! クラス !! マスター !! 筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考<br />
|-<br />
| [[アサシン]] || [[オルガマリー・アニムスフィア]] || D || E || B || E || E || C || style="text-align:left"|気配遮断:D||ファイリング:A<br />脅迫:A<br />諜報:A|| style="text-align:left"|<br />
|}<br />
<br />
== [[宝具]] ==<br />
; 公式かつ機密(オフィシャル・アンド・コンフィデンシャル)<br />
: ランク:C<br />種別:対軍宝具<br />
:「O&C」と書かれたフォルダの中に収められた書類。オルガマリー曰く「陰険な宝具」。<br />
: 膨大な機密情報が纏められたファイル群で、油断したり抵抗判定に失敗した相手の弱みや秘密が記されている。<br />
:スキル「脅迫」との併用で、束縛効果も発生するようである。本人が言うことには「脅迫呪縛」。<br />
:情報は正確で的確に弱みを突けるが「開き直られて暴力でゴリ押しされるとどうしようもない」という致命的な弱点がある。また、スキャンダルや恥ずかしい話が伝記や逸話という形で知られている事が多いためサーヴァントに対してはあまり効果がない(但し“弱味を暴く”という効力がその時期を問わないのであれば、真名を隠しているサーヴァントの正体を暴ける可能性もある)。<br />
:しかし、一度この宝具をはねつけたリヨぐだ子にも「ますます」25話で完全に効果を発揮しているので完全に膂力だけで解決できる宝具でもない模様。<br />
; 黒服の男たち(ガヴァメント・メン)<br />
: ランク:D<br />種別:対軍宝具<br />
: 黒いスーツを着た男性のみで構成されたエージェントたち。監視や弾圧を役目としている。<br />
:あらゆる情報を収集しアサシンのもとに届ける。<br />
<br />
== 真名:??? ==<br />
真名は秘密だが、FBI初代長官とのこと。<br />
===関連===<br />
;大統領達が恐れた男<br />
:上記のように真名は不明だが、明かされた経歴からほぼ確定と言ってもよく、その名はFBI初代長官'''ジョン・エドガー・フーヴァー'''。<br />
:FBI(連邦捜査局)の初代長官となり、当時マフィアの影響力が非常に大きかったアメリカでFBIを巨大な捜査機関に成長させ、近代的・科学的捜査方法を大々的に導入した立役者として知られている。<br />
:その反面暗黒面も非常に大きく、連邦捜査局の調査過程には違法捜査も多く含まれており、それらを悪用して上院・下院の議員達や歴代の大統領のスキャンダル情報を一手に握ったことで実質的に彼らの首根っこを押さえてしまった。結果的に大統領を含む誰一人彼を罷免させる事ができず<ref group = "注">罷免させようとした政治家は複数いるが、フーヴァーが「Official and Confidential(公式かつ機密)」を政治家に見せると追及は尻すぼみになったと言われる。最高位の政治家ではアメリカ大統領ジョン・F・ケネディが彼を免職しようとしたが、その際も「膨大なスキャンダルをばら撒く」を脅されている。</ref>、1924年にFBIの前身である捜査局の長官になってから1972年に死去するまで捜査機関の長で在り続けた<ref group = "注">アメリカの歴史が始まってから「一機関の長」としての在位年数のトップであり、彼が死去してからFBI長官の任期は10年に制限された。</ref>。<br />
:彼が非公式に収集した政治家達の資料は「Official and Confidential(公式かつ機密)」と称されており、彼を取り扱った映画のタイトルにもなっている。<br />
:自身の記録については徹底的に管理していたが、「女装癖があった」という噂がまことしやかに存在していた。<br />
<br />
== 登場作品と役柄 ==<br />
===Fateシリーズ===<br />
;[[マンガで分かる!Fate/Grand Order]]<br />
:『もっと』第44話にて'''うどん生地と聖杯の泥'''から作られた3体のサーヴァントの幼体として登場し、第48話で現在の姿となった。レアリティは星1らしい。<br />
<br />
;[[Fate/Grand Order]]<br />
:期間限定イベント『オール・ザ・ステイツメン!~マンガで分かる合衆国開拓史~』に登場した[[ポール・バニヤン|同僚]]とは異なり、本編には登場していない。<br />
:[[TYPE-MOON エイプリルフール企画#Fate/Grand Order Gutentag Omen|Fate/Grand Order Gutentag Omen]]では2017年のエイプリルフール企画「まぼろしのサーヴァント」として「マンガで分かるアサシン」名義で登場。<br />
:テキストでは「世界の秩序を守る為なら多少の違法行為も仕方ないと思っている」と語られた。<br />
<br />
==人間関係==<br />
===[[マンガで分かる!Fate/Grand Order]]===<br />
;[[主人公 (マンガで分かる!FGO)]]<br />
:生みの親。オルガマリーよりも彼女と行動している期間の方が長かったが、最終的には敵対して宝具を使用した。<br />
:「ますます」では一時的に裏切るが失敗し、後に宝具の効果でコントロールしていた。<br />
:その後の経緯は不明だが本格的に裏切ることにしたようで、下記のランサーと手を組んで謀殺にかかった。<br />
<br />
;[[オルガマリー・アニムスフィア]]<br />
:マスター。成長してすぐに銃で脅したり主人公と組んで裏切ったりとろくでもない対応をしていたが、後に令呪で主人公相手に宝具使用を命じられた時にはそれほど抵抗無く協力した。<br />
:ただし、本編ではオルガマリーは「マスター適性が全く無い」人物であり、令呪も'''直前に自分で手の甲に赤ペンで書いた'''ものであるため、本当にマスターであるかは不明。少なくとも3体のうどんサーヴァントのうち自分が担当し「育ての親」であることは確かだが。<br />
<br />
;[[マンガで分かるライダー]]<br />
:同じうどん生地から誕生した存在。<br />
:『もっとマンガで分かるFGO』では絡みが無かったが、『ますますマンガで分かるFGO』では共謀してカルデアを乗っ取りにかかった。<br />
:失敗した後はオルガマリーに懐いた彼女を「コメディリリーフに堕ちた道化」と見限り、独自に活動している模様。<br />
<br />
;[[マンガで分かるランサー]]<br />
:共に行動しているサーヴァント。共謀して主人公を謀殺しにかかった。<br />
:どのような経緯で意気投合したのか、宝具で操っているだけなのかは不明である。<br />
<br />
==名台詞==<br />
===ますますマンガで分かる!Fate/Grand Order===<br />
;「安物のコメディリリーフに堕した道化はもう用なしだ これからは私が指揮をとり確実に勝利を手に入れる」<br />
:「ますます」25話での台詞。ようやく喋ったと思ったら言っている事が凄まじく腹黒い。<br />
:初登場から一年以上経ってやっとの初台詞である。<br />
;「ありがとうママ」<br />
:「ますます」42話にて、脅迫がうまくいかない点を所長に庇われた際の衝撃の発言。<br />
:即座に「マスター」と言い直したが、上記の初代FBI長官には母親を大事にしていた、もっと露骨に言うと'''マザコン'''であるという風聞もあるので、それ絡みかもしれない。<br />
<br />
==メモ==<br />
*当初推測されていた彼女の正体は拳銃や盗聴器等から近代以降のスパイと目されており、ソ連のスパイであったリヒャルト・ゾルゲや清国の元王女で男装のスパイである川島芳子、FBI初代長官で女装癖のあったジョン・エドガー・フーヴァーなどが候補と推測されていた。<br />
**後に松竜氏が川島芳子説の推測に基づいてカード風のイラストを作成したが、間の悪い事にTwitterに投稿したのが日中戦争で南京が陥落した12月13日であり、名義も清国王女としての名前である「愛新覺羅顯㺭(あいしんかくらけんし)」だったために炎上騒ぎになってしまい、後にイラスト削除と謝罪をする事となった(日中戦争中に関東軍のスパイとして活動していた為に、中国での彼女の評判は非常に悪い)。<br />
**80話で登場した宝具のファイルにO&C(Official and Confidential(公式かつ機密)、フーヴァーが収録したファイルの名前)の記載があり、ジョン・エドガー・フーヴァー説が有力となった。後に単行本で彼女について「FBI初代長官で生前は女装癖持ち」と記載され、真名がほぼ確定した。<br />
*上記の真名が正しい場合、[[エミヤ|現代人]]以外ではぶっちぎりで歴史の新しい人物である。<br />
**おまけに彼自身が情報機関の長官であったため、『[[Fate/strange Fake]]』ではアメリカ政府に所属している[[ファルデウス・ディオランド]]の先祖が第三次聖杯戦争に参加していることを考え合わせると「偽りの聖杯戦争」の計画の根幹部分に彼が関わっていた可能性が高い。<br />
**「女装癖があった」と断言されているので、英霊になってからは女性だが生前は普通に男性であったと思われる。<br />
**生前における直接的な殺人の逸話こそ無いが、対象者を'''社会的に抹殺'''する、という能力に基づくアサシンクラス。<br />
*死因には謎が多く、暗殺説が現在まで囁かれている。また、O&Cファイルも彼の死後に行方不明になっており、CIAが所持しているとも言われている。<br />
**ちなみにO&Cファイルは、共産主義者のスパイからアメリカを守るつもりで電話の盗聴を行った所、政権が10回潰れてもお釣りがくる程のスキャンダルを掴んでしまい、慌てて隠したのが始まりだったりする。<br />
*喜劇王チャーリー・チャップリンをアメリカから追放した張本人。二人の確執は、映画「チャーリー」で詳しく描写されている。<br />
**上記の「偽りの聖杯戦争」黒幕説が事実であるならば、今後の展開次第では'''仇敵[[シグマ|チャップリン]]からの盛大な意趣返し'''を喰らう可能性も存在する。<br />
*人種差別主義者だったが、太平洋戦争中に行われた日系人の強制収容には反対の立場であった。また、日本軍による真珠湾攻撃を共産主義者の陰謀と信じ込んでいたとも言われている。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
===注釈===<br />
<references group = "注"/><br />
<br />
===出典===<br />
<references group = "出"/><br />
<br />
== リンク ==<br />
*[[登場人物]]<br />
*[[サーヴァント]]<br />
<br />
{{DEFAULTSORT:まんかてわかるあさしん}}<br />
[[category:登場人物ま行]]<br />
[[category:サーヴァント]]<br />
[[category:アサシン]]<br />
[[category:マンガで分かる!Fate/Grand Order]]<br />
[[category:Fate/Grand Order]]<br />
[[Category:TYPE-MOON エイプリルフール企画]]</div>
59.146.179.76
https://typemoon.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E6%B8%85%E5%A7%AB%E3%80%94%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%80%95&diff=82179
清姫〔ランサー〕
2019-06-08T03:00:42Z
<p>59.146.179.76: /* Fate/Grand Order */</p>
<hr />
<div>{{サーヴァント概要<br />
| タイトル = ランサー<br />
| 真名 = 清姫<br />
| 依代 = <br />
| 読み = <br />
| 外国語表記 = <br />
| 初登場作品 = [[Fate/Grand Order]]<br />
| 声優 = 種田梨沙<br />
| 演者 = <br />
| 身長 = 158cm<br />
| 体重 = 41kg<br />
| 誕生日 = <br />
| 血液型 = <br />
| 出典 = 『清姫伝説』<br />
| 地域 = 日本<br />
| 属性 = 混沌・悪<br />
| 隠し属性 = 地<br />
| 性別 = 女性<br />
| スリーサイズ = <br />
| 一人称 = わたくし<br />
| 二人称 = あなた/ますたぁ<br />
| 三人称 = あの方<br />
| イメージカラー = <br />
| サーヴァント階位 = <br />
| 特技 = <br />
| 好きな物 = <br />
| 苦手な物 = <br />
| 天敵 = <br />
| デザイン = BLACK<br />
| 設定作成 = 東出祐一郎<br />
| レア度 = ☆4<br />
}}<br />
== 概要 ==<br />
<br />
「[[ランサー|槍兵]]」の[[サーヴァント]]。期間限定イベント『カルデアサマーメモリー』にて登場した水着姿の[[清姫]]。<br />
<br />
; 略歴<br />
:レイシフトのトラブルで無人島に流れ着いた際、スカサハによって過ごしやすい姿に霊基を調整された姿。<br />
; 人物<br />
: マスターに熱烈な情愛を向ける、嘘を嫌っている点に関してはバーサーカーの時と変わらず。普段と違い妙なテンションになっている。<br />
: 清姫は古い日本で生まれたということもあり、水着に対しては極めて強い抵抗感…要するに、滅茶苦茶恥ずかしいが、それでもマスターが喜ぶためとけなげに我慢している。水着姿を褒められたら、感極まってどこかに閉じ込めてしまうそうな。<br />
; 能力<br />
: ランサーとして召喚されたため薙刀を所持している他、ステータスも全体的に上昇。なお狂化EXランクのスキルをそのまま所持しており、単に武器を持ち変えただけの可能性がある。<br />
: 生前は家が豊かであったため一通り武芸を嗜んでいる。といっても、護身に修めているので腕に関しては二流止まりと本人も認めるが、溢れんばかりの殺気と容赦のなさでそれを上手くカバーしている。<br />
: 生前泳ぎはあまり得意ではなかったが、安珍と「運命の出会いを果たして」からはかなり上手になっており、流れが強い川でも難なく泳ぎ切った。<br />
: 薙刀に炎をまとわせている他、口から火を吐いて敵に攻撃することもある。<br />
<br />
== ステータス ==<br />
{| class="wikitable" style="text-align:center" <br />
|- <br />
! クラス !! マスター !! 筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考 <br />
|- <br />
| [[ランサー]] || [[主人公 (Grand Order)]] || D || D || B || E || A+ || C || 対魔力:D<br>狂化:EX || 情熱の炎夏:A<br />水浴転身:A<br />恋の追跡者:A || style="text-align:left"|<br />
|}<br />
<br />
== [[宝具]] ==<br />
; 道成寺鐘百八式火竜薙(どうじょうじかね ひゃくはちしき かりゅうなぎ)<br />
: ランク:A<br />種別:対人宝具<br />レンジ:1<br />最大捕捉:1人<br />
:かつて安珍様が引き籠った鐘を召喚し相手を閉じ込め、清姫が鐘の上に乗って炎で熱しながら、大量の薙刀を突き刺して危機一髪的に吹き飛ばす。<br />
:炎で出てこなかったので今度は薙刀も刺してみることにしたとは本人の弁。<br />
:一応、カテゴリ的には生前の出来事を具現化した宝具と呼べるのかもしれない。<br />
: 夏も盛りだというのに、暑苦しさはトップクラス。そのため、彼女と同行することになったサーヴァントたちからは、夏の間は極めて評判が悪い。<br />
:なお特に関係はないはずなのに、この宝具を使うたびに[[エドワード・ティーチ|黒髭]]が「悪寒、息切れ、頭痛、のどの痛み、胃のもたれがすごいするんですけど」と訴えてやまない。<br />
:『Grand Order』では「敵単体に超強力な攻撃&敵単体にスキル封印状態を付与<ref group = "注" name="1ターン">1ターン</ref>&敵単体にやけど状態を付与<ref group = "注" name="5ターン">5ターン</ref><ref group = "注" name="オーバーチャージで効果UP">オーバーチャージで効果UP</ref>」という効果のBuster宝具。<br />
<br />
== 真名:清姫 ==<br />
:きよひめ。「清姫伝説」に登場したヒロイン……が水着姿になったもの。<br />
===関連===<br />
;道成寺<br />
:「清姫伝説」に登場する実在の寺。伝承では清姫の怨霊が残り続け、鐘供養を妨害し続けた。<br />
<br />
== 登場作品と役柄 ==<br />
===Fateシリーズ===<br />
; [[Fate/Grand Order]]<br />
: 『カルデアサマーメモリー 2016』の開催に伴い期間限定でガチャに追加。イベントガチャ限定サーヴァントであり、恒常的な入手手段は現状ない。<br />
: ステータスがレア度相応に向上している上にバーサーカー時と変わらず狂化EXを保有しているため、Busterカードを絡めての攻撃の威力はかなり高い。<br />
: スキルも含めバーサーカー時と殆ど変わらないが、その上でNP効率とスター生産力が上がっており扱いやすく強力な一騎。<br />
<br />
== 人間関係 ==<br />
=== Fate/Grand Order ===<br />
; [[主人公 (Grand Order)]]<br />
: 安珍の生まれ変わりであると信じているマスター。マスターと読んで、「想い人」ないし「旦那様」ととんでもない変換をしている。絶対逃さない包囲網を作るために自分の数を増やそうと目論んでいる様子。<br />
;クー・フーリン系サーヴァント<br />
:中間目標(現在4人)。<br />
;アルトリア系サーヴァント<br />
:最終目標(現在10人)。<br />
;[[刑部姫]]<br />
:元々メル友であったが、2018年の夏イベントにて、同人誌サークル「Princess×2」として長年コンビを組んでいたことが判明した。<br />
;[[茨木童子〔ランサー〕]]<br />
:あまり相性の良くない相手。<br />
:出会い頭に「雑竜」と煽られたのもあるが、「バーサーカーからランサーになった水着サーヴァント」ということでキャラ被りを気にして理不尽に殺そうとした。<br />
<br />
=== 生前 ===<br />
; 安珍<br />
: 生前に一目惚れした美形の僧。また帰りに会う約束を清姫と交わしたが、実のところは彼女から逃げるための方便であり、約束を守る気はなかった。<br />
: そのことに気付き、追いかけてきた清姫を安珍は嘘を付いたり金縛りにさせたりとあらゆる手で遠ざけようとしたことで清姫は怒りと憎しみで蛇に転身。<br />
: 最期は逃げ込んだ寺の梵鐘の中に隠れたところを蛇となった清姫の吐いた炎で鐘諸共焼き殺されてしまったが、彼女からはサーヴァントになってもまだ一途な恋愛感情をもたれている。<br />
<br />
== 名台詞 ==<br />
;「あい!」<br>「して!」<br>「まーす!」<br />
:コマンドカード選択時。単発では意味が分からないが、3回連続で選んで並べると……。<br />
:ただしどの台詞を言うかは通常通りランダムなので、結局意味が分からない文字列になる確率は高い。<br />
<br />
;「今、見つめ合っただけで、この清姫は理解いたしました。確信いたしました。」<br />「わたくしは――――<RUBY><RB>信じられている</RB><RT>・・・・・・・</RT></RUBY>。」<br />「わたくしたちの心は繋がっていると。この信頼と愛の前では何も心配もいらないのだと。」<br />
: 期間限定クエスト『夏だ!海だ!開拓だ! FGO 2016 Summer』にて。魔猪を追う為にと、主人公の眼差しを受けての言葉。<br />
: いつもは過激な思い込みで意図を捻じ曲げて受け取る清姫だが、嘘偽りのない真っ直ぐな信頼を素直に受け止め、暴走することなくその期待に応えて見せた。<br />
<br />
; 「わたくしと、旦那様がアダムとイヴっても構わないということですね!?」<br />
: 漂着した島が外界とは隔離された時間軸にある島と判明しての反応。<br />
: 永遠にイチャイチャできるという事実に、清姫はカメラアングルをドアップにして反応した。<br />
<br />
; 「わたくしはますたぁが弱点。これぞ三すくみというやつでございますわね」<br />
: うりぼう達に全く興味がない清姫は彼らに対して強く、惚れているマスターには弱い。<br />
: しかしますたぁもまた清姫が弱点であるため、三すくみというよりはさながらバーサーカーとの相性図である。<br />
: それどころか『弱点同志であるなら、それはもうプロポーズでは?』というとんでもない持論に結びつけるため、結局<ruby><rb>清姫</rb><rt>バーサーカー</rt></ruby>が最強である。<br />
<br />
;「わたくしも旦那様を攻略するため、夜這いからコツコツやっております。」<br />
: 目的達成のための最初の手段がゴールになっているぶっ飛んだ発言。<br />
: しかし清姫からすると、同じ棺に入って中間地点、記憶を保持し続けて輪廻転生を繰り返し、一緒に宇宙の消滅を迎えてゴールとのこと。安珍様とは未来永劫永遠に一緒である。<br />
<br />
==メモ==<br />
*宝具の「道成寺鐘百八式火竜薙」の名前の元ネタは、格闘ゲーム『King of Fighters』シリーズの主役級キャラ、草薙京の超必殺技、「裏百八式・大蛇薙」から。<del>大蛇になっちゃう人がそれを倒す技を元にした宝具を使うとか、いいのだろうか……。</del><br />
*期間限定イベント『サーヴァント・サマー・フェスティバル!』において、[[刑部姫]]に「<ruby>姫<rb></rb><rt>わたし</rt></ruby>たち、正確には姫でもなんでもないしね!」と言われた際、「いいえ、心根が姫ですからいいのです」と返しているが、彼女は豪族の娘なので、一応正真正銘の「姫」である。<del>おっきー残念!</del><br />
<br />
== 関連商品 ==<br />
<amazon>B07869K28K</amazon><br />
<br />
== 脚注 ==<br />
===注釈===<br />
<references group="注"/><br />
<br />
===出典===<br />
<references group="出"/><br />
<br />
==リンク==<br />
* [[登場人物]]<br />
* [[サーヴァント]]<br />
<br />
{{DEFAULTSORT:きよひめ らんさあ}}<br />
<br />
[[Category:登場人物か行]]<br />
[[Category:ランサー]]<br />
[[Category:サーヴァント]]<br />
[[Category:Fate/Grand Order]]<br />
[[Category:TYPE-MOON エイプリルフール企画]]</div>
59.146.179.76
https://typemoon.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E5%B0%8F%E8%BE%9E%E5%85%B8_(%E3%81%95-)&diff=82047
小辞典 (さ-)
2019-06-04T12:54:52Z
<p>59.146.179.76: /* し */</p>
<hr />
<div>この記事では[[TYPE-MOON]]作品の[[小辞典]]について、読みが「さ行」の用語を説明する。<br />
==用語==<br />
===さ===<br />
;[[サーヴァント]]<br />
:[[魔術]]世界における最上級の[[使い魔]]。過去・現在・未来に存在する英霊が聖杯の助けによりマスターに召喚された存在。[[聖杯戦争]]に則して召喚される。<br />
:【関連項目】英霊、聖杯戦争、クラス、マスター、使い魔、デミ・サーヴァント、シャドウサーヴァント、疑似サーヴァント<br />
<br />
;サーヴァントカード<br />
:[[クラスカード]]の正式名称。<br />
:【関連項目】エインズワース家、クラスカード<br />
<br />
;サーヴァント・サマースター・フェスティバル<br />
:カルデア、非カルデア関係なくサーヴァント達が定期的に集まり、交流し、サークルで同人誌を作り、踊り、歌い、楽しむもの。略してサバフェス。<br />
:サーヴァントにとってサバフェスはありったけの夢と希望をかき集めた宝の山。ある者は写真集で己の美を誇示し、ある者はライブDVDという名の悪魔的ミサを販売し、ある者は様々な<ruby><rb>冒険</rb><rt>イベント</RT></RUBY>で集めたネタで小説を綴り、ある者は『まにあわないよう』と半べそになりながらホテルで原稿中。<br />
:[[刑部姫]]は本来の〆切間際に<ruby><rb>クリーチャー・ハンティング</rb><rt>クリハン</RT></RUBY>に手を出し原稿が完成していなかった。基本的に『出し物』が間に合ってそうなサークルはあまり無い<ref group = "注">人理の守護に勤しんでいたため。</ref>。サークルに参加しないサーヴァントはバカンスを満喫中。サーヴァント達はサバフェスが終わるまでロクに戦わないという誓約の下に集まっている。<br />
:2017年のサバフェス主催者は[[BB (水着)|BB]]。会場が決まらなくて困っていると来たので力を貸して、オアフ島とハワイ島を合体させた特異点を会場として提供した。これにより神秘は秘匿されるのでどんな無茶もOK。サーヴァント達は何食わぬ顔でハワイをエンジョイ出来てサバフェスもかつてない規模で開催。ちなみに特異点はサバフェスが終わると消える。このサバフェスでは順位制度が設けられており、サバフェス当日で一番人気になったサークルには[[聖杯]]がプレゼントされる。ルルハワに来たサーヴァントの半数はサークル参加を表明している。サバフェスが終わると総合売り上げの結果発表や聖杯の授与式やサーヴァント界で一番の創作力を表彰するセレモニーなどがある。優勝候補は前回の壁サークル、[[ジャンヌ・ダルク]]とその友達のサークル『st.オルレアン』。<br />
:別に創作をしなければならない訳では無く、見るだけでも構わない。五ラックには『作る者』と『楽しむ者』の循環が必要不可欠。要するにサークル参加して活動内容を配布するか、一般参加でのんびり楽しむか。聖杯はサークル参加しないと手に入らない。漫画、小説、グラビア、グッズ、フィギュア、持ち込む活動記録は何でも良い。<br />
<br />
;[[サーヴァントユニヴァース]]<br />
:サーヴァント達がサーヴァントらしく活躍する宇宙的な世界観、即ちユニヴァース。 原典という重力から解き放たれ、好き勝手やる事を許された世界。<br />
:【関連項目】サーヴァント<br />
<br />
;サーヴァント用・特製プレーンチョコ<br />
:[[人理継続保障機関フィニス・カルデア]]のカルデア購買部で販売されていたチョコレート。<br />
:[[サーヴァント]]の特殊な魔力加工に耐えうるチョコとして、[[ジャガーマン]]のスタンプ交換で仕入れるゴッドなカカオを原料としたチョコを提供していたが、『繁栄のチョコレートガーデンズ・オブ・バレンタイン』より先日に、[[ジャガーマン]]から『なんかムリ。カカオ出せなくなっちったテヘ』との申し出があった事により2018年分の該当商品関しては、入荷見込みのないものとなっていた。<br />
:なお[[ジャガーマン]]は『私は悪くない。テスカんの領域までニャイッと手を伸ばして<ruby><rb>物質転送</rb><rt>アポーツ</RT></RUBY>していたのがバレたせいかもしれないけどそれつまり私のせいではない事はパーフェクト明らか』などと曖昧な供述を繰り返していた。<br />
<br />
;サークル仏法僧<br />
:[[人理継続保障機関フィニス・カルデア]]のサークルの一つ。メンバーは[[武蔵坊弁慶]]、[[玉藻の前]]、[[玄奘三蔵]]、[[哪吒]]。<br />
:[[玉藻の前]]は入会希望した覚えは全くなく、半ば拉致に近い形で入会させられた。<br />
<br />
;サイバーゴースト<br />
:もしくはネットゴースト。網霊。<br />
:一般的には、ネット上に分散コピーされた生前の人格データが自律的な行動を停止しない現象のことや、優れた霊子ハッカーの魔術回路がオリジナルの死後もネット上に焼きついた状態を指す。<br />
:肉体の制限がないため、無制限の魔力行使が可能な上、障壁も無視できる。<br />
:セラフは一般のネットワークとは比較にならない性能を有しているため、また別の意味のサイバーゴーストが存在する。<br />
<br />
;[[朔月家]]<br />
:『[[Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ]]』の『ドライ!!』以降、「美遊の世界」に登場する一族。<br />
:[[冬木市]]の深山町の竹林の中に居を構える、天正年間より代々続く名家。<br />
<br />
;咲き誇る薔薇の帝都 Mare Aurum:黄金の海<br />
:『[[Fate/EXTELLA]]』でネロが治めるローマ風エリア。芸術家を自称するネロらしく煌びやかな雰囲気。エリザベートが勝手に作ったライブステージやガウェイン用集光セクターが存在する。<br />
<br />
;作戦会議室<br />
:ベースキャンプ内にある施設。ここから戦場に出撃する。サポート設定やサイドミッション受注のほか、マイルームと同じくサーヴァントカスタマイズや礼装装備などを行えるが、こちらではサーヴァントとの会話や礼装構築はできない。<br />
