「伝承地底世界 アガルタ」の版間の差分
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− | そのため特異点全体がシェヘラザードの構築した「空想の物語」という側面を強く持っており、そのためか座から特異点に召喚され、現地の常識を付与されているはずの[[武則天]]や[[ペンテシレイア]]は舞台となっている「西暦2000年のアジア」の常識をまったく身に付けていなかった。[[クリストファー・コロンブス]]にしても「アガルタの外」への興味は持っていても外部の知識はカルデア一行や迷い込んだ住民から聞いたものに過ぎなかった。<br/> | + | そのため特異点全体がシェヘラザードの構築した「空想の物語」という側面を強く持っており、そのためか座から特異点に召喚され、現地の常識を付与されているはずの[[武則天]]や[[ペンテシレイア]]は舞台となっている「西暦2000年のアジア」の常識をまったく身に付けていなかった。[[クリストファー・コロンブス|コロンブス]]にしても「アガルタの外」への興味は持っていても外部の知識はカルデア一行や迷い込んだ住民から聞いたものに過ぎなかった。<br/> |
+ | また、「シェヘラザードの物語」であるためかシェヘラザードによるある程度の事象操作が可能であり、「面白さが全てに優先される」というルールの下に状況がコントロールされていた模様。最高のタイミングで乱入者が現れたり万全のはずの作戦が偶然によって失敗したりといった状況全体に影響するものから、「何もないところでいきなり転ぶ」「起き上がり際に仲間と頭をごっつんこ」「振った剣がすっぽ抜けて飛んでいく」などコントのようなものまで多種多様であるが、後者については繰り返すと新鮮味が薄れるからかあまり乱発はできないようである。<br/> | ||
最終的なシェヘラザードとフェニクスの目的は、この特異点に十分にエネルギーが溜まった後に丸ごと空に飛ばし『幻想空中都市 ラピュタ』という別の特異点に作り替え、さらにはそれを世間にさらして落下させることで「神秘が実在する」という事実を白日の下にさらして空想を現実のものとし、神秘そのものを自分たち諸共完全消滅させることであった。 | 最終的なシェヘラザードとフェニクスの目的は、この特異点に十分にエネルギーが溜まった後に丸ごと空に飛ばし『幻想空中都市 ラピュタ』という別の特異点に作り替え、さらにはそれを世間にさらして落下させることで「神秘が実在する」という事実を白日の下にさらして空想を現実のものとし、神秘そのものを自分たち諸共完全消滅させることであった。 | ||
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:中国や日本の伝承で、海の底にあるとされる乙姫や竜王が住まう宮殿の名を冠するエリア。 | :中国や日本の伝承で、海の底にあるとされる乙姫や竜王が住まう宮殿の名を冠するエリア。 | ||
:アガルタ内の海の底にあり、アガルタにおける魔力の流れの終着点となっており魔力が結晶化したミニ聖杯ともいえる「玉手箱」が複数存在している。 | :アガルタ内の海の底にあり、アガルタにおける魔力の流れの終着点となっており魔力が結晶化したミニ聖杯ともいえる「玉手箱」が複数存在している。 | ||
− | : | + | :ゲーム本編では女王の誰も存在を知らなかったようであるが、漫画版ではダユーが存在を認知して隠れ家として使ったり、玉手箱を持ち出したりしていた。また、[[エレナ・ブラヴァツキー]]がコロンブスに刺されて河に突き落とされた後に流れ着き、傷を癒していたのもここになっていた。 |
==登場人物== | ==登場人物== | ||
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:アガルタ内の魔力の流れが竜宮城に至り、そこで高純度に結晶化したアイテム。いわば小規模な聖杯。 | :アガルタ内の魔力の流れが竜宮城に至り、そこで高純度に結晶化したアイテム。いわば小規模な聖杯。 | ||
:サーヴァントを縛り付けたり、魔力リソースとして使用したりと用途も多岐にわたる。 | :サーヴァントを縛り付けたり、魔力リソースとして使用したりと用途も多岐にわたる。 | ||
+ | :シェヘラザード曰く、「奇跡」の象徴として絶体絶命の危機を切り抜けるためのアイテムとして用意したとのこと。 | ||
==メモ== | ==メモ== |
2024年1月9日 (火) 07:13時点における最新版
伝承地底世界 アガルタ | |
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副題 | アガルタの女 |
人理定礎値 | 不明 |
場所 | 中央アジア・ヒマラヤ山脈地下 |
年代 | AD.2000 |
概要[編集 | ソースを編集]
亜種特異点Ⅱ。ヒマラヤ山脈のいずこかにあるとされる、地下世界に広がる理想郷。
