「黄路美沙夜」の版間の差分
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*本編から10年後の未来では、父が用意した相手と結婚して社長夫人をやっている。自由のない生活で、「終末録音」で自嘲していたように、罪を犯してしまった彼女に夢あふれる未来は訪れなかったようである。 | *本編から10年後の未来では、父が用意した相手と結婚して社長夫人をやっている。自由のない生活で、「終末録音」で自嘲していたように、罪を犯してしまった彼女に夢あふれる未来は訪れなかったようである。 | ||
*「春と月と空を」という 武内崇が2012年に出した同人誌によると胸の大きさは「薄」とのこと。 | *「春と月と空を」という 武内崇が2012年に出した同人誌によると胸の大きさは「薄」とのこと。 | ||
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2024年6月25日 (火) 21:24時点における最新版
黄路美沙夜 | |
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読み | おうじ みさや |
性別 | 女性 |
声優 | 水樹奈々 |
初登場作品 | 空の境界 |
概要[編集 | ソースを編集]
礼園女学院の生徒で、黒桐鮮花の先輩。
- 略歴
- 昨年まで生徒会の会長を務めていた才女で、非の打ち所のないお嬢様。
礼園女学院の理事を務める黄路家・黄路財閥の次女。その立場は、教師・シスター達はおろか、父である現在の理事長よりも上。美沙夜は黄路の血を引かない養子である(というより、黄路の人間は全員が養子である)が、入り婿の理事長などより、その才能から黄路家に迎えられた美沙夜の方が、より強い発言力を持つのである。
黄路家に入る前、生き別れた兄がいるらしい。
礼園女学院で起こった妖精事件の実行犯。
- 人物
- 基本的には敬虔なクリスチャン。生徒会長時代は「暴君」と評価されるも、校則を破る生徒に容赦はないが、規則を守る生徒に対しては面倒見がいい。
両儀式に言わせると、鮮花が「お城のお姫様」であるのに対し、「お城のお妃様みたいなヤツ」となる。鮮花とは水と油だが、隠し持つ願望は似通っている。
- 能力
- 魔術師見習い。鮮花同様、魔術を極めるために魔術を学んだのではなく、目的を達成するための手段として魔術を使っている一般人。
妖精遣い。ただし、美沙夜の使役しているモノは真性の妖精ではなく、それを模した使い魔。偽装妖精。妖精の能力の一部を再現し、通常は姿を知覚することはできず、他人の記憶を奪うことが可能。作ったのも美沙夜本人ではなく、彼女の師。使い魔の例に漏れず、他の生物を作り変えたモノ。
彼女の役割は意思を持たない使い魔たちの司令塔。使役している使い魔の数は五十を越える。彼女の師である魔術師がアトラス院出身である為、錬金術師の特性である高速・並列思考によってそれを賄っている。
登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]
- 空の境界
- 礼園女学院で起こった妖精事件の調査をする黒桐鮮花の前に現れる。
人間関係[編集 | ソースを編集]
名台詞[編集 | ソースを編集]
- 「貴方――とても良くてよ」
- 鮮花から奪った記憶の美しさを評して。
コレが劇場版になると……? - 「あれはたまたまです。精神的逆境に弱いことだけが
私 の欠点ですから。今みたいに、まわりに頼れる方が揃っていれば誰に負けることもありません」 - 『終末録音/the Garden of oblivion』より。魔術の映写機を見てその性能を瞬く間に看破してみせた後、式から「――凄いな黄路。おまえ、その頭の早さでなんで鮮花に負けたんだ?」と問われ。
瀬尾静音からも「基本性能 は高くとも心がちょっと残念」と評価されており、どうやらこちらが彼女の地であるらしい。
メモ[編集 | ソースを編集]
- 結局のところ、玄霧皐月が本当に黄路美沙夜の兄であるのかどうかは、誰にもわからない。
- TYPE-MOON作品には「美沙夜」という名前の人物がもう一人いる(『Fate/Prototype』の玲瓏館美沙夜)。
- 『終末録音/the Garden of oblivion』によると、大学進学後は映研部に入ったようだ。映写機に投影された願望や、あとがきにおける「M先輩」の行動などを見るに、同人漫画にも理解があるらしい。
「忘却録音」での荒んだ関係はどこへやら、抜けた様子を見せたり、鮮花たちからからかわれたりする気さくな様子を見せたりしている。- お嬢様口調ながらもどこか抜けていて残念な性格の魔術師、というキャラになった美沙夜はFateシリーズのルヴィアゼリッタ・エーデルフェルトを彷彿とさせる。
- 本編から10年後の未来では、父が用意した相手と結婚して社長夫人をやっている。自由のない生活で、「終末録音」で自嘲していたように、罪を犯してしまった彼女に夢あふれる未来は訪れなかったようである。
- 「春と月と空を」という 武内崇が2012年に出した同人誌によると胸の大きさは「薄」とのこと。
脚注[編集 | ソースを編集]
注釈[編集 | ソースを編集]
出典[編集 | ソースを編集]