<br />
;サクラヴェール・グランデ<br />
:[[ムーンセル・オートマトン|ムーンセル]]中枢への到達を阻む最後の壁の名称。<br />
<br />
;[[サクラファイブ]]<br />
:『[[Fate/EXTRA CCC]]』の没になった旧プロットに存在した[[アルターエゴ]]。[[パッションリップ|愛憎]]、[[メルトリリス|快楽]]、[[ヴァイオレット|純潔]]、[[カズラドロップ|慈愛]]、[[キングプロテア|渇愛]]、と五つの感情から作られた[[BB]]の分身たち。<br />
:CCC最初期案では、第一階層のボスは[[エリザベート=バートリー|赤ランサー]]、第二~第六階層のボスはサクラファイブ、第七階層のボスは[[BB]]か[[殺生院キアラ|黒幕]]という構成だった。<br />
:まさにサクラ地獄。お蔵入りになって良かったような、残念のようなとのこと。<br />
:[[アルターエゴ]]たちは女性の扇情的な身体部位をシンボライズしている。[[パッションリップ|リップ]]は胸、[[メルトリリス|メルト]]は脚。残りの[[アルターエゴ]]たちは目、唇、背中。<br />
<br />
;サクラ迷宮<br />
:『[[Fate/EXTRA CCC]]』の舞台。月の裏側に出現した謎の構造体。<br />
:表の聖杯戦争のアリーナを模して造られたもので、定型を保つことが困難な虚数空間の中でも実数を保ち続けられる領域で、サクラ迷宮という名称は巨大な桜の樹に寄り添うように下へ下へと続いている事に由来する。<br />
:桜の樹とヨーロッパ風の建物が立ち並ぶ場所や廃墟のような場所、マスターをとらえて魔術回路を剥ぎ取る拷問部屋のような場所などさまざまなフロアがある。<br />
:生徒会では「サクラ迷宮という名称はあんまりなので」と代案もあげられたが、どれもが酷いものだった。<br />
:初期名称はサクラダンジョン。ダンジョンに突入する、攻略する、という響きが直接的でいやらしかったが、新ビジュアルの完成と共に没になった。<br />
:[[Fate/EXTRA CCC|CCC]]からちょっと淫靡さが減ったとのこと。<br />
<br />
;サクラメント<br />
:月の裏側限定の貨幣。[[BB]]が『EXTRA』における「PP」の名前を変えてしまったモノ。<br />
:電脳空間において、何かを作る、変える、動かすのに必要な魔力(メモリ)。<br />
:『Fate/Grand Order』では、『深海電脳楽土 SE.RA.PH』で[[BB (Grand Order)]]がSE.RA.PHにおけるQ.P(クォンタム・ピース)の名称を勝手に変えたアイテムとして登場。硬貨と紙幣の二種類が登場した。<br />
<br />
;サタン<br />
:ルチフェロなりしサタン。<br />
:キャスター・リンボこと[[蘆屋道満]]と英霊剣豪、彼らのマスターである[[天草四郎時貞(剪定事象)|剪定事象の天草四郎]]が口にしている名前。<br />
:本来の名は別にあるが、その名は恐るべき音節であり、世界への大いなる呪いである故に意図的に伏せられている。<br />
<br />
;サポート部隊<br />
:操作サーヴァントとは別に、戦闘中のアシストとして出撃させることができるサーヴァント。操作サーヴァント以外の開放済みサーヴァントから任意で2騎まで選択可。<br />
:サポート部隊は戦闘には直接参加せず、操作サーヴァントの被弾時や攻撃時にガードや特定スキルを発動したりするなどのアクションを取ったあと再び退避し待機状態に戻る。絆レベルに応じて戦闘中のアシストが多彩になっていき、「攻撃被弾時ガード」と「アクティブスキル同時撃ち」の2つについては発動頻度や発動対応スキルの異なる「改」バージョンを別枠で習得する。<br />
<br />
;サポート役<br />
:カルデアのサーヴァントはサポート役として登録することで、特異点にレイシフトしている。<br />
:『伝承地底世界 アガルタ』では[[アストルフォ]]がコフィン担当官のスタッフに手伝ってもらい登録することで密航している。<br />
:明確に特定の人数しかレイシフトできない、とされている特異点でも、サポート役として一緒にレイシフトしたサーヴァント以外のサーヴァントを戦闘に参加させることができるが、それはマスターとの契約をたどって「英霊の力の幻影」のようなものを呼び出しているに過ぎないとのこと(それすらできない状況は稀にだが実際にある)<br />
<br />
;三騎士<br />
:サーヴァントに振り分けられる7つのクラスには、それぞれのクラス特性があり、中でも、「[[セイバー]]」「[[アーチャー]]」「[[ランサー]]」の3クラスは優良なスキルや能力値を有するため、三騎士と呼ばれている。<br />
:冬木の[[聖杯戦争]]では三騎士の代わりに[[エクストラクラス]]が召喚される事はない。<br />
:【関連項目】英霊、聖杯戦争、クラス、サーヴァント、セイバー、アーチャー、ランサー<br />
<br />
===し===<br />
;[[シークレット・ガーデン]]<br />
:直訳して秘密の花園。略してSG。その人物が隠していたい、けれど知ってほしい、というアンビバレンスな趣味嗜好のこと。<br />
<br />
;[[シールダー]]<br />
:聖杯戦争におけるサーヴァントのクラスの一つ。盾の英霊。基本の七つのクラスに該当しないエクストラクラス。<br />
:【関連項目】聖杯戦争、サーヴァント、クラス、エクストラクラス<br />
<br />
;シールド<br />
:サクラ迷宮に点在する計測不可能の防壁。迷宮にされた少女たちの秘密を守る心の壁。[[BB]]がサクラ迷宮に付け足した新術式。迷宮の核に女の子を組み込んだフィアヤーウォール。<br />
:BB曰く、女の子の心は複雑怪奇で、これだけ強固な防壁は他にない。欠点は広さと数に限度があること。女の子一人分の心で塗り替えられるのは3フロアが精一杯。核にできる、密度のある疑似霊子を持った優秀な女の子のマスターもレア素材で滅多にいない。BBが捕まえたマスターの中で核に使えたのは凛とラニだけ。<br />
:[[シークレット・ガーデン|SG]]と連動しており、秘密が明らかになればそれを守る意義を失い、消滅する。あまり壊し過ぎてもいけない。<br />
<br />
;『時間』<br />
:宇宙を成り立たせている概念。<br />
:本来、『時間』に未来も過去もない。その軸を頼りにしているのは人類であって、『時間』そのものは積み重なってさえいれば、その前後は入り乱れても問題はない。<br />
:虚数空間にはその『時間』の積み重ねが存在しない。虚数空間にいる限り経年劣化をしないが、外の通常空間に出た時にどうなるかは分からない。<br />
:一秒も時間を重ねていないかもしれないし、何百年もの時間を重ねているかもしれない。御伽噺の浦島太郎の玉手箱のような現象が起きても不思議ではない。<br />
<br />
;時間操作<br />
:時間の流れに干渉する[[魔術]]。『Fate/Zero』では固有結界の一種とされる。「時間遡行」は魔法であり、魔術の領域では加減速までが限界。<br />
:衛宮家はこれを研究しており、[[衛宮矩賢]]は根源に至る方法を確立するところまで辿り着いた。<br />
:【関連項目】固有結界<br />
<br />
;試写室<br />
:ハクノが失意の中で辿り着いた記録。<br />
:「君は憎しみを知らない」という吐露に反応した誰かの余計なお世話。<br />
:1000年前に行われた聖杯戦争では校舎の中にあった視聴覚室であったとも。<br />
:今はやきそばパンだけが残されている。<br />
<br />
;事象記録電脳魔・ラプラス<br />
:1950年に完成した全知の悪魔の名を冠する、[[人理継続保障機関フィニス・カルデア|カルデア]]の発明の一つ。<br />
:【関連項目】人理継続保障機関カルデア<br />
<br />
;私設軍隊フラッシュフォー<br />
:[[ゴルドルフ・ムジーク]]が[[人理継続保障機関フィニス・カルデア|カルデア]]に連れて来た軍隊。<br />
:<ruby><rb>性質</rb><rt>タチ</RT></RUBY>の悪い愚連隊だが、仕事は立派だった。<br />
:[[クリプター]]によるカルデアの襲撃時に全滅しており、ゴルドルフは全てが解決した後は、きちんと保険金を支払うつもりでいる。<br />
<br />
;四大奇書<br />
:中国で元代から明代にかけ、俗語体で書かれた4つの長編小説の総称。よく挙がるのが『西遊記』『三国志演義』『水滸伝』『金瓶梅』である。<br />
:世界中の熱心な読者の中には、この『金瓶梅』を『封神演義』と入れ替えて四大奇書だと主張したり(『金瓶梅』は今風に言えば『水滸伝』のスピンオフであるため)、『三国志演義』『西遊記』にも並ぶ、三大奇書にこそふさわしいとする事も。<br />
:[[玄奘三蔵]]、[[哪吒]]、[[燕青]]らが登場している。<br />
<br />
;[[死徒]]<br />
:後天的な吸血鬼。真祖か死徒に血を吸われることによって、または魔術によって成った者。<br />
:【関連項目】死徒二十七祖、真祖、吸血種<br />
<br />
;[[死徒二十七祖]]<br />
:死徒の中でも最も古い、もしくは最も能力の高い者。<br />
:現在複数の欠員はあるものの、今後その数は補填される。<br />
:【関連項目】死徒、真祖、吸血種<br />
<br />
;シミュレータ<br />
:様々な環境を再現し内部で体験する事が可能なバーチャル・リアリティシステム。<br />
:もっぱら戦闘訓練に利用されており、ウェアウルフ、ゴブリン、ワイバーン、ヤドカリ、魔猪、シャドウサーヴァント型などの多くのNPCがマスターの戦闘訓練の相手をしている。何故、シミュレーター戦闘からも素材アイテムの生成がなされるのかは謎。<br />
:戦闘以外では、大複合神殿を再現したスペースを作っており、[[オジマンディアス]]は普段はここで休息をとっているとの事。ただしニトクリスによると、オジマンディアスの宝具であり心象風景である「光輝の大複合神殿」そのものとは全く同じではないとのこと。<br />
<br />
;邪聖剣ネクロカリバー<br />
:[[謎のヒロインX〔オルタ〕]]の持つ赤い魔力を放つ剣。ツインブレードやチェーンソーなど自在に変形するが、よく壊れて爆発する。<br />
:格好いい武器ほどあまり強くない、というのは宇宙共通の掟らしい。やはり何の変哲もないロングソードこそ至高。<br />
:因みにこれは怪しい通販で「星を断つ」というカタログスペックに触れ込んで購入した。<br />
<br />
;[[シャドウサーヴァント]]<br />
:サーヴァントの残留霊基。英霊の霊基を模した偽物、影のようなもの。サーヴァントのなり損ない。英雄にあと一歩及ばなかった霊体。<br />
:あるいは、英霊であるものの、召喚者の実力不足、召喚陣の不着尾などが理由で影となった者たち。サーヴァントにもっとも近い生命体の言える。<br />
:見た目は名前の通り、黒いシルエット。聖杯の泥に汚染されたものや聖杯で英霊を短時間で無理矢理召喚しようとした場合に出現したもの、聖杯自体の変質によって外に漏れ出たものなど、出現経緯は様々。<br />
:意思疎通が可能なものと不可能なものがいるが、両者の違いは特にはっきりとはしていない。<br />
:【関連項目】英霊、サーヴァント<br />
<br />
;ジャプニカ暗殺帳<br />
:一家に一殺。あいんつべるん発行、よいこのめっさつしりーず。横罫22行、大きく「ふくしゅう」と印字されている。<br />
:何の能力も無いノートだが、呪詛じみた不平不満が書き連ねられ特定の方向性を持つに至ったもの。ある意味アンリマユ。<br />
:主に[[間桐桜]]が書いているが、[[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]や[[遠坂凛]]、[[イリヤスフィール・フォン・アインツベルン|イリヤ]]も共同で書いている。<br />
<br />
;シャルルマーニュ十二勇士<br />
:中世フランスにおいて、シャルルマーニュ大王(カール大帝)配下で武勇を知られた<ruby>聖騎士<rb></rb><rt>パラディン</rt></ruby>達。<ruby>十二の盟友<rb></rb><rt>ドゥーズペール</rt></ruby>とも。<br />
:所属メンバーはシャルルマーニュ大王を筆頭に、[[ローラン]]、[[アストルフォ]]などがいる。<br />
:原典の時点で突っ込みどころ満載の集団であるが、Fate世界においても同様らしく、シャルルマーニュはアストルフォ曰く「馬鹿」、ローランとアストルフォは極めつけの変人、残りのメンバーもアストルフォが「ローラン一人で大幅に底上げしているが、全体を平均しても羞恥心はない」と言えるレベルでろくでもなく、相当な変人集団であることが伺える。<br />
<br />
;守護英霊召喚システム・フェイト<br />
:2004年に完成した[[人理継続保障機関フィニス・カルデア|カルデア]]の発明の一つ。<br />
:【関連項目】人理継続保障機関カルデア、英霊、サーヴァント、冬木<br />
<br />
;十三拘束<br />
:「最果てにて輝ける槍」や「約束された勝利の剣」などに課せられた合計十三の拘束。十三のカタチに凝縮された祈り。円卓の騎士の決議による13の条件があり、「<ruby>十三拘束解放<rb></rb><rt>シール・サーティーン</rt></ruby>――――<ruby>円卓議決開始<rb></rb><rt>ディシジョン・スタート</rt></ruby>」という口上により、円卓の騎士たちによる十三拘束の解除の議決が行われ、その中の半分以上クリアされると円卓の騎士たちの間で使用が可決され、拘束が解けていく。<br />
:条件は「共に戦う者は勇者でなくてはならない 」「心の善い者に振るってはならない 」「この戦いが誉れ高き戦いであること」「是は、生きるための戦いである(ケイ)」「是は、己より強大な者との戦いである事(ベディヴィエール)」「是は、一対一の戦いである事(パロミデス)」「是は、人道に背かぬ戦いである(ガヘリス)」「是は、真実のための戦いである(アグラヴェイン)」「是は、精霊との戦いではない事(ランスロット)」「是は、邪悪との戦いである事(モードレッド)」「是は、私欲なき戦いである事(ギャラハッド)」「是は、世界を救う戦いである事(アーサー)」。 <br />
<br />
;獣性魔術<br />
:自らの内側から獣性を引き出し、魔力を纏うことによって疑似的に人狼のような能力を得る[[魔術]]。<br />
:多くの土地において、魔術は獣の能力を取り込むことに血道を上げた。魔術以外にも中国武術では形意拳や白鶴拳など獣の動きにヒントを得たものは枚挙にいとまがなく、西洋のダンスや芸術でも白鳥や獅子のモチーフは頻繁に取り入れられる。<br />
:人が獣とたもとを分かった時から、獣は神秘を見出される存在となった。<br />
:アジアの多くの地域では、犬の声は魔を祓うとされ、吼えた音圧だけで、他者の魔力を引き出し、魔術回路で変換した魔力を、まるで魔術を覚えたての末子のように、雲散霧消させることが出来る。<br />
:使用すれば、体中の筋肉が盛り上がった、一本一本が金属の針にも等しい硬度を持った体毛を生やした人狼に見せかけるほどの、異常な密度の魔力を纏い「幻狼」と呼ばれる状態になり、ある秘法によって自らの内側から絶大な獣性を引き出し、獣の神秘を得た五体は、単なる「強化」の枠を超えて、圧倒的速度と腕力を得る。<br />
:この魔術を使用した者は影響で平時でも常人離れした嗅覚を持つようになり、他人の残り香はおろか魔術も臭いだけで判別できるようになる。<br />
:[[スヴィン・グラシュエート]]がこの魔術の使い手。<br />
<br />
;宿舎<br />
:ベースキャンプ内にある施設。味方のサーヴァントが過ごしている個別の部屋。3階建てで1階につき10部屋ずつ、合計30部屋あるが、サーヴァントは全部で26騎しかいないため、一部は常に空室となっている。<br />
:特定のサーヴァントと絆レベルに応じた会話を行ったり、プロフィールを閲覧することが可能。その部屋にいるサーヴァントによって少しずつ部屋の様子が異なり、彼らの武器がどこかしらに置かれていたり、立てかけてあったりする。<br />
<br />
;粛正騎士<br />
:第六特異点に現れた聖都の騎士。強大な魔力によって作り替えられた生体兵器のようなもの。反応は人間だが、半ば英霊に近い。倒されると消滅する。<br />
<br />
;守護精霊<br />
:[[セブン|第七聖典]]やアルゴンコイン等に憑いている精霊。<br />
:精霊を大別すると、自然霊、動物霊、そして守護精霊に分けられる。<br />
:前二者は星寄りの存在であり、本来は人間の味方となる存在ではない。それらに人間の魂を融合させることで人間寄りの意識を持たせ、人工的に造られるのが守護精霊である。<br />
:【関連項目】概念武装<br />
<br />
;呪術<br />
:古来からアジア、中東、南米などに伝わっている[[魔術]]。<br />
:玉藻の前が操るダキニ天法は、通常の魔術が「そこにあるものを組み替えるプログラム」であるのに対し、「自身の肉体を素材にして組み替えるプログラム」であり、物理現象にあたる。この性質のためサーヴァント相手でも「対魔力」に一切威力を阻害されない、という圧倒的なアドバンテージを持つ。また[[メフィストフェレス]]は古典的西洋呪術を扱う。<br />
:魔術協会は呪術を学問ではないと蔑視しており、中東圏に大きく遅れをとっている。但しアラブの呪術に端を発する魔術を扱う[[アトラム・ガリアスタ]]も居る。<br />
<br />
;呪装戦隊♥タマモナイン<br />
: 九尾となったキャスターから切り離された八本の尻尾がアルターエゴとなった存在。分離した事で自我が芽生えたのではなく、自我を持ち始めた尻尾が権利を主張しだした結果捨てられて生まれた存在である。全員が髪型とカラバリの異なる使い回し風ではあるが、裏切り者(オリジナル)への復讐と主人公の奪還の為にEDで姿を表した。<br />
: 元となったキャスターに似て全員が強欲らしく、ムーンセル中枢をハッキングしSE.RA.PHを九等分した上に2Dのドット世界に作り変え、ご主人様へ自身達の城へ来る事を要求、主人公とキャスターが彼女達の元へ向かう所で物語は終わる。<br />
:『 [[Fate/Grand Order]]』イベント「セイバーウォーズ~リリィのコスモ武者修行~」によれば、高級品嗜好のタマモグッチ、マイホーム至上主義のタマモデルモ、野生の獣[[タマモキャット]]、敏腕美人秘書[[タマモヴィッチ・コヤンスカヤ|タマモヴィッチ]]、お姫様日和なタマモノヒメ、不思議ちゃんタマモアリアが存在する。また、タマモナインのうち三人くらいはその時の流行廃り次第で能力やルックスが変わるらしい。<br />
: なお、『Fate/EXTRA material』では8人全員のラフ画が掲載されている。<br />
<br />
;呪層界<br />
:負の念によって反転してしまった、特定の人間を呪い殺すための世界。元の世界に帰るには怨念の元を倒す必要がある。<br />
<br />
;理導/開通<br />
:シュトラセ/ゲーエン。[[ジーク]]が使用する、手で触れた物体の組成を瞬時に解析し、魔力を変質・同調させ、最適な破壊を行う強力な攻撃魔術。[[アインツベルン]]の錬金術を元にしている。<br />
<br />
;受肉<br />
:通常、[[サーヴァント]]はマスターがいなければ存在を保つことができないが、肉体を得ることによって自力のみで現世に留まることができる。これを「受肉」と呼ぶ。<br />
:受肉したサーヴァントはマスターやサーヴァント召喚システムの支援なしに魔力を生み出すことができるようになる。<br />
:主な受肉の方法としては「聖杯に願う」というものがポピュラーであり、「受肉して第二の生を過ごす」などを目的に召喚に応じるサーヴァントも多い。<br />
<br />
;支配<br />
:他の生物を意のままに操る[[魔術]]。[[間桐家|間桐(マキリ)家]]はこれを一番の得手とする。<br />
:昆虫や小動物程度なら容易だが、人間や[[幻想種]]にもなると意のままに操るのは困難。ただし「命令に従う」という契約を一度結んでしまえば、[[魔術師]]や[[サーヴァント|英霊]]をも使役可能。<br />
:催眠術程度の使い方から[[令呪]]まで、様々な場面で使われている。<br />
<br />
;ジャヴォル・トローン<br />
:ロシアの異聞帯に棲息する魔獣。多頭の大蛇。<br />
:体内にアルコールを生成する種。生成するのは蒸留酒ではなく、どちらかというと発酵酒のようなもの。<br />
:村一つ程度なら、平気で潰す凶悪な存在。<br />
<br />
;修験道<br />
:魔術理論に極東の宗教形態を習合した日本の[[魔術]]。<br />
:西洋の魔術とは違い、半分が宗教なので神秘の秘匿性にはある程度許諾されている。<br />
:習得には自然環境での修行を行い、体得すると天狗飛び切りの術や天狗の炎などの「験力」が扱える。<br />
<br />
;シュメル熱<br />
:“夏のシュメル熱”。『冥界のメリークリスマス』においてカルデアを襲った熱病。メソポタミアにおける死因ナンバーワンの災厄であり、夏にやってくる冥界への誘い手。<br />
:日本において死者の魂が身近になるお盆。神代において夏は最も死者の出る季節であり、その厳しさは弱き者、老いた者を容赦なく連れて行く。その猛暑の中でも指向性を持った死の誘いであり、冥界の神の疫病。それがこのシュメル熱。<br />
:12月でありながら気温が42度という異常気象もあってか、カルデアの職員はおろか、カルデアと契約したサーヴァント、果てには[[アルトリア・ペンドラゴン〔サンタオルタ〕|クリスマスでは]][[ジャンヌ・ダルク・オルタ・サンタ・リリィ|無敵のサンタ]]も患って倒れてしまった。<br />
:その為か、冥界で抗体ができた(とされる)[[主人公 (Grand Order)|カルデアのマスター]]といかなる病魔も寄せ付けない上に神代のものに強い抵抗力を持つ[[アルテラ]]がカルデアに攻撃した冥界に赴くこととなった。<br />
<br />
;召喚サークル<br />
:特異点でサーヴァントを召喚するための物。[[マシュ・キリエライト]]の宝具である盾を触媒に、レイポイントに設置する。<br />
:カルデアの召喚実験場の物と同じ。<br />
<br />
;焼却炉<br />
:辺獄の薔薇園。立ち入った生徒の半数は意味消失からの自殺に陥っている。廃棄物として捨てられたものの跡地。良くないもの、悪夢を見る場所として知られる。<br />
:構造帯そのものが破損しているためSE.RA.PHの清浄機能が働いておらず、ここに訪れた者は三層のレイヤーを同時に視る。<br />
:一つは元々用意された土台であり本来の廃墟。一つは予選参加者全員に見せていた共通幻想である学園のテクスチャー。そして一つは来訪者が持ち込んだ原風景でありトラウマ。<br />
<br />
;上級AI<br />
:聖杯戦争を円滑に進めるために作られた仮想生命。<br />
:製造された経緯はNPCと同じだが、おり、こちらは一般NPCと同じ仮想生命ではあるが、上級AIには確固たる人権と人格、魂が与えられている。非常に高度な知性を持ち合わせ、その人格に従った判断も許容されている。<br />
:上級AIは製作コストが高いため、一度の聖杯戦争ではオールリセットされない。彼らは定番のキャラクターとして次の聖杯戦争に移行する。経験こそリセットされるが人格は次回以降も引き継がれる。<br />
:マスターたちの監督役である言峰神父、マスターたちの健康管理を担う桜、校内の違法行為を監視する風紀委員、日常を演出するミス・タイガー、謎の黒豹マキジなどが確認されている。<br />
:中にはマスターを処罰する権限を持つシスターカレンなる上級AIもいるらしいが、[[主人公 (EXTRA)]]が参加した聖杯戦争には現れなかったようだ。<br />
:また、上級AIは獲得した記録を自分から消去する事はできない。どれほど陰惨な記憶でも残し続け、ムーンセルに提出する事が彼らの大原則であり、存在意義。<br />
<br />
;触媒<br />
:[[サーヴァント]]となる英霊を指定して召喚する場合に必要となる物品のこと。<br />
:マスターが召喚の儀式の際、サーヴァントとなる英霊を指定して召喚しようとする場合、触媒を用いることでそれが可能になる。<br />
:この場合の触媒とは、その対象となった英霊とゆかりのある何か。<br />
:触媒が英霊とゆかりの深いもの(例えば英霊の代名詞といっていいもの)であれば、マスターとの相性が悪い場合でも召喚ができる。<br />
:触媒が英霊とゆかりの浅いもの(特定の英霊の代名詞とはいえないもの)である場合、触媒とマスターとの相性、双方が考慮され決定される。<br />
:また、触媒が複数の英霊に対応したものの場合、その複数の中からマスターとの相性がよい英霊が召喚される。<br />
:『Fate/complete material Ⅲ』では複数の英霊に対応した触媒としての例にトロイ戦争のシンボルたる「トロイの城門」が挙げられている(この場合、トロイ戦争の英雄達から誰かが召喚される)。<br />
:『[[Fate/Apocrypha]]』では[[獅子劫界離]]が「円卓の欠片」を用いてこの「複数の英霊からマスターと相性の良い者が選ばれる」特性を意図的に利用している他、例として「アルゴー船の残骸」を触媒にした場合には大英雄[[ヘラクレス]]、キャプテンである[[イアソン]]、裏切りの魔女[[メディア]]、医術の神アスクレピオス等の中から、マスターとの相性を考慮して召喚されると示されている。<br />
:なお、触媒によって指定できるのは招かれる英霊のみであり、その英霊が複数のクラス資格を持っていた場合、触媒によってクラスを指定することはできない(単一のクラス資格しか持っていない場合は考慮する必要はない。またバーサーカーに関しては前述のように詠唱によってクラスを決定出来る)。<br />
:なお触媒はサーヴァントを召喚しても無くなりはしないため、呼び出したサーヴァントにより触媒が気に食わないとして破壊されたりせずに回収できれば後の召喚儀式にて使用することも可能。<br />
:『[[Fate/Apocrypha]]』では冬木の聖杯戦争のシステムが知れ渡ったことで世界中に聖遺物が離散し、価格も高騰している。<br />
<br />
;大令呪<br />
:シリウスライト。[[クリプター]]だけの特権。新しい世界に塗り替え、異なる世界を構築できる。<br />
:“神”のための令呪で、これがある限り[[クリプター]]の命は本人だけのものではなく、魂は最期まで利用され、搾り取られる運命に在る。<br />
:【関連項目】クリプター<br />
<br />
;私立浅上高等学校<br />
:[[花のみやこ!]]に登場する高等学校。生徒数約2500名、敷地面積25万㎡のマンモス校で、都古たちの通う高校。学内ランキング制度という武術による順位づけを行っており、国内外に優秀なアスリートや武道の生かせる人材を輩出している。一方でそれによるスクールカーストが問題となっている。<br />
:元は中高大一貫の全寮制女学院であったとされており、当時の制服は『月姫』で登場した浅上女学院の制服と同じデザインになっていた。<br />
:現在のように変化したのは、今代の理事長の意向によるものである。<br />
<br />
;霊鬼<br />
:ジン。精霊、聖霊、魔神、霊鬼など、いろんな呼ばれ方をされる存在。<br />
<br />
;真エーテル<br />
:第五真説要素。西暦以前の地球に存在したマナ。惑星を生む力。天体を成すもの。神を成立させる根源となるもの。<br />
<br />
;深淵<br />
:無の海。天と地、地の下の冥界、さらなる深淵と繋がっている。<br />
:暗い海よりアプスーと[[ティアマト]]は現れ、メソポタミアの世界を作った。言うなれば、生命が生まれる前の、黎名の海。<br />
:エンキが深淵を管理しているようだが、紀元前2655年のウルクを舞台とした『絶対魔獣戦線 バビロニア』では既に消えており、そこに落ちれば帰っては来られない。<br />
:また、ギルガメッシュが不老不死の霊草を求めた地でもある。<br />
<br />
;新円卓<br />
:[[サーヴァントユニヴァース]]の[[謎のヒロインX]]をリーダーとするヒーロー集団。ライオンヘッドやネームレス・レッド、バベジンが所属している。<br />
:普段はコスモカルデア高等学院の運営陣や教授陣や学生として過ごしている。<br />
<br />
;一工程<br />
:シングルアクション。魔術を起動させるための動作の種類。魔力を通すだけで魔術を起動させる。<br />
:[[ガンド]]や[[魔眼]]などがシングルアクションに相当する。宝石魔術のように何らかの媒体を使用することでほぼ一小節の詠唱でAランクの魔術行使もできる。<br />
<br />
;人工知能<br />
:2032年において真に人工知能と呼べる自立的なそれの開発は停滞しており、完成は放棄されている。<br />
:しかし擬似的で限定的な人工知能の開発は極度にネットワーク化が進行したこの時代において飛躍的に進歩しており、特に性風俗においてその発展が著しい。<br />
:世界性風俗サービス年鑑2028によれば2020年代に入ってから世界各国で、性風俗産業の国営化が進行している。性風俗のシェアの32.7%が仮想空間における擬似人工知能が提供するサービスになっている。<br />
<br />
;[[真言立川詠天流]]<br />
:西暦2030年まで続いた、真言立川流の傍流。<br />
<br />
;シンジタンク<br />
:[[BB]]に寝返った[[間桐シンジ]]が、対[[主人公 (EXTRA)]]用にゴーレムタイプのエネミーを改造して作り出したロマン兵器。<br />
:名前からして弱そうだが、パラメーターは[[パッションリップ]]に匹敵しており、1ターンで倒すのは不可能。その上ある程度追い詰めると凄いビーム(正式名称:ファイナルデッドシュート)を撃ったりするので、'''メイド・イン・ワカメ'''と侮ると苦戦する。<br />
:下手なサーヴァントより強い兵器を作れるって、「『EXTRA』世界の慎二は本当に優秀だったんだなぁ」と実感させられる。<br />
<br />
;人心回路<br />
:[[メカエリチャン]]、[[メカエリチャンⅡ号機]]の彼女の動力炉のすぐとなり、ハートの空白に納められる最後のパーツ。良心回路ならぬ人心回路。<br />
:機械仕掛けのハートはキラキラと光を放つ。<br />
:彼女には不要なもの。彼女だったものからは失われたもの。<br />
:もう求めてはいけない“輝き”を夢見させてくれる、パイロットとの絆の結晶。<br />
