ベオウルフ

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バーサーカー
真名 ベオウルフ
外国語表記 Beowulf
性別 男性
身長 186cm
体重 81kg
好きな物 なし
(強いて言うなら)殴り合い
苦手な物
天敵 竜種
出典 ベオウルフ
地域 北欧
属性 混沌・善
副属性
一人称
二人称 てめえ/お前/貴様など
三人称 アイツ/アレなど
声優 中井和哉
デザイン 下越
設定作成 東出祐一郎
レア度 ☆4
初登場作品 Fate/Grand Order
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概要[編集 | ソースを編集]

狂戦士」のサーヴァント

略歴
Fate/Grand Order』第五特異点『北米神話大戦 イ・プルーリバス・ウナム』では西暦1783年のアメリカに召喚され、ケルト軍の将として登場。
アルカトラズ刑務所の番人としてシータ救出に来た主人公側と対決し、最終盤ではケルト北軍の大将としてエジソン軍と戦う。
終局特異点『冠位時間神殿 ソロモン』では冠位時間神殿に召喚され、他のサーヴァント達と共にⅤの座を統括する兵装舎ハルファスと交戦する。
Lostbelt No.1『永久凍土帝国 アナスタシア』ではロシア異聞帯に召喚され、元貴族や市民を中心したヤガの反乱組織を取りまとめていた。
人物
全身に傷跡を持つ筋骨隆々とした戦士。
戦闘狂であり、殴り合うことを楽しみとしている。しかし、バーサーカーで召喚されたにも関わらず、多少の凶暴性が残っている程度で狂気はその片鱗すら浮かばず、高等な会話とそれによる意思疎通も可能。
これは生前にて老いてなおも理性を保ったままドラゴンスレイヤーを成し遂げた逸話があるため、狂化ランクが『E-』とかなり低い故であり、狂化のメリット及びデメリットはほとんど失われており、培った技も衰えることはない。
生前は王であったが、王よりも破壊を求めて、ついには竜殺しすら成し遂げるほどの凶暴性は、老いてもなお変わらなかった。
基本的に今の姿勢はいわゆるテロリストのそれに近く、創造と破壊が雌雄一対の存在であると認識し、破壊の後だからこそ創造を為したのだと嘯く。
その反面無欲であり、自分にこれといった趣味がなく、聖杯にかける願いもない。本人も自覚しているが、全く王政に無関心で、王にはおよそ不向きな人材であるが、皮肉にもソレが王に一番向いていた。
外見のイメージや凶暴さとは裏腹に、私利私欲へ走らず真っ当かつ穏健に国を治めており、民のために命を賭して戦う英雄としての側面を見せている。
子供や女性にも優しく、第五特異点でアルカトラズに捕らえられたシータに対しては何も手を出さなかった他、ある女神の企みでグガランナが顕現した際には、その凄まじい力を警戒してか子供のサーヴァントに急いでカルデアに避難するように呼びかけた。
能力
手にした二本の剣『赤原猟犬』と『鉄槌蛇潰』で戦うが、ベオウルフ自身は武具による技巧よりも天性の剛力を最大の武器としており、素手での殴り合いで真価を発揮する。
『Grand Order』第五特異点終盤では同じステゴロサーヴァントとして李書文と激突するも、「ただ殴ることに特化した」彼は技量の差で打ち負かされてしまった。

ステータス[編集 | ソースを編集]

クラス マスター 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 クラス別能力 保有スキル 備考
バーサーカー 主人公 (Grand Order) A A C D A A 狂化:E- ベルセルク:A
直感:B
戦闘続行:B
奮起の勇者:A+
堅忍の老境:A
強化クエストクリアで「直感」→「奮起の勇者」に変化。
強化クエスト2クリアで「戦闘続行」→「堅忍の老境」に変化。

宝具[編集 | ソースを編集]

