「アルトリア・ペンドラゴン〔リリィ〕」の版間の差分
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+ | : 対人宝具の「対人」とは敵ではなく剣の所有者、つまり選定対象に向けられたもの。所持者が王として正しく、そして完成された時、その威力は聖剣に相応しいものとなるという。 | ||
+ | : 権力の象徴であり、華美な装飾が施された式典用の剣で、武器としての精度は「約束された勝利の剣」と比べ劣る。真名を解放すれば「約束された勝利の剣」と同規模の火力を発揮できるが、刀身はセイバーの魔力に耐えられず崩壊してしまう。 | ||
+ | : 彼女にとっては「約束された勝利の剣」よりもなじみが深いものだが、生前のある行動によって永遠に失われた。このためサーヴァントとしての彼女はこの宝具を所持しておらず、『Fate/stay night』では衛宮士郎の投影によって複製が登場しただけに留まる。投影品には士郎の数百倍の魔力が込められており、セイバーが使った際には一撃でバーサーカーの命を7つ奪った。 | ||
+ | : 『Fate/Grand Order』では、アルトリアの修行時代という設定のセイバー・リリィが宝具としてこの剣を所持しているが、剣先からビームを発射→着弾から少し遅れて連続で爆発と、ただ斬るだけだった原作(あちらは模造品だったが)とは大きく異なる。ちなみに範囲も単体ではなく敵全体である。 | ||
==元ネタ== | ==元ネタ== |
2015年11月12日 (木) 02:25時点における版
セイバー・リリィ
- 真名:アルトリア・ペンドラゴン
- 身長:154cm/体重:42kg
- 出典:アーサー王伝説
- 地域:イギリス
- 属性:秩序・善
- 性別:女性
『Fate/Grand Order』に登場する「剣士」のサーヴァント。その姿は愛らしい百合のようと例えられる騎士。
- 略歴
- 選定の剣カリバーンを抜き、王としての道を歩み始めたばかりの頃の彼女。理想の王になるため、日々研鑽した他、国中を渡り歩き、多くの冒険譚を残したとされる。
- 諸国漫遊時のメンバーは義兄であるサー・ケイとお付きの魔術師マーリンで、たいていアルトリアのお節介から始まり、マーリンのひやかしで大事になり、ケイが尻ぬぐいをするというものだった。
- 神秘が薄れ破滅に向かうブリテン島を救うために、先代王ウーサーと魔術師マーリンの企てによって作られた『竜の化身』。アルトリアがブリテンを守る赤い竜に例えられるのはこの為。
- 人物
- 若い頃のアルトリアであるため、声色や口調なども快活で子供っぽさと少女らしさが見られ、その心と瞳は夢と輝かしい希望に満ちている。
- 勘がいいため、目に付く人の悩みを敏感に感じ取ってしまうため、会う人会う人、つい手助けをしてしまう事が良くあった。彼女に助けられた者はその華やかさから騎士姫と称えたという。
- 王の修行は辛いものの、馬の世話ができれば幸せとの事。
- 能力
- 幻想種として最高位に属する竜の心臓を持っているため、体内で生成できる魔力量は他の英霊を圧倒する程。
- 事前登録による配布キャラのためか、同レアリティのサーヴァントと比較するとステータスが低く、☆3よりは高いものの☆4の中では最弱。
- しかし、ステータスの最大値こそ低いものの晩成タイプであるためステータス自体は伸びやすく、また優秀なスキル「魔力放出」により一ターン限定ながら低ATKを補えるため瞬間火力は十分。十分に育てれば☆4相当の能力を発揮してくれる。
宝具
- ランク:B(条件付きでA+)
種別:対人宝具
由来:少年だったアーサーが石から抜いた選定の剣。 - 彼女が引き抜き、王となった選定の剣。これを引き抜いた時点で彼女は老化と成長が止まっている。
- 対人宝具の「対人」とは敵ではなく剣の所有者、つまり選定対象に向けられたもの。所持者が王として正しく、そして完成された時、その威力は聖剣に相応しいものとなるという。
- 権力の象徴であり、華美な装飾が施された式典用の剣で、武器としての精度は「約束された勝利の剣」と比べ劣る。真名を解放すれば「約束された勝利の剣」と同規模の火力を発揮できるが、刀身はセイバーの魔力に耐えられず崩壊してしまう。
- 彼女にとっては「約束された勝利の剣」よりもなじみが深いものだが、生前のある行動によって永遠に失われた。このためサーヴァントとしての彼女はこの宝具を所持しておらず、『Fate/stay night』では衛宮士郎の投影によって複製が登場しただけに留まる。投影品には士郎の数百倍の魔力が込められており、セイバーが使った際には一撃でバーサーカーの命を7つ奪った。
- 『Fate/Grand Order』では、アルトリアの修行時代という設定のセイバー・リリィが宝具としてこの剣を所持しているが、剣先からビームを発射→着弾から少し遅れて連続で爆発と、ただ斬るだけだった原作(あちらは模造品だったが)とは大きく異なる。ちなみに範囲も単体ではなく敵全体である。
元ネタ
『Fate/unlimited codes』に登場する隠しコスチューム。俗に「白セイバー」と呼ばれることも。
「オルタ」の「黒」に対して「白」主体で描かれており、通常のセイバーが「騎士王」であるのに対し、より女性的で「姫騎士」であることを意識されている。原画担当武内崇氏がリデザインした。
男装ではないためセイバーのアイデンティティを否定していることに関して、奈須氏は「こんなのセイバー(少年王)じゃねぇよ、これが王座に座ってたら円卓の騎士は永劫に仲良しだったっつーの」と発言している。あくまで冗談ぽく言っているので、満更でもないご様子。
デザインはセイバーがキャスターに捕らわれた時に着せられたドレスが大元。虚淵氏も印象は「キャスターに完全敗北して、そのしもべになったセイバー」と述べている。
水着は青セイバーと同じデザインの、ノースリーブの白ビキニ。ただし水着とは別に髪型と髪のリボンの色は違う。「セイバー総選挙」の順位は1位。
『Fate/Grand Order』ではセイバーとは別枠で登場。レア度はSR(☆4)。従来は単なるコスチューム違いであったが、本作では「まだ未熟な時代の騎士王」という設定が用意されている。 それに合わせて宝具も「勝利すべき黄金の剣」となっているが、実は登場当初から版権イラストにおいてはカリバーンを持った姿で描かれることが多かった。 というか、エクスカリバーを手にしているイラストの方が少ない。リリィ=騎士王(未熟)という構想は当初からあったのだろうか…?