:後付けの部品でも、それはとてもたいせつなもの。<br />
<br />
;真性悪魔<br />
:本物の悪魔。受肉した魔。<br />
:人間の想念を被って『個体名』に成る偽物ではなく、主が遣わした、人が名付ける前からそうであった本当の『悪魔』の事を[[聖堂教会]]では真性悪魔と呼ぶ。<br />
:生物である以前に「魔」として創造されているが故に、人間より高度な魔術を行使する事が可能。生体機能全てが「魔」を呼び込むモノであるが故に、魔術師が持つような後付の擬似神経である魔術回路を持たない。<br />
:悪魔の概念は人類にとっても最大の障害として扱われ、神が全知全能であるのなら、悪魔は人知無能の存在。手の届く範囲にありながら決して理解できない淵。<br />
:『[[Fate/stay night]]』においては悪魔は偽物しか存在せず、『[[Fate/EXTRA]]』でも真性悪魔を生み出した現象は2030年現在においてもひとつの成功例もない。<br />
:本物の、受肉した悪魔に人間は太刀打ち出来ないとされる。[[ミスター・ダウン|受肉した悪魔を退散させた例]]は一件のみ記録されている。<br />
:たいてい悪魔は憑くものとされ、悪魔は人間の体を用いて受肉しようと働くが、苗床になる人間の精神が耐えられず、周囲に間を撒き散らして自壊するのが通例。<br />
:中には自らの業によって人間ではなくなってしまい、結果的に悪魔のカテゴリーに含まれる人間もいるが、これは、魔人化と呼ばれるもので真性悪魔ではない。<br />
:EXTRA世界において、悪魔憑きであれ、自らの業で変化したものであれ、真性悪魔を生み出した現象は2030年までには、一つの成功例もない。<br />
:悪魔、魔人化、と銘打ってはいるが、その在り方は異なる文明圏、異なる惑星に住まう高次元生命体と変わらない。この認識宇宙における『人』ではなくなったのだから。その在り方は二十世紀に流行した、とある創作神話における邪神の在り方に近い。<br />
:『[[Fate/EXTRA CCC]]』の真ルートで変生した[[殺生院キアラ]]はこの域に達していたが、些細なミスで神の座から転落した。<br />
<br />
;新選組<br />
:幕末の京都を中心に活動した治安組織。剣客集団としても恐れられた<br />
:一番隊は剣豪ひしめく新選組の中でも最精鋭の部隊で、芹沢鴨暗殺、池田屋事件など常に新選組にとって重要な任務をこなしたといわれ、その中でも[[沖田総司]]は最強の天才剣士と謳われた。<br />
<br />
;[[真祖]]<br />
:生まれながらの吸血鬼。人間に対して直接的な自衛手段を持たない星が、人間を律するために生み出した「自然との調停者」「星の触覚」。<br />
:【関連項目】死徒、吸血種<br />
<br />
;人造英霊兵団ヘルト・クリーガー<br />
: [[ドイツ第三帝国]]が存亡をかけて送り出した、秘匿魔道兵器。漫画的な描写としての特徴は英霊の頭に偽の文字がつく。<br />
:【関連項目】ドイツ第三帝国<br />
<br />
;神造兵装<br />
:神造兵器とも呼ばれる、人によって造られたモノでない兵装のカテゴリの一つ。<br />
:神造の定義は「人の望みによって作られながら、人の意思に影響されず生まれるもの」。<br />
:神造という名の通りに神によって造られた「蒼天囲みし小世界」や「アガートラム」なども存在するが、星の内部で結晶・精製された「約束された勝利の剣」も含まれており、また定義上たとえ神が造ったとしても、人の望みで作られていないもの、人の意志に影響されて生まれたものは該当しないと思われる。<br />
:公式に神造兵装と明記されているものには、現在「約束された勝利の剣」「乖離剣エア」「無毀なる湖光」「蒼天囲みし小世界」「最果てに輝ける槍」「破壊神の手翳」「アガートラム」「天の牡牛」「ミョルニル」がある他、「人よ、神を繋ぎとめよう」を使用する際には[[エルキドゥ]]も神造兵装と化す。<br />
:また「軍神の剣」は神造兵装のプロトタイプであるとされている。<br />
:【関連項目】宝具<br />
<br />
;神代<br />
:西暦以前、まだ神秘が世界にそのまま存在していた時代。一言で言うなら「神話の時代」。<br />
:時代ごとに分類されているようで、1万4000年前の[[アルテラ|セファール]]来訪時は第二神代の黎明期であったとされている。<br />
:現在とは比較にならないほど大気にマナ(真エーテル)が充満しており、仮に五世紀の人間が神代の大気で呼吸をすれば、体が内側から弾け飛んで死んでしまうという。<br />
:神代における人の『個』としての力や、根源より直接魔力を得て行使されていたという魔術、それを操る神代の魔術師達の力量は、現代のそれとは比較にならないほどの差がある。<br />
:紀元前931年の魔術王[[ソロモン]]の死後、加速度的に世界から神秘が失われて行き、西暦の始まりと同時に神代の終わりを迎えた。<br />
:ブリテンなど、大陸から離れた一部の島国は五世紀時点でも未だ神代の名残が残っていたが、それも[[アルトリア・ペンドラゴン|アーサー王伝説]]の終焉と共に世界から完全に消滅した。<br />
<br />
;神代回帰<br />
:精霊に近い生命体等が、どの程度の魔法以前の神秘を再現出来るかの指標。評価方法は魔術師の魔術回路に近い。<br />
:その神秘の純度を示す質、出力を示す量、その神秘の年代や種別を示す編成が物差しとなる。<br />
:【関連項目】魔術回路<br />
<br />
;神秘<br />
:今の時代の一般常識から外れた、巷に流布してはいない、秘匿された知識とその成果。[[魔術師]]は「根源」へ至る手段として「神秘」を学び、その「魔術師の学ぶ神秘」を言い換えると、それが「[[魔術]]」と呼ばれる。 <br />
:魔術師にとって魔術とは、根源に至るための手段である。言い換えれば、根源へ至る可能性と価値があるからこそ、魔術師は魔術を学んでいる。もし魔術が根源へと至る手段ではないものに成り下がったら、魔術師にとって意味が無い。 <br />
:魔術がその価値を無くすとは、即ち既に述べた「一般に知られる」ということが現実に起こった場合。「神秘」という「事象の太い流れ」が、一般に知られることで「細い流れ」へと姿を変え、前述したように根源から遠ざかる。それを、魔術師は最も忌避する。 一例として、「人体模造はとうに衰退した概念」という記述がしばしば出てくるが、これは科学・医学の発達により人体の構造が詳細に解き明かされ、世界中に広く知れ渡って神秘が薄れたため。もっとも人体の神秘が完全に解明されつくしたわけではないため、蒼崎橙子のような天才的な魔術師ならば魔術として使用できる余地がある。 <br />
:魔術師の学ぶ魔術とは、根源に至る可能性を持つ「太い流れ」=「神秘」でなければ、学ぶ価値が無い。それと共に、「神秘」は大勢に知られてはならない。大勢に知られては、その意味と意義を失う。 ゆえに、魔術とは神秘であり、神秘であり続けるから魔術として存在できる。 <br />
:魔術師は己の研究を公開しない。公開しては「神秘」たりえなくなる。公開しては「神秘」たりえなくなるため、魔術師同士が研究の成果を持ち寄って意見を交換し、互いによりよく発展させようなどということはありえない。そのため、魔術師の自治組織である魔術協会は、その第一義が他を差し置いて「神秘の秘匿」とされている。<br />
:十の力の浮遊する神秘があったとして、一人なら十の力を使えるが、二人で五と五の力に分けられて使用されると、事実上力が弱くなる。 <br />
:魔術協会は、別に魔術師が新しい魔術師を育てるための学び舎でもないし、互いに切磋琢磨しあう研究の場でもない。ようするに、「他の魔術師が下手を打って神秘を漏らして、自分に迷惑がふりかかってこないよう、互いに監視し合うための組織」として機能している。 <br />
:魔術は神秘を再現するが、神秘はより強い神秘にうち消されるという理がある。在り方そのものが神秘である[[幻想種]]に、通用しない魔術があるのはそのため。絶対に折れない剣でも、ソレを上回る神秘を持つモノとぶつかれば、折れることもある。<br />
<br />
;真名<br />
:しんめい。サーヴァントの本当の名前。クラス名ではなく、英雄としての真実。<br />
:その告白は特別な物であり、正しい契約者の物。<br />
:これをサーヴァントから告げられ、マスターは本当の“契約者”となる。<br />
<br />
;[[人理継続保障機関フィニス・カルデア]]<br />
:人類の未来を語る資料館。時計塔の天体科を牛耳る魔術師の貴族である、アニムスフィア家が管理する機関。<br />
<br />
;人理再編<br />
:詳細不明。『復刻:チョコレート・レディの空騒ぎ -Valentine 2016- 拡大版』で[[クー・フーリン|クー・フーリン〔キャスター〕]]が初めて呼称。<br />
<br />
;人理焼却<br />
:人類史の焼却。[[ゲーティア]]の行った偉業。<br />
<br />
;人理定礎<br />
:人類史を固定する多くの出来事。フランスやローマといった“これが無かった事になると土台が崩れる”座標。<br />
<br />
;人類悪<br />
:[[ビースト]]。人間の獣性から生み出された七つの災害の獣。<br />
:人類悪とは、文字通り人類の汚点であり、人類史を脅かし、人類を滅ぼす七つの災害を指している。<br />
<br />
;[[神霊]]<br />
:神。太陽、月、といった天体や嵐、地震といった自然現象を信仰の対象とした「元からあったものが神になったもの」と、初めは人間よりだったが、様々な要因で人間から逸脱し、信仰の対象になった「神として生まれ変わったもの」、さらに「宇宙から飛来したものが神になったもの」の3種類が存在する。<br />
<br />
;人狼<br />
:吸血鬼より遥かに古い起源を持つ、西欧の“森の人”。<br />
:ランクは魔獣だが、一族の長、最高位の血統である銀色の毛並みを持つ人狼は幻獣の域とされる。 <br />
<br />
;神話礼装<br />
:[[サーヴァント]]の原初の力。英雄の根源とも言える力の奔流を具現化したエンジン。<br />
:解放するとサーヴァントの意志で霊子階梯を向上させる事ができ、光よりも速く移動できるようになる。『十の王冠』と同格の力である為に『無かったこと』には出来ない。ただし通常のサーヴァントのフレームでは神話礼装の出力に耐え切れず、サーヴァント数十体を収容可能で、BBの干渉からマスターを守れる程のリソースが残っていた旧校舎さえダウンしかねない程の、霊格の階梯の違いから来る凄まじい負荷がかかる。<br />
:人類史の発端、文明で言うところの黎明、人類の遺伝子が始まった<ruby><rb>原型</rb><rt>オリジン</rt></ruby>の力である『十の王冠』を解析した結果、[[ムーンセル・オートマトン|ムーンセル]]から『原初の力』へのアクセス権を獲得し、サーヴァントにその能力を付加できるようになった。<br />
:サーヴァントの電脳体に侵入し、英霊核に直接アクセスする事で[[ムーンセル・オートマトン|ムーンセル]]の手で封印指定されている英霊根源を解放する。解放すると電脳体中心にブラックボックスが出現する。中の様子を確認できるのはサーヴァント本人のみ。<br />
<br />
===す===<br />
;雷雲群<br />
:スーパーセル。異聞帯を包んでおり、果てがない。<br />
:世界の壁のように阻んでおり、あらゆる電磁波はそこから発するオーロラに阻まれ、嵐がかなりの規模であるために核爆弾に匹敵するエネルギーが渦巻いているため物理的な突破は不可能。<br />
<br />
;[[スキル (サーヴァント)|スキル]]<br />
:サーヴァントの有する技能。生前に為した事柄や、本人の特徴をあらわす。<br />
:同名のスキルであっても、程度の差でランクが存在している。<br />
:【関連項目】サーヴァント<br />
<br />
;[[スクラディオ・ファミリー]]<br />
:アメリカ全土に展開しているマフィア。勢力拡大を狙い、[[バズディロット・コーデリオン]]をマスターとして派遣してきている。<br />
<br />
;雷雲<br />
:ストーム。地球の最大勢力である“自然”が作り上げた、強大なエネルギー。<br />
:鉄を捻じ切り、都市を破壊し、生命を根絶させる。神代で『神』そのものとされたのも頷ける。<br />
<br />
;[[スノーフィールド]]<br />
:『[[Fate/strange Fake]]』の舞台となる都市。アメリカ政府が確保した[[冬木市]]に匹敵する霊地に聖杯戦争開催を目的として数十年がかりで作られた。<br />
:【関連項目】聖杯戦争<br />
<br />
;スパルタ<br />
:古代ギリシャに存在した都市国家。<br />
:スパルタではとりわけ厳格かつ過酷な軍事訓練を行っており、生まれつき丈夫でない子供や訓練の過程で障害が生じた兵士を殺していた。<br />
:そういった伝承から転じて「厳しい教育」を意味するスパルタ教育という言葉の語源となった。<br />
:『[[Fate/Grand Order]]』では基本的に「脳筋」を生み出す土壌と化し、兵士達は[[レオニダス一世]]を除いて皆脳筋ぞろいとなっている。<br />
:[[レオニダス一世]]が王に、優れた指揮者になった理由も、スパルタには[[レオニダス一世]]以外に計算が出来る男が居なかったからである。<br />
<br />
;スフィンクス<br />
:天空神ホルスの地上世界での化身、荒ぶる炎と風の顕現として恐れられる、獅子の体と人の貌を持った[[幻想種]]。<br />
:別名を「恐怖の父(アブホール)」といい、地中海から西アジアにかけて数多の伝説を有する事で知られる伝説の四足獣。ランクは神獣。<br />
:その力はサーヴァントに匹敵し、極めて高度な知性も有する。生命力も異常で、頭部を斬り落とされても死なず何事もなかったかのように戦闘を続行する。<br />
:生身のものと岩石で躰が構成されたものの2種類に分けられるが、備えている能力は変わらない。[[ベディヴィエール]]によると、霊的なものを栄養にするとのこと。<br />
:[[オジマンディアス]]の宝具『熱砂の獅身獣』として召喚・使役される。<br />
<br />
;スフィンクス・アウラード<br />
:スフィンクス・ウェヘ厶メスウトの仔と思しきモノ。サイズや仕草は獅子の仔に良く似て、割と可愛い。<br />
:厳密にはオジマンディアスの魔力を幾らか与えた分身体。スフィンクス・ウェヘ厶メスウトと同様に体は宇宙となっている。<br />
:育ちきると相当の巨体になるというが、仔が何年で成獣となるかは不明。<br />
<br />
;スフィンクス・ウェヘ厶メスウト<br />
:神獣スフィンクスを統率する王種。体に宇宙が見える、仮名コスモスフィンクス。『光輝の大複合神殿』内部には、スフィンクス・ウェヘ厶メスウトが眠っている。<br />
:[[オジマンディアス]]曰く恐怖の父。荒ぶる炎と風。天空の化身。神王にのみ与えられる、神王の威の具現。『[[Fate/Grand Order]]』ではEX攻撃時に出現する。<br />
:またバレンタインのお返しとして[[オジマンディアス]]の魔力を幾らか与えた分身体(見た目はウェヘムメスウトの幼体)スフィンクス・アウラードを主人公にプレゼントしていた。<br />
<br />
;スプリガン<br />
:大きな人型のエネミー。魔術によって形成される存在。<br />
<br />
;スペースチョコ<br />
:『バレンタイン2018 ~繁栄のチョコレートガーデンズ・オブ・バレンタイン~』で登場した空中庭園の設備。三日月を象ったチョコ型宇宙船。<br />
:[[謎のヒロインX〔オルタ〕]]が今までユニヴァースに里帰りしたのと、カルデアにカカオが無いということを聞いた彼女は惑星トトーリのスペースバックスにまで買出しに行ったが、店に入ったところ11人目のゾロ目来店者記念で渡された。<br />
:これに乗って地球に帰還したが、片道飛行の使い捨て宇宙船である。だがチョコとしては量は多く、質も良いので、空中庭園産のチョコと混ぜ合わせることにした。<br />
:チョコ型宇宙船の航行原理は不明であるが、Xオルタは『甘いものが飛ぶのは当たりまえでは?』と疑問を持っていない。<br />
:[[オジマンディアス]]はチョコ型宇宙船と大神殿ピラミッド部のドッキングを計画中との噂がある。<br />
<br />
;スペースバックス<br />
:[[サーヴァントユニヴァース]]に存在するチェーン店。最辺境・惑星トトーリにも出店した。<br />
:正体不明のダークマターシロップをふんだんに使った、概念礼装・謎のホットココアXが[[謎のヒロインX〔オルタ〕]]のお気に入りメニュー。<br />
<br />
;スペシャルマイルーム<br />
:EXTRA本編でのスペシャルイベント。<br />
:味方サーヴァントの過去やらトラウマやら真名を聞ける、本筋とは別の番外編のこと。<br />
:ストーリーを進めつつ、こまめにマイルームでサーヴァントとセラ充(SE.RA.PH充実)していれば見る事が出来る。<br />
:ただし何の間違いか、[[玉藻の前]]のみ五回戦以降のフラグ条件が厳しい。マイルームでのサーヴァント会話選択肢で、[[玉藻の前]]に「セーブポイントからやり直してくださいまし」と言われたらたとえ二時間ぐらいセーブしていなくとも涙を呑んでやり直すべし。<br />
<br />
;すべてがエリになる<br />
:[[メカエリチャンⅡ号機]]が作った対サーヴァント抹殺兵器。命名者はⅡ号機。<br />
:巨大メカエリチャンにエネルギーを供給する役割であるチェイテピラミッド姫路城の地下にあるリアクター。その機能を反転させ、霊基から魔力を吸い取り『エリザ粒子』に変換していく終末思想兵器。<br />
:名前はふざけているものの、その場にいたサーヴァント達が軒並み魔力を吸い取られており、動くことすらままならなくなっており、[[メカエリチャン]]からエネルギーを分け与えて辛うじて戦える状態になっていた。<br />
:[[メカエリチャン]]とⅡ号機がリアクター吸いとり無効果機能を備えたことで難を逃れている。<br />
:【関連項目】エリザ粒子、チェイテピラミッド姫路城<br />
<br />
===せ===<br />
;[[セイヴァー]]<br />
:「救世者」の英霊。[[エクストラクラス]]の一つ。<br />
<br />
;[[西欧財閥]]<br />
:『[[Fate/EXTRA]]』の世界における地上の最大組織にして実質的な支配者。聖堂教会を取り込み、レジスタンスとは敵対している。<br />
:【関連項目】聖堂教会、レジスタンス<br />
<br />
;聖骸布<br />
:聖人の遺骸を包むのに用いられた布のこと。中には、信仰を集めることで、概念武装として機能するものもある。<br />
:これまでに赤原礼装、マルティーンの聖骸布、マグダラの聖骸布、ジャンヌの持つ聖骸布などが登場している。<br />
:サーヴァントが持つスキル「聖人」の効果の中にはこの聖骸布を作成する、というものもある。<br />
:【関連項目】概念武装、魔術礼装<br />
<br />
;星海交わる混沌宮殿 Mare Origo:原初の海<br />
:『[[Fate/EXTELLA]]』に登場する崩壊した宮殿のような独特のエリア。トップサーヴァントの支配する原初と混沌の世界。<br />
<br />
;正式外典「ガマリエル」<br />
:対吸血鬼用の「滅び」の[[概念武装]]。大型の弦楽器を模した盾でありパイルバンカー。<br />
:パウロの黙示録とエジプト人による福音という二つの外典によって鍛えられた銃盾兼槍鍵。音律を以てあらゆる不浄を弾く正しい秩序の具現とされている。<br />
<br />
;精神<br />
:第三要素。時間と経験によって育まれた『精神(感情)』。肉体と魂を繋ぎ、個として成立させるために必要な要素。<br />
:魂と肉体を切り離すのに高度な魔術が必要なのは、精神を無視できないがゆえ。魂と並んで、サーヴァントなど人間霊の食料に成り得る。<br />
<br />
;精神と時とチョコの部屋 <br />
:『バレンタイン2018 ~繁栄のチョコレートガーデンズ・オブ・バレンタイン~』で登場した空中庭園の設備。チョコレートに関与している場合において中にいる対象の時間が遅くなる効果が発生する施設。条件さえクリアすれば無機物、有機物、サーヴァントのような霊的存在を問わずその効果は適用する。<br />
:チョコレートの製造機などを入れれば生産の役に立つが、芸術家系サーヴァントはチョコレートに関する創作活動をしている場合でしかその恩恵を受けられない。<br />
:これには芸術家サーヴァントから「ジャンルがニッチすぎる」「技術の無駄遣いとは正にこの事だ」と酷評されてしまうが、一部のバトルマニア達は『チョコの武器を持って入ればこの部屋で長く鍛錬をし続けられるのではないか』と期待する。<br />
:[[レオナルド・ダ・ヴィンチ]]にも「とんでもない施設を作った」と評価される。<br />
<br />
;[[聖槍|聖槍ロンゴミニアド]]<br />
:世界の<ruby><rb>織物</rb><rt>テクスチャー</RT></RUBY>が剥がれないように、世界を刺して、<ruby><rb>惑星</rb><rt>ほし</RT></RUBY>に固定する星の錨であり、最果てにて輝く槍、霊長を守る柱、輝く塔など多くの呼び名を持つ神造兵装。<br />
<br />
;生存力<br />
:自分たちが住む地盤を住みやすい環境に整える本能。どれほどのエネルギーを持とうが“ただそこにある”だけの古代の神々には欠けているモノ。対して人間の生存力は、ひとりひとりでは小さいが、とにかく数が多く、平均値が高いため並外れている。<br />
<br />
;聖典トライテン<br />
:[[コーバック・アルカトラス]]が生み出した聖典魔術と信仰の融合を目指した者たちが求めたもの。<br />
:[[ロレンツ・トレンデル]]曰く、「世界にただひとつの奇跡」「神の愛そのもの」。<br />
:[[日比乃ひびき]]の正体。聖典の力を引き出している時は、髪色が白になり、髪型が変化、衣装も白を基調としたタイツ状のものに変わる。口調は無機質で抑揚のないものになり、一人称は「僕」になる。<br />
:聖典トライテンのの贋作が[[マリー・ミュラー|偽典「ミラビリス」]]。<br />
<br />
;聖都<br />
:『[[Fate/Grand Order]]』第六特異点『神聖円卓領域 キャメロット』の舞台である西暦1273年のエルサレムに現れた理想都市。<br />
:細部こそ異なるが、円卓の城キャメロットと似通っている。聖地の上に一夜にして築かれたが、それもその筈、あの都市は「聖槍」そのもの。<br />
:[[女神ロンゴミニアド|獅子王]]は聖都に理想都市を作り、選ばれた人間を集めたが、その実態は理想都市で生きる為ではなく、理想の人間として集めたに過ぎない。<br />
:選ばれた人間を保護したというが、真相は逃がさないように閉じ込めた。故に聖都に運ばれた人間は、みな聖槍の中に仕舞われたようなもの。<br />
:ちなみに清らかな人間というのは「清く正しい人間」をではなく、「何が起ころうと正しい行いしかできない人間たち」である。<br />
:ヘルメスの計算によると、聖槍には五百人分の魂が収納でき、獅子王は聖都を最果ての塔にし、聖都にいるものを聖槍に取り込ませる。<br />
:こうなれば生命として活動する余地はなく、生きるか死ぬかという話ではなくなり、皆“善良な人間の要素”として管理される。<br />
:聖都は収束し、一つの塔になるが、その塔の中には圧縮された地獄があり、獅子王の元で人間の価値を証明するように永久に保管される。<br />
:無論、『塔』が出来るという事は、その一帯は全て『世界の果て』になり、『塔』という完全な世界を作る代わりに、『塔』の外の世界は消滅する。<br />
:第六特異点が異例中の異例で人理定礎値がEXになっているのは、崩壊が始まり、既に“世界のどこでもない”場所だったからである。<br />
:[[女神ロンゴミニアド|獅子王]]はゲーティアの[[特異点#人理焼却|大偉業]]により人理は焼却され、人類史は無に返される。<br />
:しかし神が人間によって生み出された以上、人間が消滅すれば神もまた存在できない。そして、彼女もまた人間を愛している。なので、何を犠牲にしようとも人間たちを残すことを決め、清き魂を集めて、聖槍に保管することにした。<br />
:だが、主人公からは「ただの標本」と否定され、[[女神ロンゴミニアド|獅子王]]との最終決戦の末に[[ベディヴィエール (Grand Order)|ベディヴィエール]]によって聖剣返還を成され、この時代を乱した原因である聖槍、ひいては聖都も消滅した。<br />
<br />
;[[聖堂騎士団]]<br />
:[[聖堂教会]]に所属する騎士と、その騎士団。教会の有する戦力のひとつ。<br />
:神なき地に遠征することはいかなる理由だろうと許されず、聖地の守護にのみ動く。[[代行者]]とは異なり、常に数で圧倒する戦術を執る。 <br />
:【関連項目】聖堂教会<br />
<br />
;[[聖堂教会]]<br />
:「普遍的な」意味を持つ一大宗教。その裏側に存在する組織。<br />
:教義に反したモノを熱狂的に排斥する者たちによって設立された、「異端狩り」に特化した巨大な部門。<br />
:【関連項目】埋葬機関、代行者、聖堂騎士<br />
<br />
;[[セイバー]]<br />
:聖杯戦争におけるサーヴァントのクラスの一つ。「剣士」を意味する。<br />
:真名を隠す必要のあるサーヴァントは、慣例的に生前の名前ではなく聖杯戦争におけるクラス名で互いを呼び合う。<br />
:【関連項目】聖杯戦争、サーヴァント、クラス<br />
<br />
;セイバー忍法<br />
:何かの間違いで海を渡った騎士の王が葛城山に迷い込み、とある行者から教わった魔技。そのことごとくが破格の性能を持つものの味方になると使えなくなるという呪われた技…らしい。<br />
:パーティーメンバーによって使える忍法が変化するという性質があり、セイバー忍法・無敵ランチ、セイバー忍法・デスガッツ、セイバー忍法・デスサミング、セイバー忍法・フグペイン、セイバー忍法・タタミウォール、セイバー忍法・ハンドブレーキ、セイバー忍法・3wave分身の術(またの名を「忍法セイバー無限地獄」)、セイバー忍法・ネンブツ回避などのバリエーションが確認されている。 <br />
<br />
;[[聖杯]]<br />
:原義を言うならば、最後の晩餐でキリストが使い、その血を受けた杯のこと。<br />
:聖杯戦争で奪い合う聖杯は「万能の願望機」と呼ばれるレプリカ。<br />
:【関連項目】聖杯戦争<br />
<br />
;聖牌<br />
:冬木の地に現れ、手にした者の願いを叶える万能の願望器。『[[Fate/mahjong night 聖牌戦争]]』に登場する。<br />
<br />
;聖杯くん<br />
:2010年の[[TYPE-MOON エイプリルフール企画|エイプリルフール企画]]「fuyuki.com」で[[冬木市]]ののマスコットキャラクターとして紹介された。<br />
:汚染された冬木の聖杯を無理矢理ゆるキャラ化したようなデザインで、口からは常に得体のしれない汚泥を垂れ流している。<br />
:紹介記事によれば、「あの金ぴかを何とかしよう」という事で『ごーるでん冬木くん』に対抗するキャラを作ろうとしていたところ、柳洞寺在住の若夫婦の[[メディア|奥方]]が名乗り出てデザインしたキャラクターらしい。市民は名前の由来は何か、何をモチーフにしたか等がさっぱりわからず当惑する毎日とのこと。<br />
:『[[カーニバル・ファンタズム]]』にも出演。声は[[間桐桜]]と同じ下屋則子氏で常に「う~ふ~ふ~」と不気味な笑い声をあげている。死の運命を回避する方法を[[クー・フーリン|ランサー]]に教えたり、[[サーヴァント]]に手を焼くマスター達に秘密道具(名前は違うがいずれも出刃包丁)を渡したりする。<br />
<br />
;[[聖杯戦争]]<br />
:あらゆる願いを叶えるとされる「聖杯」を奪い合う争い。<br />
:『[[Fate/stay night]]』では、数十年に一度、冬木市を舞台に行われる。聖杯を求める七人のマスターと、彼らと契約した七騎のサーヴァントがその覇権を競う。<br />
:最後に残った一組にのみ、聖杯を手にし、願いを叶える権利が与えられる。<br />
:他にも『Fate』の名を冠する数多の作品にて、様々な形の聖杯戦争が開催されている。<br />
:【関連項目】聖杯、サーヴァント、冬木市<br />
<br />
;聖牌戦争<br />
:冬木の地に現れ、手にした者の願いを叶える万能の願望器「聖牌」をめぐり七人の魔術師が覇を競い合う戦い。『[[Fate/mahjong night 聖牌戦争]]』で行われている。<br />
:戦いはもっぱら「麻雀」によって行われ、他の参加者全員を退け、点棒の全てを獲得した者が勝者とされる。<br />
:参加者はマスターと呼ばれ、それぞれ特性を持つサーヴァントを召喚、使役でき、二万点の点棒と三画の令呪が与えられ、互いの点棒を奪い合う。<br />
<br />
;聖杯大戦<br />
:『[[Fate/Apocrypha]]』で行われた14騎ものサーヴァントが赤と黒の2つの陣営に分かれてぶつかり合うという、冬木の聖杯戦争よりも規模が拡大して大規模化した[[聖杯戦争]]に付けられた名称。<br />
:冬木のようなバトルロワイヤルやムーンセルのトーナメント方式ではなく、同じ陣営に属する他の組との連携が求められるチーム戦。それゆえ、サーヴァント同士の関係が密接で、相性が良い者を組ませると遥かに格が上の敵でも打倒することが可能。<br />
:また通常の聖杯戦争では到底勝ち抜けないような支援に特化した者や集団戦闘で補正がかかるスキルを持つ者が真価を発揮する。<br />
:そのため、傲慢で自らの力を過信する者や正気を失っているため他との連携が取れない者などは非常に不利で、「絶対的な強者」は聖杯大戦においてはあり得ない。しかし、チーム戦ではあるものの聖杯を手にするのは一組というのは他の聖杯戦争と同一である。よって、赤と黒の戦争が終結すれば、一時は味方であった者との第二の争いが始まる。<br />
:【関連項目】聖杯、聖杯戦争、サーヴァント<br />
<br />
;聖杯転臨<br />
:「霊基再臨」を全て済ませ上限レベルに達したサーヴァントに聖杯を使い、レベルの限界をさらに突破する事。<br />
:これによりどのサーヴァントもレベル100まで到達することができるが、聖杯を使わない状態での限界レベルはサーヴァントのレアリティによって違うため、レベル100に至るまでに必要な聖杯の個数も異なる。<br />
:霊基再臨と異なり純粋にレベルとそれに伴いステータスが上がるだけで、これによって新たなスキルを習得したりすることは無い。<br />
