「白レン」の版間の差分

提供: TYPE-MOON Wiki
ナビゲーションに移動 検索に移動
 
(4人の利用者による、間の6版が非表示)
42行目: 42行目:
 
:互いにタタリの後継を巡って争う。
 
:互いにタタリの後継を巡って争う。
 
;[[七夜志貴]]
 
;[[七夜志貴]]
:白レンは七夜志貴の[[使い魔]](MELTY BLOOD)。レンと自分が違う点を、マスターの有無だと考え、消えかけていた七夜を自分の世界(雪原、固有結界?)に留め、マスターにする。<br />ただし、主従関係が逆転しており七夜からも「ご主人様」と呼ばれる始末。だが、七夜は七夜で白レンの意にそぐわない行動を取るのでどっちもどっちである。AAでは自分のルートでは逆プロポーズとも受け取れる発言をしているが、七夜のストーリーでは二人の関係は(白レンからすれば)最悪の結末を迎える事に……。
+
:白レンは七夜志貴の[[使い魔]](MELTY BLOOD)。レンと自分が違う点を、マスターの有無だと考え、消えかけていた七夜を自分の世界(雪原、固有結界?)に留め、マスターにする。<br />ただし、主従関係が逆転しており七夜からも「ご主人様」と呼ばれる始末。だが、七夜は七夜で白レンの意にそぐわない行動を取るのでどっちもどっちである。AAでは自分のルートでは逆プロポーズとも受け取れる発言をしているが、七夜のストーリーでは二人の関係は(白レンからすれば)最悪の結末を迎える事に……。<br />ただ、軋間から獣と評された七夜が「まるで人のようだ」と言われるほど影響を与えたのは間違いなく白レンであり、結果としてこの後七夜が軋間に対して相打ちにまで持ち込めた大きな要因となった<ref group="注">軋間ルートでは白レンと七夜が大した交流がないまま死に別れる形となっており、結果「獣」のままだった七夜は七夜ルートと同じ攻撃を軋間に仕掛けるが返り討ちにあっている。</ref>
 
;[[弓塚さつき]]
 
;[[弓塚さつき]]
 
:[[路地裏同盟]]の仲間。ReActのストーリーでは同じ日陰者として若干のシンパシーを抱いていた模様。
 
:[[路地裏同盟]]の仲間。ReActのストーリーでは同じ日陰者として若干のシンパシーを抱いていた模様。
84行目: 84行目:
 
:MBAAでの自身のルートでのネコアルク戦勝利メッセージ。天敵を根城ごと厳重に封印。<br />しかし彼女のそんな努力も虚しく、[[ネコアルク・カオス|本当にカオスな突然変異種]]が爆誕。'''つーかアナタですか元凶は。'''
 
:MBAAでの自身のルートでのネコアルク戦勝利メッセージ。天敵を根城ごと厳重に封印。<br />しかし彼女のそんな努力も虚しく、[[ネコアルク・カオス|本当にカオスな突然変異種]]が爆誕。'''つーかアナタですか元凶は。'''
 
;「そこ、呆れない! 私だってホントは強いんだから!<br> 半端なアークドライブより強力な必殺技、ワルツ・ワーズ・ワイトを見せてあげるわ……!」
 
;「そこ、呆れない! 私だってホントは強いんだから!<br> 半端なアークドライブより強力な必殺技、ワルツ・ワーズ・ワイトを見せてあげるわ……!」
:MBAAボスラッシュモードにて、呆れた志貴に返答して。
+
:MBAAボスラッシュモードにて、呆れた志貴に返答して。この白レンはボスモードなので、本当に言葉の通りの強さである。
:この白レンはReAct当時のボスモードなので、本当に言葉の通りの強さである。
+
:なお、ワルツ・ワーズ・ワイトはボス版の彼女の象徴的な攻撃で、「分身を出しながら前に走る」と言う技。一見ただの移動技に見えるし、弱版は実際その通りなのだが、強版は分身全てが非常に強い攻撃判定を持っており、ガードしても白レン有利、ヒットすれば3~4割のコンボが入る。しかも分身に発生保障が有るため、非常に潰しにくい。<br />だと言うのに通常必殺技なので、暗転なしノーゲージで使ってくる(時には連発してくる)のだからたまらない。「半端なアークドライブより強力」と言う台詞に、一切嘘偽りはないのだ。<br />なお、これでもMBACでの初出よりは自重しており、当時は出始めから出終わりまで完全無敵である上に、使用頻度も高かった。連発された時の対処法は基本的に無く、使われないように祈るしかなかったのである。<br />もちろんこんな凶悪な技なので、プレイヤー版では没収されている。「ホントは」と言うのは、そういう意味である。
  
 
== メモ ==
 
== メモ ==

2024年10月27日 (日) 22:08時点における最新版

白レン
読み しろ-
外国語表記 Len (White Len)
性別 女性
誕生日 9月9日
身長 132cm
体重 33kg
スリーサイズ B63/W48/H61
声優 水橋かおり
初登場作品 MELTY BLOOD
テンプレートを表示

