キリシュタリア・ヴォーダイム

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キリシュタリア・ヴォーダイム
性別 男性
デザイン こやまひろかず[1]
初登場作品 Fate/Grand Order
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概要

Fate/Grand Order』に登場する魔術師

略歴
Aチームのリーダーとしてカルデアから選抜され、ランサーを召喚予定だったが、レフの妨害工作により瀕死の重傷を負い、コフィンで凍結保存されてしまった。
その後、異星の神の干渉により、人理修復後の救出を待たずして蘇生。異性の神が欲していたのは彼一人だったが、キリシュタリアは他6名にも機会が与えられることを要求。何らかの対価を全員分支払い、Aチーム改めクリプターとして7人での蘇生を果たす。
第二部序章ではクリプターの代表としてカルデア残党に対して勝利宣言を行っていた。
『無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング』ではカルデアがロシアを攻略し、近接した異聞帯の北欧に到達していると予想し、スカサハ=スカディとカルデアに対する記録映像を伝言としてカイニスに預けている。
人物
家柄も魔術回路も1000年続く魔術師の名家、ヴォーダイム家の若き当主。天体科の首席にして、Aチームのリーダー。クリプターの統率者。
マリスビリーの一番弟子であり、オルガマリーよりアニムスフィアの後継に相応しいと言われていた。貴族らしくいいお茶を持っている。
大概な綺麗事を思考するが、その根底にあるのは紛れもなく人類愛。人間の基本原則である野生本質が助け合い、認め合い、殺し合う事だとしっかり受け止めている。クリプター一人一人の価値を信じる揺るぎの無い人間性の光を持ち、人が持ちうる最も誇るべき強さを持っている。
「うまく神を扱う」という野望を持ち、カイニスは人間らしい浅はかさと傲慢さと言い、ゼウスと気が合うとしている。カイニスからその野望は、キリシュタリアに負けた自分の方がマシに思える程度には人の身には過ぎたものとされる。
魔術による人による人理焼却を目論んだ魔術王とは違い、神による人理編纂を選択した。人の意識がどれほど沸騰しようと覆らない世界、一部の欠損も欠片もない生存圏、弱い人間を廃する完全なる神代を作り上げようとしており、それを阻む者に容赦はしない。自身の異聞帯が他の異聞帯に呑まれても構わないと言い、必ずしもギリシャの異聞帯が最善とは限らないと考えている。また人が神を使いこなすための用意をしている。
対価を払ってAチームに機会を与えたにも関わらず、それを重要な事とせず、これから先の段取りに不要なものとする。感謝されるのが原因で能力が十全に発揮されないのを良しとせず、その事実を一切誇らず、クリプター達に一言も口にしていない[注 1]。そして自分の為にした事とし、上手くいった時点で報酬は得ているとした。
能力
魔術師としての総合力は彼が一番とダ・ヴィンチに評されている。
どのような経緯を辿ったのかは不明だが神霊三柱を下して配下にし、異聞帯の都市を単身で攻略するなど異常なまでの強さを見せつけている。

登場作品と役柄

Fateシリーズ

Fate/Grand Order

人間関係

Fate/Grand Order

マリスビリー・アニムスフィア
魔術の師。彼の「机上の空論」を証明する事を目的としている。
異星の神
自分を伝道者として選び、蘇生させたモノ。
カイニス
従えている神霊サーヴァント三柱の一柱。
適度にプライドを擽りつつ礼を尽くしているため、雑用を依頼できるレベルの良好な関係を築いている。
神霊サーヴァント二柱
どちらか片方が予言能力を持っている。
オフェリア・ファムルソローネ
それぞれの異聞帯の関連性からか、「最後に残るのは自分と彼女の異聞帯がふさわしい」と持ち上げている。
人理焼却前と比較して彼女の性格が変わり、自分に対する傾倒が目に見えている状況に対しては何も言っておらず、内心どう思っているのかは不明である。
能力についても高く評価しており、彼女が引き当てたセイバーについて相談された際にも彼女なら御せると信じていたため具体的なアドバイスはしなかったほど。
スカサハ=スカディ
善き神性であり、自分たちの目指す新世界を肯定して欲しいと考え、神としての在り方に期待している。
自らの運命を否定し、生存の道を選んだ上で自らの異聞帯の空想樹と対決して欲しいと思っている。
ゼウス
地中海の古き神。盟友となっている。

名台詞

Fate/Grand Order

メモ

  • 第一部一章にて「最後に残るのは自分とオフェリアの異聞帯であることが望ましい」と語っていた彼だが、7つある異聞帯のうち彼が登場するのは5つ目であろうことが予告PVから見て取れる。型月的には登場が早期だからといって大ボスになれないとも限らないのだが、ストーリーへの本格的な登場はまだであるにも関わらず「残り2つの異聞帯担当のクリプター達のかませになるのではないか」とプレイヤー達からは危惧されていた。
    • 第二部第一章にて姿を現しその人物像の片鱗を垣間見せたが、自信は非常に強いもののそれは実力から来る自負であり、カルデア残党に対しても「世界をひっくり返す事に慣れている」と実力差は認識しつつも甘く見る様子はまったくなく、上記の異常な程の能力も散見させており、どちらかというとレオナルド・ビスタリオ・ハーウェイのような強敵感をこれでもかと匂わせていた。
      • 逆に、彼自身の言動にはまったく問題は無いのに、ベリルが強大さを認識し、オフェリアが過剰なまでに彼を持ち上げるせいで外堀から死亡フラグを着々と築かれるという羽目になってしまっていると言われていた。
  • が、第二部二章にて、実は異星の神が最初に接触した存在であり、後述されているように神が自身の伝道者として必要としていたのはAチームの中で彼だけだったのだが……という事実が明かされた。これにより、オフェリアが彼を過剰とも思えるほど慕っている理由が判明し、また、キリシュタリア以外が勝つ見込みがないという旨のベリルの発言に信憑性が高まった。
    • さらに自分の他にオフェリアの異聞帯が残ることが望ましいと語っていた理由について、彼女のサーヴァントであるスルトの魔剣の力に「興味深い」と語っていたことから、何らかの理由で星が造った神造兵器を必要としていることが匂わされている。
  • 異星の神からは「秘匿者クリプター」であると称され、自らの伝道者に相応しいとされている。
  • 立ち絵で所持している杖は、魔術的な概念や理論を元に現代の技術で設計制作された一品モノという想定でデザインされた。置き換えの利かない曰くのある古い物に加え、更新できる部分は現代の素材や部品で組み上げた感じとのこと。[出 1]

話題まとめ

脚注

注釈

  1. オフェリアは魔眼により経緯を把握。少なくともカドックとヒナコは気づいていない模様。

出典

リンク