クラス (セイバー)

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クラス(セイバー)

剣士の英霊。

「三騎士」の一角。バランスが取れた能力から「最優」と称される。
魔力を除いた能力値が水準以上の英霊でないと該当しない。
クラス特性として、最高の「対魔力」とある程度の「騎乗」を保有する。
過去の聖杯戦争でもことごとく最後まで勝ち残ったという実績がある。
これまで正式な作品に登場したのは、未完結作品を含めると以下十人。

英霊の個体能力に拠らないクラス基本能力:筋力A 耐久B 敏捷B 魔力C 幸運D

メモ

  • クラス名がSwordsman(=剣士)ではなくSaber(=剣)なのは、旧Fateを書いた高校生当時やってたメガドライブのシューティングゲーム「サンダーフォースIII」の武装であるセイバーに由来。(三騎士の他のクラスも同様で、ランサーも同作の武装、アーチャーも当初は同作の武装であるハンターの名称を使っていたとのこと。)
  • 旧Fateではセイバーをもじったセイヴァーのクラスが居て、そのオマージュとして後に別の作品にセイヴァークラスが採用された。(一方、リメイクされたPrototypeでは不採用になった。)
  • いずれもそれぞれの作品で中心的な役割を果たす人物ばかりで、非常に優遇されている。
  • あらゆる状況に対応可能なバランスのとれた能力を持った強力な英霊が多数だが、その反面、敵の得意分野に引き込まれると不利な状況に追い込まれがちで、「最優」と呼ばれながら苦戦する場合が多い。
  • 剣以外の武器は宝具として使わない傾向がある。例: セイバーのロンゴミニアドや馬達 セイバー (EXTRA・赤)の戦車など。
  • 無辜の人々を犠牲にするのを嫌う高潔な人物が多く、人格面では最も真っ当なため、扱いやすいと目されるのも人気の一つ。
  • 2回聖杯戦争に参加した初代セイバーのせいで、かつて微妙なクラスかと思われていた時があった。
    が、後に登場したセイバー達はマスターがきちんと人間として接すれば、非常に扱いやすく、命令無視などの問題行動もとらず、汎用性が高い非常に強力なスキルや宝具で猛威を振るう「最優」のサーヴァントであった。
    ……アルトリアは泣いていい。
  • コハエースで「桜セイバー」と呼ばれる新たなセイバーのサーヴァントが登場。
    これには、コハエース作者の経験値氏も驚きを隠せなかった。
    • また西洋系の英霊がほとんどだったが、桜セイバーの登場から急激に和風サーヴァントが増えてきている。
    • 同様に以前は王侯貴族の英霊だけだったが、桜セイバーの登場から生前の身分は高くなかったサーヴァントが増えている(ガウェイン、モードレッドはTYPE-MOON世界では王族とは明言されていない。しかし円卓の騎士なので貴族階級であることは確か)。

話題まとめ

  • 「セイバー顔」
    Fateシリーズにおける不文律、あるいは暗黙のルール、要するに武内。
    これまでに登場していた女性セイバー(セイバー、赤セイバー、モードレッド、桜セイバー)と全員が「セイバー顔」、つまりはアルトリアの容姿を意識したデザインで描かれていた。この共通点は女性のセイバーのみに見られるもので、一種の掟のようなものになっていた。その徹底ぶりはファンの間のみではなく、公式でもネタにするほど。番外クラスのルーラーに関してまでもこの法則は及んでいる。
    • 我々読者視聴者プレイヤーからしたら「そっくりさんだらけだな」という感覚だが、作中的には「容姿は見間違えるほど似ていない」設定の様子。
      青と赤のセイバー両者と面識を有するギルガメッシュやガウェインが両者の容姿に関してそこまで反応を示さなかったり、セイバーと麗しの聖処女を人違いしたジル・ド・レェもギャグな外伝で赤セイバーに「金髪ショートで男装しているからジャンヌというわけではない」とはっきり見分けたり(そもそも彼の人違いは双方のオーラの輝きが似ていたところが大きい)と、存外皆しっかり判別している。
    • ルーラーに関しては武内氏曰わく「デザインはセイバーを意識していない」との事でセイバー顔扱いはしていない。しかし、エイプリルフール企画では青セイバーにセイバー系ヒロインの一人にカウントとされている。キャラクター視点で言えば彼女もセイバーとは全然似てないらしい。
      • 商業的で少々アレな言い方をすれば「うちのドル箱ブランドであるこのセイバー顔はどの作品にも一人は入れておいた方が新規消費者受けが良いんですお察し下さい」というところだろうか。
    • そんな鉄の掟の中、「Fate/EXTRA CCC FoX Tial」に登場したセイバー (Fox Tail)で、ついに「セイバー顔」ではない女性セイバーが生まれることとなった。
      • これは本作の作画担当であるたけのこ星人氏が当初キャラクターデザイン・設定を担当する予定だったところが大きいかもしれない。

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