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:『麗人座会館』のマネージャーでもあり、女給スタイルで働かされることもある。夜警を勤めている時は取り付く島もないが、マネージャーをしている際には比較的物分りがいい態度となる。 | :『麗人座会館』のマネージャーでもあり、女給スタイルで働かされることもある。夜警を勤めている時は取り付く島もないが、マネージャーをしている際には比較的物分りがいい態度となる。 | ||
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:危険回避の能力を持ち、地獄・激戦地と言われるモザイク市の外部、フユキに遠征し長期の調査活動を行うなどしており、エリセは面識が無かった。 | :危険回避の能力を持ち、地獄・激戦地と言われるモザイク市の外部、フユキに遠征し長期の調査活動を行うなどしており、エリセは面識が無かった。 | ||
:一方でマッキの方はエリセの両親に誘われてモザイク市へ赴いた経歴があり、その縁で幼少期のエリセを知っている。 | :一方でマッキの方はエリセの両親に誘われてモザイク市へ赴いた経歴があり、その縁で幼少期のエリセを知っている。 | ||
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*星空めてお氏のTwitterでカリンと鬼女紅葉のキャラデザが公開されている<ref group = "出">[https://twitter.com/meteor_/status/1077005116291584000 星空めておTwitter2018年12月24日9:56]</ref>。 | *星空めてお氏のTwitterでカリンと鬼女紅葉のキャラデザが公開されている<ref group = "出">[https://twitter.com/meteor_/status/1077005116291584000 星空めておTwitter2018年12月24日9:56]</ref>。 | ||
*作品の舞台は「ニール・アームストロングが初めて月に降り立ってから五十六年後」とされている。アポロ11号の月面着陸は1969年なので、その56年後の『Requiem』本編は2025年、14年前に起きたという聖杯戦争は2011年頃となる。 | *作品の舞台は「ニール・アームストロングが初めて月に降り立ってから五十六年後」とされている。アポロ11号の月面着陸は1969年なので、その56年後の『Requiem』本編は2025年、14年前に起きたという聖杯戦争は2011年頃となる。 | ||
− | * | + | *名前だけのサーヴァントのうち、ジャック・ド・モレーは'''『[[Fate/Grand Order Arcade]]』'''で一足早く容姿が明らかになる。こちらでのクラスはセイバー。 |
− | + | **『[[Fate/Grand Order]]』にも[[ジャック・ド・モレー〔フォーリナー〕|性別とクラスを変更して実装]]しているが、『Requiem』にいるのは明らかに男性の方で間違いないだろう。 | |
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== 脚注 == | == 脚注 == |
2024年11月13日 (水) 23:20時点における最新版
Fate/Requiem | |
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著者 | 星空めてお |
イラスト |
キャラデザ&挿絵:NOCO 背景口絵:友野るい |
レーベル | TYPE-MOON BOOKS |
単行本 | 既刊2巻 |
発売元 | TYPE-MOON |
概要[編集 | ソースを編集]
星の開拓者「ニール・アームストロング」が初めて月に降り立ってから五十六年後。
聖杯戦争の《その後》を描く。
2018年12月17日に発表されたFateシリーズ最新作。
「私は死神――サーヴァントを殺す仕事をしている」
―――昔、大きな戦争があった。
戦争は終わり、世界は平和になった。
今では誰もが“聖杯”を持ち、運命の示すサーヴァントを召喚する。
ただ一人の少女、宇津見エリセだけがそれを持たない。
