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*『[[Fate/EXTELLA]]』では、このクラスの派生として[[アルテラ|巨神アルテラ]]の「セイバー・マルス」、[[ネロ・クラウディウス]]の「セイバー・ヴィーナス」が登場している。 | *『[[Fate/EXTELLA]]』では、このクラスの派生として[[アルテラ|巨神アルテラ]]の「セイバー・マルス」、[[ネロ・クラウディウス]]の「セイバー・ヴィーナス」が登場している。 | ||
− | *クラス名がSwordsman(=剣士)ではなくSaber(=剣) | + | *クラス名がSwordsman(=剣士)ではなくSaber(=剣)なのは、奈須きのこ氏が旧Fateを書いた高校生当時に遊んだメガドライブのシューティングゲーム『サンダーフォースIII』の武装の一つ「セイバー」に由来している(三騎士の他のクラスも同様で、ランサーも同作の武装、アーチャーも当初は同作の武装であるハンターの名称を使っていたとのこと)。 |
− | *旧Fateではセイバーをもじったセイヴァーのクラスが居て、そのオマージュとして後に別の作品に[[セイヴァー]] | + | *旧Fateではセイバーをもじったセイヴァーのクラスが居て、そのオマージュとして後に別の作品に[[セイヴァー]]クラスが採用された(一方、リメイクされた『[[Fate/Prototype|Prototype]]』では不採用になった)。 |
*『[[Fate/Grand Order|Grand Order]]』を除けばいずれもそれぞれの作品で中心的な役割を果たす人物ばかりで、非常に優遇されている。 | *『[[Fate/Grand Order|Grand Order]]』を除けばいずれもそれぞれの作品で中心的な役割を果たす人物ばかりで、非常に優遇されている。 | ||
− | *『[[Fate/stay night]] | + | *『[[Fate/stay night]]』以来、メインヒロインが担当することが多いクラスであるため、女性率が高い。……が、その大半が「史実と異なり、実は女性だった」というエピソード持ちのため、実際の歴史では男性であるケースばかりである(他のクラスにも勿論同様の例はあるが、女性セイバーは特に女体化率が高い)。 |
**もともと史実や原典から女性であったセイバーは[[鈴鹿御前]]が初。 | **もともと史実や原典から女性であったセイバーは[[鈴鹿御前]]が初。 | ||
*剣以外の武器は勿論の事だが、騎乗物も宝具として使わない傾向がある。<br>例: [[アルトリア・ペンドラゴン|アルトリア]]の馬達、[[ネロ・クラウディウス|ネロ]]の戦車など。 | *剣以外の武器は勿論の事だが、騎乗物も宝具として使わない傾向がある。<br>例: [[アルトリア・ペンドラゴン|アルトリア]]の馬達、[[ネロ・クラウディウス|ネロ]]の戦車など。 | ||
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*ちなみに誤解されやすいが、「最も優れたサーヴァント」という評価は冬木の聖杯戦争において常に最後まで勝ち残った実績から来た物で、別に「セイバーが他のサーヴァントよりも強い」「セイバーを呼べれば楽勝」という意味ではない。 | *ちなみに誤解されやすいが、「最も優れたサーヴァント」という評価は冬木の聖杯戦争において常に最後まで勝ち残った実績から来た物で、別に「セイバーが他のサーヴァントよりも強い」「セイバーを呼べれば楽勝」という意味ではない。 | ||
+ | **とは言うものの、「能力値の必要水準が非常に高い」「クラススキルが優秀」「古今東西、伝説の主役級となる英雄は剣を持っている事が多い」など、優秀なクラスである事は間違いないだろう。 | ||
+ | *[[コハエース]]で言及されているが、剣技が宝具となっているセイバーは少ない。かく言うコハエース出身の[[沖田総司]]も剣技「無明三段突き」は当初は固有スキルだった。 | ||
+ | **むしろ宝具解放で強烈な対軍~対城のビームを放つことが多いため、「セイバーの条件はビームが出せること」などと冗談半分で言われていたりもした。 | ||
+ | *『Grand Order』の期間限定イベント『セイバーウォーズ2』では[[サーヴァントユニヴァース]]において、付ければ誰でもセイバークラスになれるという「セイバーバッヂ」なるものが流行していた。 | ||
==話題まとめ== | ==話題まとめ== | ||
− | * | + | ;「セイバー顔」 |