:上限レベル60の状態では聖杯1個につき+10、上限レベル65~85の状態では聖杯1個につき+5の上限突破ができるため、☆4以下の実用的なサーヴァントの能力底上げとして有用だが、上限レベル90以上の状態では聖杯1個につき+2しかされない。また、上位レアリティと同じレベルに達しても、本来のレアリティにより生じるステータス差を埋め合わせるには至らず、ある程度の差は残る。<br />
:そして何より聖杯は各種ストーリーや期間限定イベントで一度きりの「クリア報酬」としてしか手に入る事がなく最も数が限られているため、おいそれとできることではない。また、上記の通りレベル90以降の強化は効率が良くないため、レベル100を達成したサーヴァントを見かけた場合、それはそのプレイヤー最大の「お気に入り」であることを示すと言える。<br />
:セイントグラフのカードの枠の色はレアリティによって決まっている(☆1~2:茶色、☆3:銀色、☆4~5:金色)が、聖杯転臨によって「上限レベルが70~75」の状態になると☆2以下のサーヴァントでも枠が銀色になる。さらに聖杯を使って「上限レベルが80~85」の状態になると金色になる。本来のレアリティの枠色は、セイントグラフ上に追加される聖杯アイコンに反映される。<br />
<br />
;[[聖杯の泥]]<br />
:聖杯をその力ごと汚染し、70年経過しようとも新たな聖杯を汚染する力を保ち続ける『人の悪性』。<br />
:【関連項目】聖杯<br />
<br />
;聖抜<br />
:獅子王の法を順守し、何者にも冒されない理想郷の完成のためより善い人間を選び、選ばれない人々を排除する第六特異点で行われた聖都キャメロットに向かい入れる者を選ぶ儀。<br />
:決して穢れない魂。あらゆる悪にも乱れぬ魂。生まれながらにして不変の、永劫無垢なる人間を選び取るための儀。<br />
:強い光でありながら眩しくない光を浴び、選ばれた者は身体が光り出す。聖抜で選ばれた者だけが聖都に招き入れられる。<br />
<br />
;聖罰<br />
:第六特異点で行われた聖抜に選ばれなかった者に対する粛正。<br />
<br />
;[[セイントグラフ]]<br />
:『Fate/Grand Order』にてゲーム内で使用されるサーヴァントが宿るカードの総称。<br />
<br />
;世界の裏側<br />
:人の理で成り立っている人間の世界から外れた場所。神代の終わりに、幻想種たちが去っていった場所。<br />
:物質的なくびきから解脱できない者、霊体になっても生きられない者は世界の裏側に移動できない。<br />
:現在の人間が住む世界とは、惑星の地表に薄く広がる織物のようなもので、その下に「地球」という惑星が存在する。<br />
:一方、世界の裏側とは人間が住む以前の世界、即ち、幻想種たちが闊歩していた時代の〝織物〟。<br />
:つまり地球は惑星の地表が一番下にあり、それを包んでいるのが惑星の地表に張り付いた〝織物〟の一つ「世界の裏側」である。<br />
:そして現在の物理法則が支配する世界は、この上に重ねられた別の〝織物〟に過ぎない。<br />
:この裏側の〝織物〟が剥がれてしまうと、今の世界が崩壊し世界が神代に逆戻りしかねない。<br />
:神代の終焉を理解した幻想種たちが地上を譲り渡し、この場所に移動した。<br />
:裏、というよりは海の向こうと言うべき場所。人理という布が星全体を覆うことで、この世界は成り立っている。<br />
:人理の布が星全体を覆う前に、神代の終焉を理解した幻想種たちは地上を譲り渡し、この場所に退避してきた。<br />
:[[聖槍]]はそれを防ぐ為に裏側を世界に縫い付け、繋ぎとめている。それが『最果ての塔』と呼ばれる現象。<br />
:『[[Fate/Grand Order]]』では、人理が混乱しているため、人間の世界に幻想種が湧き出ている。<br />
:アヴァロン等の理想郷は『星の魂の置き場所』であり、裏側とは別のもの。<br />
:【関連項目】幻想種、神代、聖槍ロンゴミニアド<br />
<br />
;赤原礼装<br />
:[[エミヤ]]と[[無銘]]の外套。<br />
:『Fate/side material』で一級品の[[概念武装]]とされる。とある聖人の聖骸布から作られたマントで、外敵ではなく外界から守る。<br />
:『[[Fate/EXTRA]]』では魔力増幅機能の付いた[[魔術礼装]]とも述べられている。<br />
<br />
;セクター<br />
:拠点。敵陣営の「セクター」を制圧するには、内部にいる敵兵を倒し、拠点を守る存在である「アグレッサー」を撃破する必要がある。<br />
:「レジムランク」が存在し、高ランクの「セクター」を制圧することで一気に有利な状況に持ち込めるが、強力な敵が待ち受けるというリスクもある。<br />
:逆に自分の「セクター」を敵に制圧されると「レジムマトリクス」が敵に移行してしまう。 <br />
<br />
;セファール<br />
:ヴェルバーの尖兵としてのスキル「遊星の紋章」が発動してしまったアルテラの最終形態である巨人。<br />
:一万四千年前にはかつてムーンセルと地上に現れ、当時の文明と人類やその庇護に回った神々、他天体からの降臨者も含めてそのほぼ全てをこの姿で蹂躙した。<br />
:最終的には星の聖剣によって討たれ、砂漠へと歩き続けそこで力尽きた。<br />
<br />
;蝉菜マンション<br />
:冬木市新都玄木坂四番地にあるマンション<ref group = "出" name = "『氷室の天地 Fate/school life』第2巻 #18">『氷室の天地 Fate/school life』第2巻 #18</ref>。オーナーは氷室家。[[氷室鐘]]とその家族(12階1号室<ref group = "出" name = "『氷室の天地 Fate/school life』第2巻 #18" />)、[[美綴綾子]]が在住。柳洞寺倒壊以降は[[柳洞一成]]も11階に引っ越してくることになる<ref group = "出">『氷室の天地 Fate/school life』第11巻 #123,#127</ref>。<br />
:初出は『[[Fate/hollow ataraxia]]』。11階1号室で暮らしていた3人家族が一家心中する事件が起き、その際にその一家の娘の遺体だけが発見されず、更にひと月後に2号室に住んでた大学生A氏(『[[Fate/strange Fake]]』では[[アヤカ・サジョウ]]がそのA氏であるとされる)が失踪するという事件が発生しており、その影響で11階のフロアに借り手がつかない状態になっていた。<br />
:また、この事件以降、行方不明の娘が「両親より虐待を受けていた為、この世に恨みを持ってこの世を彷徨っている」という「玄木坂の赤ずきん」という怪談話として都市伝説化しており、肝試しのスポットとなってしまっている。<br />
<br />
;SE.RA.PH<br />
:Serial Phantasm。第三虚構世界とも。規模が巨大になった[[ムーンセル・オートマトン|ムーンセル]]が自身を運営するために作った“月を回す都市型エンジン”。<br />
<br />
;虚数潜航<br />
:ゼロセイル。虚数空間に潜ってから目的地に浮上する転移手段。前人未到の航海。<br />
:カルデア初期に想定されたものの、その困難さ、危険性から廃止された事象干渉手段。<br />
:マスターを霊子分解し、数値として時空帯に出力するレイシフトとは真逆の空間移動法。<br />
:あると定義しなければこの世界は成立せず、かといって人間に触れる事のできない領域。即ち、マイナスの世界への挑戦。<br />
:世界の隙間に入り込み、現実から完全に消失する“時の海”に沈む行為。<br />
:存在そのものをマイナスにする危ない状態。<br />
<br />
;センチネル<br />
:[[BB]]によって改造されたサクラ迷宮の術士。各階層のメインコアであり、迷宮そのもの。<br />
:良質な魔術回路と“心”を持つ少女にしか務まらないため、攻性プログラムのように量産は出来ない。迷宮を変革させるためには高度な演算能力が必要とされる。<br />
:センチネル化の際、外付け端末として[[BB]]の意識を差し込まれるため、多少なりとも性格が歪んでしまうらしい。多分。恐らく。凛とラニの名誉の為にとりあえずそう言っておきたいとのこと。<br />
:センチネルとなった少女は霊子核である魂を迷宮の<ruby>核<rt>コア</rt></ruby>として封印され、五感全てを迷宮の増築材料として使用される。迷宮の構造を変えたりトラップを増やしたりするのはセンチネルにとっても苦痛を伴う行為。また、大我は核となって封じられるが、小我というそれぞれ独立した趣味・嗜好の人格は『<ruby>欲身<rt>エゴ</rt></ruby>』と呼ばれる分身となり、それぞれ担当する迷宮内の管理人となる。<br />
:マスターからは[[遠坂凛 (EXTRA)]]、[[ラニ=Ⅷ]]、[[ジナコ=カリギリ]]が犠牲となり、センチネル化した。凛とラニは迷宮を変革させるのに必要な演算の基準値を満たしていたが、ジナコは基準値を満たしていなかったため、彼女の迷宮は作りが簡素になったいる。<br />
<br />
;剪定事象<br />
:それ以上発展の可能性がなく、これ以上継続する必要無しと判断され、世界から切り捨てられた平行世界。<br />
:災害や攻撃者によって滅亡するのではなく、単純にある時いきなり世界そのものが消滅してなくなる。<br />
:ここでいう「発展の可能性がない」というのは、大災害や戦争などによって修復不可能なレベルの致命的ダメージを受けてしまった世界、修復を試みたが方向性を間違えて行き詰ってしまった世界の他、逆に高度に完成してしまった世界も含まれる。完成とはすなわちそれ以上のステップへ進む事が無くなるという事であり、文字通り「それ以上の発展があるか無いか」だけで判断される。<br />
<br />
;千夜一夜物語<br />
:[[シェヘラザード]]が語ったとされる入れ子構造の物語群。[[シェヘラザード]]は入れ子構造の物語群の最外枠、全体の語り部の役割を務める。<br />
:今伝わっている千近くの物語は、その大部分が後世の訳者たちの手によって付け加えられたものである。一説には、核となった最初期の説話数は二百数十話程度しかなく、結末も存在していなかったとされる。<br />
:[[シェヘラザード]]が書物で読んで知った物語、自身が即興的に考え出して語った物語、後世に付け加えられたが「彼女が語っていてもおかしくはない」物語、そういった元々確固たる枠組みがあったわけではなく、それらの曖昧模糊とした集合体こそ、後に『千夜一夜物語』と呼ばれるようになった概念の正体であり、彼女自身はその内容の編纂権を有している。<br />
:重要なのは正しさではなく、王が面白がるかであり、端的に言えば「何が千夜一夜物語に該当する物語なのかは彼女自身によって決められる」とも言える。<br />
<br />
;千里眼<br />
:最高位の魔術師の証である「此処に居ながら彼方を見据える」眼。古来より、神々から土地を任され、人々の生活を守る祈祷師に必要とされるもの。<br />
:「識る」事が魔術の基本にして最奥であるというのなら、彼ら千里眼の魔術師たちは生まれながらにして真理に到達している。どれほど重厚な魔術回路を持ち、強大な魔術式を操れようと、この千里眼を持たない魔術師は最高位の座に呼ばれることはない。<br />
:いくつか種類があり、[[マーリン]]は世界を見通す眼を、[[ギルガメッシュ]]は未来を見通す眼を、[[ソロモン]]は過去と未来を見通す眼を所有している。<br />
:全てを視通すとされてるが、彼らは太陽系圏内の範囲しか知覚できないらしく、元々は異星の存在でそれが地球に隕石の形で落下して現地の生物に寄生して神となったという南米の神話大系の神々のことは知らなかった。<br />
:彼ら千里眼持ちたちには独特の連帯感があり、直接面識がせなくても互いを意識しあっているため、初対面であってもタメ口だったり馴れ馴れしかったりするという。<br />
:[[アルジュナ]]等も同名のスキルを持つが、こちらは未来や過去を見渡した等という描写は無いため、純粋に並外れた視力を表すスキルだと思われる。<br />
<br />
===そ===<br />
;聖剣集う絢爛の城<br />
:ソード・キャメロット。ハーウェイ一族に伝わる秘蔵の[[コードキャスト]]。宝具『いまは遙か理想の城』を元に西欧財閥が作り上げた決着術式。<br />
:名誉を重んじる二人の騎士が、余人に阻まれる事なく雌雄を決する為の城。周囲を覆う炎の壁は騎士たちの戦いに異を唱えられる聖剣の担い手でなければ破壊できない。<br />
:炎の壁は[[BB]]が驚きを隠せないほどの威力を誇り、捕えた対象の空間転移すら封じる効力を持つ。ただし、レオですら三分程度しか維持できない。<br />
:『[[Fate/EXTRA CCC]]』では[[レオナルド・ビスタリオ・ハーウェイ]]が[[ガウェイン]]の力を借りて使用した。 <br />
<br />
;ソロ・サーヴァント<br />
:設定変更により「開かれた、一つの大きな世界」となった新生ムーンセルSE.RA.PHにおいて、その世界開拓の一要因としてランダムに召喚されたサーヴァント。<br />
:NPCのモデルと同様、基本的に聖杯戦争で重要な役割を示したサーヴァントが優先される。しかし中には聖杯戦争の記録には存在しないサーヴァントも含まれている。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
===注釈===<br />
<references group = "注"/><br />
<br />
===出典===<br />
<references group = "出"/><br />
<br />
== 関連項目 ==<br />
* [[小辞典]]<br />
** [[小辞典 (あ-)]]<br />
** [[小辞典 (か-)]]<br />
** [[小辞典 (さ-)]]<br />
** [[小辞典 (た-)]]<br />
** [[小辞典 (な-)]]<br />
** [[小辞典 (は-)]]<br />
** [[小辞典 (ま-)]]<br />
<br />
{{DEFAULTSORT:しようしてん さ}}<br />
<br />
[[Category:小辞典|*]]</div>
59.146.179.76
https://typemoon.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%81%A7%E5%88%86%E3%81%8B%E3%82%8B%EF%BC%81Fate/Grand_Order&diff=82046
マンガで分かる!Fate/Grand Order
2019-06-04T12:44:09Z
<p>59.146.179.76: /* 登場人物 */</p>
<hr />
<div>{{作品概要<br />
| タイトル = マンガで分かる!Fate/Grand Order<br />
| 原作 = TYPE-MOON<br />
| ジャンル = <br />
| 作画 = リヨ<br />
| 監修 = <br />
| 脚本協力 = <br />
| 料理監修 = <br />
| 掲載誌 = 『[[Fate/Grand Order]]』公式サイト<br />
| レーベル = 角川コミックス<br />
| 連載期間 = <br />
| 単行本 = 既刊2巻<br />
| 発売元 = KADOKAWA<br />
}}<br />
==概要==<br />
『[[Fate/Grand Order]]』のサービス開始に伴い『Fate/ぐだぐだオーダー』に代わって連載が開始された公式サポート漫画。著者はリヨ。<br/><br />
<br/><br />
本作の魅力とゲームシステムをゆるく解説するのだが、リヨ氏に全て任せていることもあってか作風が「狂気」に満ちており、「狂気」を感じさせる行動を取る女主人公は見るものに強烈な存在感を発揮した。<br/><br />
しかしそれゆえに'''解説漫画なのに解説になっていない'''ということで、各回の本来解説すべき内容を補足する「マフィア梶田の“バーサーカーでも分かる!”FGO講座」が後に連載。Fateとはあまり縁が無いマフィア梶田氏が起用された理由は、本作をプレイしている中でお目当ての[[ネロ・クラウディウス|赤王]]が出ないことに'''Twitterで「赤王出ねぇ赤王出ねぇ」と呪詛を吐き散らしているのを公式に捕捉された(意訳)'''ため<ref group = "出">[http://www.fate-go.jp/manga_fgo/comic01.html 『マフィア梶田の“バーサーカーでも分かる!”FGO講座』第1回]</ref>。<br><br />
こうして公式の傘下ユーザーになったマフィア梶田氏であるが、媚びることもなくFGO運営へは相も変わらず毒を吐き続けている(例:「サイコロ二つの出目の数だけ聖晶石?出目が全部六のサイコロ二つ用意しろよ」等)。<br/><br />
後に2018年12月4日からFGOを動画で解説した『動画で分かる!Fate/Grand Order』の配信が開始された。公式パーソナリティは新米マスターの大海将一郎と、先輩マスターの「ノッブ(人形)」。<br />
<br />
連載は15話で終了したが、2015年12月から『もっとマンガで分かる!Fate/Grand Order』が2017年7月まで連載(全84話)。<br><br />
そして2017年8月から『ますますマンガで分かる!Fate/Grand Order』の連載が開始された。<br><br />
なお『もっと』以降は「FGO講座」が無い上に煽り文が自重しなくなった(例:「人類の未来は君にかかってる…?」「[[人理継続保障機関フィニス・カルデア|カルデア]]の風紀が乱れる…!」「[[宝具]]演出に全米が感動」「[[ゴルドルフ・ムジーク|新所長]]、フィギュア化希望」等)ため、更に狂気が増している。<br />
<br />
2018年12月31日『Fate Project 大晦日TVスペシャル 2018』内のコンテンツの一つとして事前告知無しでアニメ化され、数時間後にYoutubeでアニメ本編が配信された<ref group = "注">ただし『マンガで'''わ'''かる!Fate/Grand Order』と一文字だけ表記が異なっている。</ref>。 <br />
<br />
== 登場人物 ==<br />
;[[主人公 (マンガで分かる!FGO)|主人公]](女)<br />
:女性バージョンの主人公。'''このマンガを読んでいるあなた自身。'''<del>んなわけあるか</del>通称「'''リヨぐだ子'''」。<br />
:無個性的な本編主人公とはまったく異なり、上記のように運営に毒を吐きまくったり、別のゲームをやっていることを堂々と言ったりと相当にカオス。<br />
:同性愛の傾向があり、オルガマリー所長にドSかつ性的に当たったり、マシュ相手にセクハラを働いたりとロクなことをしていない。また生身でありながら人間離れした所業も度々やらかす。<br />
;[[マシュ・キリエライト]]<br />
:常識人その1。女主人公のカオス極まりない言動に頭を悩ませてばかりいるが、本編同様一途に慕っている。<br />
:女主人公側からは下着姿にされたり、正月早々木に吊るされたりなど一見粗末に扱われているが、マシュを馬鹿にするホムンクルスをアルトリアに命じて殲滅させたり、彼女に会えなくエレナに寂しいのではないかと訝しがられたりと一応は大事には思われている模様。こちらでは仏教徒らしい。<ref group = "注">『もっと』第67話にて錯乱したジャンヌに「あなたは神を信じますか」と詰め寄られた際の返答なので、とっさに繕ったでまかせかもしれない。</ref><br />
:愛称は「なすびちゃん」。『Fate/Grand Order VR』体験センターでは自分自身の着替えを覗いていたらしく「'''本当は(間近で着替える所を)見られたいんだろう…?'''」と欲望ダダ漏れの発言をした。<br />
:カルデアの同人誌業界では「アニムスフィア家に実験体にされた恨みからオルガマリーを性的にいたぶる」という微妙に笑えないマシュ長ネタが鉄板になっているとか。<br />
;[[オルガマリー・アニムスフィア]]<br />
:常識人その2。こちらも頭を痛めるのが日常茶飯事な上、女主人公からの直接に物理的・性的被害もある分キツい。<br />
:「本編と比べると」カルデアスに放り込まれて無限に死に続ける立場からは救い出されているだけ超マシなのだが、「このマンガの中では」カルデアスの中の世界で第二の人生を謳歌していた様子だったので、引きずり出されて幸せなのかどうかは微妙なところである。<br />
:また、回を追う毎にFGOにハマリ続け、その熱中振りにマシュがドン引きする場面も描かれている。高貴なお嬢様ゆえに聖晶石などに不足した事がないらしいが、その割に「'''寝る前にAPを使いきってから寝る'''」「'''AP全回復の5分前に自主的にアラームをセットする'''」などプレイは非常にマメ。<br />
;[[アルトリア・ペンドラゴン]]<br />
:女主人公とよく一緒に居る。いつも仏頂面で台詞はまったくないが、しゃべっていないわけではない模様。破天荒な女主人公に付き従っている。<br />
:女主人公からはよく知らないと言われておりプライベートの付き合いもないが、一緒にサッカーをしたりみかんを剥いてあげたりとそれなりに仲がよい。ただしサッカーは一緒にプレーしていると言うよりも自分がボールを独占して遊びたいだけらしく、女主人公の顔を殴るラフプレーにてボールを奪取した後は一人でドリブルしていった。<br />
:星5サーヴァントであるがいっぱい出ているらしく、共食いで宝具LVは既に5。経験値は他のサーヴァントを食べるよりも経験値カードを食べる方がいいらしい。<ref group = "注">『ますます』第43話で偽アルトリア(マンガで分かるライダー)に対し「食べれば宝具レベルアップ」とフォークを向けたことから、宝具レベル5の彼女とは別のアルトリアが存在する可能性がある(つまり女主人公はアルトリアを計6体以上引き当てたという事になるのだろうか…)。</ref><br />
:『もっと』第71話で無造作に増設されたカルデアで女主人公とマシュの抗争が本格的になってからはマシュ(レジスタンス)側に付き、最後まで生き残った。<br />
:アナログゲーム女子会の一員。<br />
;[[ジャンヌ・ダルク]]<br />
:初登場はフレンドから借りるサーヴァントだったが、後に女主人公の手持ちサーヴァントとなる。旗が何故か鯉のぼりに変わってる。<br />
:オルガマリー同様に女主人公からの風当たりが強く、FPSゲームをやっていたら令呪を使って据え置きゲーム機を壊させられたり素手で金の宝箱に変えられたりとろくな目に遭わされていない。度々運営を擁護するため、結局女主人公から目の仇にされており倉庫送りにされた。<br />
:一方、彼女は彼女でロマニと手を組んで女主人公を遥か過去に追放しようとしたが失敗。その後もダ・ヴィンチちゃんと組んでレジスタンス活動を行っている。<br />
:宝具を使うとスタンするため、宝具強化クエストをまだやってもらっていない様子。<br />
:真名看破スキルは本編の彼女と違ってまったく役に立たず、彼女も対象サーヴァントをキリスト教関連の存在と勘違いして終末を恐れたり勝手に崇めたりと聖女として色々ダメダメ。<br />
:『もっと』最終話で死亡しているはずだが、『ますます』第2話で何事もなかったかのように再登場している。<del>まあ、女主人公からしてそうなんだが。</del><br />
;[[エリザベート=バートリー]]<br />
:女主人公の手持ちのサーヴァントの一人。脇役として登場する頻度は多め。自身もFGOをプレイしておりガチャの泥沼にハマっているが、女主人公と違って開き直れていない。<br />
:基本的には女主人公と絡んでいるが、オルガマリーからはボイス再生のためにベッドの上で身体をまさぐられるというセクハラ被害に遭う。<br />
:一応絆レベルは10を達成する程度には重用されている(ただしその後「他のサーヴァントの絆レベル上げ優先」の為に丸め込まれて幽閉されるという皮肉なオチとなる)。<br />
:また「新なすび王位争奪戦」ではなすびの着ぐるみを纏った「エリザベート・バートリー〔なすび〕」なる新形態も登場した<ref group = "注">女主人公曰く「2017年のハロウィンに実装予定」。しかし実際に登場したのはなすびではなく[[メカエリチャン|ロボ]][[メカエリチャンⅡ号機|ット]]だった。</ref>。<br />
:本編第一章同様に清姫とは犬猿の仲だが、豚汁を「ぶたじる」と読むという意見だけは一致している。<br />
;[[ロマニ・アーキマン]]<br />
:通称「ポニーテールおじさん」。<br />
:初登場からトラック([[マルタ|タラスク]])に轢かれたり、[[ヘラクレス]]とマイルームで二人きりにされたりと扱いは極めて悪い。<br />
:その鬱憤からジャンヌと結託して女主人公を過去に島流ししようと企むが、失敗に終わった。<br />
:[[ソロモン|終局特異点『冠位時間神殿 ソロモン』実装]]に伴い『もっと』第54話が最後の登場回となったが、その役柄は「'''運営に扮したロマニにクソリプを直に投げつけるゲーム'''」の的役だった。<br />
;[[レオナルド・ダ・ヴィンチ]]<br />
:ショップ店員。<br />
:エレナ・ブラヴァツキーの抱き枕用イラストを一時間で描くよう女主人公に強要されて青ざめる。<br />
:彼女は彼女でしつこくショップの宣伝をしてくるためウザがられており、女主人公にボールギャグ+簀巻きという仕打ちを受けた。しかし彼女に限っては女主人公の暴虐と言うだけではなかったようで、その後マシュやオルガマリーに同じ事をして同じ仕打ちを受けていたようだ。<br />
:(マンガではマシュに縛られてオルガマリーに助けられるところで終了しているが、マンガ外のコメントでジャンヌが「'''大変です!ショップが突然お休みになってます!なにかあったんでしょうか!?'''」という発言にオルガマリーは「'''……知らないわ'''」、マシュは「'''……知りませんね'''」と返している)<br />
:なお、男主人公が取り乱して令呪で変な命令をした時に実際に令呪が消費されている事から、男主人公のサーヴァントと思われる。<br />
;[[アルテラ]]<br />
:純真な性格だが単純な算数が出来ない程度に頭はあまり良くない。更に自分の欲望に割と忠実。そのため女主人公によって、悪い文明を破壊するためによく煽られる。<br />
:ガチャで星5が全然でないためガチャを悪い文明と見なすが、その後星5が当たって「案外悪くないのかも」とあっさり見直す。また定期メンテナンスがなくなった事に内心「石がもらえる機会が減った」と思っている。<br />
:ジャンヌとは一緒にピクニックをする仲で、運営にはフォトン・レイを新調してもらった恩があるらしい。また、他の作品にはない独自要素として空を飛ぶ事が出来る。<br />
:なお、新興文明のちびっこ王国にまんまと捕まり、その後'''エレナと一線を越えてしまった'''と思しき描写がある。<br />
:アナログゲーム女子会の一員。[https://ja.wikipedia.org/wiki/カタンの開拓者たち カタン]らしきボードゲームをプレイしており良い文明と満足している。<br />
;[[玉藻の前]]<br />
:アルテラと仲がよいのか、登場時は彼女と一緒。突拍子もない言動をするアルテラに困惑している。<br />
:他のキャラクター達が多かれ少なかれ壊れているこの作品において随一の良識人。他媒体ではエキセントリックな行動も散見される彼女だが、この作品では逆にそういった様子が鳴りを潜めている。「マンガで分かる」唯一の良心とも。<br />
:ジャンヌと共にちびっ子王国の和平成立に尽力して以来、ジャックやナーサリー等子供達の面倒を見るようになった。なおその時に'''[[岸波白野|マスターのようにステキでやさしい人]]と家庭をこさえるのが夢'''と発言し、ジャンヌを大いに困惑させている。<br />
:アナログゲーム女子会の一員。<br />
;[[主人公 (マンガで分かる!FGO)|主人公]](男)<br />
:あまり出番は無いが、単行本1巻のキャラ紹介では「この物語(FGO)の主人公」とされている。こちらも女性側同様に同性愛の傾向がある。<br />
:また、アストルフォに危険な感情を抱いており[[セレニケ・アイスコル・ユグドミレニア|セレニケ]]と[[ジーク]]に対抗意識を持っている(ただしジークについては「尊い」と認めてもいる)。<br />
:詳細は不明だが、彼も(或いは彼が)「長く苦しい旅の末に[[ゲーティア|黒幕]]を打ち倒し、この世界を復元した」ものの、『ますます』第17話で'''他のマスターに喧嘩を売ってボコボコにやられた仕返し'''としてダ・ヴィンチちゃんを連れて取り返しのつかない事をした結果[https://ja.wikipedia.org/wiki/わいせつ#性的自由に対する罪 セクハラ罪]で起訴され、多額の示談金を支払うハメになったとか…。<br />
:超人的な体質は持っていないため女主人公と違って常人並みに弱く、ダ・ヴィンチちゃんの悪巧みを成敗しようとした直後にダ・ヴィンチちゃんの筋力Eのパンチ一発で瀕死になった。<br />
;[[アストルフォ]]<br />
:男主人公のサーヴァント。尻を触られたり、卑猥に聞こえる発言をさせられたりとセクハラを受けている。しかしパーティには入れてもらっていない。<br />
:聖杯転臨を検討されるほどの愛情を抱かれているが、その際もやはり卑猥な妄想の対象となっている。ただ「もしこの後星5の限定アストルフォが出たら」という心配によってまだ聖杯は使われていない。<br />
;[[清姫]]<br />
:女主人公の手持ちサーヴァント。下半身が人間のものではなくヘビ。<br />
:本編同様に主人公に恋愛感情を持っており、それをマンガで分かるライダーに利用されて『'''私のヘビ女がドスケベな後輩に調教されて公の場で脱皮するDVD'''』なるスケベ映画に出演させされる。その際「女主人公の好きな性癖は寝取られ」というホラを吹き込まれたが、女主人公は件のDVDを気に入っていたため、嘘にはならなかった。<br />
:…演技とはいえ「'''あなた様ではもう感じなくなってしまったの!!'''」と清姫が虚偽に接触しそうな事を自ら言ったり、そもそもマスターが「寝取られ」が好みという事実を清姫が受け入れるのかは彼女の界隈で物議を醸されたが。<br />
:同じく本編同様にエリザベートと反りが合わないが、豚汁を「ぶたじる」と読む点においてのみ意見が一致している。<br />
;[[エレナ・ブラヴァツキー]]<br />
:女主人公のお気に入りなのか、ダ・ヴィンチちゃんが彼女の抱き枕カバー用イラストを描くよう命じられている。<br />
