「相良豹馬」の版間の差分

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== 相良豹馬 ==
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{{登場人物概要
*読み:さがら ひょうま
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| 読み = さがら ひょうま
*誕生日:月日/血液型:型
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| 外国語表記 =
*身長:cm/体重:kg
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| 別名 =
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| 初登場作品 =
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| 年齢 =  
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| 誕生日 =  
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| 愛称 =
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| 性別 = 男性
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| 序列 =
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| 特技 =
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| 魔術系統 =
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| 魔術属性 =
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| 魔術特性 =
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| 魔術回路・質 =
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| 魔術回路・量 =
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| 魔術回路・編成 =
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}}
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== 概要 ==
  
[[ユグドミレニア]]に所属する[[魔術|魔術師]]。<br>軽薄な格好の優男。
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[[ユグドミレニア]]に所属する[[魔術師]]。
  
 
;略歴
 
;略歴
:[[聖杯戦争|聖杯大戦]]に参加しようとするが、自身の力不足を考慮してアサシンの[[サーヴァント]]の召喚を狙う。<br>そこで対策を練られるのを避けるため、聖杯戦争に一度も召喚されておらず、制御しやすいよう歴史が浅く、それでいて英霊たるに相応しい怪物を求めた。結果、彼の考えた条件に適合した[[アサシン (Apocrypha・黒) |ジャック・ザ・リッパー]]の愛用した業物を手に入れる。<br>ジャックは本来ロンドンで召喚するべきサーヴァントであったが、ユグドミレニアの[[魔術協会]]への宣戦布告によって時計塔があるロンドンは敵地となったため、イギリスと同じ島国であり、故郷である日本で召喚する事を選択する。<br>そして自分と霊脈の相性が良い新宿を見つけ、“ヒカル”という源氏名でホストとして潜伏し、そこで出会った六導玲霞に隠れ蓑として利用するため暗示をかけて同棲するようになる。<br>聖杯大戦の開始が近づいた時、予定通りアサシンを召喚しようとするが、召喚されるサーヴァントの数が倍になった事で[[聖杯|大聖杯]]からのバックアップが半分となり、自身の力量不足から失敗。ジャックもせいぜい120年前なので知名度はあっても信仰面では劣るため、なかなか召喚できずにいた。<br>あと一押しを得るため、実際に凶器を使ってジャック・ザ・リッパーの犯行現場を再現しようと玲霞を生贄にしようとする。だが玲霞が令呪を持つ豹馬よりも強く願ったことで、アサシンは玲霞のサーヴァントとして現界。マスターの敵と判断され、恐怖から[[令呪]]を使ってアサシンを自害させようとするが、即座に顎を切り飛ばされ、令呪を宿した右手ごと奪われる。<br>そして玲霞に無様にも命乞いをするが特殊な精神性を待つ彼女にはあしらわれ、アサシンに魂喰いとして血を一滴残らず吸い尽くされミイラにされた後、玲霞に砕かれゴミ袋に詰めて捨てられるという、自業自得にしても悲惨な最期となった。
+
:アサシンのマスターとして[[聖杯戦争|聖杯大戦]]に参加するにあたり、情報の少なさを重要視して[[ジャック・ザ・リッパー (Apocrypha)|ジャック・ザ・リッパー]]が実際に使用したとされるナイフを触媒に使用する。故郷の日本にて実際にジャック召喚の可能性を最大限に高めるため、凶器を使ってジャック・ザ・リッパーの犯行現場を再現しようと[[六導玲霞]]を生贄にしようとした。
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: ところがアサシンは玲霞をマスターとして選び、彼女の敵となった豹馬は即座に喉を潰され令呪を剥ぎ取られた上でアキレス腱を切断される。その後玲霞に聖杯大戦やサーヴァントについての情報を引き出された後、アサシンのナイフを借りた玲霞に刺し殺される。魔術的な業績を1つも残せなかった彼が死の間際に感じたものは、六導玲霞という怪物をこの世界に解き放つことが出来たという奇妙な充実感だった。
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:『Fate/Apocrypha ACT1 unbirth』では喉を潰されるのではなく顎を切り飛ばされており、右手も切断され、アサシンに魂喰いとして血を一滴残らず吸い尽くされミイラにされた後、玲霞に砕かれゴミ袋に詰めて捨てられるなどより悲惨な最期が描写されている。
  