概要[編集 | ソースを編集]

白いレン。レンであると同時にタタリでもある。

略歴
タタリ事件解決後も残っていたタタリの残滓がレンの使われていない部分を殻とし、その姿を模倣したもの。レンの写し鏡に映った存在であると同時にタタリでもある。
レンに取って代わろうと画策し、夢魔の力とタタリの力で消えたはずの存在を再現する。
人物
レンの「使われていない部分」であるため、本人とは違い、普通にしゃべる。性格もほぼ真逆で、慇懃無礼かつ饒舌。レンが受動的であるなら、白レンは能動的。トドメにツンデレ属性持ち。常に余裕ぶった態度をとっているものの、予想していなかったキャラクターの参戦や暴走アルクェイド七夜志貴の反逆に動揺するなど、詰めの甘い面も目立つ。ネコアルクは特に苦手。
ツンデレなので、後にマスターとなる七夜に対して遠回しな好意を見せる。
能力
レンの持つ「夢魔」の力と同時に、タタリの能力も併せ持っている。ワラキアが使っていた場合の固有結界「タタリ」とは性質こそ同じだが、心象風景が「真夏の雪原」へと変わっている。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

月姫[編集 | ソースを編集]

MELTY BLOOD
『Re・Act』からの登場。タタリ再演の首謀者。『Act Cadenza ver.B』以降はプレイヤーキャラになる。

その他[編集 | ソースを編集]

ちびちゅき!
レンともども初等科所属。犬が苦手のようで、ルゥ=ベオウルフを露骨に避けていた。
ALL AROUND TYPE-MOON
七夜を回収に来店。果てしなくツンデレ。ちなみに黒猫の方は出てこない。

人間関係[編集 | ソースを編集]

タタリ
もともとは同一存在。
レン
彼女の使われていない部分を形にしたものが白レン。
吸血鬼シオン
互いにタタリの後継を巡って争う。
七夜志貴
白レンは七夜志貴の使い魔(MELTY BLOOD)。レンと自分が違う点を、マスターの有無だと考え、消えかけていた七夜を自分の世界(雪原、固有結界?)に留め、マスターにする。
ただし、主従関係が逆転しており七夜からも「ご主人様」と呼ばれる始末。だが、七夜は七夜で白レンの意にそぐわない行動を取るのでどっちもどっちである。AAでは自分のルートでは逆プロポーズとも受け取れる発言をしているが、七夜のストーリーでは二人の関係は(白レンからすれば)最悪の結末を迎える事に……。
ただ、軋間から獣と評された七夜が「まるで人のようだ」と言われるほど影響を与えたのは間違いなく白レンであり、結果としてこの後七夜が軋間に対して相打ちにまで持ち込めた大きな要因となった[注 1]
弓塚さつき
路地裏同盟の仲間。ReActのストーリーでは同じ日陰者として若干のシンパシーを抱いていた模様。
シオン・エルトナム・アトラシアリーズバイフェ・ストリンドヴァリ
路地裏同盟の仲間。ただし、彼女達と行動を共にする事は殆どないようだが。
ネコアルク
天敵。
蒼崎青子
創造主。タタリの一部から摘出したときにいろいろ失敗したらしく、含みがある感情を向けている。
翡翠
オリジナルの同居人。MELTY BLOODでは彼女のストーリーのラスボスになることが多いせいか、やや当たりがきつい。とはいえ、いつもケーキ(ただし、ウメ味)をくれるし、「遠野家で二番目の常識人」と思うくらいには信頼しているらしい。

名台詞[編集 | ソースを編集]