:マシュと聖杯戦争を行っている際は、女主人公からマシュに代わる相棒枠「新なすび王位争奪戦」にエントリーされるが「女主人公がマシュと会えなくて寂しいのでは」と分析していた。<br />
:ちびっこ王国に囚われたことがあるが、その際'''アルテラと一線を越えてしまった'''と思しき描写がある。<br />
;[[ナーサリー・ライム]]&[[ジャック・ザ・リッパー (Apocrypha)|ジャック・ザ・リッパー]]<br />
:女主人公の手持ちサーヴァント。聖夜の縁なのかほぼ二人一緒に登場する。<br />
:同じ幼女系サーヴァントのバニヤンの友達として宛がわれるが、血溜まり宝箱にされたり食べられたりとスプラッターな目に遭う。しかし、それでも面倒を見た結果一緒にクリティカルスター屋を営むなど打ち解けた模様(ちなみにクリティカルスター屋は'''ジャックがナーサリーとバニヤンを殺して発生させたスターを売る''')。<br />
:後にクリティカルスター屋で儲けた資金を元手にバニヤン、[[ジャンヌ・ダルク・オルタ・サンタ・リリィ|サンタ・リリィ]]と共にカルデアを出奔し、子供だけの争いのない国「ちびっこ王国」の建国を目指す。<br />
:ちなみにナーサリーは単行本描き下ろしエピソード『OVA マンガで分かる!FGO』で「マシュがオルガマリーを全裸にしてところてんと黒蜜でヌルヌルのグッチョングッチョンにする」内容の同人誌『'''全裸所長心点触手地獄'''』を所持している事が判明した。<br />
;[[マリー・アントワネット]]<br />
:ゲーム同様、天真爛漫なサーヴァント。<br />
:『Fate/Grand Order VR』でマシュのパンツを覗こうと試みたり、口の周りいっぱいにクリームをつけながらエクレアを食べまくるなど、多少、欲望に忠実すぎる所がある。<br />
;[[マンガで分かるライダー]]<br />
:女主人公が[[聖杯の泥]]とうどん粉を練り合わせて作ったサーヴァントの素をマシュが育てた結果誕生した謎のサーヴァント。いつもニコニコ笑っている全身ピンクのバニーガールという意味不明な姿をしている。<br />
:モチーフは「映画史黎明期の映画監督」で、理想の映画を制作するためなら時間外労働も仕方ないと思っている。<br />
:基本映画作りでサーヴァント達に対して口八丁手八丁でやりたい放題なところがあるが、マリーには映画作りの資金源として頭が上がらず簡単に映画内容の方向性を言われるがままにしたり、ちびっこ王国相手には防犯ブザーからの集合の数の暴力で惨敗している。<br />
;[[マンガで分かるアサシン]]<br />
:上記サーヴァントの素をオルガマリーが育てた結果誕生した謎のサーヴァント。ダウナーな目つきのネグリジェ姿をしている。ぱっと見て女性に見えるが実際に女性。ただし生前は女装癖があったとのこと。<br />
:モチーフは「FBI初代長官」。拳銃や盗聴器を使いこなし罪を犯したサーヴァントを逮捕しているが、世界の秩序のためなら多少の犯罪行為は許容されると思っている。<br />
;[[ポール・バニヤン]](マンガで分かるバーサーカー)<br />
:上記サーヴァントの元を女主人公が育てた結果誕生した謎のサーヴァント。緑色の帽子とコートを着た金髪の幼女。'''ただし異様に巨大'''。虚ろな瞳も相まって底知れない恐怖を生み出している。<br />
:モチーフは「アメリカンな木こり巨人」で、人類の発展のためなら多少の自然破壊は仕方ないと思っている。<br />
:2017年8月2日に開始された期間限定イベント『オール・ザ・ステイツメン!~マンガで分かる合衆国開拓史~』にて逆輸入され、'''本編ゲームにて実際にサーヴァントとして実装された'''(カードイラストもリヨ氏の描き下ろし)。これに伴い真名も判明し、漫画作中でも真名で呼ばれるようになっている。<br />
;[[マンガで分かるランサー]]<br />
:ダ・ヴィンチちゃんが作ったうどん生地から誕生した謎のサーヴァント。上記の三名よりかなり遅れて登場。<br />
:女主人公を裏切ったマンガで分かるアサシンと共に現れ、女主人公を暗殺するという衝撃的な登場をした。<br />
:カンカン帽を被った西洋風の出で立ちをしており、長い髪を三つ編みにしている。女主人公の胴体をブチ抜いていたが武器は不明。他には自ら雷神の槌と呼ぶ小さなハンマーを武器にする。<br />
;[[ちびっこ王国のアーチャー]]<br />
:上記のランサー同様、かなり遅れて登場。<br />
:カウボーイスタイルの女性であり、ちびっこ王国を訪れたマシュを投げ縄で捕獲しようとしていた。<br />
:獣耳のうどんサーヴァントの幼体がちびっこ王国で登場していたので、それが成長した姿の可能性が高い。<br />
;マンガで分かるキャスター(仮)<br />
:上記のランサー同様、かなり遅れて登場。クラスは明言されていないが消去法でキャスターと思われる。<br />
:ネズミのような耳が付いた2人組の褐色メイドで、瀕死状態だった女主人公の世話をしておむすびを食べさせていた。<br />
;[[マンガで分かるセイバー]]<br />
:上記のランサー同様、かなり遅れて登場。<br />
:アルトリアの手によってマシュに渡されたうどんサーヴァントの幼体が成長してサーヴァントなったもの。<br />
:金髪の妊婦の姿をしているが「出産前の状態で召喚されたため、本体は胎内にいる方」という変わり種である。<br />
<br />
== 各話リスト ==<br />
===マンガで分かる!Fate/Grand Order===<br />
{| class="wikitable"<br />
|-<br />
! 話数 !! タイトル !! 掲載本 !! 収録単行本<br />
|-<br />
| 第0話 || 未来を取り戻す物語 || [[TYPE-MOONエース|TYPE-MOONエース Fate/Grand Order]] || rowspan="16"|1巻<br />
|-<br />
| 第01話 || ついに始まる!Fate/Grand Order! || rowspan="15"|『Fate/Grand Order』公式サイト<br />
|-<br />
| 第02話 || チュートリアルと侮るなかれ <br />
|-<br />
| 第03話 || みんな大好き!? 聖晶石召喚!<br />
|-<br />
| 第04話 || 友達と繋がろう! <br />
|-<br />
| 第05話 || カードの組み合わせで戦おう <br />
|-<br />
| 第06話 || 助けて! サポートキャラ!<br />
|-<br />
| 第07話 || サーヴァントを育てよう<br />
|-<br />
| 第08話 || AP管理は効率よく<br />
|-<br />
| 第09話 || サーヴァントと絆を深めよう <br />
|-<br />
| 第10話 || 毎日アクセスしてボーナスをもらおう<br />
|-<br />
| 第11話 || サーヴァントを強くしよう! <br />
|-<br />
| 第12話 || 曜日クエストを活用しよう! <br />
|-<br />
| 第13話 || イベントを楽しもう! <br />
|-<br />
| 第14話 || 概念礼装を装備しよう! <br />
|-<br />
| 第15話 || マンガで分かった! Fate/Grand Order <br />
|}<br />
<br />
===もっとマンガで分かる!Fate/Grand Order===<br />
{| class="wikitable"<br />
|-<br />
! 話数 !! タイトル !! 掲載本 !! 収録単行本<br />
|-<br />
| 第01話 || もっとマンガで分かる!Fate/Grand Order || rowspan="84"|『Fate/Grand Order』公式サイト || rowspan="84"|1巻<br />
|-<br />
| 第02話 || サーヴァントを紹介しよう <br />
|-<br />
| 第03話 || アルトリア・ペンドラゴン<br />
|-<br />
| 第04話 || あけましてFGO <br />
|-<br />
| 第05話 || 本当の… <br />
|-<br />
| 第06話 || 宝具演出<br />
|-<br />
| 第07話 || その後の宝具演出<br />
|-<br />
| 第08話 || 新たな魔術礼装<br />
|-<br />
| 第09話 || 危ない! お風呂でFGO! <br />
|-<br />
| 第10話 || 歩きスマホにご用心<br />
|-<br />
| 第11話 || マシュを大事に <br />
|-<br />
| 第12話 || 5分前行動 <br />
|-<br />
| 第13話 || 寝てる間にAPチャージ! <br />
|-<br />
| 第14話 || 活用法<br />
|-<br />
| 第15話 || 自分へのごほうび<br />
|-<br />
| 第16話 || 謎の男<br />
|-<br />
| 第17話 || 待望の新機能!?<br />
|-<br />
| 第18話 || 無実の罪<br />
|-<br />
| 第19話 || 人類の未来のために<br />
|-<br />
| 第20話 || アピールしたい<br />
|-<br />
| 第21話 || 初心者にもやさしい<br />
|-<br />
| 第22話 || 未来を勝ち取れ<br />
|-<br />
| 第23話 || アルテラとワイロ<br />
|-<br />
| 第24話 || アルテラとランキング<br />
|-<br />
| 第25話 || はげましのおたより<br />
|-<br />
| 第26話 || 両手は頭の上で<br />
|-<br />
| 第27話 || おわびに<br />
|-<br />
| 第28話 || 誕生日ボイス<br />
|-<br />
| 第29話 || ピロピロ<br />
|-<br />
| 第30話 || 絆レベル10<br />
|-<br />
| 第31話 || おねだり<br />
|-<br />
| 第32話 || 三すくみ<br />
|-<br />
| 第33話 || 声なき主人公<br />
|-<br />
| 第34話 || 1周年<br />
|-<br />
| 第35話 || FateGO<br />
|-<br />
| 第36話 || プレゼントボックス<br />
|-<br />
| 第37話 || 12秒の壁<br />
|-<br />
| 第38話 || 周回屋<br />
|-<br />
| 第39話 || ドキドキしちゃうんです<br />
|-<br />
| 第40話 || そういえば<br />
|-<br />
| 第41話 || 大丈夫!?<br />
|-<br />
| 第42話 || オリキャラ<br />
|-<br />
| 第43話 || ひとりじめ<br />
|-<br />
| 第44話 || 認知<br />
|-<br />
| 第45話 || 丸出し<br />
|-<br />
| 第46話 || 誕生<br />
|-<br />
| 第47話 || 真名<br />
|-<br />
| 第48話 || 私が育てた<br />
|-<br />
| 第49話 || 生えてくる<br />
|-<br />
| 第50話 || マシュの出来心<br />
|-<br />
| 第51話 || アルテラと算数<br />
|-<br />
| 第52話 || 神からの電波<br />
|-<br />
| 第53話 || 主人公補正<br />
|-<br />
| 第54話 || まんじゅう<br />
|-<br />
| 第55話 || みんなで見よう<br />
|-<br />
| 第56話 || 今年もよろしくお願いいたします<br />
|-<br />
| 第57話 || 新なすび王位争奪戦<br />
|-<br />
| 第58話 || 資金調達<br />
|-<br />
| 第59話 || 幼女キャラ<br />
|-<br />
| 第60話 || マニアックさ<br />
|-<br />
| 第61話 || 振り返り<br />
|-<br />
| 第62話 || 真名看破<br />
|-<br />
| 第63話 || バーチャルリアリティ<br />
|-<br />
| 第64話 || 身に覚えあり<br />
|-<br />
| 第65話 || 苦い<br />
|-<br />
| 第66話 || 過去と今<br />
|-<br />
| 第67話 || 名誉挽回<br />
|-<br />
| 第68話 || 理想を求めて<br />
|-<br />
| 第69話 || 神の摂理<br />
|-<br />
| 第70話 || 超大作<br />
|-<br />
| 第71話 || 建て増し<br />
|-<br />
| 第72話 || 逃走劇<br />
|-<br />
| 第73話 || クリティカルスター屋<br />
|-<br />
| 第74話 || アジト<br />
|-<br />
| 第75話 || 安定稼動<br />
|-<br />
| 第76話 || 争いのない国<br />
|-<br />
| 第77話 || 喪失感<br />
|-<br />
| 第78話 || 魔術礼装はお好みで<br />
|-<br />
| 第79話 || 助っ人たち<br />
|-<br />
| 第80話 || 知られざる秘密<br />
|-<br />
| 第81話 || 争いのない国再び<br />
|-<br />
| 第82話 || 終幕<br />
|-<br />
| 第83話 || 最後の戦い<br />
|-<br />
| 第84話 || そして繰り返す<br />
|}<br />
<br />
===番外編===<br />
{| class="wikitable"<br />
|-<br />
! タイトル !! 掲載本 !! 収録単行本<br />
|-<br />
| 「オール・ザ・ステイツメン!~マンガで分かる合衆国開拓史~」開催告知漫画 ||『Fate/Grand Order』公式サイト || <br />
|-<br />
| OVA マンガで分かる!FGO || rowspan="2"|『マンガで分かる!Fate/Grand Order』1巻 || rowspan="2"|1巻<br />
|-<br />
| 劇場版 マンガで分かる!FGO<br />
|}<br />
<br />
==話題まとめ==<br />
*あまりにも内容がカオス過ぎた為に各所で話題になり、作者のリヨ氏は[[TYPE-MOON エイプリルフール企画|毎年恒例のエイプリルフール企画]]で当時実装されていた全サーヴァントのセイントグラフ&TYPE-MOONホームページのキャラ画像などを描き下ろす重労働を行うハメになった。<br />
**また、2018年11月20日にローソン限定で発売されたロッテのチョコレート菓子「ビックリマン」とのコラボ商品「FGOマンチョコ」でもリヨ氏が全20種([[ロマニ・アーキマン|シーク]][[オルガマリー・アニムスフィア|レット]]2種含む)のキャラクターのイラストを描き下ろしていた。<br />
*上記うどん粉サーヴァント達だが、ファン達による真名推測も進んでいる。<del>……本当に存在しているのかは疑わしいが。</del>劇中では3つ作られたが、現時点で真名が判明したのはバーサーカーのみ(ライダーとアサシンの真名は不明。単行本のキャラ紹介でも「'''真名は秘密'''」と記載されている)だが、アサシンについてはほぼ真名が確定しており、ライダーも候補がほぼ絞られている。ランサーは情報が少ないため未だ謎が多い。<br />
*「FateやTYPE-MOON世界特有の深い設定その他を主人公は知る気がない」「ウリであろうストーリーや宝具演出を当たり前のようにスキップしたがる」「効率厨」「原作であるFGO運営には平然と過激な毒を吐く」等、TYPE-MOONリスペクトが多い型月作家陣の中でその作風は「王(運営)が自らへの戒めの為に宮廷道化師(リヨ)を傍らに常に仕えさせ、自身や国内情勢その他に暴言や皮肉を言う事(マンガで分かる!FGO)を許している」ようだとも一部では言われる。<br />
**しかし、作中でリヨぐだ子が「ガチャについて本当に遠慮なく言うとネームがボツになる」などとも述べているように「越えてはいけないライン」というものはあるようだ。<br />
**リヨ氏は本作で型月に関わる以前から他のコンテンツの創作でもこんな作風であり、基本的に「自分の創作を止められるものなら止めてみろ(意訳)」というスタンスでのフリーダムかつカオス過ぎる創作はファンその他周囲からは知られていた。しかし「型月警察は本当に苦手(意訳)」とも過去に作中外で発言しており、その上でこの仕事を続けられているのはある意味以上の称賛に値する事は間違いない。<br />
*ちなみに完全にディライトワークスにお任せしているため、'''奈須氏はネームチェックをしたことがない'''。ディライトワークスはあまりにもエグい話やマズい時事ネタが入っているときに止めているらしいが、基本的には自由に描いて貰っているとのこと<ref group = "出">[https://www.4gamer.net/games/266/G026651/20170302098/index_2.html 「Fate/Grand Order」がもたらす新しいスマホゲームの形――奈須きのこ×塩川洋介が語るFGOの軌跡と未来とは]</ref>。<br />
<br />
== 関連商品 ==<br />
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<br />
== 脚注 ==<br />
===注釈===<br />
<references group = "注"/><br />
<br />
===出典===<br />
<references group = "出"/><br />
<br />
== リンク ==<br />
*[http://www.fate-go.jp/manga_fgo/ 公式ページ]<br />
*[http://www.fate-go.jp/manga_fgo2/ 『もっと』公式ページ]<br />
*[http://www.fate-go.jp/manga_fgo3/ 『ますます』公式ページ]<br />
*[https://www.fate-go.jp/douga_fgo/ 『動画で分かる!Fate/Grand Order』公式ページ]<br />
*[https://www.youtube.com/watch?v=98s0s3VWwho アニメ『マンガでわかる!Fate/Grand Order』]<br />
*[http://fate-go.us/manga_fgo/ 北米版公式ページ]<br />
*[http://fate-go.us/manga_fgo2/ 北米版『もっと』公式ページ]<br />
<br />
{{DEFAULTSORT:まんかてわかる ふえいとくらんとおおたあ}}<br />
<br />
[[Category:作品一覧]]<br />
[[Category:漫画作品]]<br />
[[Category:アニメ作品]]<br />
[[Category:マンガで分かる!Fate/Grand Order|*]]<br />
[[Category:Fate/Grand Order]]<br />
[[category:Fateシリーズ|まんかてわかる ふえいとくらんとおおたあ]]</div>
59.146.179.76
https://typemoon.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E5%A7%8B%E7%9A%87%E5%B8%9D&diff=81584
始皇帝
2019-05-28T13:56:24Z
<p>59.146.179.76: /* Fate/Grand Order */</p>
<hr />
<div>{{サーヴァント概要<br />
| タイトル = ルーラー <br />
| 真名 = 始皇帝<br />
| 依代 = <br />
| 読み = しこうてい<br />
| 外国語表記 = <br />
| 初登場作品 = [[Fate/Grand Order]]<br />
| 声優 = 福山潤<br />
| 演者 = <br />
| 身長 = 180cm<ref group = "注" name="身長・体重">人型決戦形態「真人躯体」の数値。</ref><br />
| 体重 = 65kg<ref group = "注" name="身長・体重" /><br />
| 誕生日 = <br />
| 血液型 = <br />
| 出典 = 史実及び異聞帯<br />
| 地域 = 中国<br />
| 属性 = 秩序・善<br />
| 隠し属性 = 人<br />
| 性別 = 朕<ref group = "注">男性限定効果、女性限定効果、[[エドワード・ティーチ]]のスキル「紳士的な愛」の効果は適用されないが、亜種特異点Ⅱ『伝承地底世界 アガルタ』の絆ボーナスは適用される。『雀のお宿の活動日誌~閻魔亭繁盛記~』では男湯・女湯の両方に組み込む事ができ、『復刻版:魔法少女紀行~プリズマ・コーズ~ -Re-install-』では魔法少女力の適用を受ける。</ref> <br />
| スリーサイズ = <br />
| 一人称 = 朕<br />
| 二人称 = <br />
| 三人称 = <br />
| イメージカラー =<br />
| サーヴァント階位 = <br />
| 特技 = <br />
| 好きな物 = 水銀<br />
| 苦手な物 = 水銀<br />
| 天敵 = <br />
| デザイン = 東冬<br />
| 設定作成 = <br />
| レア度 = ☆5<br />
}}<br />
==概要==<br />
「[[ルーラー|裁定者]]」の[[サーヴァント]]。<br />
<br />
;略歴<br />
:中国の異聞帯の皇帝として登場。<br />
:咸陽上空に浮遊している巨大な建造物の中に座しているものと思われていたが、実はその巨大な浮遊物体そのものが始皇帝である事が本人から明かされた。<br />
:クリプターである[[芥ヒナコ]]の事を完全には信用しておらず、カルデアの事を一概に敵として決めつけなかったどころか、自らの領土を分断する謎の嵐の壁を突破する手段になる[[虚数潜航艇シャドウ・ボーダー|シャドウ・ボーダー]]を持つカルデアの方が取引相手として価値が高いとし、当初はカルデア一行を客として迎え入れようとしていた。<br />
:しかしある時、[[荊軻]]が気まぐれに村人に教えた「唄」が始皇帝の耳に入った結果、平和の維持のために始皇帝が徹底的に禁止・排除していた「儒」であると判断し、態度を一変させカルデアを排除すべき敵として認識する。一度はシャドウ・ボーダーを奪い取るものの、諦めないカルデアのマスターに要所を攻略され、ついには咸陽にまで攻め入られ、配下の秦良玉も倒されてしまう。<br />
:そうして始皇帝の喉元にまでカルデアが迫った時、妲己の手で扶桑樹内部に隠匿されていた空想樹メイオールが咸陽近傍に出現。自らが探し求めて保管していた扶桑樹が既に空想樹に浸食されていた事、空想樹を見てそれまで信用していなかった剪定事象の話を事実だと認識した始皇帝は、「人」としてカルデアに戦いを挑む。激戦の結果、地に膝をつけた始皇帝は汎人類史の強さを認め、編纂事象の行く末を汎人類史に託すことを決める。しかし、そこに[[項羽]]が割り込んでカルデアに最後の戦いを挑み、敗れる。[[項羽]]を失い怒り狂う[[虞美人]]が一体化した空想樹に対し、カルデアと共闘。空想樹の切除後、地に降り立った始皇帝は、一度はカルデア諸共粛清しようとした民達と語らいつつ、去ってゆくシャドウ・ボーダーを見送った。<br />
;人物<br />
:自身ただ一人だけが「人」であるとし、国民の全ては「民ではあるが人ではない」という考えを持つ。<br />
:これは傲慢の類ではなく、価値観を持って争いあうものが「人」である以上、人が自身ただ一人だけであるならば争いの起こりようもない、という考えによるもの。同時に、ただ一人の「人」である以上、民の全てに責任をもち治世を崩すことなく永劫背負って立つ、それができる者のみが「人」を名乗るべし、という確固たる信念をも持ち合わせる。<br />
:後述の巨大な『聖躯』は能力拡張の結果でもあるが、「人前に滅多に姿を現さない施政者は姿を見られてしまうと威厳の失墜があるのではと恐れているからだ。自分はそのような事がないため、24時間365日の区別なく万民が姿を拝する事ができる」という考えに基づいた結果でもある。<br />
:絶対の支配者でありその言動は常に深慮と威厳に満ちたものではあるが、ところどころに妙にスラングじみた軽い言い回しが混ざる。サーヴァントとなった後も、他の「王」のサーヴァントと同じくマスターに対しても「自分が主でマスターが従」という態度で接するがその関係は結構フレンドリーであり、他の英霊からも気さくに話しかけられても多少面食らいはするが怒りはしない。<br />
;能力<br />
:咸陽上空に浮かんでいる『聖躯』は超巨大なスーパーコンピュータとでもいうべきものであり、民の全てを管理するに足る演算能力を持つ。構造自体は真空管などを用いた、汎人類史で言えば旧式のコンピュータに相当するものだが、その巨大さゆえに圧倒的な演算能力を実現している。<br />
:争いの種にしないために技術を全て自分自身のみに召し上げて独占している関係で、汎人類史と違って効率化や小型化を目指す必要性が全くなかったためにこのような形態になっているが、ともかく性能としては神に等しいものを誇る。<br />
:人型決戦形態『真人躯体』となってからは聖躯だった頃のような圧倒的な演算能力は失われているが、この人型躯体自体が人造の真人であり、人体が持ちうる究極の均整と能力を備えた到達点とも言える完成度を誇る。唯一絶対にして永遠不滅、繁殖の必要すらないので性別の概念も無い。<br />
:水銀を操ることが可能で、戦闘時はこれを様々な形に変化させることで多彩な攻撃を行える。<br />
<br />
== バリエーション ==<br />
=== 始皇帝〔英霊伝承〕 ===<br />
『英霊伝承』の荊軻のストーリーに登場した始皇帝。<br><br />
汎人類史の存在であり、史実の始皇帝にイメージが近いが、ストーリー上では悪役として描かれている。<br><br />
<br><br />
彼の治める秦は牧歌的であった中国異聞帯とはまったく異なり、犯罪はまったくないガチガチの法治国家であり、側近からすら内心では死を望まれている存在。<br><br />
こちらでも不死の追求は積極的に行っているようで、謎の肉塊と接続されたことで擬似的な不死を得ているが、「血の匂いがする」とかなり不穏である。<br><br />
最終的に荊軻が用意したヒュドラ毒付きの短刀を叩き込まれ、擬似的な不死を失う結果となった。<br><br />
<br><br />
なお、中国異聞帯の始皇帝もこの経緯を辿っているようで、この後に哪吒の肉体から得た仙道サイバネティクス技術で不死を得た場合は異聞帯の歴史に進み、それが間に合わずに死ぬと汎人類史に進むようである。<br />
<br />
== ステータス ==<br />
{| class="wikitable" style="text-align:center"<br />
|-<br />
! クラス !! マスター !! 筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考<br />
|-<br />
| [[ルーラー]] || [[主人公 (Grand Order)]] || B+ || B+ || B+ || B+ || B+ || B+ || 対魔力:B+ || 書は焚すべし:A<br />儒は坑すべし:A<br />永世帝位:A || style="text-align:left"|ステータスは真人躯体のもの。<br />
|}<br />
<br />
==[[宝具]]==<br />
;始皇帝(ザ・ドミネーション・ビギニング)<br />
:ランク:B+<br />種別:対界宝具<br />レンジ:10~999<br />最大補足:60憶人<br />
:始皇帝の敷いた中央集権制度の国威の具現。<br />
:ただ独りの真人たる帝が、万民の奉仕を礎に万民を守護する法政の容。これを呪的な拘束力として世界そのものに強要する宝具。<br />
:ただし対象範囲は始皇帝が自らの領土領民と認識した範囲に限定されるため、厳密には対界宝具のカテゴリには嵌まらない。<br />
:『Grand Order』では「自身に『無敵状態&ターゲット集中状態<ref group="注">1ターン</ref>』『攻撃力をアップ&クリティカル威力をアップ&スター集中度をアップ<ref group="注">3ターン、攻撃力アップはオーバーチャージで効果アップ</ref>』を付与」という効果のArts属性宝具。<br />
<br />
==真名:始皇帝==<br />
:始皇帝。中国を初めて武力統一し「皇帝」と号した秦の君主。<br />
:汎人類史の史実では、始皇帝は不老不死の研究の一環として水銀を含んだ薬を摂取し続け、結果として水銀中毒で命を落としており、秦という国家も永続せずに戦乱時代が始まっている。<br />
:しかしある平行世界の始皇帝は殷王朝の遺跡より仙人・太乙真人の作による人造人体の残骸を回収し、これを解析することで肉体を機械化する技術を獲得。これによりサイバネティクスという方向で不老不死を実現、結果として存命したまま、秦という国家を存続させただけに留まらず、世界に対して大幅に先駆けた技術的ブレイクスルーと仙術の融合技術をもって世界を圧倒し、中国のみならず世界を統一した。<br />
:世界統一を達成する過程において、それに足る能力を求めて自らの体躯を拡張し続けた結果、最終的には人とはおよそ呼べぬ姿へと成り果てており、その体躯は居城であった阿房宮をも呑み込み、咸陽上空に反重力で浮遊する巨体へとなる。その膨大な演算能力を持って全ての民を管理していた。<br />
:本来は世界統一を達成し「平和だが進歩がない世界」を完成させた事で剪定され終わりを迎えてしまった世界ではあるが、剪定されず2018年まで続いた事になっている異聞帯では『真人』である[[虞美人]]と接する機会を得、その身体を解析する事で得られたデータを元に、人型の真人としての体躯を完成させる。これは皇帝として秦の国を管理維持していく事においては不要、と言うよりも管理維持の中核を成していた膨大な演算能力は『聖躯』と称する巨大な機械体躯にこそあったものだが、異聞帯を訪れたカルデアのマスターと本当の意味で決着をつけるため、あえて巨大な聖躯を捨てて人型となり地上に降り立った。<br />
=== 関連 ===<br />
