「クトゥルフ神話」を編集中
ナビゲーションに移動
検索に移動
この編集を取り消せます。 下記の差分を確認して、本当に取り消していいか検証してください。よろしければ変更を保存して取り消しを完了してください。
最新版 | 編集中の文章 | ||
4行目: | 4行目: | ||
=== TYPE-MOON世界におけるクトゥルフ神話 === | === TYPE-MOON世界におけるクトゥルフ神話 === | ||
− | + | ギリシャ神話や北欧神話など、さまざまな神話が「かつては実際にあったが、後にテクスチャが剝がれる形で正式な歴史から失われた」とされているのに対し、クトゥルフ神話の神々は'''この宇宙(=地球とその円環、太陽系の内的宇宙)に実在していないし、実在したこともない。'''端的に言ってしまえば完全に'''架空の存在。'''<br/> | |
例えばクトゥルフ神話におけるクトゥルフは「かつて人類誕生以前に半魚人の神として文明を築いていたが現在では太平洋の深海に封印されて眠っている」という設定であるが、太平洋のどこを探してもクトゥルフも半魚人の文明も存在しないし、「この宇宙はアザトースが見ている夢である」という設定もアザトースが実在しない以上意味を持たない。 | 例えばクトゥルフ神話におけるクトゥルフは「かつて人類誕生以前に半魚人の神として文明を築いていたが現在では太平洋の深海に封印されて眠っている」という設定であるが、太平洋のどこを探してもクトゥルフも半魚人の文明も存在しないし、「この宇宙はアザトースが見ている夢である」という設定もアザトースが実在しない以上意味を持たない。 | ||
11行目: | 11行目: | ||
また、上記のハワード・フィリップス・ラブクラフトは怪奇小説として自分の妄想を描いた結果、それが「外側」に存在していた何らかの存在の在り方と完全に一致してしまっていたことが語られている。<br/> | また、上記のハワード・フィリップス・ラブクラフトは怪奇小説として自分の妄想を描いた結果、それが「外側」に存在していた何らかの存在の在り方と完全に一致してしまっていたことが語られている。<br/> | ||
要するに、TYPE-MOON世界におけるクトゥルフ神話の神々とは「ラブクラフトの創作した架空の神々と酷似した性質を持つ名状しがたい何か」でしかない<ref group="注">実際、作中でも第三者視点であるマテリアルならいざ知らず、作中の描写には「クトゥルフ」を始めとする固有名詞は「よくわからない呪文の一節」として以外はまったく登場しない。</ref>。<br/> | 要するに、TYPE-MOON世界におけるクトゥルフ神話の神々とは「ラブクラフトの創作した架空の神々と酷似した性質を持つ名状しがたい何か」でしかない<ref group="注">実際、作中でも第三者視点であるマテリアルならいざ知らず、作中の描写には「クトゥルフ」を始めとする固有名詞は「よくわからない呪文の一節」として以外はまったく登場しない。</ref>。<br/> | ||
− | これらの「外側」に存在する存在については知っている人は知っており、魔術関係者の中でも[[時計塔]] | + | これらの「外側」に存在する存在については知っている人は知っており、魔術関係者の中でも[[時計塔]]における伝承科のブリシサンは「禁忌の知識」として伝えている模様。 |
このようにクトゥルフ神話の神々とこの宇宙との間にはごくわずかな例外を除いて接点は存在しなかったが、『[[Fate/Grand Order]]』のとある事件をきっかけに接点ができてしまった。 | このようにクトゥルフ神話の神々とこの宇宙との間にはごくわずかな例外を除いて接点は存在しなかったが、『[[Fate/Grand Order]]』のとある事件をきっかけに接点ができてしまった。 | ||
− | ==== | + | ==== 亜種特異点セイレム ==== |
『Fate/Grand Order』にて、[[ゲーティア|魔術王]]の討伐後に逃走した[[魔神柱]]の残党である[[ラウム]]が「人類を救済するためにはこの宇宙にない存在に縋るしかない」という結論に至り、[[アビゲイル・ウィリアムズ]]を邪神の巫女に据えて世界そのものを書き換えようとした事件。<br/> | 『Fate/Grand Order』にて、[[ゲーティア|魔術王]]の討伐後に逃走した[[魔神柱]]の残党である[[ラウム]]が「人類を救済するためにはこの宇宙にない存在に縋るしかない」という結論に至り、[[アビゲイル・ウィリアムズ]]を邪神の巫女に据えて世界そのものを書き換えようとした事件。<br/> | ||
世界の書き換えそのものには失敗したものの、アビゲイルは邪神の力を持った[[サーヴァント]]である[[フォーリナー]]として完成し、人類史に刻まれた英霊となってしまった。<br/> | 世界の書き換えそのものには失敗したものの、アビゲイルは邪神の力を持った[[サーヴァント]]である[[フォーリナー]]として完成し、人類史に刻まれた英霊となってしまった。<br/> | ||
21行目: | 21行目: | ||
外側にとってはこの宇宙の時間軸からは独立しているため2017年以前の世界でも干渉は可能であり、例えば[[葛飾北斎]]に対しては死の間際にクトゥルフと思しき存在からの干渉があり、それがきっかけでフォーリナーとなっている。<br/> | 外側にとってはこの宇宙の時間軸からは独立しているため2017年以前の世界でも干渉は可能であり、例えば[[葛飾北斎]]に対しては死の間際にクトゥルフと思しき存在からの干渉があり、それがきっかけでフォーリナーとなっている。<br/> | ||
邪神としてはこの宇宙の存在に気づいてはいても直接的に干渉することはできないようで、宇宙の外側と繋がった「英霊の座」を通して一部の英霊の霊基を改ざんしてフォーリナーとしての霊基を形成し、彼らに内部から呼び込んでもらうことを画策している状態である。 | 邪神としてはこの宇宙の存在に気づいてはいても直接的に干渉することはできないようで、宇宙の外側と繋がった「英霊の座」を通して一部の英霊の霊基を改ざんしてフォーリナーとしての霊基を形成し、彼らに内部から呼び込んでもらうことを画策している状態である。 | ||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
==メモ== | ==メモ== | ||
− | |||
==話題まとめ== | ==話題まとめ== |