赤原猟犬(フルンディング)
ランク:A
種別:対人宝具
レンジ:1
最大捕捉:1人
ベオウルフが使用している鎖で連結された二本の魔剣の一つ。
敵を追跡する能力を持つ他、血の匂いを嗅ぎつけ、ただ振り回すだけで最適格な斬撃を打ち込んでくれる魔剣。一撃食らわせる度に、血液が流れ込んだ刀身は赤色に輝き出す。
この斬撃は実際に振りぬく筋肉の動きからは独立した挙動を示すため、軌道を読むのが非常に難しくなる。
対軍宝具のビームのような派手さはないが、バーサーカーとして召喚されたベオウルフの膂力も相まって強引の勝負を決することができる。
セイントグラフでは左手で構えており、再臨するたびに刀身が徐々に赤く染まっていく。
鉄鎚蛇潰(ネイリング)
ランク:B
種別:対人宝具
レンジ:1
最大捕捉:1人
ベオウルフが使用している鎖で連結された二本の魔剣の一つ。
『赤原猟犬』より短く、剣というよりは鋼鉄でできた棍棒に近い形状をしている。基本的に叩き潰す事を目的としており、切れ味はないに等しい。
ある程度以上の回数使用で破壊されるリスクがあるが、破壊された瞬間は大ダメージを与えることができる。
セイントグラフでは右手で構えており、再臨するたびに刀身が徐々にボロボロになっていく。
源流闘争(グレンデル・バスター)
ランク:A+
種別:対人宝具
レンジ:1
最大捕捉:1人
『赤原猟犬』と『鉄槌蛇潰』を破壊することによって使用解禁される特殊宝具。
グレンデルを仕留めた逸話がそのまま宝具として昇華しているモノ。
生前の凄まじい膂力を一時的に蘇らせ、投げたり蹴ったり殴ったりして真正面から叩き潰す。
この攻撃は原始から変わらぬ根源的な武器(手足)のため、「一度使用すれば見切られるという」特質の宝具やスキルを無効化する。
幕間の物語「グレンデルの再臨」までは、グレンデルが召喚されたことでこの宝具の真価を発揮できないでいた。
『Grand Order』では「自身に必中状態を付与(1ターン)+敵単体に超強力な攻撃[Lv]&クリティカル発生率をダウン(3ターン)<オーバーチャージで効果アップ>」という効果のBuster宝具。
幕間の物語クリアで強化され、ランクはそのままに宝具威力倍率のみが上昇する。
モーションとしては、発動時に二本の魔剣を手放した後、敵一体に拳の乱打を叩き込み、シメに渾身の一撃を食らわせる。

真名:ベオウルフ[編集 | ソースを編集]

ベオウルフ。英文学最古の叙事詩と言われる『ベオウルフ』の主人公である。
物語は二部構成となっており、叙事詩の舞台となっているのは現在の南スウェーデンからデンマーク近辺となっている。
ある城において人の魂を貪り食う怪物、グレンデルの噂を聞きつけたベオウルフが十五人の部下と共に退治に赴いた。
十二年前、シルディング属の長ロースガールは館ヘオロットを建造し、それを祝って連日連夜宴を開いたが、それに苛立った巨人グレンデルはヘオロットを襲っては毎夜シルディング族の人間を殺戮した。
ベオウルフは、ロースガールたちが避難したヘオロットに留まり、深夜にやってきたグレンデルを相手に素手で戦い、その腕をもぎ取った。
安心したのも束の間、グレンデルの母がロースガールの部下を連れ去り、もぎ取った腕を奪い去ったが、ベオウルフはこれを追跡して、グレンデルとその母親の首をはねた。
それから五十年の月日は経ち、ベオウルフは王となったが、宝を盗まれたことで怒った火竜が国を襲撃し、民衆を混乱に陥れた。
老いた体に鞭を打ち、火竜と死闘を繰り広げるが、火竜との戦いで部下は臆病風に吹かれて散り散りになって逃げ、老いた自分と若騎士ウィラーフだけが残されていた。
火竜がどれほどの強敵か解っているのに、今の自分の力は全盛期から程遠いのに、何故立ち向かおうとしたのか。
若かりし頃の情熱はとうに失せて、ただ平穏の望みしか残ってない彼は闘志を見せた。
グレンデルを打倒した時の情熱はなくとも、己の背後には平穏があった。無数の人々が慎ましい幸福を享受し、厳しくも絶望のない生活を必死になって営んでいる。
己の為でもなく、名誉の為でも、富貴の為でもない。
平穏を守るために、火竜と相打ちとなる形で王としての義務を全うした。
なお、グレンデル退治とドラゴン退治以外にベオウルフのエピソードは残っていないが、世界に散らばった数々の伝説の源流となったのは確かである。