;始皇帝陵<br />
:即位直後から建造させた自身の墳墓。平面積2万㎡、体積300万m³以上にもなる世界最大級の墳墓で、始皇帝の絶大な権威を象徴している。<br />
:内部には始皇帝が作らせた「水銀の河」が存在するという伝説があったが、調査によって自然界に存在する水銀の100倍以上の純度の水銀が内部に確認されており、ほぼ事実である事が分かっている。<br />
;万里の長城<br />
:北方の遊牧民族の侵略を防ぐ為に作らせた長城。城塞建築物としては世界最大級で、月からも姿が見えると言われている。<br />
:中国異聞帯では既に世界を統一し終えており地球上には敵はいないとし、地球外からの外敵に対する防壁として衛星軌道上に建造されている。<br />
;阿房宮<br />
:感陽から少し離れた場所に建造された大宮殿。数万人を収容できる規模であったと言われている。<br />
:汎人類史では通常の宮殿であったが、中国異聞帯では規模を拡張する始皇帝によって飲み込まれ、彼の「聖駆」そのものとなっている。<br />
:『Fate/Grand Order』の絆礼装では中国異聞帯のものの模型が描かれている。<br />
;伝国璽<br />
:皇帝の権威を示す玉でできた印鑑。秦王朝以降の王権の象徴となった。<br />
:『Fate/Grand Order』の中国異聞帯では情報は全て電子化されたのでもう使う事はなくなったが、それでも記念にとっておいた、とのこと。<br />
<br />
==登場作品と役柄==<br />
===Fateシリーズ===<br />
; Fate/Grand Order 英霊伝承 ~荊軻~<br />
: 汎人類史における始皇帝が登場。詳細は上記参照。<br />
; [[Fate/Grand Order]]<br />
: Lostbelt No.3『人智統合真国 シン』配信後、期間限定でガチャに追加された中国異聞帯の皇帝。イベントガチャ限定サーヴァントであり、恒常的な入手手段は現状ない。<br />
<br />
==人間関係==<br />
===Fate/Grand Order===<br />
;[[主人公 (Grand Order)]]<br />
:自身の治世を脅かしにきた外敵であり、雌雄を決する相手として認めた「汎人類史の代表」であり、「自身の治世にはなく汎人類史にはある美徳」の最たるものだと認める人物。<br />
:サーヴァントになってからは、最初は「汎人類史の行く末を見届けるために来ただけで、見過ごせない破綻があれば即座に自分が再度覇を唱えるつもりだ」と公言していたが、主人公という人物を強く認めるに従って、どのような結末に至ろうとも主人公と共に最後まで見届けると宣言する。<br />
<br />
;[[李書文〔アサシン〕|衛士長]]<br />
:自身の親衛隊のリーダーであり、仙道を教導している相手。<br />
:彼の凶暴な本性を知りながら、その才能を活用するべく働く場所を与えているため、深い忠誠を受けている。<br />
<br />
;[[韓信]]、[[秦良玉]]<br />
:凍眠英雄の中から、カルデアに対処するために呼び覚ました2人。<br />
:始皇帝が指名して解凍したのではなく、「解凍時の手違いで人格に異常をきたして暴れてもお前の手に負える範囲で役立つと思われる者」という指定で衛士長が選んだ2人だが、始皇帝は特性をよく把握して使いこなした。<br />
<br />
;[[荊軻]]<br />
:かつて自身を暗殺しに来た暗殺者の一人。<br />
:異聞帯の歴史の中でも荊軻を含めた暗殺者そのものは数えきれないほどいたらしく、再度まみえた荊軻もその一人に過ぎなかったが、汎人類史特有の小型機械を利用した「毒」<ref group="注">要はスマートフォンを媒介としたコンピューターウィルス攻撃。<del>あの規格外スケールでも中身はAndroidだったのだろうか。</del></ref>を喰らった後は「朕を2度も恐怖せしめた者」として賞賛した。<br />
<br />
;[[虞美人]]<br />
:自身が長年探し求めていた「真人」そのもの。<br />
:当初は力を落とし人間と変わらない「芥ヒナコ」の姿であったが、自身の正体が始皇帝が探し求めていた「真人」に当たる存在である事は早い段階から明かしていたようで、いつか元の姿に戻った暁には項羽の身柄を譲り渡す事と引き換えに身体のデータを全て提供するという約束を交わしていた。<br />
<br />
;[[タマモヴィッチ・コヤンスカヤ]]<br />
:クリプターについてちょっかいを出しにきているサーヴァント。<br />
:コヤンスカヤの正体、本質までも当初から正確に見抜いており、信用しないだけでなく、機会を得た時には拘束して永久封印するための拷問を躊躇いなく指示した。<br />
<br />
==名台詞==<br />
===Fate/Grand Order===<br />
====本編====<br />
;「それともいっそ遠慮会釈なく妲己と呼んでやろうか? 女狐よ。」<br />
:Lostbelt No.3『人智統合真国 シン』にて。毎度コヤンスカヤをコミンスキャー、タユンスカポン等と言い間違え、「わざとやっているだろう」とコヤンスカヤに問い詰められた時の返答。始皇帝の慧眼と底知れなさを感じさせる一幕。この後コヤンスカヤは[[李書文〔アサシン〕|衛士長]]に昏倒させられ捕えられる事となる。<br />
<br />
;「うん、始皇帝なのだ。」<br />
:自分が何者なのか心得ているのかと主人公に問い、「始皇帝ですね」と返した際の反応。それまでにも言動の端々に現れていたが2000年以上世界に君臨する統治者にしては割とフランクな始皇帝。<br />
<br />
;「違うな荊軻。其方の英霊たる本文は、仕損じてなお最後に笑って果てる、その飄然にあると知れ。」<br />
:荊軻との問答の果て、彼女を殺害した後の一言。自身に二度も死の恐怖を与えながらも、彼女のその在り方に心からの敬意を表す。彼女と交わした問答によって生まれた始皇帝の心境の変化が後の闘いに大きな影響を及ぼす事となる。<br />
<br />
;「安息にして万全の終着か、破滅と隣り合わせの成長の可能性か。<br> 編纂事象の地球に居座るうえで、どちらの『人』がより相応しいか……もはや問答による判定は不毛だ。<br> よって殴る。殴って決める。殴り返すことも特別に赦す。<br> そして最後まで立っていた方に未来の希望を託すものとする!」<br />
:真人躯体としてカルデアの前に現れた始皇帝による宣言。その余りにも潔い裁定法に陳宮も「天下はこう競われるべき」と肯定し、主人公もそれまでの悲壮感ある異聞帯の戦いとは違い、「憎むのではなく示すための戦い」として挑戦に応じる。こうして絶対者たる真人と民たる人との決戦が始まるのだった。<br />
<br />
====マイルーム====<br />
;「朕と其方とはいずれ覇を競うことになるのだが、『その有様を他ならぬ朕が傍らから見守る』というのはなかなか面白そうな趣向だな。<br> その時は是非、特等席で観戦させよ。今の朕の記憶と同じ結末に至るのかどうか……フフフフフフ……楽しみだ!」<br />
:マイルーム会話「絆Lv1(Lostbelt No.3クリア前)」。<br />
:早い話がLostbelt No.3クリア前に始皇帝を召喚してしまい「始皇帝がいる状態で中国異聞帯に乗り込んで始皇帝を倒しに行く」というFGO特有のタイムパラドックスを抱える事になったプレイヤーへの、かなりダイレクトなメタ発言である。<br />
:中国異聞帯での記憶を全て持っている始皇帝は、この先主人公が中国異聞帯にて自分と同一の存在と戦う事やその結末まで全て知っている。こっちの始皇帝は楽しむ気マンマンのようだが、あっちの始皇帝が見たらどう思うだろうか。<br />
:余談だがLostbelt No.3最終盤ではNPCの始皇帝が助太刀をしてくれる場面があるのでフレンドに頼らずとも「朕朕状態で[[空想樹|そびえ立つ巨大な棒]]に立ち向かう」という、字面だけ見るととんでもない状況を作る事もできる。<br />
<br />
;「いやまあ何だ、ああは言ったが其方の道行きも気がかりでな。やはり傍らにて見守ることとした。<br> 体裁としてはサーヴァントという形で構わぬ故、有難く思うが良いぞ。」<br />
:召喚時(Lostbelt No.3クリア後)。<br />
:「やっぱ来ちゃった」的なノリで召喚サークルから出てくる始皇帝。いつでもどこでもフリーダムでフランクである。<br />
:上述の絆Lv1の会話とこの会話はLostbelt No.3をクリアしたかどうかで始皇帝の台詞が変わる(ネタバレに配慮するというより、タイムパラドックス状態にある事を認識してメタ発言をする)。<br />
:<del>同様に中国異聞帯での記憶を引き継いでいる[[虞美人]]はそのような変化はないのだが。</del><br />
<br />
==メモ==<br />
*性別が'''朕'''という前代未聞のサーヴァント。これは、いわゆる通常の性別を持たない事を意味している。<br />
**型月の既出キャラクターとしてはそもそも設定上存在しない[[エルキドゥ]]や可変の[[シュヴァリエ・デオン|デオン]]に次ぐもの。また、ファン間のジョークとして[[白純里緒]]が「'''性別:先輩'''」と呼ばれる事例はあったが、こちらはゲーム内で見られるプロフィールに'''本当にこう書いてある'''。公式に専用の性別が設定されたのは初の事例である。<br />
**ちなみにこれは現在の肉体である『真人躯体』に性別に該当するシステムが組み込まれていないため。字面に反して理由は至極真面目だったりする。<br />
**イラストレーターの東冬氏は「全裸で性別不明の異形の美形」とのオーダーがあった事で、「蜂準長目(切れ長の蜂のような目つきの男)」という秦王政当時の形容から作ったデザインが没になった経緯がある事をTwitterで明かしている<ref group = "出">[https://twitter.com/toh_azuma/status/1070143412307877888 東冬Twitter2018年12月5日11:30]</ref>。<br />
**概念礼装「不死鳥は大地に」に木蓮が描かれているのは、「地球上で最初に花をつけた樹木(原産地は中国)」であり、白木蓮(玉蘭)は「皇帝の寵愛」という意味を持つ事に由来する、と同じくTwitterで明かされた<ref group = "出">[https://twitter.com/toh_azuma/status/1070150985719271424 東冬Twitter2018年12月5日12:00]</ref>。<br />
**実際に声に出した時の発音がツボに嵌ったのか、実装に際しては「お朕朕ランド開園(=召喚成功)」や「フル朕(=全パラメータ最高状態)」といった謎の<del>淫語</del>隠語がネット上に飛び交う事態となった。<br />
***中でも、自前とフレンドのダブル[[玉藻の前]]で挟んだパーティ「'''玉朕玉'''システム」はその字面で多数のプレイヤーの腹筋崩壊を誘発した。しかしこの構成が、単なるウケ狙いではなく高耐久と宝具の回転効率が両立した実用性の高いパーティと判明。サポーターとしては[[マーリン (Grand Order)|マーリン]]や[[諸葛孔明〔エルメロイⅡ世〕|孔明]]に押されがちな傾向にあった玉藻の再評価にも繋がった。<br />
***なお、その鉄壁編成の天敵となるのがよりにもよって[[殺生院キアラ〔アルターエゴ〕|例のエロ尼]]というのが何とも…。<br />
*「性別:朕」の影に隠れているが、好きな物と嫌いな物がまったく同じ「水銀」と言う地味に珍しいプロフィールを持つ。これは水銀という物質の性質は好ましく思っている反面、'''飲んだらクソ不味かった'''というトラウマが原因。<br />
*担当声優・福山潤氏は奇しくもアニメ版『キングダム』において後の始皇帝・嬴政を演じており、これに目を付けたプレイヤーが“触媒”と称してDVD/BDソフトや原作単行本を傍らに召喚に挑む事例も見受けられる。<br />
**但し、ネタパーティとしては同じ「福山氏が皇帝役」かつキャスト被りの多い『コードギアス』で組まれる事例が多い模様。特にマーリン・[[葛飾北斎|北斎]]との組み合わせが宝具同士の相性も手伝って定番化しており、先述の「玉朕玉」との混成パターンも存在する。<br />
*史記が漢王朝を正当とし、始皇帝の秦を王朝の失敗例として書いたことから、始皇帝の評価は苛烈な法をしいて民を苦しめた暴君というものであったが、近年は新資料の出土などで研究が進み、評価が大きく好転してきている。<br />
**例をあげると漢の法律である「漢律」と秦の法律である「秦律」は極めて類似した内容であったことが、出土した竹簡より明らかになっている。秦王朝そのものは短命に終わったが、秦王朝のシステムは一部修正や付け足しをされながら後継王朝である漢王朝に大部分が引き継がれた。これは秦の構築した政治機構そのものは優れていた証明であろう。<br />
*作中でも「儒」を徹底的に禁じる姿勢をみせ、史実でも「焚書坑儒」の逸話などから、儒教と儒者を徹底して大弾圧したとされる始皇帝だが、それはやや正確ではない。<br />
**そもそも「焚書」の対象となったのは諸子百家の書であって、儒教の書もそれに含まれていたのは間違いないが、逆に言えば儒教の本のみが敵視されたわけではない。また「坑儒」にしても生き埋めにされ殺害されたのは「学者」であって儒者に限定されるわけではない(とはいえ、政権への批判者は一族もろとも抹殺されるなど、苛烈な思想弾圧であったことも間違いない)。<br />
**儒者が完全に排除されなかった証拠として、後に劉邦に仕え重用される叔孫通などの儒者が、始皇帝の息子の二世皇帝・胡亥に仕えていることが確認されている。<br />
***余談だが、「焚書」にあたる禁書令は秦の世が終わり漢王朝の時代になっても続き、廃止されたのは漢の二代目・恵帝の時代である。漢の代になっても国内の叛乱、国外からの脅威があり、皇帝である劉邦自身が親征せねばならぬほど混乱が続き……要するに手が回らなかったため。<br />
*サーヴァントとしての召喚可能性については『[[Fate/strange Fake|strange Fake]]』において、繰丘夫妻が召喚を目論んでいた。汎人類史側の始皇帝がどのクラス適正を持つかは不明だが、[[繰丘椿]]は[[ペイルライダー|騎兵クラスの英霊]]を召喚している。<br />
**ホームズによれば「汎人類史であれば[[グランドクラス|冠位]]に該当する霊基」。ただし裁定者のクラスを意外に感じているため、ルーラー始皇帝は異聞帯特有か。<br />
<br />
==話題まとめ==<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
===注釈===<br />
<references group="注"/><br />
<br />
===出典===<br />
<references group="出"/><br />
<br />
== リンク ==<br />
* [[登場人物]]<br />
* [[サーヴァント]]<br />
* [[異聞帯]]<br />
<br />
{{DEFAULTSORT:しこうてい}}<br />
<br />
[[Category:登場人物さ行]]<br />
[[Category:サーヴァント]]<br />
[[Category:ルーラー]]<br />
[[Category:Fate/Grand Order]]<br />
[[Category:TYPE-MOON エイプリルフール企画]]</div>
59.146.179.76
https://typemoon.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E5%88%91%E9%83%A8%E5%A7%AB&diff=81583
刑部姫
2019-05-28T13:51:25Z
<p>59.146.179.76: /* Fate/Grand Order */</p>
<hr />
<div>{{サーヴァント概要<br />
| タイトル = アサシン<br />
| 真名 = 刑部姫<br />
| 読み = おさかべひめ<br />
| 外国語表記 = <br />
| 初登場作品 = [[Fate/Grand Order]]<br />
| 声優 = 福圓美里<br />
| 演者 = <br />
| 依代 = <br />
| 身長 = 158cm<br />
| 体重 = 51kg<br />
| 誕生日 = <br />
| 血液型 = <br />
| 出典 = 伝承<br />
| 地域 = 日本(姫路城)<br />
| 属性 = 混沌・中庸<br />
| 隠し属性 = 地<br />
| 性別 = 女性<br />
| スリーサイズ = <br />
| 一人称 = <ruby>姫<rb></rb><rt>わたし</rt></ruby><br />
| 異名 = <br />
| 愛称 = <br />
| イメージカラー = <br />
| サーヴァント階位 = <br />
| 特技 = <br />
| 好きな物 = <br />
| 苦手な物 = <br />
| 天敵 = <br />
| デザイン = 森山大輔<br />
| 設定作成 = <br />
| レア度 = ☆5<br />
}}<br />
==概要==<br />
「[[アサシン|暗殺者]]」の[[サーヴァント]]。<br />
<br />
;略歴<br />
:『Fate/Grand Order』の期間限定イベント『ハロウィン・ストライク! 魔のビルドクライマー/姫路城大決戦』にて登場。<br />
:三度目のハロウィンが開催されるチェイテを乗っ取って特異点化させ、自分が永遠に引き蘢れる環境を作ろうと画策。そのためにメカエリチャンを作り、エリザを秘密裏に排除しようとしていた。<br />
:だが、稼働したメカエリチャンによってエリザ共々城から追い出され、主人公らに助けを求める事になる。<br />
:その後再びチェイテピラミッド姫路城を乗っ取るも、計画の要であるエリザを粒子化する事ができず頓挫。主人公らの軍門に下る事になった。<br />
;人物<br />
:黒髪清楚な乙女。<br />
:しかしその実態は根っからの引きこもりであり、マテリアルでも「引き籠もりは蜜の味。ネット通販は禁断の果実。電子書籍のまとめ買いとフィギュア彩色は沼。リア友は皆無」という記述からそれが伺える。<br />
:マイルームでも主従関係では「一応仕えておくが、いざとなったら引きこもる」と述べたり、好きなことを引きこもることを前提に「ゲーム、ネット、ネットショッピング」を挙げている。<br />
:当然ながら嫌いなことはサーヴァントとして召喚された「現状」であり、聖杯に関する願い事も「外に出なくても良くなる」ことを願う。<br />
:状況に応じて眼鏡を付けたり外したりしており、陰気さを全開にしても問題ない場所であれば、眼鏡は常時つけている。<br />
:眼鏡をつけている時の彼女は陰気卑屈な根っからのめんどくさがり体質であり、刑部姫に言わせればこれが素の顔である。<br />
:とはいえ、卑屈と言っても自身が美少女であるという自覚はあるので、眼鏡を外した時は、打って変わって姫様ムーブとなって甘い雰囲気で物をねだったりする。しかし対人会話スキルが著しく低いため、テンプレートをこなすことしかできない。<br />
:腹黒であるが、所詮は小悪党気質であり、せいぜいクレジットカードを勝手に使って買い物する程度に留まる。<br />
;能力<br />
:折紙を自在に操作することができる。攻撃、防御、変化と組み合わせての囮など様々な形で利用する。<br />
<br />
== ステータス ==<br />
{| class="wikitable" style="text-align:center"<br />
|-<br />
! クラス !! マスター !! 筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考<br />
|-<br />
| [[アサシン]] || [[主人公 (Grand Order)]] || E || E || E || A+ || A+ || A++ || 陣地作成:A+<br>気配遮断(陰):B<br>神性:C || 変化:A+<br>千代紙操法:EX<br>城化物:A++ || style="text-align:left"|<br />
|}<br />
<br />
== [[宝具]] ==<br />
; 白鷺城の百鬼八天堂様(はくろじょうのひゃっきはちてんどうさま)<br />
: ランク:A+<br />種別:対城宝具(自身)<br />レンジ:1<br />最大捕捉:姫路城の最大籠城人数÷7<br />
: 姫路城のミニチュアを顕現させる、いわゆる固有結界と似て非なる大魔術。万人に認められるほどの美しさと威容を以て、味方に精神的な支柱を付与する。<br />
: 刑部姫がもう少し攻撃的であれば、城は直ちに攻撃を可能とする暴力的なものになっていただろうが、生粋の引き籠もりである彼女のお陰で防御型の宝具に留まっているようだ。<br />
:『Grand Order』では「味方全体の防御力をアップ<ref group = "注" name="3ターン">3ターン</ref>&Quickカード性能をアップ<ref group = "注" name="3ターン" /><ref group = "注" name="オーバーチャージで効果UP">オーバーチャージで効果UP</ref>&最大HPをアップ<ref group = "注" name="3ターン" />」という効果のQuick宝具。<br />
:強化後はランクがEXに上昇し、最大HPアップが強化され、「味方全体にBusterカード性能をアップ<ref group = "注" name="3ターン" /><ref group = "注" name="オーバーチャージで効果UP" />」という効果が追加される。<br />
<br />
==真名:刑部姫==<br />
:刑部姫は、姫路の地主神として祀られた妖怪の一種である。『西鶴諸国ばなし』では於佐賀部殿、『今昔画図続百鬼』では長壁とも。現在は姫路城の天守閣に住み着いた城化物として名高い。<br />
:実のところ、本来は三百年を生きたという狐が正体なのだが、とある化生オンリーSNSにて、[[玉藻の前|某狐系良妻サーヴァント]]との「キャラ被ってるからそっちが引け(上品に意訳)」という清々しいリプライ応酬の末に、今回の召喚では蝙蝠をモチーフとすることになった。<br />
===関連===<br />
;姫路城<br />
:兵庫県姫路市に存在する'''国宝にして世界遺産'''の城郭。[[豊臣秀吉]]が中国地方攻略の拠点として築いたのが始まりで、池田輝政によって現在の規模に拡大された。美しい白い城壁と漆喰から「白鷺城」とも呼ばれる。<br />
;城化物<br />
:しろばけもの。元々は神社などに住み着いていたのが城に移り住んだ妖怪の総称。<br />
:場所に依存する妖怪の為、城の中では強大な力を発揮できるが、城から離れると著しく弱体化する。<br />
<br />
== 登場作品と役柄 ==<br />
===Fateシリーズ===<br />
;[[Fate/Grand Order]]<br />
:『ハロウィン・ストライク! 魔のビルドクライマー/姫路城大決戦』の開催に伴い実装。<br />
:ジャック・ザ・リッパーに次ぐ二人目の恒常星5アサシンであり、スター集中率が高いクラス以外でQuick支援能力を持つサーヴァントの一人。<br />
<br />
===その他===<br />
;[[ちびちゅき!]]<br />
:生徒役。相変わらずのネットアイドル系引きこもりっぷり。ルナチューブの評価が伸びない事に悩んでいる。<br />
<br />
==人間関係==<br />
===Fate/Grand Order===<br />
;[[玉藻の前]]<br />
:メル友仲間。「狐キャラが被る」として壮絶なリプライ合戦をネット上で繰り広げた末、自分がコウモリキャラになる事で決着している。<br />
;[[清姫]]<br />
:メル友仲間。彼女が「安珍」を今も探しているのは既知だったが、カルデアで会合し主人公が安珍だと断言している様子には何とも言えないリアクションをとっている。<br />
:また、サバフェスでは共にサークル『Princess×2』を結成している。<br />
;[[メカエリチャンⅡ号機]]<br />
:期間限定イベント『ハロウィン・ストライク!』にて、自身の野望達成のため部下にした相手。<br />
;[[エリザベート=バートリー]]<br />
:自分とは正反対な人物。その為か出会った時から意気投合し、初めてのリア友となる。彼女を「エリエリ」と呼び、彼女からは「おっきー」と呼ばれる仲。<br />
;[[巴御前]]<br />
:テレビゲームを色々教えた相手であり、FPSではライバル。<br />
;[[紅閻魔]]<br />
:彼女の料理教室「ヘルズキッチン」の受講生だが、「いっぺん殺して生まれ変わらせる(意訳)」とボロクソに言われている。何をやったのやら……<br />
;[[紫式部]]<br />
:2019年のバレンタインイベントで共演。<br />
:同じ日本系の同人文学キャラということでキャラが被っていると認識しており、しかも格上なので強くリスペクトしている。<br />
<br />
===生前===<br />
;[[宮本武蔵]]<br />
:姫路城にやって来た彼女を騙そうとして返り討ちにされた。現在でも苦手にしており、主人公から「鬼のような形相で探し回っている」と聞かされた時は'''仕事が欲しい'''と頼み込んだほど。<br />
;亀姫<br />
:猪苗代城に住み着く城化物で妹。狢の化身とされている。<br />
<br />
==名台詞==<br />
===Fate/Grand Order===<br />
;「あー……あ?はいはい、アサシンの刑部姫でーす。ね、もう帰っていいかな?ダメ?あ、そう」<br />
:召還時。引き蘢っていた時に強制的に呼び出されたのか、気怠げで陰気な"素"の状態で現界する。<br />
<br />
;「クエストに行かないの?やった!」<br />
:マイルームにて。クエストに行かずマイルームで話しているとカルデアにいるサーヴァントのほとんどは([[シェヘラザード|あの語り部]]でさえ)主人公に外出を促すのだが、彼女だけはそれを喜び、もっと引き蘢りたがる。ある意味刑部姫という英霊を象徴する台詞のひとつ。<br />
<br />
;「あー!マーちゃんだー!ねぇねぇ、姫買いたいものがあるんだぁ〜。買ってくれたらー…サービスしてあげる♡」<br>「マーちゃん♡えへへへー、呼んでみただけ〜。わたしの事も姫ちゃん、って呼んでね?」<br>「えへへへー、姫もマーちゃんの事……大好きだよ♡だから一緒にここにいようね♡」<br />
:霊基再臨2段階目以降のマイルームボイス三種。眼鏡を外した時に見せる所謂「姫様ムーブ」の発言。猫なで声で甘えているものの、ところどころ裏の本心が垣間見えている……。<br />
<br />
;「んっんんっ……どうしても何処かへ行かなきゃならない時は言ってね。ちゃんと私もついて行くし。しおらしい?……もう!分かってて言ってるでしょ!……意地悪」<br />
:絆lv5のマイルームボイス。絆が深まると姫様ムーブでもない、しおらしい一面も見せる様に。<br />
<br />
;「ぎゃあ!敵対してるのに何故アイテム渡さなきゃいけないのぉ!?かえれー!」<br>「こちらアイテムでーす……。あの〜、アイテム渡したら帰ってくれ……ま…す、か?」<br>「ワイロです、ワ・イ・ロ......。えっ?ダメ?」<br />
:イベントアイテム交換所での敵対時ボイス。かつてのイベントでも何故ショップ店員をやっているのか分からないサーヴァントも多くいたが、彼女の場合は'''主人公側と敵対しているのに何故かショップを開いている謎の状況'''になっている。この事はイベントシナリオ内でもいじられており、本人曰く「労働の陰謀が支配している」との事。なお、3行目の台詞では所謂ワル顔に生っている。<br />
;「ほわんほわんほわんおさかべ~」<br />
:『ハロウィン・ストライク!』にてなぜ姫路城から追い出されるのかの経緯を説明を求められた際の台詞。<br />
:この台詞の元ネタは、漫画作品『悪魔のメムメムちゃん』の「ホワンホワンホワンメムメム~」であり、作者である四谷啓太郎氏がTwitterで反応している<ref group = "出">[https://twitter.com/ezweb_dylan/status/923165770237878277 四谷啓太郎2017年10月25日21:34]</ref>。<br />
:実は『ハロウィン・カムバック!』が開催される一昨年において原作者である奈須きのこ氏も竹箒でこの作品に言及している<ref group = "出">[http://www.typemoon.org/bbb/diary/log/201510.html 竹箒日記2015/10/14]</ref>。<br />
<br />
;「戦わない、働かない、媚びない! それが刑部姫のモットーです!」<br />
: 同上イベントにて。主人公に散々媚びていたと指摘されるも「何事にも例外があるものなの!」と即答した。元ネタは『北斗の拳』の登場人物、聖帝サウザーの「退かぬ、媚びぬ、省みぬ!」。通称「聖帝三原則」と呼ばれる台詞から。<br />
: また主人公を手玉に取って人質にしようとも考えていたことが明かされるが、相手の方が一枚上手だった……というより、悪役になりきれない性質であった。<br />
<br />
;「逃げようと、ちょっとくらいは思ったけど。」<br />「こんな<RUBY><RB>姫</RB><RT>わたし</RT></RUBY>にだって『最後まで頑張ろう』って気になることはあるの!」<br />「迷惑をかけたことを、謝りたいって気にはなるの! それが! それが……!」<br />「<RUBY><RB>初めて出来たリアルの友達ならなおさら</RB><RT>・・・・・・・・・・・・・・・・・・</RT></RUBY>!」<br />
: チェイテピラミッド姫路城を守るため、一緒に残ってくれた親友について。<br />
: それまでも捕えたエリザベートに酷い仕打ちはできないとずっと悩んでおり、溜めこんでいた本音をようやく口にすることができた。<br />
<br />
;「でも、誰にでも、言う……。そっか。」<br />「ヘラクレスみたいな大英雄にも必要だと言うし、<RUBY><RB>刑部姫</RB><RT>わたし</RT></RUBY>でも、必要と思ったら必要と言ってくれるのね。」<br />「……マスターちゃんは、本当に必要だと思ってくれているんだ。」<br />「こんな、引き籠もり続けた世間知らずのネットでしか世界を知らないダメ美少女でも」<br />