少女は、世界で最後に召喚されたサーヴァントの少年と出会う。
だが彼女はまだ、自分の運命を知らない。
楽園から切り離された少女が出会ったのは、世界で最後に召喚されたサーヴァント。
登場人物[編集 | ソースを編集]
メインキャラクター[編集 | ソースを編集]
- 宇津見エリセ
- 臨海都市《秋葉原》に暮らす14歳の少女。ただ一人”聖杯”を持たず、悪霊に取り憑かれている。サーヴァント達から「死神」、ンザンビから「魔術使い」と呼ばれている。
- カレン・フジムラ先生からの依頼で秋葉原で暴れている魔術師・魔術使いや暴走するはぐれサーヴァントを刈る仕事をしていたが、少年との出会いや聖杯トーナメントでの謎の勢力の襲撃を契機に運命と出会う。
- 少年
- エリセの前に現れた神秘的な少年。世界で最後に召喚された星巡る少年。真名もクラスも不明で「プラン」と呼ばれるのだが…。
- カリン
- エリセの親しい友人。14歳の少女。生まれつき聖杯を持っている「新人類」。両親が聖杯とサーヴァントを拒絶している複雑な家庭環境を持つ。
- 鬼女紅葉
- クラス:バーサーカー。カリンのサーヴァント。カリンからは「モミ」と呼ばれる。
- バーサーカーらしからぬ繊細な仕草と治療魔術を使いこなす有能さなどから、エリセに信頼されている。
- コハル・F・ライデンフロース
- 「聖杯トーナメント」のスター選手。ギャラハッド〔オルタ〕のマスター。
- 普段は肉体年齢10代前半のホムンクルス少女だが、セイバー・ギャラハッドとの英霊憑依(ポゼッション)を行う事で10代後半の少女騎士として戦う。
- ギャラハッド〔オルタ〕
- クラス:セイバー。コハルのサーヴァント。「最も聖なる騎士」の称号を捨てたギャラハッド。
- 皮肉屋な性格でありマスターであるコハルにも歯牙にもかけない態度をとるが、エリセと少年に「コハルを見殺しにしなかった礼」として義理を返す騎士らしい部分も遺している。
- 真鶴チトセ
- エリセの「祖母」。外見年齢は若々しい。「本物の魔術師」であり、聖痕(スティグマータ)と呼ばれる使い手で秋葉原で数少ない「旧来の令呪」を持った女性。
- 聖釘(サクリ・キオディ)と呼ばれる両手と両足、四か所の令呪から生じる『拘束』の概念武装を用いた徒手空拳のパイルバンカーで、相棒のルキウスと共に聖杯トーナメントでのサーヴァント達の暴走を止める強力な術者。
- ルキウス・ロンギヌス
- クラス:ランサー。チトセのサーヴァント。聖槍を持つ武人。エリセが赤ん坊の頃から面倒を見てきた人物でチトセと長い間、相棒関係にある。
- かつての聖杯戦争を勝ち抜き、チトセに聖杯をもたらした栄光の百人隊長。エルサレムの丘で自らの運命を悟った誉れ高き槍の聖遺物を持つ聖人。
- 朽目
- 秋葉原でストリートミュージシャンをやっている冴えない男性。その陰鬱なギターの音色は周囲からひたすら浮いている。
- 実はマッキに雇われた情報屋だが、ガセネタを掴ませたとしてンザンビの襲撃後にマッキに拘束された(後に無罪放免)。
- サーヴァントを持たない"はぐれマスター"。
- カリンに思いを寄せられているようだが、そっけない態度をとる。
謎の襲撃者[編集 | ソースを編集]
- ンザンビ
- クラス:キャスター。ゾンビ伝承の原典となったコンゴのヴィリ族の地母神。すべての生き物の母にして大皇女。
- 聖杯トーナメントに現れ、サーヴァントと人々をゾンビのように変貌させ「死」をまき散らした謎のサーヴァント。クラスはキャスターだが、本人は「妖術師(ソーサラー)」を自称している。
- エリセとプラン少年、ギャラハッドと英霊憑依したコハルと交戦し、彼女たちを追い詰める。
- 謎の少女
- 民族風のドレスに身を包むあどけない雰囲気の少女。手足が機械の義肢になっている。
- アボリジニ関連の何らかのサーヴァントと予想されているが詳細不明。
- 黒い犬
- エジプト風の黒い犬の姿をしたサーヴァント。
- 謎の少女と行動を共している。エリセに「お前は我々の側に立つものだ」という言葉を残して立ち去る。
- 真名はアヌビス神と推測され、マッキによればチトセの旧敵であるとのこと。
《秋葉原》の人々[編集 | ソースを編集]
- カレン・フジムラ
- 都市管理AI人型端末。《秋葉原》担当。エリセの「先生」であり恩師。黒い犬を引き連れた謎の少女によって殺害される。