 
;人物
 
;人物
:温かく純粋そうな青年を装っているが、実際は冷酷で自分勝手な卑劣漢。<br>また魔術師として倫理観がないのは勿論の事だが、自身の力量不足から来る劣等感を抱えており、激昂すると非常に口汚く、他の魔術師と比べても誇りや知性が欠如している。
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:軽薄な格好の優男。
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:『Fate/Apocrypha ACT1 unbirth』によれば温かく純粋そうな青年を装っているが、実際は冷酷で自分勝手な卑劣漢。
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:魔術師として倫理観がないのは勿論の事だが、自身の力量不足から来る劣等感を抱えており、激昂すると非常に口汚くなるなど誇りや知性に欠如がみられる。
  
 
;能力
 
;能力
:彼の一族が継承してきた魔術は暗示や潜伏、諜報など地味な方面に特化しており、他の魔術師からは『ネズミ』と呼ばれていた。彼はそれをコンプレックスにしているが、紛れもない事実であり、触媒を用いてもサーヴァントの召喚がまともに出来ず、魔術師として二流でしかない。
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:日本式の呪術系統と西洋の魔術が混合された代償(いけにえ)を利用する魔術系統。人命を代償に建築物やあるいは人命そのものの安全を確立させる、搾取型の防護魔術の使い手。
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:『Fate/Apocrypha ACT1 unbirth』では彼の一族が継承してきた魔術は暗示や潜伏、諜報など地味な方面に特化しており、他の魔術師からは『ネズミ』と呼ばれていた。彼はその事実をコンプレックスにしているが現実はさらに酷く、サーヴァントが14人存在することでバックアップが半分になっている聖杯戦争において、ジャックの信仰面での弱さも相まってサーヴァントの召喚すらできない程度の二流の魔術師でしかなかった。アサシンの[[サーヴァント]]の召喚を狙ったのも自身の力不足を考慮してのこと。
  
 
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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===Fateシリーズ===
 
; [[Fate/Apocrypha]]
 
; [[Fate/Apocrypha]]
:短編で登場。本編では存在が言及されるだけで、本人は登場しない。
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:短編と漫画版で登場。本編では存在が言及されるだけで、本人は登場しない。
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:アニメ版においても既に殺害されており、ミイラ化した姿が描かれている。
  
 
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
 
;[[六導玲霞]]
 
;[[六導玲霞]]
:暗示をかけて利用し、アサシン召喚の生贄にしようとするが、逆に贄にされてしまった。
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:暗示をかけて利用し、アサシン召喚の生贄にしようとするが、逆に殺されてしまった。
;[[アサシン (Apocrypha・黒) |アサシン]]
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;[[ジャック・ザ・リッパー (Apocrypha)|アサシン]]
:召喚しようとしたサーヴァント。だが即座に肉の塊に変えられてしまった。
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:召喚したサーヴァント。しかし彼女がマスターとして選んだのは玲霞だった。
  
 
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
 
;「――■■■■■! ■■■■■!」
 
;「――■■■■■! ■■■■■!」
: 玲霞の「わたしのこと、愛していた?」という質問に対して。<br>まるでバーサーカーのサーヴァントのようだが、この時の彼は顎が完全になくなっていたので喋れる訳がない。見た目もグロいが、常に「'''こひゅぅ、こひゅぅ'''」と不気味な呼吸音を立てる肉塊となっている。<br>だがこんな不気味な姿になった彼を気持ち悪がらず、殺されかけた直後に話しかけ、笑顔すら見せる玲霞さんって本当に一般人なのだろうか……?
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: 『Fate/Apocrypha ACT1 unbirth』にて、玲霞の「わたしのこと、愛していた?」という質問に対して。<br>まるでバーサーカーのサーヴァントのようだが、この時の彼は顎が完全になくなっていたので喋れる訳がない。見た目もグロいが、常に「'''こひゅぅ、こひゅぅ'''」と不気味な呼吸音を立てる肉塊となっている。<br>だがこんな不気味な姿になった彼を気持ち悪がらず、殺されかけた直後に話しかけ、笑顔すら見せる玲霞さんって本当に一般人なのだろうか……?
  
