「ダゴン」の版間の差分
ナビゲーションに移動
検索に移動
VenomNhelv (トーク | 投稿記録) 細 (→メモ) |
|||
19行目: | 19行目: | ||
| 性別 = 男性 | | 性別 = 男性 | ||
| スリーサイズ = | | スリーサイズ = | ||
− | | 一人称 = | + | | 一人称 = 我 |
| 二人称 = | | 二人称 = | ||
| 三人称 = | | 三人称 = | ||
− | | 異名 = | + | | 異名 = 歪神 |
| 愛称 = | | 愛称 = | ||
| イメージカラー = | | イメージカラー = | ||
51行目: | 51行目: | ||
;能力 | ;能力 | ||
:信仰を歪められた結果巨大な半魚人のような姿になっており、多くの半魚人たちを眷属として従えている。 | :信仰を歪められた結果巨大な半魚人のような姿になっており、多くの半魚人たちを眷属として従えている。 | ||
− | : | + | :また島とそれを囲っている水を「さ迷える湖」として世界各地に転移させ、水の塩分も調整して海に見せかけるなど、水を操る権能を持っている。 |
+ | :尤も、聖杯を用いて水場という概念と繋がり、ひいては特異点全体の湖とも一体化しているためどこまでが本来の能力かは不明。 | ||
== 登場作品と役柄 == | == 登場作品と役柄 == | ||
57行目: | 58行目: | ||
; [[Fate/Grand Order]] | ; [[Fate/Grand Order]] | ||
:期間限定イベント『水怪クライシス』にて登場。 | :期間限定イベント『水怪クライシス』にて登場。 | ||
+ | :エネミーとしてのクラスはバーサーカー。 | ||
== 人間関係 == | == 人間関係 == | ||
63行目: | 65行目: | ||
:島に召喚され、コンを護るために行動を始めたサーヴァント。 | :島に召喚され、コンを護るために行動を始めたサーヴァント。 | ||
:協力する振りをして監視をしていたが、クライマックスで神格となった彼女らに計画の足元を掬われ、最期の悪あがきも台無しにされてしまった。 | :協力する振りをして監視をしていたが、クライマックスで神格となった彼女らに計画の足元を掬われ、最期の悪あがきも台無しにされてしまった。 | ||
+ | :自身は人々の信仰により歪んだが、彼女たちは人々の信仰によって善神となったという違いがある。 | ||
;[[エレシュキガル]] | ;[[エレシュキガル]] | ||
:島にやってきたカルデア一行の一員。 | :島にやってきたカルデア一行の一員。 | ||
:同じメソポタミア系の神格であるため、正体を察知されないように警戒していたようである。 | :同じメソポタミア系の神格であるため、正体を察知されないように警戒していたようである。 | ||
− | : | + | :なお[[ネルガル]]なら面識があったかもしれないものの、彼女からは怪しまれてはいたが直接的には気づかれていなかったようである。 |
;[[謎のアルターエゴ・Λ]] | ;[[謎のアルターエゴ・Λ]] | ||
90行目: | 93行目: | ||
**現代にてそれを決定的にしたものは間違いなく[[クトゥルフ神話]]であろう。妻にされたハイドラともどもクトゥルフの眷属である海の邪神として描かれているが、扱いは総じて悪く、'''現代兵器でも倒せる'''非常に弱い邪神と描写されている。 | **現代にてそれを決定的にしたものは間違いなく[[クトゥルフ神話]]であろう。妻にされたハイドラともどもクトゥルフの眷属である海の邪神として描かれているが、扱いは総じて悪く、'''現代兵器でも倒せる'''非常に弱い邪神と描写されている。 | ||
**なお、クトゥルフ神話原作では全高5メートル程と設定されているが、そのままだとゴ○ラなどを見慣れている日本人には迫力不足な為、日本のクトゥルフ系作品では大幅にスケールアップが計られる優遇措置(?)が取られる事が多い。 | **なお、クトゥルフ神話原作では全高5メートル程と設定されているが、そのままだとゴ○ラなどを見慣れている日本人には迫力不足な為、日本のクトゥルフ系作品では大幅にスケールアップが計られる優遇措置(?)が取られる事が多い。 | ||
+ | *人々の信仰によって歪んでしまったというのは、「無辜の怪物」スキルを持つサーヴァントたちを彷彿とさせる。 | ||
== 脚注 == | == 脚注 == |
2024年1月22日 (月) 13:21時点における版
ダゴン | |
---|---|
異名 | 歪神 |
性別 | 男性 |
一人称 | 我 |
初登場作品 | Fate/Grand Order |
概要
『Fate/Grand Order』に登場するキャラクター。
- 略歴