− | **我々読者視聴者プレイヤーからしたら「そっくりさんだらけだな」という感覚だが、作中的には「容姿は見間違えるほど似ていない」設定の様子。<br>青と赤のセイバー両者と面識を有する[[ギルガメッシュ]]や[[ガウェイン]]が両者の容姿に関してそこまで反応を示さなかったり、アルトリアと麗しの聖処女を人違いした[[ジル・ド・レェ]] | + | *Fateシリーズにおける不文律、あるいは暗黙のルール、'''要するに武内'''。<br>一時期までは登場していた女性セイバー全員([[アルトリア・ペンドラゴン|アルトリア]]、[[ネロ・クラウディウス|ネロ]]、[[モードレッド]]、[[沖田総司|沖田]])が「セイバー顔」、つまりはアルトリアの容姿を意識したデザインで描かれていた。この共通点は女性のセイバーのみに見られるもので、一種の掟のようなものになっていた。その徹底ぶりはファンの間のみではなく、公式でもネタにするほど。 |
+ | **我々読者視聴者プレイヤーからしたら「そっくりさんだらけだな」という感覚だが、作中的には「容姿は見間違えるほど似ていない」設定の様子。<br>青と赤のセイバー両者と面識を有する[[ギルガメッシュ]]や[[ガウェイン]]が両者の容姿に関してそこまで反応を示さなかったり、アルトリアと麗しの聖処女を人違いした[[ジル・ド・レェ]]もギャグな外伝でネロを「金髪ショートで男装しているから[[ジャンヌ・ダルク|ジャンヌ]]というわけではない」としっかり見分けたり(そもそも彼の人違いは双方の魂の輝き、オーラ的なものが似ていたところが大きい)と、存外皆しっかり判別している。 | ||
+ | ***そんな中、『Grand Order』において他でもない[[アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕|アルトリアオルタ]]当人がセイバー顔の一角である[[沖田総司〔オルタ〕|沖田オルタ]]を指して「自分に似た顔」と発言している。<br>そしてオルタサーヴァントは基本的に元となったサーヴァントと顔の造形は全く同じであるため、少なくともこの4名は作中でも「そっくり」認識になっている模様。 | ||
**ジャンヌに関しては武内氏曰わく「デザインはセイバーを意識していない」との事でセイバー顔扱いはしていない。奈須氏も彼女をセイバー系ヒロインである事を否定している。<br>エイプリルフール企画では青セイバーにセイバー系ヒロインの一人として狙われていたが、[[弓塚さつき]]からは似ていないと評され、彼女もキャラクター視点で言えばセイバーとは全然似てないらしい。 | **ジャンヌに関しては武内氏曰わく「デザインはセイバーを意識していない」との事でセイバー顔扱いはしていない。奈須氏も彼女をセイバー系ヒロインである事を否定している。<br>エイプリルフール企画では青セイバーにセイバー系ヒロインの一人として狙われていたが、[[弓塚さつき]]からは似ていないと評され、彼女もキャラクター視点で言えばセイバーとは全然似てないらしい。 | ||
**そんな鉄の掟の中、『[[Fate/EXTRA CCC FoxTail]]』に登場した[[鈴鹿御前]]で、初の「セイバー顔」ではない女性セイバーが生まれることとなった。 | **そんな鉄の掟の中、『[[Fate/EXTRA CCC FoxTail]]』に登場した[[鈴鹿御前]]で、初の「セイバー顔」ではない女性セイバーが生まれることとなった。 |
2024年8月27日 (火) 21:16時点における最新版
セイバー(Saber)とは「剣士」の英霊。
概要[編集 | ソースを編集]
「三騎士」の一角。バランスが取れた能力から「最優」と称される。
魔力を除いた能力値が水準以上の英霊でないと該当しない。
クラス特性として、「対魔力」と「騎乗」を保有する。
これまで登場したのは以下63人。
英霊の個体能力に拠らないクラス基本能力:筋力A 耐久B 敏捷B 魔力C 幸運D
クラススキル:対魔力、騎乗
『Fate/Grand Order』では、ランサーに強く、アーチャーに弱いクラスになっている。
メモ[編集 | ソースを編集]
- 上記のサーヴァントの他にヘラクレス、クー・フーリン、スパルタクス、岡田以蔵、ヘクトール、ベオウルフ、トリスタン、源頼光、長尾景虎、ドブルイニャ・ニキチッチがこのクラスの適性を持つ。
- 『Fate/EXTELLA』では、このクラスの派生として巨神アルテラの「セイバー・マルス」、ネロ・クラウディウスの「セイバー・ヴィーナス」が登場している。
- クラス名がSwordsman(=剣士)ではなくSaber(=剣)なのは、奈須きのこ氏が旧Fateを書いた高校生当時に遊んだメガドライブのシューティングゲーム『サンダーフォースIII』の武装の一つ「セイバー」に由来している(三騎士の他のクラスも同様で、ランサーも同作の武装、アーチャーも当初は同作の武装であるハンターの名称を使っていたとのこと)。
- 旧Fateではセイバーをもじったセイヴァーのクラスが居て、そのオマージュとして後に別の作品にセイヴァークラスが採用された(一方、リメイクされた『Prototype』では不採用になった)。