 
== メモ ==
 
== メモ ==
*名前有りのマスターの中で'''最も無様な死に方をした人物'''。<br> [[キャスター|メディア]]の口車に乗り令呪を無駄遣いして殺された魔術師など、同レベル、もしくはそれ以下のマスターは一応いるが、全員名無しのキャラである。
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*「ユグドミレニア」の名を持たず、短編『Fate/Apocrypha ACT1 unbirth』で登場した設定は公式で幾つか変更されたと明言されていたため、『Apocrypha』本編の一巻では玲霞を利用し、アサシンを召喚しようとした魔術師は豹馬ではないと思われていた。<br>だが二巻で本編でも彼の設定が採用されていたことが判明した。
*「ユグドミレニア」の名を持たず、短編で登場した設定は公式で幾つか変更されたと明言されていたため、『Apocrypha』本編の一巻では玲霞を利用し、アサシンを召喚しようとした魔術師は豹馬ではないと思われていた。<br>だが二巻で本編でも彼の設定が採用されていたことが判明した。
 
 
*「ユグドミレニア」を名乗っていなかった理由は作中では言及されていない。<br>だが[[魔術協会]]や[[聖堂教会]]でスパイ活動を行っている者たちは当然の事ながら「ユグドミレニア」の名を隠して行動しており、本人の言や潜伏・諜報に特化した能力を考えれば彼がそういった部署に所属していたのは明らかである。
 
*「ユグドミレニア」を名乗っていなかった理由は作中では言及されていない。<br>だが[[魔術協会]]や[[聖堂教会]]でスパイ活動を行っている者たちは当然の事ながら「ユグドミレニア」の名を隠して行動しており、本人の言や潜伏・諜報に特化した能力を考えれば彼がそういった部署に所属していたのは明らかである。
*豹馬がどのようなキャラかは雑誌「[[TYPE-MOONエース]] Vol.7 2012年 01月号」に収録された短編でしか知る事が出来ない。<br>この短編の内容も本編では少し言及するだけに留まり、奈須氏は「現状、『Apocrypha』本編のプロットはぎゅうぎゅうで、内容を若干変更した上で単行本に収録するのは難しいかもしれません。改めて出すにしても、コミケ用の小冊子を作るとかになるのかなぁ」とコメントしている。<br>そのため、'''最も影が薄いマスター'''でもあり、彼を知る者は熱心なTYPE-MOONファンに限られる。
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*豹馬がどのようなキャラかは雑誌「[[TYPE-MOONエース]] Vol.7」に収録された短編『Fate/Apocrypha ACT1 unbirth』と「[[TYPE-MOONエース]] Vol.10」に収録された短編『Fate/Apocrypha ツークツワンク』でしか知る事が出来ない。<br>前者の短編について、奈須氏は「現状、『Apocrypha』本編のプロットはぎゅうぎゅうで、内容を若干変更した上で単行本に収録するのは難しいかもしれません。改めて出すにしても、コミケ用の小冊子を作るとかになるのかなぁ」とコメントしている。<br>そのため、現在のところ最も影が薄いマスターでもあり、彼を知る者は熱心なTYPE-MOONファンに限られる。
*誤字はいつものことのTYPE-MOONではあるが、'''「相良z馬」'''というキーボードの押し間違いだとしてもありえないレベルの誤記をされたことがある。
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*誤字はいつものことのTYPE-MOONではあるが、'''「相良z馬」'''というキーボードの押し間違いだとしてもありえないレベルの誤植をされたことがあり、『Apocrypha Material』では「相良豹馬で一番有名なのは二巻の誤植であろう」とコメントされている。
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== 脚注 ==
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===注釈===
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<references group = "注"/>
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===出典===
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== リンク ==
 
== リンク ==
 
*[[登場人物]]
 
*[[登場人物]]
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*[[魔術師]]
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{{DEFAULTSORT:さから ひようま}}
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[[Category:登場人物さ行]]
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[[category:マスター]]
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[[category:Fate/Apocrypha]]

2024年1月28日 (日) 07:32時点における最新版

相良豹馬
読み さがら ひょうま
性別 男性
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概要[編集 | ソースを編集]

