「虚数羅針内界 ペーパームーン」の版間の差分

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この中に[[聖杯]]が発生したことでペーパームーンそのものが特異点と化し、このままではゼロセイルが不可能になるという状態で内部に取り込まれてしまったため解決を目指してゆくことになる。
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内部は一種の電脳空間のようになっており、機能ごとに6つのパーティションに分かれており、中立を保つ警防部(ディフェンド)以外の筆頭AIが[[サーヴァント]]を率いて戦いを繰り広げる[[聖杯戦争]]「システム・グレイルウォー」が開催されており、主人公は[[カーマ]]と共にアサシンのサーヴァントとマスターのコンビとして飛び入りで参戦することになった。
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主人公が取り込まれた場所はペーパームーンのシステム内部そのもので、シオン曰く一種の概念世界であるとのこと。<br>
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内部の外観は一種の電脳空間のようになっており、機能ごとに6つのパーティションに分かれている。<br>
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その内、中立を保つ警防部(ディフェンド)以外の筆頭[[AI]]が[[サーヴァント]]を率いて戦いを繰り広げる[[聖杯戦争]]「システム・グレイルウォー」が開催されていて、主人公は[[カーマ]]と共にアサシンのサーヴァントとマスターのコンビとして飛び入りで参戦することになった。
  
 
===主要地名===
 
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;外縁部
 
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:これによって特異点全体がパーティション再構成や後述する目的の際に高速回転しても問題が出ないようになっている。
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==登場人物==
 
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=== 警防部 ===
 
=== 警防部 ===
 
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:アーユスのサーヴァント。
 
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:割とゲスい性格ではあるが、アーユスと口喧嘩しながらもそこそこ上手くいっている。
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:生産部の筆頭AI。
 
:生産部の筆頭AI。
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:朴訥な性格で、生産部の皆と自分のサーヴァントと過ごす時間を大切にしているツナギ姿の少女。作中の立ち絵ではわからないが全身像では鍬を持っている。
 
:システム・グレイルウォーでは基本的に専守防衛を貫いている。
 
:システム・グレイルウォーでは基本的に専守防衛を貫いている。
  
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:ライノールのサーヴァント。
 
:ライノールのサーヴァント。
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:自らを道具と見なし、一種異様なまでに自分の意見を出さずマスターの方針に従おうとしている。
  
 
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==用語==
 
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;[[アルターエゴ]]
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:サーヴァントの[[エクストラクラス]]の一つであり、奏章Ⅰのテーマとなっているクラス。
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:この特異点に登場しているキャラクターは、マスターもサーヴァントも主人公ですらも、その人物の特定の一面を抜き出して人格化した「アルターエゴ」となっている。
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:ラニ=Ⅻは、システム・グレイルウォーに召喚されたサーヴァントが座に帰るエネルギーを利用してペーパームーンを回転させ、遠心分離作用で新たな[[アルターエゴ]]を作成する、という手順を繰り返すことによりアルターエゴを増やそうとしていた。
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;R.A.N.Iシリーズ
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:特異点内の住人。ラニシリーズとも。
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:統括管理がラニ=Ⅻであるためか、全員がそのバリエーションとなっている。
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;ラニメント
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:特異点内の通貨とも呼べるもので、魔力に代わるエネルギー源。
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:ラニシリーズは基本的に何かされた場合、感謝の印として微量のラニメントを相手に渡すようにしている。
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;パーティション
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:電脳空間化した特異点で「地域」と呼べるもの。個別の機能に特化している。
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:システム・グレイルウォーで他のパーティションを接収した場合、隣接していない場所の場合は管理の都合上再編成が行われて場所が変わる。電脳空間だからこそ可能ともいえる。
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;筆頭AI
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:それぞれのパーティションでのラニシリーズを統括するAI。システム・グレイルウォーのマスターでもある。
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:各々は自分のパーティションのラニシリーズに対して命令権を持ち、撃破した他マスターから管理権を奪うことでパーティションの筆頭AIの立場も引き継ぐことができる。
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;システム・グレイルウォー
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:特異点内における[[聖杯戦争]]。各パーティションの筆頭AIをマスターとして戦われる。
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:本来はペーパームーンの運営方法を再定義するプロセスを流用したもので、優勝者は自分の望むとおりにペーパームーンを運営することができるようになる……という建前で行われる。
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:本当の目的は統括管理のラニ=Ⅻの目的である「アルターエゴの量産」のための過程でしかない。
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;イッツ・オンリー・ア・ペーパームーン
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:奏章Ⅰをクリアした際に貰える礼装の名前。
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:1933年に作曲されたジャズの曲に同名のものがあり、奏章Ⅰのエピローグで流れている曲もそれである。おそらくは「ペーパームーン」の名前の由来もこれであろう。
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:また、この曲をメインテーマにした映画『ペーパームーン』が1973年に製作されており、その内容は'''「自分を偽った詐欺師と少女のロードムービー」'''というまさにこの章を象徴するようなもの。
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:電脳の世界であり得ない人格たちが繰り広げる物語は、まさに歌詞にあるように'''「貴方がそう信じれば本物になる、ボール紙の海を泳ぐ紙の月」'''のようなものである。
  