- 『Grand Order』を除けばいずれもそれぞれの作品で中心的な役割を果たす人物ばかりで、非常に優遇されている。
- 『Fate/stay night』以来、メインヒロインが担当することが多いクラスであるため、女性率が高い。……が、その大半が「史実と異なり、実は女性だった」というエピソード持ちのため、実際の歴史では男性であるケースばかりである(他のクラスにも勿論同様の例はあるが、女性セイバーは特に女体化率が高い)。
- もともと史実や原典から女性であったセイバーは鈴鹿御前が初。
- 剣以外の武器は勿論の事だが、騎乗物も宝具として使わない傾向がある。
例: アルトリアの馬達、ネロの戦車など。- クラス特性として騎乗スキルを有するが、上記のような理由により、活用するには別途乗り物を用意しなければならない。
- 後に登場した蘭陵王は無銘ではあるが自身の白馬を持ち込んだことでこの慣例から外れることとなった。
- クラス特性として騎乗スキルを有するが、上記のような理由により、活用するには別途乗り物を用意しなければならない。
- ちなみに誤解されやすいが、「最も優れたサーヴァント」という評価は冬木の聖杯戦争において常に最後まで勝ち残った実績から来た物で、別に「セイバーが他のサーヴァントよりも強い」「セイバーを呼べれば楽勝」という意味ではない。
- とは言うものの、「能力値の必要水準が非常に高い」「クラススキルが優秀」「古今東西、伝説の主役級となる英雄は剣を持っている事が多い」など、優秀なクラスである事は間違いないだろう。
- コハエースで言及されているが、剣技が宝具となっているセイバーは少ない。かく言うコハエース出身の沖田総司も剣技「無明三段突き」は当初は固有スキルだった。
- むしろ宝具解放で強烈な対軍~対城のビームを放つことが多いため、「セイバーの条件はビームが出せること」などと冗談半分で言われていたりもした。
- 『Grand Order』の期間限定イベント『セイバーウォーズ2』ではサーヴァントユニヴァースにおいて、付ければ誰でもセイバークラスになれるという「セイバーバッヂ」なるものが流行していた。
話題まとめ[編集 | ソースを編集]
- 「セイバー顔」
- Fateシリーズにおける不文律、あるいは暗黙のルール、要するに武内。
一時期までは登場していた女性セイバー全員(アルトリア、ネロ、モードレッド、沖田)が「セイバー顔」、つまりはアルトリアの容姿を意識したデザインで描かれていた。この共通点は女性のセイバーのみに見られるもので、一種の掟のようなものになっていた。その徹底ぶりはファンの間のみではなく、公式でもネタにするほど。- 我々読者視聴者プレイヤーからしたら「そっくりさんだらけだな」という感覚だが、作中的には「容姿は見間違えるほど似ていない」設定の様子。
青と赤のセイバー両者と面識を有するギルガメッシュやガウェインが両者の容姿に関してそこまで反応を示さなかったり、アルトリアと麗しの聖処女を人違いしたジル・ド・レェもギャグな外伝でネロを「金髪ショートで男装しているからジャンヌというわけではない」としっかり見分けたり(そもそも彼の人違いは双方の魂の輝き、オーラ的なものが似ていたところが大きい)と、存外皆しっかり判別している。 - ジャンヌに関しては武内氏曰わく「デザインはセイバーを意識していない」との事でセイバー顔扱いはしていない。奈須氏も彼女をセイバー系ヒロインである事を否定している。
エイプリルフール企画では青セイバーにセイバー系ヒロインの一人として狙われていたが、弓塚さつきからは似ていないと評され、彼女もキャラクター視点で言えばセイバーとは全然似てないらしい。 - そんな鉄の掟の中、『Fate/EXTRA CCC FoxTail』に登場した鈴鹿御前で、初の「セイバー顔」ではない女性セイバーが生まれることとなった。
- これは本作の作画担当であるたけのこ星人氏が当初キャラクターデザイン・設定を担当する予定だったところが大きいかもしれない。
- 『Grand Order』ではセイバースレイヤーこと謎のヒロインXが所有する宝具『無銘勝利剣』の効果が、そのままずばり「〔アルトリア顔〕特攻攻撃」となっている。
この効果範囲はアルトリアやモードレッドは勿論、作中視点ではそこまで似ていないとされるネロやジャンヌにも適用される。ヒロインX的には彼女たちもセイバー顔として認識&討伐対象であるようだ。- そして派生キャラである謎のヒロインX〔オルタ〕と謎のヒロインXXの宝具も「〔セイバークラスサーヴァント〕特攻攻撃」となっており、謎のヒロインXを名に持つ者についてはどうやらセイバー一切両断の宿業からは逃れられないようだ。
- 我々読者視聴者プレイヤーからしたら「そっくりさんだらけだな」という感覚だが、作中的には「容姿は見間違えるほど似ていない」設定の様子。
脚注[編集 | ソースを編集]
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出典[編集 | ソースを編集]