: 一緒にカルデアに行くよう主人公から口説かれても、「誰にでもそういうこと言う」「騙されない」と疑いの目を向けていたが、主人公の返事は「もちろん」「誰にでも言う」という屈託のない返事だった。<br />
: 底抜けの善人力を受けて、自分が必要とされていることを信じた刑部姫は遂にサーヴァントとしての外の世界へ出ることを決意した。<br />
: なお、自身をどんなに酷評しても"美少女"という部分に関しては最後まで譲らなかった。<br />
<br />
;「……。……。」<br />「……。……。」<br />「お仕事、あります?」<br />
: カルデアに来たものの、「今は大事になってない」「優秀なサーヴァントがたくさんいる」と、結局(主人公の部屋に)引き籠もっていた刑部姫。<br />
: ところが昔親交のあった武蔵が、事情を聴いて鬼の形相で探していると聞いて、殊勝な態度へと変わった。<br />
: 刑部姫が自ら仕事を望むというありえない発言が出るほどに、苦手としていることがわかる。<br />
<br />
;「あ――――――!<br /> あ――――――――――――!」<br />「あ――――――あ――――――!<br /> あ―――――――――あ―――――――――!」<br />「失敗した―――――――――!<br /> 失敗した失敗した失敗した――――!」<br />
: バレンタインイベント2018での悶絶。<br />
: チョコ貰いすぎで私は怒ってる等と不当な文句をつけた上でチョコを渡したり、その後も勢いで喋ったりと、刑部姫の予定通りにはいかなかった。<br />
: もっとロマンチックなシチュエーションを予定したらしく、顎クイ壁ドン<del>スクールラブ</del>ベッド押し倒しあたりシミュレートしていた。<br />
<br />
;「これだから、サーヴァントってやつは始末が悪い!」<br />「全盛期で呼ばれちゃうから、乙女心も全盛期なのよ!」<br />
: 同上。この言葉通り、刑部姫のチョコのメッセージカードには一生懸命考えて書いた想いを修正テープのようなもので消した後が沢山ある。そして残った一言は『ありがとう』。<br />
: そっけないメッセージになったことや、ありきたりなハート型やひび割れ等を気にして、<del>いつも通り</del>引き籠もろうとするほどの緊張感に苦しめられている。<br />
=== ちびちゅき! ===<br />
;「どうして、こうなった....」<br />
:ルナチューブで、自分のコーナーの人気が無い事に悩んで色々やった結果、チャンネルをメカエリチャン二号に乗っ取られて折り紙コーナーにされてしまう。子供達に人気は出たが、不本意なのは言うまでも無い。<br />
<br />
==メモ==<br />
*引きこもりキャラとしては[[ジナコ=カリギリ]]という先達がいる。ただしジナコは基本誰に対しても態度がブレない(同じ仮面で接する)のに対し、刑部姫は必要に応じて仮面を替えるタイプである点が大きな違い。ある程度の外出も行えたり、芯はネガティブなジナコと違いポジティブなところも伺える。<br />
**『英霊剣豪七番勝負』で武蔵から言及された後、ハロウィンイベント開催予告時点でも姫路城というワードが出ていた為、「いよいよ玉藻のメル友だという刑部姫が実装されるのか」とは早めに予想されており、それに伴い一定規模で「ジナコを媒体とした擬似サーヴァント刑部姫」説も一部であった。…尤も上記のように微妙に相違点が両者にあったわけだが。<br />
**宮本武蔵に対するセリフによると、引きこもっているだけで働いてはいるらしい。ショップ店員などもしているため、引きこもり気質であってもニートではない(本人はニートになりたいようだが)。<br />
*眼鏡の有無で性格を切り替える人物の先例としては、[[蒼崎橙子]]がいる。もっとも、彼女は眼鏡の有無に関わらず引きこもり体質な点は変わらないが……。<br />
*オタクムーブのサーヴァントとしては[[エドワード・ティーチ|FGOからの先駆者]]が既にいるが、あちらは「オタクをやってはいるものの根っ子の海賊特有の残忍さは健在」であり行動力があるタイプ、刑部姫は「外部とは仮面の自分を演じて触れ合えるが、芯からオタクである為メンタルは弱め」とまた違う。<br />
**オタク男子特有のネタを黒髭はよく創作でやらされるが、同じように刑部姫もオタク女子特有のネタを実装から程なくしてよくやらされている。同人活動は姫路城の自室の液タブ等の絵描き道具等で半ば自明であるが、[[栗原雀花|腐ってる]]ネタは勿論、ポスターとして[[ジークフリート|ドラゴン]][[佐々木小次郎|スレイヤー達]]が貼られていたり[[ランスロット〔セイバー〕|ナイツ]][[ガウェイン|オブ]][[トリスタン|マリーン]][[ベディヴィエール|ズ]]フィギュアがあったことからカルデアで美形男子サーヴァントを見かけて卒倒する等。<br />
*オタサー姫モードでは主人公を「マーちゃん」呼びだが、素の引きこもりモードでは「マスターちゃん」と微妙に呼び分けている。<br />
*ユーザーからの愛称は「おっきー」。エリザベートからの愛称でもあるのだが、由来についてはよくわかっていない。<br />
*[[謎のヒロインX〔オルタ〕]]以来久々のメガネ女子サーヴァント追加ということもあり、[[氷室の天地 Fate/school life|磨伸映一郎]]氏の反応を型月界隈は大いに注目した。特に彼女は第一再臨で早くもメガネを外してしまう他、その再臨時に「'''眼鏡? 別にあっても無くても変わらないでしょ。'''」等と磨伸氏他メガネフェチの方々に真っ向から喧嘩を売るようなことを口走る為、「最悪レアプリズムにでもされてしまうのでは」とさえ言われ彼女のファンは固唾を飲んで経過を見守った。<br />
**実際ふたを開ければどうかと言うと、「刑部姫が上げて下げてまた上げるキャラなのは知ってるので大丈夫です!!」とのことで<ref group = "出">[https://twitter.com/eiitirou/status/923137821241614337 磨伸映一郎Twitter2017年10月25日19:43]</ref>、ちゃんと最終再臨絵で眼鏡をかけ直すことはリサーチ済みでそれならオーケーだったようである。これには刑部姫の囲い(ファン)もニッコリ。<br />
*実装済みのサーヴァントでは、聖地巡礼が一番簡単なサーヴァント。姫路城にはJR姫路駅からバスで5分ほどで辿り着ける。ただし、刑部姫が祀られている天守閣の最上階に辿り着くには、相応の時間と体力が必要になる。<br />
**なお、『ハロウィン・ストライク!』で刑部姫が実装されたことで話題になっており、神戸新聞総合出版センターのTwitterアカウントも反応している<ref group = "出">[https://twitter.com/kobe_np_syuppan/status/923386412660961280 神戸新聞総合出版センターTwitter2017年10月26日12:10]</ref>。<br>が、'''東欧のお城であるチェイテ城の上に逆さまのピラミッドが突き刺さり、その上に姫路城が乗っかっている'''という余りにもカオスな状況を上司に説明できなかったそうな<ref group = "出">[https://twitter.com/kobe_np_syuppan/status/923749832342216704 神戸新聞総合出版センターTwitter2017年10月27日12:14]</ref>。<del>そりゃそうだ。</del><br />
*刑部姫の部屋は<br>牛若丸ポスター<br>スカサハデフォルメフィギュア<br>ナイツ・オブ・マリーンズ円卓フィギュア<br>リヨぐだ子トートバッグ<br>玉藻の前、清姫、タマモキャットぬいぐるみ<br>両儀式(殺)、宮本武蔵、水着マリー、FGOメインビジュアル、モナ・リザポスター<br>子ギルクッション<br>武蔵ちゃんクッション<ref group = "出">[https://www.aniplexplus.com/itemDSbdccBO ANIPLEX+公式ホームページ]</ref><br>ドラバスタペストリー二人分<br>「黄金の回転こそが無限の力を持つ」タオル:何故か型月関係ではなくジョジョネタ(ガチャに於いて最初の回転演出が金色だと高レアリティのサーヴァント召喚が確定している事との引っかけと思われる)。<br>「ひきこもりは蜜の味」タオル:FGOメインビジュアルが描かれた紙袋<br>リヨ風フォウくんの顔置物<br>英霊正装牛若丸、英霊正装マシュ、清姫、玉藻の前、タマモキャットのフィギュア:下の棚にもマシュらしき色合いの物体が見えることからFGO関連の造形物が入ってると思われるが、ガラス扉で覆われているため判別が困難<br>メインディスプレイでは動画サイトで水着マリーが出ている動画を視聴、サブディスプレイにはFGOのシーンと思われる数々が映っている<br>Amazonesから通販で届いた箱<br>本来の天守閣の神棚と賽銭箱<br>などが散乱しているその様相はまさに世間一般が抱いていると思われる典型的な引きこもりオタクのイメージそのもの。<br />
*貧乏くじで現界にあたってのモチーフ変更を余儀なくされたようにも見えるが、鳥山石燕『今昔画図続百鬼』では蝙蝠を従えた姿で描かれており、一応の根拠は存在している(こちらでの表記は「長壁」)。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
===注釈===<br />
<references group = "注"/><br />
<br />
===出典===<br />
<references group = "出"/><br />
<br />
== リンク ==<br />
*[[登場人物]]<br />
*[[サーヴァント]]<br />
<br />
{{DEFAULTSORT:おさかべひめ}}<br />
<br />
[[Category:登場人物あ行]]<br />
[[Category:アサシン]]<br />
[[Category:サーヴァント]]<br />
[[Category:Fate/Grand Order]]<br />
[[Category:Fate/Grand Order Duel YA特異点 密室遊戯魔境 渋谷 渋谷決闘事件]]<br />
[[Category:ちびちゅき!]]<br />
[[Category:コハエース]]<br />
[[Category:TYPE-MOON エイプリルフール企画]]</div>
59.146.179.76
https://typemoon.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%82%AD%E3%83%A1%E3%83%87%E3%82%B9&diff=81374
アルキメデス
2019-05-19T11:08:53Z
<p>59.146.179.76: /* Fate/EXTELLA */</p>
<hr />
<div>{{サーヴァント概要<br />
| タイトル = キャスター<br />
| 真名 = アルキメデス<br />
| 外国語表記 = <br />
| 初登場作品 = [[Fate/EXTELLA]]<br />
| 声優 = 興津和幸<br />
| 演者 = <br />
| 依代 = <br />
| 身長 = 180cm<br />
| 体重 = 70kg<br />
| 誕生日 = 不明<br />
| 血液型 = 不明<br />
| 出典 = <br />
| 地域 = <br />
| 属性 = 秩序・善<br />
| 隠し属性 = <br />
| 性別 = 男性<br />
| 異名 = <br />
| 愛称 = <br />
| イメージカラー = ダークグレイ<br />
| 特技 = 特になし<br />
| 好きな物 = 天体研究、理路整然とした会話<br />
| 苦手な物 = 曖昧な結論、煩雑な過程<br />
| 天敵 = [[ネロ・クラウディウス|ネロ]]、[[エリザベート=バートリー|エリザベート]]<br />
| デザイン = ワダアルコ<br />
| 設定作成 = 奈須きのこ<br />
| レア度 = <br />
}}<br />
<br />
== 概要 ==<br />
<br />
「[[キャスター|魔術師]]」の[[サーヴァント]]。<br />
<br />
;略歴<br />
:ムーンセルにメンテナンス技師として召喚されたソロ・サーヴァント。未明領域に封印されていた捕食遊星ヴェルバーの解析を行おうとして失敗し、侵食を受けてその尖兵と化す<ref group = "注">『Fate/EXTELLA material』によると、接近してきた捕食遊星の存在を知ってから遊星に昏倒、自分から封印されていた星舟に触れて侵食されたことが記されている。</ref>。<br />
:その後はヴェルバーの目的である月と地球の侵略のため、[[主人公 (EXTRA)|主人公]]やサーヴァントたちを利用すべく立ち回る。<br />
;人物<br />
:内向的、強気、能動的。いざ口を開ければ多弁で、穏やかな口調ながら言葉には熱がこもっている。理性と合理性、そして秩序と個人主義の化身。変人ではあるが、社交性と理性を兼ね備えた人物。世界は平和であるべきだと思い、その実現に力を尽くすが、それとは別の次元、上の位置に“自分”を置いている。理性ある社会を良しとするが、それは争いを嫌ってのものではなく、生産性の高い機構を維持するためのものと捉えており、全体主義と社会幸福を素晴らしいものと感じるのも、より多く、より効率的に資源が確保できるためであり、自分以外の人間は全体主義であるべきと考えている。自分の求める解こそ至上と考え、その到達のためにあらゆるものを必要な装置として使ってきた<ref group = "出" name = "『Fate/EXTELLA matelial』94-96ページ">『Fate/EXTELLA matelial』94-96ページ「アルキメデス」より。</ref>。<br />
:人間の愚かさ<ref group = "注">感情を優先して事実を事実として受け止めない短所。</ref>を憎悪しているが、それは「個人」というより「人間の在り方」そのものへの憎悪であり、社会を作らなければ繁栄できない人間の在り方を醜いと嫌悪し、感情で意見を変える個人に落胆していたが、表立って嫌悪感を見せる機会は少ない<ref group = "出" name = "『Fate/EXTELLA matelial』94-96ページ"/>。が、遊星に侵蝕されたことで深層意識に抑えていた生前の怒りが表面化し攻撃性が増しているためか<ref group = "出" name = "『Fate/EXTELLA matelial』94-96ページ"/>、言動も感情的となっている。数学者らしく論理・理性・客観性を重視しており、自分の主観を排して物事を考えようとしているためか、行動そのものは大局を見据えており短絡的な行動をとることはないものの、怒りや侮蔑の感情をむき出しにする場面が非常に目立つ。<br />
:目的に至らなかった生前の自分や、何も変わっていない人間の在り方、この知性体系にいまだに留まっている自分などに対して常に怒っているため、他人を騙し利用することにも抵抗はなく、むしろ目的のために全能力を振るえることを楽しんでいる。全てを「自分の道具」として考えているため敵にも寛容に振る舞う。自分に逆らうもの、邪魔者は障害ではあっても嫌悪の対象とはしない。ただしそれは裏切りであれ反抗であれそのプロセスが正しいものならば彼には納得がいくからであり、目の前に正解があるのにそれを選ばないもの、論理を介せずにその場の勢いで行動するような輩には普段の落ち着きからは外れて激昂することもある<ref group = "出" name = "『Fate/EXTELLA matelial』94-96ページ"/>。<br />
:生前は自分の中の答えにしか美しさを見いだせない自分と周囲は「違うもの」であると達観しつつも、その周囲への理解力と寛容さから社会から排斥されることもなく人々に技術者として貢献していたが<ref group = "出" name = "『Fate/EXTELLA matelial』94-96ページ"/>、ギルガメッシュ曰く「'''英霊となってからは'''人間に与していない」とのこと。そのため英霊の座にありながら一度も人間からの召喚に応じたことがなく、ムーンセルやヴェルバーといった、無機的な知性体にのみ仕えている。遊星にムーンセルを捕食させるためにその下準備を始めるなど、捕食遊星の手下のように振舞うが、本人は単に地球の文明に飽きてしまい、違う知性体の知性構造が知りたいだけに過ぎない。いずれにせよ'''地球生命全てに対する裏切り者'''ということもあり、関わったサーヴァントやアルテラ、主人公達からは「他人を理解できなかった男」「目的は欲望以外の何物でもあるまい」「一流のド阿呆」などとかなり辛口な評価を受けている。<br />
;能力<br />
:スキル「殺戮技巧」によって殺傷能力を付与された様々な発明品「殺戮機構」を用いて戦う。<br />
:周囲を浮遊し盾になる他ビームを発射する歯車状のチャクラムを主武装に、水流の渦を発生させながら飛んでいくスクリュー「アルキメデスの螺旋(シュラクーシア・メトドス)」、史実においてガレー船を引っ掛けて転覆させた巨大クレーン「アルキメデスのかぎ爪(シラクソン・ハルパゲー)」、天地を返す運搬装置「アルキメデスの天秤(ウィザード・オブ・バランス)」など多種多様。<br />
:本来は別の用途で作られたものだが、結果的に戦闘用の武器として機能してしまっている。<br />
<br />
== ステータス ==<br />
{| class="wikitable" style="text-align:center"<br />
|-<br />
! クラス !! マスター !! 筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考<br />
|-<br />
| [[キャスター]] ||なし|| E || D || C || C || A || B || 高速詠唱:A<br />道具作成:A+ || 術理解明:EX<br />殺戮技巧(道具):A || style="text-align:left"|<br />
|}<br />
<br />
== [[宝具]] ==<br />
;集いし藁、月のように燃え尽きよ(カトプトロン カトプレゴン)<br />
:ランク:B<br />種別:対軍宝具<br />レンジ:50<br />最大捕捉:一隻<br />
:シラクサ沿岸に停泊した敵の軍船を焼き払った伝説が具現化された光学兵器。<br />
:六角形の鏡を複数展開し、太陽光を反射・増幅して収束させ、敵を焼き尽くす。<br />
:なお、実際に現代科学で再現した場合せいぜい敵船を焦がす程度の破壊力しか出ず、普通に火矢でも撃ち込んだ方が速いレベルであるが、これは当時の大気には現代よりも高濃度のマナが充満していたため。<br />
:実際、宝具で展開される鏡には太陽光の反射機能以外にも、大気中のマナを集めて熱量に変換する機能も備わっている。<br />
<br />
== 真名:アルキメデス ==<br />
: アルキメデス。紀元前287~212年の人物。数学者、天文学者にして、晩年を過ごしたシラクサ(シュラクサイ)の防衛兵器開発に携わる技術者。<br />
<br />
: 数学の功績は有名なものが数多くあるが、彼自身その数学者としての才能を認められながらも変人として扱われていた。<br>それは当時の一般的な学者が対話を通じた新たな発見、市民たちの声援や支持を重要視していたのに対し、彼はそれらに関心を示さず、己が定理の正しさ、美しさに専心し孤高を貫いたためであった。<br>そうした性質を示しながらも、優れた知性と広く柔軟な視点を持ち合わせた彼は、社会から排斥されることなく、シラクサの発展に貢献した天才として名を馳せた。<br />
<br />
: そして紀元前212年、彼の開発した数々の兵器が猛威を振るったシラクサ包囲戦の最中、彼はローマ兵の手にかかり命を落とした。<br />
<br />
: その最期は諸説ある。シラクサを占拠したローマ兵がアルキメデスを連行しようとした際、考察の最中であることを理由にそれを拒絶した結果、激昂したローマ兵により殺害されたとも、運んでいた製図器械を金目のものと見た兵士に強盗殺人されたとも言われている。最期の言葉は「私の図形をこわさないでくれ/私の円を踏むな」とされるが、その出典は不明とされている。<br />
<br />
== 登場作品と役柄 ==<br />
===Fateシリーズ===<br />
; [[Fate/EXTELLA]]<br />
: ムーンセルによって選ばれたSE.RA.PHのシステム管理者として登場し、ゲーム中では三陣営のどこでもない無所属のサーヴァントとして行動する。<br />
; [[Fate/EXTELLA LINK]]<br />
: 本作では身体に遊星の紋章が刻まれておらず、純然たるシステム管理者として登場。<br />
: 当初は単なる支配権の奪い合いであるならどちらが勝利しても構わないと、中立を決め込んでいたが、[[カール大帝]]の目的が明らかになるとSE.RA.PHを脅かす存在と判断し、主人公側の陣営につく。<br />
; [[フェイト/育ステラ]]<br />
: 第一話から登場することが作者のTwitterで判明<ref group = "出">[https://twitter.com/usagi_lokiloki/status/970565603403575297 兔ろうとTwitter2018年3月5日16:44]</ref>。<br />
: ……その役割が「'''謎空間に1人総ツッコミで立ち向かう'''」と彼にとってロクな目に遭わないモノだったりする。<br />
: ちなみに8話で胃に穴が空いた模様。<br />
<br />
===その他===<br />
; [[ちびちゅき!]]<br />
: 生徒役。文化祭の輪投げを計算で取れると豪語するものの、[[ヘクトール|店主]]のイカサマすれすれの手段のため失敗してしまった。<br />
; さんぽけ ~三国志大戦ぽけっと~<br />
: 『Fate/EXTELLA』とのコラボイベントで出張出演。陣営としては「群雄」に属する。<br />
: レガリアを手に入れる寸前でいきなり三国志の世界に飛ばされて仕込みをできる状況になかったためか余裕がまったくなく、「自分だけがレガリアを統合できる」という事実をタテに高圧的な態度に出てすぐに逆上する等、若干稚拙な面が見られる。<br />
<br />
== 人間関係 ==<br />
=== Fate/EXTELLA ===<br />
;[[アルテラ (EXTELLA)|アルテラ]]<br />
:遊星ヴェルバーよりの破壊の巨人としての事実上の友軍戦力。<br />
:しかし決して心情的には両者そりが合っておらず、月と地球の侵略計画という目的は同じであれどそのやり方で対立している。<br />
:彼女のことは文字通り殺戮の機械としか見ていない。<br />
<br />
;[[エリザベート=バートリー]]<br />
:'''最大にして最悪の誤算要因'''。能力はあるが頭が悪いと見なしたため、言葉巧みに味方に引き入れて利用しようとする。<br />
:しかし、彼女が自分の想像以上に馬鹿だった為に順調だった筈の計画が彼女の突拍子もない行動で悉くぶち壊しにされ、結果的に道具として利用するはずだった彼女に逆に振り回される憂き目に遭う。<br />
:アルテラや主人公もアルキメデスの予想外の行動をすることはあるのだが、その場合アルキメデスは相手の行動原理をより深く理解することで計画の練り直しを図るが、エリザの場合は最終的に理解するのは無理だと諦めるほど。<br />
:体型はネロや玉藻よりかは数学者からの視点としては美しい(黄金比)と蘭詞篇でエリザに述べている…が、彼個人のサブシナリオでは「体型は好みじゃない」と本音を覗かせている。<br />
<br />
;[[主人公 (EXTRA)]]<br />
:ムーンセル侵略の為月のメンテナンス技師としての立場を借りて取り入った、月の王権を所有する者。<br />
:当初巨神アルテラの下に向かわせ握り潰させようと画策したが、彼(彼女)の土壇場での行動により失敗。<br />
:その後も精神・魂・肉体に分かたれて記憶の混乱を見せているそれぞれの存在にも言葉巧みに近寄ろうとした。<br />
<br />
;[[ネロ・クラウディウス]]<br />
:分離した王権の一つを所有する月のローマの支配者にして精神のマスターに寄り添う者。<br />
:シラクサの学士としての彼の偉業は生前の彼女も耳にしているため第一印象はそこまで悪くなく、軍師として陣営に仕えている際は「学士殿」と敬称付きで呼ぶ。ただしレガリアに選ばれたのが自身ではなく主人公であると気づいて以降はそれを告げないアルキメデスを密かに牽制していた。<br />
:アルキメデスとしては「感動」という不明確な要素を持つ彼女を御しにくいと裏で愚痴を述べている。<br />
<br />
;[[玉藻の前]]<br />
:分離した王権の一つを所有する千年京の支配者にして魂のマスターに寄り添う者。<br />
:初対面からアルキメデスを大いに警戒しているが、「その上でお互い利用し合おうではないか」という状態。<br />
:アルキメデスとしては「欲望」というまだ御しやすい理由で動いている彼女はやり易いと思っていたが、その「欲望」の度を読み違えて思惑は瓦解する。<br />
<br />
;[[ギルガメッシュ]]<br />
:いよいよ大願成就という瞬間、彼により文字通り横槍を大量に撃ち込まれることに。<br />
:しかも徹底的にバカにされる始末。あの金ぴかといえど、ここまで他の英霊を嘲笑するのは『Zero』の聖杯問答以来か。<br />
:更にギルガメッシュ篇ではアルテラの口からその名を聞かされるまで、アルキメデスの存在すら認知していなかったことが明らかに。<br />
<br />
;[[無銘]]<br />
:同じ『漂流者』。だが、その仲は敵と味方という点を除いても険悪。<br />
:半ばアルキメデスの腹に抱えた一物を察しておりそれをサブストーリーでは指摘もしているが、それ以上はお互い不可侵。<br />
<br />
;[[アルトリア・ペンドラゴン]]<br />
:手を焼かされ続けていた相手。<br />
:本編前の時間軸では、最後はアルテラごと彼女に倒されるという結末を何度も迎えていたらしい。<br />
<br />
=== その他 ===<br />
;董卓<br />
:『さんぽけ ~三国志大戦ぽけっと~』で共演。<br />
:エリザベートが彼を引き込んできたことを機に、分割された玉璽(レガリア)を統合する為の時間を稼ぐ為に取り入り、陣営に加わる。<br />
:なお、企みは董卓からは完全に見透かされており、後にピンチになった途端にあっさり玉璽を奪い取られた。<br />
<br />
== 名台詞 ==<br />
=== Fate/EXTELLA ===<br />
;「完璧なる円、完璧なる光を見せよう。清算の時だ!!<br />『<ruby><rb>集いし藁、月のように燃え尽きよ</rb><rt>カトプトロン カトプレゴン</rt></ruby>』!!<br /> ……フフ……ハハハハハハ!」<br />
:宝具発動。<br />複数の鏡によって太陽光を魔力と共に反射・収束させて放たれる熱線がすべてを焼き払う。<br />〆の高笑いが完全に黒幕のソレである。<br />
;「雑ですねぇ! 実に雑!」<br />
:戦闘時の台詞。<br />同じ言葉を実にをつけて繰り返すのが口癖なのか他にも「容易い、実に容易い!」「取るに足りない、実に取るに足りないとも!」などといったセリフが存在する。<br />
;「答えを出しますよ、あなた達のつまらない答えをね!」<br />
:エクステラマニューバ発動時の台詞。<br />プレイ動画でこの台詞と上記2つを含めたおおよそ悪役としか思えない台詞を吐きながら暴れまわっていたため、早々から黒幕ではないかと予想されていた。<br />
;「何故、何故、何故! ここまで変化した道を歩んで尚こうなるのか! 貴様は! 一体どこまで邪魔をする、反英雄!<br /> この、どこに出しても恥ずかしい最高最低の無能サーヴァントが―――ッ!」<br />
:蘭詞篇「薔薇の都に嗤う花」にて。エリザベートを体よく利用し、レガリアを奪わせることに成功したものの、肝心のレガリア(指輪)を'''食べる'''という全員の予想を斜め上に越えてゆく行為を目の当たりにしての一言<ref group = "注">ちなみに『Fate/Grand Order』で[[エリザベート=バートリー〔ブレイブ〕|エリザベート・ブレイブ]]からチョコをプレゼントする際、[[主人公 (Grand Order)|主人公]]から「指輪じゃない?」という選択シーンを選ぶとエリザベートが「'''指輪を食べるサーヴァントなんている訳ないじゃない。いたら数学者もマジギレよ?'''」と反論するシーンがある。</ref>。<br />
:前半はまだしも、後半はブチ切れたのか言い回しまでもが怪しくなっている。なお、このあとヴォイド化したエリザベートに宝具で吹っ飛ばされる羽目に。<br />
;「ぐ、ぎ……! 何たる理不尽、なんたる詐欺……! そんな詭弁が通るか、貴様―――!」<br />
:未明篇「侵攻謀略、焔の如く」にて。岸波白野を人質に取りアルテラを追い詰め、完全勝利する寸前の所でギルガメッシュに介入されて。<br />
:ギルガメッシュは古の契約により、「一度だけアルテラに助力をする」としてアルテラの副官になっていたが、それに加えてあくまで「'''岸波白野に力を貸していただけ'''」でアルテラに助力したつもりはないという予防線によって、アルテラとの契約を維持していたのであった。<br />
;「あ―――あの低級サーヴァントがぁあああああ!!<br /> 理解、把握……いや、駄目だ……!私には理解できない、何故、何故そうなる!?<br /> 英霊たちもセファールも予想外ではあっても理解の範疇、修正の対象ではあった!だのにアレは何だ、どういう計算で動いている!<br /> <ruby><rb>計算がない!</rb><rt>・・・・・</rt></ruby> アレの行動をトレースするための数式はない! ない……のか!?<br /> そんな筈が……あるかぁああああああ!!卑しくも遊星に選ばれたサーヴァントだろうが、この私と同質の力を得ておきながらッ!<br /> こうも!私の計画をかき乱すのか、あの愚か者は!」<br />
:金枝篇「遊星の学士」にて。上記のような有様になっても尚ヴォイド化したエリザベートを連れ歩き、ついにアルテラ本体を封印して勝ち誇るも、大した考えも無く封印をぶった切ってしまった彼女について完全に激昂。<br />
:この頃になると完全に目の据わった表情になっており、CVを担当する興津和幸氏の凄まじい演技もあってか、ある意味行き着く所まで行ってしまった感じとなっている。<br />
:そして追い詰められたアルキメデスは、自身を星舟に呑み込ませて未明領域ごと中枢に向けて降下させようとした。<br />