 
==メモ==
 
==メモ==
 
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*当初、住人であるAIは[[間桐桜|サクラ]]シリーズや[[マシュ・キリエライト|マシュ]]シリーズにする案もあったようだが、奈須氏と担当ライターが相談した上で現在の形に収まった。
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**また、ラニ=Ⅻとラニ=DX以外のラニシリーズは全員ラセングルのスタッフがデザインを担当したとのこと<ref group ="出">週刊ファミ通 2023年8月17・24日合併号 P.42</ref>。
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***内訳としてはラニ=Gを戸田麻里菜氏、ラニ=Kを嶋悠里氏、ラニ=Rを金子琴美氏、ラニ=BをYOCO_N氏、ラニ=Tを相山直氏、ラニ=Dを坪井香菜子氏が担当。
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***[[ラニ=Ⅻ]]とラニ=DXは外部のイラストレーターによるデザインで、それぞれワダアルコ氏とばん!氏が手掛けている。
  
 
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==

2024年10月11日 (金) 21:47時点における最新版

虚数羅針内界 ペーパームーン
人理定礎盤 E→D(クリア後)
場所 エジプトエリア
年代 AD.2017

概要[編集 | ソースを編集]

Fate/Grand Order』の奏章Ⅰにあたる特異点

舞台はノウム・カルデアが保持する虚数航行用の羅針盤であるペーパームーン。
この中に聖杯が発生したことでペーパームーンそのものが特異点と化し、このままではゼロセイルが不可能になるという状態で主人公 (Grand Order)シオンが内部に取り込まれてしまったため、事態の解決を目指してゆくことになる。

主人公が取り込まれた場所はペーパームーンのシステム内部そのもので、シオン曰く一種の概念世界であるとのこと。
内部の外観は一種の電脳空間のようになっており、機能ごとに6つのパーティションに分かれている。
その内、中立を保つ警防部(ディフェンド)以外の筆頭AIサーヴァントを率いて戦いを繰り広げる聖杯戦争「システム・グレイルウォー」が開催されていて、主人公はカーマと共にアサシンのサーヴァントとマスターのコンビとして飛び入りで参戦することになった。

主要地名[編集 | ソースを編集]

警防部(ディフェンド)
特異点の中央にある領域。ここの中央に統括管理AIがいる教会がある。
防衛施設のような構造であり、バグや不正起動に対応するための部署になっている。
機能上の問題もあり、システム・グレイルウォーでは中立の立場に立っている。
修復部(リペア)
特異点の内縁部にある領域の一つ。
医療施設のようなものが立ち並ぶエリアであり、機能を損傷したAIを修復するための部署になっている。
生産部(グロウ)
特異点の内縁部にある領域の一つ。
農地のようなものが広がっているエリアであり、特異点内の基軸通貨とも言える「ラニメント」を生産する部署になっている。
移送部(トランスポート)
特異点の内縁部にある領域の一つ。
交通ステーションを模したエリアであり、ラニメントや構築部(ビルド)維持部(キープ)での生産物の輸送を担当する部署になっている。
維持部(キープ)
特異点の内縁部にある領域の一つ。
フードコードのようなエリアであり、AI達が機能を円滑に保つためのメンテナンスを行う部署になっている。
メンテナンスのための摂取物は料理の形になっている。
構築部(ビルド)
特異点の内縁部にある領域の一つ。
工業地帯をイメージさせるエリアであり、ラニメントを利用して他部署での必需品を生産したり施設の損傷の修理を行う部署になっている。
外縁部
全体に棺のようなカプセルが設置されており、安全クッションのようになっている。
これによって特異点全体がパーティション再構成や、後述する目的の際に高速回転しても問題が出ないようになっている。