関連[編集 | ソースを編集]

ビーウルフ
真名であるベオウルフの名は一説によればビーウルフ……『蜂を捕る狼』、すなわち熊を由来としており、同じく熊を由来とする北欧のベルセルクとも関連があると一部文献で伝えられている。
熊のような猛獣の皮を被ることによってベルセルクは狂戦士として猛り狂い、ベオウルフは熊の名を冠してグレンデルの腕を素手で引き千切るという偉業を成した。
老いてなお、彼は賢き王として理性を保ったまま竜殺しを成し遂げることになる。若かりし狂乱と老いた智賢がせめぎあう理性あるバーサーカー、それがベオウルフである。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

Fateシリーズ[編集 | ソースを編集]

Fate/Grand Order
500万ダウンロード記念に際して実装。

Fate関連作品[編集 | ソースを編集]

衛宮さんちの今日のごはん
カルデアエースに掲載された番外編で、バレンタインイベントでも触れていたドラゴン肉を提供していた。

その他[編集 | ソースを編集]

ちびちゅき!
相変わらずの肉体派で、体育祭では静希草十郎と意気投合していた。

人間関係[編集 | ソースを編集]

Fate/Grand Order[編集 | ソースを編集]

ブリュンヒルデ
彼女の体験クエストにて遭遇。
英雄をヴァルハラに誘う存在であるがゆえに露骨に避けようとするが、別の対象に目を付けているのを知ると多少態度を軟化させる。
フィン・マックール
ブリュンヒルデの体験クエストにて共闘。
肉体派と頭脳派で全然違うものの、根っこの部分では英雄性で共感している。
メインシナリオ第五章では同じケルト軍に所属している。
ヘラクレスアキレウス
若々しい姿で現界している状態だと、彼らのような勇猛な英霊を見ると「拳で語り合うしかねえ!」モードになってしまうとのこと。しかしヘラクレスはバーサーカーで召喚されており、だいぶ後に召喚されたアキレウスも決闘にはノリノリな性格。周囲への被害が心配である。
ナイチンゲール
第五特異点で敵対した相手。いくら殴っても倒れない鉄の女と呼び、大喜びで戦っていた。
李書文
第五特異点で敵対した相手。互いに徒手空拳を武器とすることもあり、上記のステゴロモードに突入。互いに剣と槍を投げ捨てての殴り合いとなった。
シータ
第五特異点でアルカトラズ刑務所に監禁していた相手。「華奢で折れそうな女性」と呼び、本人が殴り合いにしか興味が無かった為に特に何もしなかった模様。
ラーマ
第五特異点で上記のシータを救出に来た彼と戦うことになった。
シータに会うために卑怯な手も躊躇わずに使って必死に戦う彼の姿に、自分のほうが三流の悪党みたいだと思わされ、道を譲ることとなった。
カルデアで味方同士の際には馬が合うようで一緒に競い合ったり、パリスの幕間の物語で協力して彼にアドバイスをしたりしている。
エレナ・ブラヴァツキー
第五特異点で敵対する陣営にいた相手。
最後の方まで直接顔を合わせる事は無かったが、別れ際の言葉が相当に印象に残ったのか、第一異聞帯ではヤガ達に彼女の言葉を踏まえた教育を行っていた。
マルタ
期間限定イベント『FGO Summer 2016』にて共演。敵役として登場したところをステゴロで倒された。
後に期間限定イベント『ネロ祭再び』では肉体派仲間としてチーム「熊殴っぐる」を組んで参戦した。
玄奘三蔵
マルタ同様、期間限定イベント『ネロ祭再び』では肉体派仲間としてチーム「熊殴っぐる」を組んで参戦した。
エミヤ
自分の宝具を投影して使い潰す態度に「気に食わないが気に入った! 今度会ったら殴らせろ!」とイマイチ喜んでいるのか怒っているのか分からない様子を見せている。
バレンタインイベントではドラゴンステーキの付け合わせを作ってもらっていたので、悪感情は抱いていない模様。
ブーディカ
「ブーディカ姉さん」と呼んでいる。バレンタインイベントではドラゴンステーキのソースを作ってもらっていた。
ビリー・ザ・キッド
ロシア異聞帯でコンビを組んだ相手。同じアウトロー気質なため、割と気があっていた。
荊軻
期間限定イベント『雀のお宿の活動日誌〜閻魔亭繁盛記〜』で吞み仲間として共演。『サーヴァント・サマー・フェスティバル!』でもロビンへの挑戦者として同席していた。
割と酒が入ると暴走しやすい彼女を止める事が多い。
ナポレオン
期間限定イベント『雀のお宿の活動日誌〜閻魔亭繁盛記〜』で吞み仲間として共演。
一緒に酒を吞む傍ら、サーヴァントとしてのクラスの強さについて議論していた。
ヴリトラ
期間限定イベント『栄光のサンタクロース・ロード』で敵対した相手。
彼女に対して有効打を与えられないものの、「それでもやらなくちゃいけないときにはやる」と戦い続けた。
実はステゴロが彼女の伝承防御に対して多少有効なので、相性がそこそこよい相手ではある。