;「―――だが、<ruby><rb>遊星本体</rb><rt>ヴェルバー</rt></ruby>は、いずれ―――<br> ―――此処へと至ろう―――<br> ―――破滅の星よ、どうかこの身を―――<br> ―――ここより遥かな、真の叡智に導きたまえ―――」<br />
:ヴェルバーⅡは完全に破壊され、既に量子記録固定帯に突入されたことでこれ以前の修正行動は不可能となった。<br />
:人の文明と神の執念、月の機能だけでなく、遊星の力までをも利用しての奇跡を欠陥品である人類が掴み取った。<br />
:結果は正しく受け止めるが、彼はまだ諦めることはない。こうして『EXTELLA』は終わりを告げるのであった。<br />
<br />
=== Fate/EXTELLA LINK ===<br />
;「私の望むものは何一つ持ち合わせていないのに、私の嫌がることは私以上に熟知しているある意味天才か」<br />
:おそらくはエリザベートが来たと分かってガン無視を決め込もうとしていたのに、歌詞の中に自分の名前を入れると言われて渋々登場しての一言。<br />
:プレイヤーに[[Fate/EXTELLA|前作]]の惨状を思い出させてくれる。<br />
;「結構です。<br>いや全然結構です。<br>絶対にご勘弁を。」<br />
:ベースキャンプにてエリザベートを連れて会話すると発生。<br />
:エリザベートが「次のライブのプロモート、お願いしようかしら?」と言った瞬間、平静を装いつつも全力で拒否。<br />
:[[Fate/EXTELLA|前作]]とは異なる霊基なので因縁等はないのだが、それを抜きにしても致命的に相性が悪い。<br />
<br />
=== フェイト/育ステラ ===<br />
;「なんだこれ…」<br />
:第一話にて、レガリアを手に入れるべくスライドして来たら、'''主人公が乳児化していてサーヴァントは育児にかかりきり'''、という衝撃の光景を目にして。<br />
:今後の胃痛ぶりを予感させるような疲れ切った表情がなんとも哀愁を誘う。<br />
<br />
;(心なしか全員知能まで低下してないか?)<br />
:第六話にて。<br />いないいないばあの為に圏境を使って完全に消えてしまう書文先生を始めとして、全員ゆるゆるである。<br />
<br />
;「とにかく現ルートの確認を…おおおおおい!!なんだこのルートは!!想定外!!計算外だ!!ここまで頭のおかしい世界に<ruby><rb>並行移動</rb><rt>スライド</rt></ruby>したのはこれが初めて…!!馬鹿はあの貧乳ド低能角女だけでも足りてるというのに更に増える可能性があると!?」<br />
:同上。めげずにいつものペースを取り戻すために状況確認に移りルートを確認。<br />しかしそこに映し出されたのは'''子供の落書きの如き線'''を描いた現在ルートであった。学士殿吐血寸前。<br />この後、どうにか思考を回して正気を保とうとするが周囲の平和ボケした言動の数々についにキャパオーバーを起こし第八話でついに'''胃に穴が空いた。'''<br />
<br />
== メモ ==<br />
*奈須きのこ氏が設定を担当したサーヴァント<ref group = "出">[http://www.typemoon.org/bbb/diary/log/201611.html 竹箒日記2016/11/24]</ref>。<br />
*プレイヤーからの愛称は「学士殿」。『EXTELLA』でネロから呼ばれた呼称が元。<br />
*参戦発表時から胡散臭さ全開で完全に黒幕と目されており、シナリオ中でも多くの登場人物から不信感を抱かれていた。<br />
**……だが、主にエリザの<del>奇行</del>行動で策が瓦解して行く中で余裕を無くして激昂する事が多く、声優の熱演や立ち絵の表情の鬼気迫る有様から、ユーザーから(ある意味ではあるが)愛されることとなった。<br />
**史実における「私の円を踏むな」が事実であるなら、やはりシナリオ中のようなキレ顔で絶叫したのであろうか?<br />
*反英雄ではない、正真正銘の英霊でありながら地球人類を裏切ったサーヴァント。だが、属性はまさかの'''秩序・善'''。<br />
**もっとも、「秩序・善だが悪役」というキャラは『神聖円卓領域 キャメロット』のボスである[[女神ロンゴミニアド|獅子王]]や、[[Fate/Apocrypha |Apocripha]]の[[天草四郎時貞]]などそこまで極端な例ではない。また、ヴェルバーと接触するまではその根本的な人間性はともかく、システムに寄り添いより良い結果を求める人間であったことは彼のクエストから推し量れる。<br />
*こんな彼だが、『Grand Order』で一気に増えた学者系サーヴァントにとってはブッチギリの大先輩である。生まれの古さ故か、Fateではシラクサでの逸話も魔術要素が混じったものとなっている。<br />
**『EXTELLA』の本来の発売時期を考慮すれば、或いは遊星の干渉さえなければ、メタ的な意味でも学者サーヴァントの先輩になれていた可能性があった([[チャールズ・バベッジ]]の登場は『死界魔霧都市 ロンドン』だが、元々『EXTELLA』は『Grand Order』と同時期に発表される予定の作品だったため)。<br />
**そのアルキメデスは現時点では『Grand Order』には登場していないものの、'''天敵と言っても過言で無いエリザベート'''から存在自体は言及されている。<br />
*『感情』で行動を左右させる人間を嫌悪する割に感情的な彼だが、かの「アルキメデスの原理」発見の際の'''喜びのあまり風呂から飛び出して裸で外を走り回った'''という逸話はあまりにも有名。一応擁護しておくと、生前当時のギリシアでは運動の際には男は裸なのが普通なので、当時はそこまでおかしいことではない。なので本性を表したら上半身裸になるのもおかしいことではない、と思う。<br />
**この逸話が彼に採用されているかは不明だが、少なくとも戦闘時のボイス「'''ヘウレーカ!」'''はこの裸で走り回った時に叫んでいたとされる言葉がモデルであると思われる。<br />
*『EXTELLA』の発表以前から『[[氷室の天地 Fate/school life]]』では作中のゲーム『英雄史大戦』のキャラクター(カード)として、しばしば「アルキメデス」が登場していた。<br />
**こちらのアルキメデスは黄金の王冠の逸話そのままに「エウレーカ!」と叫びながら全裸で走り回るお爺さんで、ゲームルールの関係から爆撃機で突進するルーデルを伸ばした手ぬぐいで迎撃できるという完全なネタキャラ。しかしながら、固有能力「憎しみの光」は凹面鏡を用いたソーラ・レイであり、エクステラのアルキメデスの宝具の内容とほぼ同一。このため、彼の参戦発表時には「ひむてんに出てた人だ」という反応を示した人が各所で見受けられた。<br />
<br />
==脚注==<br />
===注釈===<br />
<references group = "注"/><br />
<br />
===出典===<br />
<references group = "出"/><br />
<br />
== リンク ==<br />
* [[登場人物]]<br />
* [[サーヴァント]]<br />
<br />
{{DEFAULTSORT:あるきめてす}}<br />
<br />
[[Category:登場人物あ行]]<br />
[[Category:Fate/EXシリーズ]]<br />
[[Category:Fate/EXTELLA]]<br />
[[Category:フェイト/育ステラ]]<br />
[[Category:Fate/EXTELLA LINK]]<br />
[[Category:サーヴァント]]<br />
[[Category:キャスター]]</div>
59.146.179.76
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李書文 (帝都聖杯奇譚)
2019-05-19T11:01:30Z
<p>59.146.179.76: </p>
<hr />
<div>{{サーヴァント概要<br />
| タイトル = ランサー<br />
| 真名 = 李書文<br />
| 読み = り しょぶん<br />
| 外国語表記 = <br />
| 初登場作品 = [[Fate/KOHA-ACE 帝都聖杯奇譚]]<br />
| 声優 = <br />
| 演者 = <br />
| 依代 = <br />
| 身長 = 166cm<br />
| 体重 = 60kg<br />
| 誕生日 = <br />
| 血液型 = <br />
| 出典 = <br />
| 地域 = <br />
| 属性 = 中立・悪<br />
| 隠し属性 = <br />
| 性別 = 男性<br />
| スリーサイズ = <br />
| 異名 = <br />
| 愛称 = <br />
| イメージカラー = <br />
| サーヴァント階位 = <br />
| 特技 = <br />
| 好きな物 = <br />
| 苦手な物 = <br />
| 天敵 = <br />
| デザイン = 武内崇(原案)<br />経験値(帝都)<br />
| 設定作成 = <br />
| レア度 = <br />
}}<br />
<br />
== 概要 ==<br />
「[[ランサー|槍兵]]」の[[サーヴァント]]。<br />
<br />
;略歴<br />
:『[[Fate/KOHA-ACE 帝都聖杯奇譚]]』では、来日直前に上海を訪れた[[カレン・オルテンシア|言峰花蓮]]によって召喚された。<br />
:帝都で虐殺を繰り広げる[[森長可|バーサーカー]]との戦いでは再生能力との相性の悪さから苦戦を強いられ、[[沖田総司|セイバー]]に後を任せて一時撤退した。[[岡田以蔵|アサシン]]戦ではマスターを人質に取られて槍を失うも、無手の奥義「猛虎硬爬山」によってこれを撃破。その後はセイバー、[[織田信長|アーチャー]]に助太刀する形で[[マックスウェル|キャスター]]との最終決戦に参戦する。しかし味方であるはずのアーチャーの突然の不意打ちを受け、消滅した。<br />
;人物<br />
:コートを着た老人。晩年の姿で召喚された[[李書文]]。<br />
:若年期と比べると少しは枯れて大人しくなっているが、「戦場では強い奴だけが勝つ」というバーサーカーの考えに一定の理解を示している。<br />
:だが大人しくなっているのは外面だけで、大虐殺を繰り広げるバーサーカーを笑いながら見ていたり、下がっていろと言ったセイバーに対して笑いながら答えるも目が笑っていなかったりと、殺気を全方位に出さなくなったが内面の凶悪さはそのまま残っている<ref group="注">欄外でも'''「余計に荒れてる」'''と言われるほど。</ref>。<br />
:また、「筋を違える」者に対しては怒りをあらわにする一面を見せている。<br />
;能力<br />
:八極拳の槍術「六合大槍」を以て槍を振るう。<br />
:技術的な全盛期として老人の姿で召喚されており、『神槍』とうたわれる程の超絶的な槍捌きを持つ。<br />
:また、素手でもアサシンを仕留めるなど拳法の腕も劣っておらず、卓越した戦闘能力を持っている。<br />
<br />
== ステータス ==<br />
{| class="wikitable" style="text-align:center"<br />
|-<br />
! クラス !! マスター !! 筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考<br />
|-<br />
| [[ランサー]] || [[カレン・オルテンシア|言峰花蓮]] || C || D || A || E || D || - ||対魔力:D ||中国武術(六合大槍):A+++<br>圏境:B<br>絶招:A || style="text-align:left"| <ref group="注">「コハエースGO 帝都聖杯奇譚」第2刷でステータスが修正された。</ref><ref group="出">[https://web-ace.jp/comptiq/notice/29/ お知らせ 「コハエースGO 帝都聖杯奇譚」サーヴァントステータス修正について]</ref><br />
|}<br />
<br />
== [[宝具]] ==<br />
;神槍无二打(しんそうにのうちいらず)<br />
:ランク:なし<br />
:種別:対人宝具<br />
:レンジ:2~5<br />
:最大捕捉:1人<br />
:ランサー時の宝具。『燕返し』や『无二打』同様に宝具として昇華されるまでに極まった術技。<br />
:効果はアサシン召喚時の『无二打』と同じだが、槍を持つ分レンジが広い。精密動作性も素手とさして変わらないと推測される。<br />
<br />
;猛虎硬爬山(もうここうはざん)<br />
:ランク:なし<br />
:種別:対門宝具<br />
:レンジ:1<br />
:最大捕捉:1人<br />
:由来:李書文が最も得意だったとされる絶招。<br />
:八極拳の奥義。厳密には李書文のオリジナルではないが、生涯を通じて頼りとした必殺の套路。<br />
:ランサーでありながら無手の状態での奥の手を持つという初見殺しの技でもあり、意表を突く形で[[岡田以蔵|アサシン]]を打ち破っている。<br />
:本来の技の形がはっきりしないっぽいが「拳児」準拠でお送りするとのこと。<br />
<br />
== 真名:李書文 ==<br />
:李書文。近代の生まれでありながら、数々の伝説を刻んだ中国の伝説的武術家。<br>八極拳の使い手としてももちろん名高いが、槍技の精妙さは「神槍」として讃えられたほどの腕前。<br />
<br />
:清朝末期、滄州に生まれた李書文は八極拳を習い始めるとたちまち頭角を表し、拳法史史上でも最強と謳われるまで上り詰めた。<br>千の技を学ぶより一の技を徹底的に磨き上げることで、文字通りの一撃必殺を体現した。<br />
<br />
:本来サーヴァントは、全盛期の姿で召喚されるが、李書文は肉体の全盛期と、武術の全盛期の二種類が存在するため、「老いた姿」で召喚される事もある。<br>肉体の全盛期は当然、青年時代を基準とするが、彼の武術が全盛期を迎えたのは老境に差し掛かった頃だから、と推測されている。<br />
:老いた姿で召喚された場合、若い時とは違い、死を超えて悟りを得ようと躍起になるが、そのどちらも李書文であり、武術家である事に変わりは無い。<br />
<br />
== 登場作品と役柄 ==<br />
;[[Fate/KOHA-ACE 帝都聖杯奇譚]]<br />
:ランサーのサーヴァントとして老年期で登場。<br />
:中盤、アサシンにマスターを人質に取られ、槍を捨てさせられて窮地に陥る。卑劣なアサシンはマスターに危害を加え、彼を甚振ろうとするが、素手で反撃してフルボッコにしてしまう、というランサーに有るまじき活躍を見せる。その強さは桜セイバーから「'''むしろ槍捨てた方が強くないですか'''?」と言われるほど。<br />
;[[Fate/EXTELLA]]<br />
:ランサーとしての李書文は登場しないが、サブストーリーにおける[[呂布奉先]]との戦いにて、ランサーで召喚されなかったことを悔やむ場面がある。また、「六合大槍」の名についても言及している。<br />
<br />
== 人間関係 ==<br />
===帝都聖杯奇譚===<br />
;[[カレン・オルテンシア|言峰花蓮]]<br />
: マスター。<br />
<br />
;[[森長可|バーサーカー]]<br />
: 敵サーヴァントの一人。技量では圧倒するものの、火力の低い攻撃はすぐに再生される上に宝具のせいで防御も難しいという、とことん相性の悪い相手。<br />
<br />
;[[岡田以蔵|アサシン]]<br />
: 敵サーヴァントの一人。マスターを人質に取られてしまうが、一瞬のスキを突いて素手で撃破した。<br />
: 有り余る才能を持ちながら驕り高ぶり、自分の業を磨こうとせず他人の業を模倣するばかりな上に、筋を通すことの何たるかを理解しない彼に対しては怒りを露にした。<br />
<br />
;[[沖田総司|セイバー]]、[[織田信長|アーチャー]]<br />
: 敵対するサーヴァントではあるが、最終決戦ではキャスターによって降臨してしまった「人造の神」を打倒する為に一時共闘する。<br />
<br />
===その他===<br />
;[[李書文]]<br />
:肉体的に全盛をほこる、若い時の姿。<br />
<br />
== 名台詞 ==<br />
=== 帝都聖杯奇譚 ===<br />
;「ほう―― 真理だな」<br />「わしも」<br />「そう思う」<br />
:武芸者は戦の役に立たない技だの位だのくだらない連中で、戦場では強い者が勝つだけだと豪語するバーサーカーに対して。<br />
:バーサーカーの凶槍を華麗にさばき、頭に必殺の一撃を決め、勝利したかに見えたが…。<br />
;「おい小僧 筋が違うぞ…」<br />
:マスターを人質に取って槍を捨てさせた挙げ句、ためらいなく彼女を刺したアサシンに対して。<br />
:人質を取ったことでも、マスターを攻撃したことでもなく、「筋を違えた」こと。合理にほど遠い行為に対して、かつて無いほどの怒りを露にした。<br />
;「のうアサシン――<br /> それほどの『才』――<br /> なぜ磨かなかった」<br />
: アサシンの剣よりも速く懐に潜り込み、『猛虎硬爬山』を打ち込むランサー。<br />
: ただ生まれつき与えられただけの『才』と、人生をかけて磨き抜かれた『才』の差が表れた瞬間。<br />
<br />
== メモ ==<br />
*対魔力スキルのランクは低いが、気合と凄みだけで[[令呪]]による「アサシンを倒しなさい」という命令を一時的に拒んでいる。<br />
**もっとも、その直後にマスターを刺したアサシンを殺しているため、タイミングをずらしただけで令呪の命令は実行したとも言える。実際、勝利は紙一重で、令呪の後押しの効果もあったとのこと。<br />
*『帝都聖杯奇譚』に登場したことで、まともな聖杯戦争では[[エミヤ|未来の英霊]]を除けば没年と召喚年の間隔が最も短いサーヴァントとなった(没年:1934年、帝都聖杯奇譚:1945年)。生前の知り合いに出会うどころか、外見年齢が老年なため「実は生きていた」と言っても通じるレベルである。<br />
**本人も「此の前死んだと思ったらもう英霊」と口にしている。そのため知名度補正はほとんどない状態での参戦である可能性が高い。<br />
*彼の死因については諸説あるが、一説にはお茶に毒を盛られて殺されたというものがある。『帝都聖杯奇譚』ではこの設定を踏襲しているのか、プロットでは毒茶で退場する予定だったが、あんまりなので無しになった模様。おまけページや設定資料集では織田信長や森長可に茶の湯を勧められてはキレたり遠慮したりしている。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
===注釈===<br />
<references group = "注"/><br />
<br />
===出典===<br />
<references group = "出"/><br />
<br />
== リンク ==<br />
*[[登場人物]]<br />
*[[サーヴァント]]<br />
<br />
{{DEFAULTSORT:り しよふん ていとせいはいきたん}}<br />
<br />
[[category:登場人物ら行]]<br />
[[category:ランサー]]<br />
[[Category:サーヴァント]]<br />
[[category:Fate/KOHA-ACE 帝都聖杯奇譚]]<br />
[[Category:コハエース]]</div>
59.146.179.76
https://typemoon.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E7%95%B0%E8%81%9E%E5%B8%AF&diff=81311
異聞帯
2019-05-18T03:08:49Z
<p>59.146.179.76: /* 概要 */</p>
<hr />
<div>==概要==<br />
ロストベルト。過った選択、過った繁栄による敗者の歴史。歴史の残滓。<br />
<br />
“不要なもの”として中断され、並行世界論にすら切り捨てられた“行き止まりの人類史”。異なる歴史を歩んできた人類の年表。一時の点ではなく、帯として現在まで続いたもの。異聞帯のサーヴァントは存在するが、このサーヴァントは汎人類史のサーヴァントとは比べ物にもならない強さを持つ。<br><br />
[[タマモヴィッチ・コヤンスカヤ|コヤンスカヤ]]曰く、「自分たちの世界に疑いを持てない」というのが異聞帯の限界であり、だからこそ剪定されたという。<br />
<br />
特異点を『正しい歴史が間違ったもの』ならば、異聞帯は『何も間違ってはいない』世界。言うなれば、汎人類史とは異なる歴史でありながら、特異点のように狂った世界ではない領域である。<br/><br />
だが異聞帯は[[並行世界]]ですらない。本来なら百年で打ち切られる歴史が、現在まで続いてしまった世界であり、いわば『汎人類史に敗北した歴史』が地球上に突如として現れたようなものである。[[特異点]]とは違い、現代の今の時間軸に7つの異常地帯が浮かび上がっている。テクスチャの上書きであるため、点ではなく帯。<br><br />
最早転換点は過ぎ去り、異聞帯は歴史を紡いでいる。多くの知られざる異聞史の中からより強力なもの、汎人類史を押しつぶせるほどの可能性を持ったものが、侵略兵器として用いられた。異聞帯という人類史による地球そのものを攻撃し、ダ・ヴィンチやクリプターはこれを濾過異聞史現象と呼ぶ。<br />
<br />
宇宙からの侵略が始まり、三ヶ月ものの間は汎人類史の人類は抵抗という名の長い戦いを繰り広げた。<br/><br />
しかし隣国を牽制・監視する手段に長けていれど宇宙からやってくる侵略者には何のプランを持ち合わせてないために、あらゆる抵抗は無意味に終わり、ほとんどの人類が抹殺されその勢力のことごとくが消滅。最後まで侵略に抵抗していた合衆国も同様の末路を迎えた。<br />
<br />
かくして地球は完全に漂白された惑星と化し、一握りの生存者の目の前に映るのは、かつての面影の欠片もない、何もかもが一新された白い荒野が広がるのみ。<br/><br />
逆転の目も、生存の目もなく、あらゆる活動はなんの成果も現さないという、正しく絶望的な状況を生存者は受け入れてしまったが、[[デイヴィット・ブルーブック]]はその上で過去の記録を漁ろうと行動し、その記録を遺していた。<br />
<br />
“異星の神”による侵略が終わり、異聞帯の要である[[空想樹]]が根付いた後、その異聞帯を発展させるのは異聞帯の王ではなく、クリプターの役目となっている。<br />
彼らにとってカルデアの抹殺は余分な仕事・雑務でしかないが、最大の障害であることも否定できない。<br><br />
<br />
[[キリシュタリア・ヴォーダイム]]は人間に支配者の座を追われた神々の復讐と例えている。<br><br />
コヤンスカヤは「異聞帯はいつかは破綻する」「すべては『異星の神』が降臨するまでの暇つぶし」と評している。<br />
<br />
なお、異聞帯を解決すると跡形も残さず消滅する為、特異点と同じく、レポートによる報告についての信憑性に関しては同様の問題がある。<br />
=== 人理再編 ===<br />
第二部におけるクリプターの使命。異聞帯による人理再編を目標とし、もう一度人類が神と共にある世界を作り上げる事にある。<br><br />
第1.5部「Epic of Remnant」の最中、人理焼却と同列の災害かのように[[クー・フーリン]]と[[BB (Grand Order)|BB]]から呟かれていた。<br />
<br />
=== 濾過異聞史現象 ===<br />
<ruby><rb>異聞帯</rb><rt>ロストベルト</RT></RUBY>という人類史による、地球そのものへの攻撃。<br><br />
多くの知られざる異聞史の中からより強力なもの、汎人類史を押しつぶせるほどの可能性を持ったものが、侵略兵器として用いられた。<br><br />
地球は完全に漂白された惑星と化し、一握りの生存者の目の前に映るのは、かつての面影の欠片もない、何もかもが一新された白い荒野が広がり、自然も文明も生きる者たちも、すべて消え失せ、削ぎ落された。<ruby><rb>虚空</rb><rt>ソラ</RT></RUBY>は閉じ、人類は終了を迎える。<br><br />
窒素、酸素、アルゴン、二酸化炭素などの大気成分は基準値をクリアし、大気中のマナも21世紀のものとほぼ同じ濃度。人体に有害な物質は検知されない。<br />
<br />
空想樹を打ち込み、異聞帯の書き換えを行う濾過異聞史現象を執り行うが、発芽には90日という時間を必要とする。<br><br />
異聞帯の安定と空想樹の成長は同義であり、異聞帯のサーヴァントとの契約、その継続に全力を注ぐことが鍵となっている。<br><br />
クリプターは自分が担当する異聞帯の領域拡大を目的とするが、互いの異聞帯の境界が衝突した場合、より強い人理を築き上げた異聞帯が脆弱な異聞帯を飲み込んでいく。<br><br />
だが、その衝突以外の対決、他のクリプターの異聞帯内への干渉は御法度であり、異聞帯にカルデアが現れた場合、その異聞帯の王が対応するべき事である。<br><br />
最終的に、クリプターは一つの異聞帯を選ばなければならず、あるクリプターが担当する異聞帯の領域拡大を放棄しても、そのうち他の異聞帯に侵略される。<br />
<br />
地球は白紙化し、異聞帯を除いて生命のない星へと成り果てたが、稀に『白紙化に取り残された』地域、建物、生命が存在する。<br><br />
建物は全て白く漂白されており、消しゴムで消されたような不自然な欠落部分がある。その姿は砂丘のただ中に立つ近代美術のモニュメントのよう。生命の痕跡は一切なく、生き物の死骸などの死の跡すら存在しない<ref group = "注">その為、廃墟でありながら清潔感がある。</ref>。<br><br />
[[人理継続保障機関フィニス・カルデア|カルデアの残党]]はこれを『残留物』と呼称した。<br />
<br />
===異聞帯===<br />
;Lostbelt No.1:[[永久凍土帝国 アナスタシア]]<br />
:副題:獣国の皇女<br>異聞深度:D<br>年代:AD.1570 <br />
:[[カドック・ゼムルプス]]の担当地区であるロシア領のロストベルト。氷河期が訪れた地球で延々と歴史を積み重ねた人類史。<br />
;Lostbelt No.2:[[無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング]]<br />
:副題:消えぬ炎の快男児<br>異聞深度:B+<br>年代:BC.1000<br />
:[[オフェリア・ファムルソローネ]]の担当地区である北欧の異聞帯。北欧神代が終わらずに続いている、何一つ無駄のない冷酷で残酷な世界。唯一の神に支配された純然なる神の地。神代級の神秘が残されており、文明は発展せず、人間は神を崇め、山嶺を巨人が闊歩している。<br />
;Lostbelt No.3:人智統合真国 シン<br />
:副題:紅の月下美人<br>異聞深度:E<br>年代:BC.0210<br />
:[[芥ヒナコ]]の担当地区である中国異聞帯。<br />
:他の異聞帯と異なり、領域拡大に適さない。<br />
:[[始皇帝|異聞帯の王]]は[[芥ヒナコ]]が溜息を吐き、ポーカーフェイスを保てなくなるほどの野放図か剛胆な英傑。[[スカサハ=スカディ]]からは論外と言われている。<br />
;Lostbelt No.4:創世滅亡輪廻 ユガ・クシェートラ<br />
:副題:黒き最後の神<br>異聞深度:A<br>年代:??.11900<br />
:[[スカンジナビア・ペペロンチーノ]]の担当地区であるインド神話のロストベルト。[[アルターエゴ]]が付いている。<br />
:『四角』があるらしいが、デイビットの所感によるとアキレス腱に類する存在であるようだ。[[スカサハ=スカディ]]はペペロンチーノ自体は嫌いではないが、話に聞いた限りでは異聞帯は好かないとのこと。<br />
;Lostbelt No.5:星間都市山脈 ■■■■■■<br />
:副題:神を撃ち落とす日<br>異聞深度:A+<br>年代:BC.12000<br />
:[[キリシュタリア・ヴォーダイム]]の担当地区のギリシャ世界のロストベルト。汎人類史より栄えているとされる、目下最大の異聞帯勢力。<br />
:ギリシャの巨いなるモノ達が存在する都市の模様。ヴォーダイム自身の力で攻略しており、三体もの神霊を仕えているのがその証拠。海神が失われ、海に汎人類史の英霊が何騎か現れている。[[カイニス]]の発言によると、[[オリオン|アルテミス]]も居る模様。<br />
:ギリシャ世界ではあるものの[[グレゴリー・ラスプーチン|ラスプーチン]]は「オリュンポス」と言っており、カルデア勢力の観測ではギリシャではなく大西洋に異聞帯の反応が確認されている。<br />
;Lostbelt No.6:■■円卓領域 ■■■■■・■・■■<br />
:副題:星の生まれる刻<br>異聞深度:EX<br>年代:AD.0500<br />
:[[ベリル・ガット]]の担当地区であるロストベルト。「有り得たかもしれない人類史」とは到底思えない模様。そもそも消えかけており、維持をするのが精一杯とされているが、一方で異常な魔力も外部から確認されており、危険視されている。<br />
;Lostbelt No.7:■■樹海■■ ■■■・■■■■■<br />
:副題:■■■■■■■■<br>異聞深度:A++<br>年代:BC.????<br />
:[[デイビット・ゼム・ヴォイド]]の担当地区であるロストベルト。「有り得たかもしれない人類史」とは到底思えない模様。<br />
<br />
==メモ==<br />
==脚注==<br />
===注釈===<br />
<references group = "注"/><br />
<br />
===出典===<br />
<references group = "出"/><br />
<br />
==リンク==<br />
*[[小辞典]]<br />
*[[並行世界]]<br />
*[[空想樹]]<br />
*[[クリプター]]<br />
<br />
{{DEFAULTSORT:ろすとへると}}<br />
<br />
[[Category:小辞典]]<br />
[[Category:Fate/Grand Order]]<br />
[[Category:異聞帯|*]]</div>
59.146.179.76