登場人物[編集 | ソースを編集]

警防部[編集 | ソースを編集]

ラニ=DX
警防部の筆頭AI。全身を覆う機械的なスーツを身を纏ったラニシリーズの一体。
筆頭AIでは唯一システム・グレイルウォーに参加していない。だが……?
タイプ=D
警防部を担当するラニシリーズ。警官のような服装をしている。
義務感が強く、積極的に他者を護ろうとする。

修復部[編集 | ソースを編集]

アーユス
修復部の筆頭AI。
皆の治療に心を燃やし、家族を積極的に求める褐色肌の少女。
システム・グレイルウォーでは自分の職務を最優先にしており、他者を害する存在は憎むものの積極的な攻勢には出ていない。
バーサーカー
アーユスのサーヴァント。
割と狡い性格ではあるが、アーユスと口喧嘩しながらもそこそこ上手くいっている。
タイプ=R
修復部を担当するラニシリーズ。看護師のような服装をしている。
職務に忠実で治療や守秘義務を大切にしている。

生産部[編集 | ソースを編集]

サクラ
生産部の筆頭AI。
朴訥な性格で、生産部の皆と自分のサーヴァントと過ごす時間を大切にしているツナギ姿の少女。作中の立ち絵ではわからないが全身像では鍬を持っている。
システム・グレイルウォーでは基本的に専守防衛を貫いている。
セイバー
サクラのサーヴァント。
サクラの事を大切に思っているが、そのために他者への攻撃を躊躇わないところがサクラとは方針が異なっている。
タイプ=G
生産部を担当するラニシリーズ。農夫のような服装をしている。
サクラ同様に朴訥で無口で仲間を大切にしている。

移送部[編集 | ソースを編集]

ライノール・グシオン
移送部の筆頭AI。
飄々とした性格で、様々な場所に赴き未知を求めるスーツ姿の男性。
システム・グレイルウォーには積極的に関与はしないが各地を巡って時折陣営に助力したり敵対したりしている。
ライダー
ライノールのサーヴァント。
自らを道具と見なし、一種異様なまでに自分の意見を出さずマスターの方針に従おうとしている。
タイプ=T
移送部を担当するラニシリーズ。バイク乗りのような服装をしている。
競争意識が高く、速さに魅せられた個体が多い。

維持部[編集 | ソースを編集]

セレシェイラ
維持部の筆頭AI。
内向的な性格で、原因不明の罪悪感に囚われ続ける女性。
システム・グレイルウォーには基本的に関与する意思がなく、維持部の奥に引きこもっている。
ランサー
セレシェイラのサーヴァント。
マスターが苦しんでいるのに対して何とか笑わせようと思い、たびたび手料理を振舞っている。
タイプ=K
維持部を担当するラニシリーズ。エプロン姿の料理人のような服装をしている。
以前は機能を維持さえできれば食事の味に拘りはなかったが、ランサーの影響か味を追求する個体が増えてきている。

構築部[編集 | ソースを編集]

マキリ・ゾォルケン
構築部の筆頭AI。
自らを優秀と称して憚らず他者を見下す少年。
システム・グレイルウォーには唯一積極的に関与する気満々でキャスターが生み出した蠢魔を率いて他の領域に対して攻勢に出ている。
キャスター
マキリのサーヴァント。
マスターの方針と合致した性格で、彼と共に積極的に他者を甚振ってラニメントを簒奪して回っている。
タイプ=B
構築部を担当するラニシリーズ。作業服を着た工員のような服装をしている。
マキリが仕切っている頃は自分の意志を出さなかったが、本来は職人肌の人間が多く最高の性能を求める最強厨こだわりの強い性格。