ユグドミレニアに所属する魔術師

略歴
アサシンのマスターとして聖杯大戦に参加するにあたり、情報の少なさを重要視してジャック・ザ・リッパーが実際に使用したとされるナイフを触媒に使用する。故郷の日本にて実際にジャック召喚の可能性を最大限に高めるため、凶器を使ってジャック・ザ・リッパーの犯行現場を再現しようと六導玲霞を生贄にしようとした。
ところがアサシンは玲霞をマスターとして選び、彼女の敵となった豹馬は即座に喉を潰され令呪を剥ぎ取られた上でアキレス腱を切断される。その後玲霞に聖杯大戦やサーヴァントについての情報を引き出された後、アサシンのナイフを借りた玲霞に刺し殺される。魔術的な業績を1つも残せなかった彼が死の間際に感じたものは、六導玲霞という怪物をこの世界に解き放つことが出来たという奇妙な充実感だった。
『Fate/Apocrypha ACT1 unbirth』では喉を潰されるのではなく顎を切り飛ばされており、右手も切断され、アサシンに魂喰いとして血を一滴残らず吸い尽くされミイラにされた後、玲霞に砕かれゴミ袋に詰めて捨てられるなどより悲惨な最期が描写されている。
人物
軽薄な格好の優男。
『Fate/Apocrypha ACT1 unbirth』によれば温かく純粋そうな青年を装っているが、実際は冷酷で自分勝手な卑劣漢。
魔術師として倫理観がないのは勿論の事だが、自身の力量不足から来る劣等感を抱えており、激昂すると非常に口汚くなるなど誇りや知性に欠如がみられる。
能力
日本式の呪術系統と西洋の魔術が混合された代償(いけにえ)を利用する魔術系統。人命を代償に建築物やあるいは人命そのものの安全を確立させる、搾取型の防護魔術の使い手。
『Fate/Apocrypha ACT1 unbirth』では彼の一族が継承してきた魔術は暗示や潜伏、諜報など地味な方面に特化しており、他の魔術師からは『ネズミ』と呼ばれていた。彼はその事実をコンプレックスにしているが現実はさらに酷く、サーヴァントが14人存在することでバックアップが半分になっている聖杯戦争において、ジャックの信仰面での弱さも相まってサーヴァントの召喚すらできない程度の二流の魔術師でしかなかった。アサシンのサーヴァントの召喚を狙ったのも自身の力不足を考慮してのこと。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

Fateシリーズ[編集 | ソースを編集]

Fate/Apocrypha
短編と漫画版で登場。本編では存在が言及されるだけで、本人は登場しない。
アニメ版においても既に殺害されており、ミイラ化した姿が描かれている。

人間関係[編集 | ソースを編集]

六導玲霞
暗示をかけて利用し、アサシン召喚の生贄にしようとするが、逆に殺されてしまった。
アサシン
召喚したサーヴァント。しかし彼女がマスターとして選んだのは玲霞だった。

名台詞[編集 | ソースを編集]

「――■■■■■! ■■■■■!」
『Fate/Apocrypha ACT1 unbirth』にて、玲霞の「わたしのこと、愛していた?」という質問に対して。
まるでバーサーカーのサーヴァントのようだが、この時の彼は顎が完全になくなっていたので喋れる訳がない。見た目もグロいが、常に「こひゅぅ、こひゅぅ」と不気味な呼吸音を立てる肉塊となっている。
だがこんな不気味な姿になった彼を気持ち悪がらず、殺されかけた直後に話しかけ、笑顔すら見せる玲霞さんって本当に一般人なのだろうか……?

メモ[編集 | ソースを編集]

  • 「ユグドミレニア」の名を持たず、短編『Fate/Apocrypha ACT1 unbirth』で登場した設定は公式で幾つか変更されたと明言されていたため、『Apocrypha』本編の一巻では玲霞を利用し、アサシンを召喚しようとした魔術師は豹馬ではないと思われていた。
    だが二巻で本編でも彼の設定が採用されていたことが判明した。
  • 「ユグドミレニア」を名乗っていなかった理由は作中では言及されていない。
    だが魔術協会聖堂教会でスパイ活動を行っている者たちは当然の事ながら「ユグドミレニア」の名を隠して行動しており、本人の言や潜伏・諜報に特化した能力を考えれば彼がそういった部署に所属していたのは明らかである。
  • 豹馬がどのようなキャラかは雑誌「TYPE-MOONエース Vol.7」に収録された短編『Fate/Apocrypha ACT1 unbirth』と「TYPE-MOONエース Vol.10」に収録された短編『Fate/Apocrypha ツークツワンク』でしか知る事が出来ない。
    前者の短編について、奈須氏は「現状、『Apocrypha』本編のプロットはぎゅうぎゅうで、内容を若干変更した上で単行本に収録するのは難しいかもしれません。改めて出すにしても、コミケ用の小冊子を作るとかになるのかなぁ」とコメントしている。
    そのため、現在のところ最も影が薄いマスターでもあり、彼を知る者は熱心なTYPE-MOONファンに限られる。
  • 誤字はいつものことのTYPE-MOONではあるが、「相良z馬」というキーボードの押し間違いだとしてもありえないレベルの誤植をされたことがあり、『Apocrypha Material』では「相良豹馬で一番有名なのは二巻の誤植であろう」とコメントされている。

脚注[編集 | ソースを編集]

注釈[編集 | ソースを編集]


出典[編集 | ソースを編集]


リンク[編集 | ソースを編集]