MELTY BLOOD

「なぜ……!?」
「あなた、あなたはわたしと同じ、志貴の中で使われていない部分でしょう?なら――――!」
『Re・Act』にて七夜に反逆された際の台詞。暴走アルクェイドに対しても裏切られた時に白レンは動揺しているが、七夜に対しては暴走アルクェイドに対する反応よりもさらに感情的である。この辺りは元のレンから引き継いだ志貴への感情故だろうか。
「……フン。便利に使われるのは我慢ならないけど、まあ、信頼されているかぎりは力になってあげるわよ。
 わたしたちは二人で一人。貴女が守りたいものは、わたしにとっても大切なものなんだから―――」
MBACでのレンEDより。なんだかんだでレンに対してもツンデレな白レン。
「ああもう、お願いだから帰ってよー!私まで色モノにしないでちょうだい!」
PS2版MBACでのネコアルクの対白レン戦にて。残念ながら彼女が色モノへの道を歩み始めた瞬間でもある。
「ええ!この私に相応しい、高貴で秀麗な操り人形マスター!それが貴方と私の、決定的な差だったのよ!」
MBACでの白レンルート冒頭デモより。…そのルビ、どーなのよ。まぁ、その操り人形として選ばれたのは以前出会い頭で白レンに反逆したようなヤツだったけど。
「あ、貴方の為に誓約を断ったんじゃないわ!こ、この町の中じゃ、貴方が一番マシだっただけよ!それを勘違いしない事ね!」
MBACでの白レンEDより。見事なツンデレの典型例です。
「そう。じゃあ、貴方が一番されたくない事をしてあげる。貴方は私のマスターになって、私が消えるまで生き続けるのよ
 そう簡単に消えられると思わないコトね。」
MBAAでの対七夜戦において。さり気なく真顔で逆プロポーズ。七夜からも「自分から売り込みに来る使い魔っていうのもどうなんだ?」と突っ込まれている
「私の勝ちね、七夜。これで貴方は私のご主人様よ。―――って、なんかおかしいけど、ま、いっか」
MBAAでの対七夜戦で勝利した際の台詞。突っ込みどころ満載である。
「―――ダメ。ここから先には行かせない。貴方は私と帰るのよ七夜。言うことをきかないのなら―――」
MBAAでの七夜ルートにおける対白レン戦において。自らの消滅を承知の上で決着を付けに行く七夜を力づくで止めようとするのだが……。
なお、地味にMBAAにおける殺し愛展開である。そして、どちらが勝っても片方は……
「……言う事を聞かないから……こうなるのよ。さよなら、馬鹿な殺人貴。
 キザで、飽きっぽくて、酷薄で、悪趣味で……それと、ほんの少しだけ優しかったわ。
 それだけは、ちゃんと覚えていてあげる。」
MBAAでの七夜ルートにおいて。白レンの勝利台詞。
「やめて、返して!
 それ私の、私のカニなのに――――――ぃ!」
MBAAでのネコアルクルート対戦前デモ。
こたつで鍋をつつく彼女(よく見ると、七夜のものらしき茶碗まで置かれている)。楽しみにしていたものを横から天敵にかっさらわれた。でも、そんな姿もなんかかわいい。
余談だが、カニはネコに与えてはならない食べ物の一つ。ネコアルク・カオスの対白レン勝利台詞には「カニはやめとけって」というものがある。
「……! なら行かせない。生きている実感がないというのなら、ここで永遠に眠りなさい!」
MBAAでの両儀式ルート対戦前デモ。式の目的が何かを知って、必死に抵抗する。
「―――それに、七夜も貴女には少しばかりご執心のようだし。目障りですから、ここで消えてくださらない?」
MBAAでの制服秋葉ルート対戦前デモ。七夜のためなら天敵とも手を組む。
「はあ、はあ、はあ……。やったわ、あとはこの王国を沈めるだけね。
 背景を灰色にして……よし、と。突然変異の新種でも現れないかぎり、この封印は永遠よ」
MBAAでの自身のルートでのネコアルク戦勝利メッセージ。天敵を根城ごと厳重に封印。
しかし彼女のそんな努力も虚しく、本当にカオスな突然変異種が爆誕。つーかアナタですか元凶は。
「そこ、呆れない! 私だってホントは強いんだから!
 半端なアークドライブより強力な必殺技、ワルツ・ワーズ・ワイトを見せてあげるわ……!」
MBAAボスラッシュモードにて、呆れた志貴に返答して。この白レンはボスモードなので、本当に言葉の通りの強さである。
なお、ワルツ・ワーズ・ワイトはボス版の彼女の象徴的な攻撃で、「分身を出しながら前に走る」と言う技。一見ただの移動技に見えるし、弱版は実際その通りなのだが、強版は分身全てが非常に強い攻撃判定を持っており、ガードしても白レン有利、ヒットすれば3~4割のコンボが入る。しかも分身に発生保障が有るため、非常に潰しにくい。
だと言うのに通常必殺技なので、暗転なしノーゲージで使ってくる(時には連発してくる)のだからたまらない。「半端なアークドライブより強力」と言う台詞に、一切嘘偽りはないのだ。
なお、これでもMBACでの初出よりは自重しており、当時は出始めから出終わりまで完全無敵である上に、使用頻度も高かった。連発された時の対処法は基本的に無く、使われないように祈るしかなかったのである。
もちろんこんな凶悪な技なので、プレイヤー版では没収されている。「ホントは」と言うのは、そういう意味である。

メモ[編集 | ソースを編集]

  • 登場当初からボスキャラ的な立ち位置なのにボスキャラの貫禄は皆無だったが、ネコアルクと出会った所為でイロモノ扱いに。
  • 路地裏同盟に所属しているが、他のメンバーと絡んだ場面はない。ただ、ストーリーに出てこないだけで交流は持っている(さつきが賞味期限が切れたネコ缶を食べて腹を壊した事を知っている、など)。
  • MBACでは隠しボスとして登場。ダッシュ時に残像が出たり、残像にも当たり判定がある必殺技を使うなど機動が読みにくい難敵だった。
    • プレイヤーキャラ化に伴い弱体化したが、レンと比べると機動力が高く、接近戦に強い仕様となっている。

脚注[編集 | ソースを編集]

注釈[編集 | ソースを編集]

  1. 軋間ルートでは白レンと七夜が大した交流がないまま死に別れる形となっており、結果「獣」のままだった七夜は七夜ルートと同じ攻撃を軋間に仕掛けるが返り討ちにあっている。

出典[編集 | ソースを編集]


リンク[編集 | ソースを編集]