その他[編集 | ソースを編集]

ラニ=Ⅻ
ペーパームーンの筆頭AIであり、システム・グレイルウォー統括管理AI。

用語[編集 | ソースを編集]

アルターエゴ
サーヴァントのエクストラクラスの一つであり、奏章Ⅰのテーマとなっているクラス。
この特異点に登場しているキャラクターは、マスターもサーヴァントも主人公ですらも、その人物の特定の一面を抜き出して人格化した「アルターエゴ」となっている。
ラニ=Ⅻは、システム・グレイルウォーに召喚されたサーヴァントが座に帰るエネルギーを利用してペーパームーンを回転させ、遠心分離作用で新たなアルターエゴを作成する、という手順を繰り返すことによりアルターエゴを増やそうとしていた。
R.A.N.Iシリーズ
特異点内の住人。ラニシリーズとも。
統括管理がラニ=Ⅻであるためか、全員がそのバリエーションとなっている。
ラニメント
特異点内の通貨とも呼べるもので、魔力に代わるエネルギー源。
ラニシリーズは基本的に何かされた場合、感謝の印として微量のラニメントを相手に渡すようにしている。
パーティション
電脳空間化した特異点で「地域」と呼べるもの。個別の機能に特化している。
システム・グレイルウォーで他のパーティションを接収した場合、隣接していない場所の場合は管理の都合上再編成が行われて場所が変わる。電脳空間だからこそ可能ともいえる。
筆頭AI
それぞれのパーティションでのラニシリーズを統括するAI。システム・グレイルウォーのマスターでもある。
各々は自分のパーティションのラニシリーズに対して命令権を持ち、撃破した他マスターから管理権を奪うことでパーティションの筆頭AIの立場も引き継ぐことができる。
システム・グレイルウォー
特異点内における聖杯戦争。各パーティションの筆頭AIをマスターとして戦われる。
本来はペーパームーンの運営方法を再定義するプロセスを流用したもので、優勝者は自分の望むとおりにペーパームーンを運営することができるようになる……という建前で行われる。
本当の目的は統括管理のラニ=Ⅻの目的である「アルターエゴの量産」のための過程でしかない。
イッツ・オンリー・ア・ペーパームーン
奏章Ⅰをクリアした際に貰える礼装の名前。
1933年に作曲されたジャズの曲に同名のものがあり、奏章Ⅰのエピローグで流れている曲もそれである。おそらくは「ペーパームーン」の名前の由来もこれであろう。
また、この曲をメインテーマにした映画『ペーパームーン』が1973年に製作されており、その内容は「自分を偽った詐欺師と少女のロードムービー」というまさにこの章を象徴するようなもの。
電脳の世界であり得ない人格たちが繰り広げる物語は、まさに歌詞にあるように「貴方がそう信じれば本物になる、ボール紙の海を泳ぐ紙の月」のようなものである。

メモ[編集 | ソースを編集]

  • 当初、住人であるAIはサクラシリーズやマシュシリーズにする案もあったようだが、奈須氏と担当ライターが相談した上で現在の形に収まった。
    • また、ラニ=Ⅻとラニ=DX以外のラニシリーズは全員ラセングルのスタッフがデザインを担当したとのこと[出 1]
      • 内訳としてはラニ=Gを戸田麻里菜氏、ラニ=Kを嶋悠里氏、ラニ=Rを金子琴美氏、ラニ=BをYOCO_N氏、ラニ=Tを相山直氏、ラニ=Dを坪井香菜子氏が担当。
      • ラニ=Ⅻとラニ=DXは外部のイラストレーターによるデザインで、それぞれワダアルコ氏とばん!氏が手掛けている。

脚注[編集 | ソースを編集]

注釈[編集 | ソースを編集]


出典[編集 | ソースを編集]

  1. 週刊ファミ通 2023年8月17・24日合併号 P.42

リンク[編集 | ソースを編集]