「相良豹馬」の版間の差分
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2015年9月8日 (火) 23:51時点における版
相良豹馬
- 読み:さがら ひょうま
- 誕生日:月日/血液型:型
- 身長:cm/体重:kg
- 略歴
- 聖杯大戦に参加しようとするが、自身の力不足を考慮してアサシンのサーヴァントの召喚を狙う。
そこで対策を練られるのを避けるため、聖杯戦争に一度も召喚されておらず、制御しやすいよう歴史が浅く、それでいて英霊たるに相応しい怪物を求めた。結果、彼の考えた条件に適合したジャック・ザ・リッパーの愛用した業物を手に入れる。
ジャックは本来ロンドンで召喚するべきサーヴァントであったが、ユグドミレニアの魔術協会への宣戦布告によって時計塔があるロンドンは敵地となったため、イギリスと同じ島国であり、故郷である日本で召喚する事を選択する。
そして自分と霊脈の相性が良い新宿を見つけ、“ヒカル”という源氏名でホストとして潜伏し、そこで出会った六導玲霞に隠れ蓑として利用するため暗示をかけて同棲するようになる。
聖杯大戦の開始が近づいた時、予定通りアサシンを召喚しようとするが、召喚されるサーヴァントの数が倍になった事で大聖杯からのバックアップが半分となり、自身の力量不足から失敗。ジャックもせいぜい120年前なので知名度はあっても信仰面では劣るため、なかなか召喚できずにいた。
あと一押しを得るため、実際に凶器を使ってジャック・ザ・リッパーの犯行現場を再現しようと玲霞を生贄にしようとする。だが玲霞が令呪を持つ豹馬よりも強く願ったことで、アサシンは玲霞のサーヴァントとして現界。マスターの敵と判断され、恐怖から令呪を使ってアサシンを自害させようとするが、即座に顎を切り飛ばされ、令呪を宿した右手ごと奪われる。
そして玲霞に無様にも命乞いをするが特殊な精神性を待つ彼女にはあしらわれ、アサシンに魂喰いとして血を一滴残らず吸い尽くされミイラにされた後、玲霞に砕かれゴミ袋に詰めて捨てられるという、自業自得にしても悲惨な最期となった。
- 人物
- 温かく純粋そうな青年を装っているが、実際は冷酷で自分勝手な卑劣漢。
また魔術師として倫理観がないのは勿論の事だが、自身の力量不足から来る劣等感を抱えており、激昂すると非常に口汚く、他の魔術師と比べても誇りや知性が欠如している。
- 能力
- 彼の一族が継承してきた魔術は暗示や潜伏、諜報など地味な方面に特化しており、他の魔術師からは『ネズミ』と呼ばれていた。彼はそれをコンプレックスにしているが、紛れもない事実であり、触媒を用いてもサーヴァントの召喚がまともに出来ず、魔術師として二流でしかない。
登場作品と役柄
- Fate/Apocrypha
- 短編で登場。本編では存在が言及されるだけで、本人は登場しない。
人間関係
名台詞
- 「――■■■■■! ■■■■■!」
- 玲霞の「わたしのこと、愛していた?」という質問に対して。
まるでバーサーカーのサーヴァントのようだが、この時の彼は顎が完全になくなっていたので喋れる訳がない。見た目もグロいが、常に「こひゅぅ、こひゅぅ」と不気味な呼吸音を立てる肉塊となっている。
だがこんな不気味な姿になった彼を気持ち悪がらず、殺されかけた直後に話しかけ、笑顔すら見せる玲霞さんって本当に一般人なのだろうか……?
メモ
- 名前有りのマスターの中で最も無様な死に方をした人物。
メディアの口車に乗り令呪を無駄遣いして殺された魔術師など、同レベル、もしくはそれ以下のマスターは一応いるが、全員名無しのキャラである。 - 「ユグドミレニア」の名を持たず、短編で登場した設定は公式で幾つか変更されたと明言されていたため、『Apocrypha』本編の一巻では玲霞を利用し、アサシンを召喚しようとした魔術師は豹馬ではないと思われていた。
だが二巻で本編でも彼の設定が採用されていたことが判明した。 - 「ユグドミレニア」を名乗っていなかった理由は作中では言及されていない。
だが魔術協会や聖堂教会でスパイ活動を行っている者たちは当然の事ながら「ユグドミレニア」の名を隠して行動しており、本人の言や潜伏・諜報に特化した能力を考えれば彼がそういった部署に所属していたのは明らかである。 - 豹馬がどのようなキャラかは雑誌「TYPE-MOONエース Vol.7 2012年 01月号」に収録された短編でしか知る事が出来ない。
この短編の内容も本編では少し言及するだけに留まり、奈須氏は「現状、『Apocrypha』本編のプロットはぎゅうぎゅうで、内容を若干変更した上で単行本に収録するのは難しいかもしれません。改めて出すにしても、コミケ用の小冊子を作るとかになるのかなぁ」とコメントしている。
そのため、最も影が薄いマスターでもあり、彼を知る者は熱心なTYPE-MOONファンに限られる。 - 誤字はいつものことのTYPE-MOONではあるが、「相良z馬」というキーボードの押し間違いだとしてもありえないレベルの誤記をされたことがある。