- 外見は「カレン・オルテンシア」に類似している。
- ボルジア兄妹(チェーザレ・ボルジア、ルクレツィア・ボルジア)
- クラス:アサシン。幼い姿に老獪な精神を住まわせる二人組のサーヴァント。
- 秋葉原で裏社会に精通しており、情報屋としてエリセとも取引している。
- 瑠璃姫
- 《秋葉原》の守護を担う湯島天満宮の宮司の娘。高校生。聖杯トーナメントの選手でもある。
- 《秋葉原》を離れるエリセの後任を任される。
- 源九郎義経
- 瑠璃姫のサーヴァント。またの名を牛若丸。ナチュラルボーン平家キラー。聖杯トーナメントの襲撃でも最後まで生き延びているトップサーヴァント。
- キルケー
- ギリシャ神話の大魔女。マスターと共に『キュケストック・アイアイエー』というチェーン店をモザイク市全域で展開している。聖杯トーナメントの実況者も務めていた。
- マスターはかつての聖杯戦争で恋人と生き別れてしまった調理師の女性。
- ハンニバル・バルカ
- 聖杯トーナメントでコハルと同じ陣営で戦うはずだった英霊。突如、ゾンビのようになり暴走してしまう。
- エドワード・ティーチ
- 聖杯トーナメントの解説者の一人。性格は「Fate/Grand Order」の頃と変わらないようで、ものすごいブーイングを受けつつも気にしていない。ンザンビ襲撃後の生死は不明。
- マルクス・ウィプサニウス・アグリッパ
- 聖杯トーナメントの解説者の一人。アクティウムの海戦を勝利に導いた古代ローマの名将。突然解説者に任命されたことに文句を言っていた。ンザンビ襲撃後の生死は不明。
- エル・シッド、バルバロッサ、ジャック・ド・モレー
- 名前の出ているその他のトーナメント参加者。
- エル・シッドは味方のはずのハンニバルの突然の乱心で死亡、ジャック・ド・モレーは生還しトーナメント再開に向けて奔走中、バルバロッサは不明。
- ルイ十七世
- クラス:アヴェンジャー。天使のような雰囲気の内におぞましい闇を抱えた少年。
- エリセが過去に手がけた仕事で出会い、手酷い裏切りを受けたサーヴァント。マスターもろともに大きな犠牲者を出す陰惨な事件を引き起こした。
《秋葉原》への来訪者[編集 | ソースを編集]
- クンドリー
- クラス:ライダー。聖杯のルールを破ったはぐれサーヴァント。聖槍の投影品を宝具としている。
- 北欧の主神オーディンの娘、ワルキューレですらあったと云うが、転生を重ねるたびに強き男に従属し、道具として利用され続ける運命を持つ事から狂ってしまった。
- アハシェロス
- クンドリーに追われて秋葉原から旅立ったマスター。軽薄で皮肉屋だが年長者としてのアドバイスも送る人物。
- サーヴァントに該当しない人間であるが、サーヴァントに匹敵する伝説の存在。「神の子」を嘲笑して最後の審判の日まで生きて放浪する罰を受ける事になった「さまよえるユダヤ人」。
- ヘンドリック・ファン・デル・デッケン
- アハシェロスのサーヴァント。寡黙で質実剛健な人物。巨大な船を操る。
- 世界で最も有名な幽霊船である「フライング・ダッチマン」を宝具に持つ、「さまよえるオランダ人」。
《新宿》の人々[編集 | ソースを編集]
- カレン・ヒムロ
- 《新宿》担当の都市管理AI。カレン・フジムラに比べると冷静で淡々とした性格。
- カフェー『麗人座会館』を経営している。
- マッキ
- 《新宿》の
夜警 を務める女性。フリーの魔術使い。カレン・フジムラの破壊後はその遺品であるマグダラの聖骸布の使用を任されている。 - 『麗人座会館』のマネージャーでもあり、女給スタイルで働かされることもある。夜警を勤めている時は取り付く島もないが、マネージャーをしている際には比較的物分りがいい態度となる。
- モザイク市創設当時からチトセの補佐をしており、若い外見をしているが実際には四、五十前後と思われる(外見年齢を操作するのはモザイク市においてはカジュアルなことである)。
- 危険回避の能力を持ち、地獄・激戦地と言われるモザイク市の外部、フユキに遠征し長期の調査活動を行うなどしており、エリセは面識が無かった。
- 一方でマッキの方はエリセの両親に誘われてモザイク市へ赴いた経歴があり、その縁で幼少期のエリセを知っている。
- 津田という侍のサーヴァントを持ち、彼から由紀香殿と呼ばれる場面があるが……?