終局特異点から逃れたフェニクスによって形成された亜種特異点。群雄割拠する女王たちとその部下によって、地下世界に引き込まれた男性たちが支配されたディストピア。
舞台はヒマラヤ山脈にあるとされている伝説上の地下世界であり、広大な地下空間に川や海や森が広がり、町や国も形成されている。
複数のエリアに分割されており、それらは「イース」「桃源郷」など、伝説にある理想郷の名前が冠されている。
それぞれの「理想郷」は召喚された女性サーヴァントによって支配されており、女王は女海賊やアマゾネスなどの部下を魔力の続く限り生産でき、手足として行使している。
これらの領域では基本的に女性優位の社会構造が築かれていて、特異点に引きずり込まれた男性は彼女らに搾取されて虐げられている。
実はこの特異点の構造には黒幕であるシェヘラザードの「死を与える男性に対する恐怖心」が反映されており、女性が男性を虐げるようになっているのもそのため。ただし女性優位の社会になっているのは一側面に過ぎず、その本質はシェヘラザード自身が生前身をもって体験した「凶王が民を苦しめ続ける世界」。
そのため特異点全体がシェヘラザードの構築した「空想の物語」という側面を強く持っており、そのためか座から特異点に召喚され、現地の常識を付与されているはずの武則天やペンテシレイアは舞台となっている「西暦2000年のアジア」の常識をまったく身に付けていなかった。コロンブスにしても「アガルタの外」への興味は持っていても外部の知識はカルデア一行や迷い込んだ住民から聞いたものに過ぎなかった。
また、「シェヘラザードの物語」であるためかシェヘラザードによるある程度の事象操作が可能であり、「面白さが全てに優先される」というルールの下に状況がコントロールされていた模様。最高のタイミングで乱入者が現れたり万全のはずの作戦が偶然によって失敗したりといった状況全体に影響するものから、「何もないところでいきなり転ぶ」「起き上がり際に仲間と頭をごっつんこ」「振った剣がすっぽ抜けて飛んでいく」などコントのようなものまで多種多様であるが、後者については繰り返すと新鮮味が薄れるからかあまり乱発はできないようである。
最終的なシェヘラザードとフェニクスの目的は、この特異点に十分にエネルギーが溜まった後に丸ごと空に飛ばし『幻想空中都市 ラピュタ』という別の特異点に作り替え、さらにはそれを世間にさらして落下させることで「神秘が実在する」という事実を白日の下にさらして空想を現実のものとし、神秘そのものを自分たち諸共完全消滅させることであった。
主要地名[編集 | ソースを編集]
- イース
- フランスにかつてあったとされる伝説の港湾都市の名を冠するエリア。
- イースのライダーに率いられた女海賊たちが「奪って、浪費する」という退廃的な享楽にふけっている。
- 男性は基本的に奴隷であり、女海賊たちの気まぐれで射的の的にされたりで殺されてしまう。
- 不夜城
- 中国の山東省にあったとされる、夜になっても太陽が沈まない伝説の都市の名を冠するエリア。
- 不夜城のアサシンに率いられた酷吏の監視のもと、悪法と密告が支配する管理社会が築かれている。
- 男性の扱いは多少はマシであるが、些細なことで捕えられて拷問されたり他人を陥れたりとろくなものではない。
- エルドラド
- 南米に存在したとされる、黄金に満ちたジャングル奥地の都市の名を冠するエリア。
- エルドラドのバーサーカーに率いられたアマゾネス達が闘争と略奪に満ちた社会を築き上げている。
- 男性は基本的に殺されてしまう。勇者と認められた男性は生存を許されるが、アマゾネス達相手の種馬扱いなのでやはり悲惨である。
- 桃源郷
- 中国で仙人たちが住まうとされる常春の郷の名を冠するエリア。
- 名前の通り桃が大量にとれる穏やかなエリアで、どこの女王にも支配されていない為レジスタンスのライダーが逃亡してきた男性たちをまとめ上げて作ったレジスタンス達の拠点になっている。
- 竜宮城
- 中国や日本の伝承で、海の底にあるとされる乙姫や竜王が住まう宮殿の名を冠するエリア。
- アガルタ内の海の底にあり、アガルタにおける魔力の流れの終着点となっており魔力が結晶化したミニ聖杯ともいえる「玉手箱」が複数存在している。
- ゲーム本編では女王の誰も存在を知らなかったようであるが、漫画版ではダユーが存在を認知して隠れ家として使ったり、玉手箱を持ち出したりしていた。また、エレナ・ブラヴァツキーがコロンブスに刺されて河に突き落とされた後に流れ着き、傷を癒していたのもここになっていた。
登場人物[編集 | ソースを編集]
用語[編集 | ソースを編集]
- 玉手箱
- アガルタ内の魔力の流れが竜宮城に至り、そこで高純度に結晶化したアイテム。いわば小規模な聖杯。
- サーヴァントを縛り付けたり、魔力リソースとして使用したりと用途も多岐にわたる。
- シェヘラザード曰く、「奇跡」の象徴として絶体絶命の危機を切り抜けるためのアイテムとして用意したとのこと。
メモ[編集 | ソースを編集]
脚注[編集 | ソースを編集]
注釈[編集 | ソースを編集]
出典[編集 | ソースを編集]