ちびちゅき![編集 | ソースを編集]

静希草十郎
声をかけられたことで、殴り合いを挑まれたと勘違いした模様。
確かに彼は肉体派だが、実際の所は呼びかけに反応した事でルゥだと誤解しただけである。そしてもし勝負した場合、通常ならサーヴァントであるベルセルクが圧勝の筈だが、草十郎の劇中での活躍を考えるとワンチャンスあるかも……と思えてしまうのが型月世界の「山育ちの一般人主人公」の恐ろしさである。

生前[編集 | ソースを編集]

グレンデル
若いころのベオウルフが十五人の部下と共に戦った相手。ベオウルフの人生に栄光と、鮮烈な邪悪さを植え付けており、この世で一番恐ろしいと評している。幕間にて地獄に幽閉されている事が明らかになる。相手の記憶を読み取る特殊能力を有しており不定形の身体を活かして相手のトラウマに変化することも可能。曰く「人の悪性の象徴」であり人を喰う度に強くなり言葉を使い始めたら手に負えなくなると言われる。
名もなき火竜
老齢のベオウルフが戦った相手。自身を殺した存在ではあるものの、ベオウルフ本人はただトドメを刺しただけの存在だと考えているためグレンデルほど脅威を感じていない。
財宝を溜め込み炎を吐き出すという、ファンタジーに登場するドラゴンの原型とも言える存在。その力は一夜で一国を焦土に変える程であり竜種の中でもトップランクである。
ウィラーフ
名もなき火竜との闘いに唯一付き従った若い騎士。

名台詞[編集 | ソースを編集]

Fate/Grand Order[編集 | ソースを編集]

「サーヴァント、バーサーカー。真名ベオウルフ。じゃあ、殴りに行こうぜマスター! ……オイオイ、引くなよ」
召喚時。開口一番カチコミ宣言。これにはさすがの主人公も少し引いた模様。
「今気づいたが、無趣味だな俺……。殴り合いが好きってのは駄目か? 駄目だよな……」
マイルーム会話「好きなもの」。自分にこれといった趣味がないことに気付く。
「竜は大嫌いだ。だが喰ったら美味い」
マイルーム会話「嫌いなもの」。
相討ちとなった竜には苦手意識がある模様。しかし味は美味らしい。……今際の際にでも食べたのだろうか。
「これが闘いの根源だ! 要するに殴って蹴って立っていた方の勝ちってやつよ! オラオラオラァッ! ぶっ飛べ!」
宝具解放。己が肉体から放たれる必殺の連撃。これこそが闘争の源流。
「利益? そんな旨みはいらねえよ。余分だ。テメエは女を抱いた後、女から金を貰うってのか?」
ブリュンヒルデの体験クエストにて、「強敵を倒すほど利益も大きいだろ?」とフィンから水を向けられて。
彼にとっては強敵と戦うことそのものが、女を抱くことと同類の「目的」であるのだろう。
「我が名はベオウルフ。この霊基からだが王であったことを忘れぬ限り──我はここに徳高き政を敷き、万人を救おう」
『Lostbelt No.1:獣国の皇女』での一幕。
単なる戦闘狂では無く、優れた治世により平和を築いた『賢王』としての側面がクローズアップされた珍しいセリフ。