- マタ・ハリ
- 『麗人座会館』のサーヴァントの一人。有名な女スパイ。女給をしている。
- アニー・オークレイ
- 『麗人座会館』のサーヴァントの一人。西部開拓時代の女ガンマン。ライフルを下げた黒髪の女性。
- エリザベート・バートリー
- 同一人物だが5人も召喚されている珍しいサーヴァント。ファンに囲まれ、集団で貸衣装を着ての撮影会をしていた。
その他地域[編集 | ソースを編集]
- エウクレイデス
- クラス:フォーリナー。古代ギリシャ・アレクサンドリアの高名な数学者。史実では男性のはずだが本作では女性。
- 《多摩》にある図書館で嘱託勤務の司書を務めている。マスターは小学校教師の男性。
- エリセが知る限り、モザイク市で唯一の「フォーリナー」クラスのサーヴァント。
- キルケーとは友人関係の模様。
- カレン・ゴトゥー
- 《多摩》担当の都市管理AI。
- ジョン・スノウ
- モザイク市の都市衛生部門のトップを務めるサーヴァント。伝染病予防に多大な貢献をした十九世紀初頭のイギリスの医師。
- マスターは短髪できりっとした雰囲気の女性看護師。
用語[編集 | ソースを編集]
- 聖杯戦争
- 十四年前に世界で起きた史上最大規模の大戦争。第三次世界大戦を培養地として大小三十以上の聖杯戦争が遂行された。一つの聖杯戦争の勝者はさらなる高みを目指して転戦し、トーナメントのようにしてチトセが最終勝者として決着をつけた。
- その戦争の結果、人間と世界の有り様は大きく変わった。人も野生動物も甚大な被害を受け、現在でも都市外は自律型の戦闘用ドローンが跋扈する地獄と化している。
- 生物のみならず文化も大きな被害を受けて壊滅しかかったが、年長者たちの尽力もあり辛うじて完全消滅は免れたとか。
- 聖杯戦争以前を「戦前」、それ以降は「戦後」と呼ばれる。エリセやカリンは戦後生まれ世代。
- “聖杯”
- かつての戦いの後、人々は皆その心臓に小さな“聖杯”を持つようになった。戦後生まれは先天的に、戦前の生まれでも後天的に獲得しており、聖杯を持たない人間はごく少数のイレギュラーとなっている。
- “聖杯”は老衰や遺伝子劣化、感染症、ウイルス、悪性腫瘍などを防止し、人々に不老不死をもたらした。医療技術も大きく発達しているが、外傷により死亡することはある。
- また、一般人レベルでのサーヴァントの召喚・契約が可能となり、日常生活にはサーヴァントがごく当たり前に溶け込んでいる。
- 作中では全ての大本となる聖杯を《聖杯》、個人が持つ聖杯を“聖杯”と表記して区別している模様。
- 《令呪》
- 新世界の令呪は過去のそれとは大きく異なる。差異は以下の通り。
- ・画数は決まっておらず、消費魔力に応じて少しずつ減っていく。回数制ではなくゲージ方式。
- ・消費した令呪は《聖杯》からの魔力供給により数日で回復する。
- ・サーヴァントへの命令・強化よりはマスター自身の魔力源としての役割がメイン。
- モザイク市
- 聖杯戦争後の世界の再構成を受けて新たに構築された、人類が住まう場所。
- 秋葉原、新宿、多摩などのいくつもの都市がモザイク状に建立し、列車でそれぞれの間を行き来できる。
- 臨海都市《秋葉原》
- 海面上昇と聖杯戦争後の世界の再構成を受けて、現在のような景観となった。モザイク市きってのリゾート都市。
- 懐想都市《新宿》
- 《秋葉原》と同様に再構成された三層構造の都市。
- 花園、角筈、柏木といった町名で呼ばれる。最多の人口を抱える現在のモザイク市の首都。
- 昭和や大正時代の風俗を意図的に復古させており、独特の街並みとなっている。
- 冥府《東京》
- モザイク市で最初に造られた都市だが、現在は水没した廃墟。
- エリセは幼い頃に両親とここで暮らしていたが、その記憶は無い。
メモ[編集 | ソースを編集]
- 星空めてお氏のTwitterでカリンと鬼女紅葉のキャラデザが公開されている[出 1]。
- 作品の舞台は「ニール・アームストロングが初めて月に降り立ってから五十六年後」とされている。アポロ11号の月面着陸は1969年なので、その56年後の『Requiem』本編は2025年、14年前に起きたという聖杯戦争は2011年頃となる。
- 名前だけのサーヴァントのうち、ジャック・ド・モレーは『Fate/Grand Order Arcade』で一足早く容姿が明らかになる。こちらでのクラスはセイバー。
- 『Fate/Grand Order』にも性別とクラスを変更して実装しているが、『Requiem』にいるのは明らかに男性の方で間違いないだろう。
脚注[編集 | ソースを編集]
注釈[編集 | ソースを編集]