- 期間限定イベント『水怪クライシス』にて登場。
- もともとはメソポタミアのウガリット神話で崇められていた豊穣神であったが、信仰の変質と共に歪められており、本来の姿での復活を目論んでいた。
- そのために自身の眷属である半魚人を養殖して数を増やすために「太歳」を地下に埋め込んだ島を用意し、そこから発生した栄養価の高いコンを餌として与え、かつ島を周囲の湖ごと世界各地に転移させることでその地域の水怪を取り込み、種類の面でも眷属を増やしていくことを画策。
- だが、単純に餌にするはずだったコンを護るために徴姉妹が召喚されて活動を開始し、さらにはカルデアからの主人公一行がそれに協力してしまう。
- そこで島を転移させるためのビーコンとしての分身体が海亀だったのをよいことに「この島は巨大な海亀の背中の上にある」と噓をつき、それとなく監視していた。
- 主人公一行が水怪をすべて撃退したために当初の目論見は失敗に終わったが、水怪の死体を取り込んだことで太歳がより肥えたために「自分がコン達を取り込む」プランに変更。島を丸ごと沈めることで一気に取り込もうとしたが謎のアルターエゴ・Λの行動により失敗。
- 本性を現して戦いを挑むが、ハッキングで島を北ベトナムに転移させられたことによる徴姉妹の神性獲得、合流したモルガンが召喚させた太歳星君によって形勢を逆転させられ、最期の悪あがきとして自分の力で汎人類史の水を汚染しようとしたものの徴姉妹によって浄化させられ、失意のうちに消え去った。
- 人物
- 海亀の姿で「長老」として振る舞っていた際には「ボケ気味でスケベな爺さん」として無害を装っているが、その実は怒りと嫉妬に満ち満ちた傲慢な性格。
- 自分の本来の神格を取り戻すためなら自分を慕うコン達も眷属も水怪達も利用しようとするなど、他人を自分の食い物にすることに躊躇いがまったくない。
- これが信仰の変質により歪められた結果であるのか元からの性質であるのかは不明だが、同じメソポタミア系の豊穣神であるイシュタルの事を考えると元からの可能性が高い。
- 能力
- 信仰を歪められた結果巨大な半魚人のような姿になっており、多くの半魚人たちを眷属として従えている。
- また島とそれを囲っている水を「さ迷える湖」として世界各地に転移させ、水の塩分も調整して海に見せかけるなど、水を操る権能を持っている。
- 尤も、聖杯を用いて水場という概念と繋がり、ひいては特異点全体の湖とも一体化しているためどこまでが本来の能力かは不明。
登場作品と役柄
Fateシリーズ
- Fate/Grand Order
- 期間限定イベント『水怪クライシス』にて登場。
- エネミーとしてのクラスはバーサーカー。
人間関係
Fate/Grand Order
- 徴姉妹
- 島に召喚され、コンを護るために行動を始めたサーヴァント。
- 協力する振りをして監視をしていたが、クライマックスで神格となった彼女らに計画の足元を掬われ、最期の悪あがきも台無しにされてしまった。
- 自身は人々の信仰により歪んだが、彼女たちは人々の信仰によって善神となったという違いがある。
- エレシュキガル
- 島にやってきたカルデア一行の一員。
- 同じメソポタミア系の神格であるため、正体を察知されないように警戒していたようである。
- なおネルガルなら面識があったかもしれないものの、彼女からは怪しまれてはいたが直接的には気づかれていなかったようである。
- 謎のアルターエゴ・Λ
- 島にやってきたカルデア一行の一員。
- 「蛇」と形容していたあたり、彼女の中にいたリヴァイアサンに気が付いていた模様。
- バアル
- 同じウガリット神話における主神。
- ダゴンはバアルの父として伝えられている。
名台詞
Fate/Grand Order
メモ
- 上記のように「信仰の変質によって歪められた」とあるが、実際に旧約聖書において「ペリシテ人が信仰する邪神」として登場しており、さらにはヘブライ語での「ダグ(魚)」と響きが似ているために「半魚人を従える海の邪神」という形でキリスト教圏に定着してしまった。
- 現代にてそれを決定的にしたものは間違いなくクトゥルフ神話であろう。妻にされたハイドラともどもクトゥルフの眷属である海の邪神として描かれているが、扱いは総じて悪く、現代兵器でも倒せる非常に弱い邪神と描写されている。
- なお、クトゥルフ神話原作では全高5メートル程と設定されているが、そのままだとゴ○ラなどを見慣れている日本人には迫力不足な為、日本のクトゥルフ系作品では大幅にスケールアップが計られる優遇措置(?)が取られる事が多い。
- 人々の信仰によって歪んでしまったというのは、「無辜の怪物」スキルを持つサーヴァントたちを彷彿とさせる。
脚注
注釈
- ↑ 作中にも述べられていたように、太歳には「地中から掘り出されると掘り出した者を一族丸ごと祟る」という伝承があるため、利用しようとした末路としては当然の結果なのかもしれない。
出典