その他[編集 | ソースを編集]

「心臓動いているうちに喉ん所を裂いて吊るしとく ただ喉が一番うめえからいいとこは避けてな」
『衛宮さんちの今日のごはん』番外編のカルデアエース掲載版より、ドラゴン肉の上手な処理方法。血抜きがポイントらしい。
……だが、描かれているドラゴンは顔だけでベオウルフよりずっと大きい特大サイズ。息の根を止める前にどこにどうやって吊るすのだろうか。一応、言葉のニュアンスとしては「生きている内に喉の部分だけを切り裂いて取り出し、それを吊るしておく、その際一番うまいところは傷つけないように気を付ける」と強引に解釈できなくも無いが。

メモ[編集 | ソースを編集]

  • 魔法使いの夜』の登場人物、ルゥ=ベオウルフの名の元となった人物。
  • 原典では名剣を用いて戦ったがこれらは敵に通じなかったり、ベオウルフの怪力によって尽く折れたりする。巨人のグレンデルとその母である怪物、ドラゴンを撃破したのは、己が力によるもの。宝具使用時に剣を手放すのはこれに由来するものと思われる。
  • 彼の持つ名剣の一つであるフルンディングはエミヤの投影法具「赤原猟犬」として登場している。
    • 形状から、ベオウルフが使用している鎖で連結された二本の剣の片方、細身のものがフルンティングと予想されていた。もう片方については不明だが、竜退治に使用されたネイリング、グレンデルの母を退治したときに使用したヨツンの剣などが候補として考えられていた。後に『FGO material』で左手に持っている細身の方がフルンティング、右手に持っている太い方がネイリングだと明らかにされた。
      • これらの剣のためか、セイバーとしての適性もあるとのこと。ただ、そちらだともっと堅苦しい感じになるとか。
  • ベオウルフのコンセプトは映画「ファイトクラブ」の登場人物「タイラー・ダーデン」とのこと。
    • キャラクターデザインを担当した下越氏もシンプルにタフそうなデザインにした。
    • 原典のベオウルフは戦闘狂の側面は皆無であり、むしろ国への忠義に厚く正義感も強い極めてオーソドックスな英雄となっている(仇討ちに積極的など、北欧らしい任侠じみた文化に染まっていることはいるが)。型月ではまま見かけられる、性格改変度の高い英霊の一人。
  • 怪物殺し・竜殺しの逸話を持っている英雄ではあるが、これといってそれに類するスキルは保有していない。竜殺しとしての知名度は邪竜殺しイングランドの守護聖人に比肩する程であり、後世への影響を考えるとトップランクと言っても過言ではない。それが実装されていないのは、バーサーカーというクラスかつ、設定上火竜よりグレンデルに重きを置いたものとなっているからか。
    • なお、バレンタインのお返し『瑞典火竜炭火焼サーロイン』は竜種の喉肉をベオウルフのこだわりの焼き加減で仕上げたステーキであり、ソースはブーディカ、付け合せはエミヤが担当している[注 1]。こちらは火竜を退治したという逸話をモチーフにしたものと考えられる。後にカルデアエースで作り方やレシピが公開されている。
  • マテリアルに関して修正が為されたサーヴァントの一人。主な変更としてはベオウルフの名前の由来がバーサーカーの由来でもあるベルセルクという記述だったのだが、ビーウルフ、蜂を捕る狼即ち熊が由来という文章に訂正された。またその他にもドラゴンスレイヤーを成し遂げるという記述が竜殺しを成し遂げるという記述になるなどいくつかの修正が行われている。
    • 旧テキストは以下のようになっていた。「サーヴァントクラスの一つであるバーサーカーの語源は北欧神話のベルセルクであるが、ベオウルフの名もまたベルセルクが由来であると伝えられている。だが、老いてなおも理性を保ったままドラゴンスレイヤーを成し遂げた彼に、狂気はその片鱗すら浮かんでこない。」

脚注[編集 | ソースを編集]

注釈[編集 | ソースを編集]

  1. ソースは和風しょうゆわさびソース、洋風オニオンソースの二種類。つけあわせはアスパラガスのバター炒め、フライドポテト、にんじんグラッセ。

出典[編集 | ソースを編集]


リンク[編集 | ソースを編集]