シャルルマーニュ
セイバー | |
---|---|
真名 | シャルルマーニュ |
性別 | 男性 |
身長 | 176cm |
体重 | 69kg |
出典 | シャルルマーニュ伝説 |
属性 | 秩序・善 |
声優 | 木村良平 |
初登場作品 | Fate/EXTELLA LINK |
概要
- 略歴
- 『Fate/EXTELLA』の続編である『Fate/EXTELLA LINK』の発表とともに公開された新規サーヴァント。
- 人物
- その英名とは裏腹に、「自身は王に向いていない」と嘯く呑気な若者で、口調も王とは思えない程フランクでぶっきらぼう。
- 行動と美的基準を「カッコイイかどうか」「ダサいかどうか」に置き、自身やマスターにとって不利であっても気にしないという若干問題のある性格をしている。
- かつての部下であるアストルフォからも「気持ちのいい馬鹿」と主君評とは思えないコメントを頂いている。その一方で「マジギレすると武則天並みに怖い」とも。
- 作中ではサーヴァントとして成立したばかりの存在であるため、他のあらゆるサーヴァントたちを「先輩」として敬意を払う。
- 能力
- 「白騎士」と表現されているように、セイバーらしくフランベルジュと呼称される剣で戦っている。五大元素を操る能力があり、剣に纏わせて攻撃の威力や範囲の向上に使っている。
- また、下記の宝具で展開された十二勇士の化身たる武器「輝剣」を操る「疑似勇士」というスキルや、ジュワユーズをアストルフォの黄金の馬上槍に変化させるスキルを習得している。
ステータス
クラス | マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 | クラス別能力 | 保有スキル | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
セイバー | 主人公 (EXTRA) | A | C | B | A | A | A | 対魔力:A 騎乗:A |
聖騎士帝:EX 魔力放出(光):A 王道踏破:C |
宝具
- 王勇を示せ、遍く世を巡る十二の輝剣(ジュワユーズ・オルドル)
- ランク:
種別:
レンジ:~
最大捕捉:人
由来: - 史書や年代記には登場せず、武勲詩などで語られる名剣。武勲詩「ローランの歌」にも登場し、そこでは天下無双の御佩刀(みはかせ)と讃えられ、日に三十回色が変わると書かれている。また、柄の中には聖遺物として聖槍ロンギヌスの穂先が納められているという。名前はフランス語で「陽気、楽しい」の意味。
- 真名解放の際には、聖剣・ジュワユーズが十二勇士の持つ武器それぞれに変化、連撃を放つ。実はジュワユーズの真価を発揮できるのは、カール大帝ではなくシャルルマーニュの方。現実に生きたカール大帝にとって、ジュワユーズは後天的に幻想が付属された聖剣でしかない。
- ゲーム映像では、宣言と同時に十二勇士の化身たる剣の群れが顕現し、敵に一斉に襲いかかっていた。
- 我が儚き栄光よ(シャルル・パトリキウス)
- ランク:
種別:
レンジ:~
最大捕捉:人
由来: - 彼が保有する空中要塞。
- 『Fate/EXTELLA LINK』では主人公達陣営のベースキャンプとなる。
- なお、カール大帝の機動聖都とは同一のものらしい。
真名:シャルルマーニュ
カール大帝は古典ローマ・キリスト教・ゲルマンの文化を融合させ、中世以降のヨーロッパの王国の太祖、いわば「ヨーロッパの父」とも言える存在である。
しかし、そのカール大帝の史実の中にシャルルマーニュ十二勇士の英雄譚は存在しない。
カール大帝として諸国を回ることは有ってもそこに聖剣や魔獣や魔女が入る余地はどこにもない。
シャルルマーニュ十二勇士の英雄譚はカール大帝をモデルとして吟遊詩人たちが創作したものである。
サーヴァントのシャルルマーニュはシャルルマーニュ十二勇士の
関連
- シャルルマーニュ十二勇士
- シャルルマーニュ伝説に登場する12人の英雄。シャルルマーニュ、ローラン、オリヴィエ、アストルフォなど、いずれ劣らぬ武勇に優れた騎士であるが、後年に成立した武勲詩や叙事詩の影響からか、超人的な戦闘力を持つ伝説上の人物として中世のヨーロッパでは人気を博した。
登場作品と役柄
Fateシリーズ
- Fate/EXTELLA LINK
- メインサーヴァント。
人間関係
Fate/EXTELLA LINK
- 主人公 (EXTRA)
- 月で出会った人物。彼/彼女が、シャルルマーニュの決断の見届け人となってゆく。
- カール大帝
- 自分自身の別名であり、本来ならば霊器を共有する本体。
- 「幻想に生きた」シャルルマーニュに対し、「現実に生きた」カール大帝という形で分離してしまっている。
- エリザベート=バートリー
- オラクルによって敵対したサーヴァント。
- あまりにスカポンタンな有様から「十二勇士の素質がある」と見なしている。
生前
- ローラン
- 甥であり、自身の配下の十二勇士の一人。
- アストルフォ
- 自身の配下の十二勇士の一人。
- どちらかというと友人関係のようなノリでアホな会話をしているが、女装については苦言を呈している。
- テュルパン大司教
- 自身の配下の十二勇士の一人。
- 人格者であるがあまりに無茶苦茶な戦いっぷりから、「自分より強いんじゃないか」と常々思っていたとか。
- オリヴィエ
- 自身の配下の十二勇士の一人。
- 比較的常識人であり、面倒なノリの時には彼に投げてしまっていたとか。
名台詞
Fate/EXTELLA LINK
- 「セイバー、シャルルマーニュだ。ま、ひとまず落ち着いて俺の話を聞いてくれねえか?」
- 公式サイトの自己紹介。騎士然とした姿とは裏腹に非常に馴れ馴れしい。
- 「一夜一時の幻と言えども、此処に我は楔を穿つ!
伝説よ蘇れ、我が剣に彼らの力を! 『王勇を示せ、遍く世を巡る十二の輝剣』!」 - 宝具発動。力を宿した十二の剣とセイバー自身の光の剣が敵を蹂躙する。
メモ
- 本名は「シャルル」までで、後半の「マーニュ」は「大王」の意味。別の言い方では「カール大帝」となる。
- 外見とは裏腹のフランクな性格や、ローランやアストルフォといった一癖も二癖もある部下を抱えていたこともあり、彼も色々と性格がアレなのではないかと発表当初から噂されている。
- というか、最初の原典の「ローランの歌」から結構な変わり者であり、後にイタリアで成立したシャルルマーニュ伝説では輪をかけて変人である、Fate世界では一体どのような扱いになるのであろうか。
- ヨーロッパをほぼ統一し、「ヨーロッパ」という世界を形成した大王として評判は高く、トランプのハートのキングのモデルとなっている。
- 手にしているギザギザの剣はフランベルジュという様式で、フランス語で「炎」を意味するフランブワンに因んで名付けられた。美術的価値が高いだけでなく、セレーション(鋸状)加工された刃が傷口を引き裂いて止血しにくくする為に殺傷力も高い剣となっている。
- 尚、ルーヴル美術館に収蔵(!)されているジュワユーズはフランベルジュではなく、見ようによっては若干波打っているか…という程度のほぼストレートの剣。但しオリジナルはフランス革命時に紛失もしくは破損し、現存するのはナポレオン・ボナパルトの戴冠式で使用されたレプリカという説もある。…もっとも、どこぞのアホの子ならば強引に触媒として機能させそうではあるのだが。
- フランベルジュ様式の剣は「狂えるオルランド」において、部下のリナルドが愛用している事で知られる。
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