ルキウス・ヒベリウス

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ルキウス・ヒベリウス
性別 男性
声優 細谷佳正
初登場作品 Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ
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概要[編集 | ソースを編集]

アーサー・ペンドラゴンの時代に存在していたローマ皇帝。
燃えるような赤い髪をした、野獣のような男。

略歴
アーサー・ペンドラゴンが統一したブリテンに目をつけ、彼共々自分の物にしようと大連合軍を率いて押し寄せてくる。
ガウェインやベディヴィエールを一蹴し、巨人の力や決戦術式まで使用してアーサーと一騎討ちに持ち込む。
彼自身はアーサーに強く執着していたものの、アーサーからは強い嫌悪感と共に拒絶され、聖剣の光を受けて死亡し、歴史上からも姿を消した。
人物
一人称は「俺」、あるいは「俺(ローマ)」。非常に我が強く、気に入ったものは自分の手に納めないと気が済まない、まさに侵略者としてのローマを象徴するような性格。
とはいえそのカリスマ性は本物で、ギリシャ、バビロニア、ヒスパニア、アフリカと広い範囲の王を率い、果ては人間以外さえも傘下に収めている。
能力
赤雷を纏った、クラレントの兄弟剣である魔剣フロレントから「剣帝」の名を持ち、それに名前負けしない程の実力者。
皇帝剣フロレントは大陸全土の支配を象徴する剣であり、最優の名剣とも言われる。また、刀身に咲き乱れる百合の花模様は、花神フローラの加護を受けていると言われている。
東方の武術や闘技場での戦闘経験、さらには軍略家としての戦術眼から「羅刹(ラクシャーサ)」と恐れられている。
その実力は、日中で戦力が三倍になったガウェインベディヴィエールを軽くあしらって倒してしまう程。
さらには周囲の霊脈を掌握する決戦術式や巨人の腕、魔獣に似た性質の力(ブラキウム・エクス・ジーガスなど)によって自分を強化でき、アーサーともほぼ互角の立ち回りを見せた。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ
セイバーの過去回想に登場。

人間関係[編集 | ソースを編集]

ロムルス
自分たちの神祖として最大限にリスペクトしている。
アーサー・ペンドラゴン
その存在を非常に気に入ったようで、「アルトゥールス」と呼びブリテン共々自分の物にしたいと強く思っている。
ベディヴィエールガウェイン
アーサーの世界線で倒した円卓の騎士たち。

名台詞[編集 | ソースを編集]

「全霊を込めろ。赤き竜」
アーサーへの強烈な一撃とともに放たれた素っ気ない一言。
その一撃は正面から受け止めたアーサーの体に衝撃を走らせ、大地をひび割れさせ、衝撃波すら生じる。
「大陸を支配するということは、天上におわす御方に代わり万物を総べるということに他ならない。慈しまれながら生まれる無辜の命たちも、戦場で草木の如く刈り取られる無残の命たちも、全て等しく。尊さも、惨さも、すべてはこの手の中にある」
「お前とて王であるなら僅かでも感じているだろうよ。民を庇護し、国を栄えさせるが故に、我らにはすべてが与えられ、何もかもが許される。我らこそが――」
「地上の神だ!」
数多の民の命を背負った戦いにおいてなお哄笑を絶やさない様をアーサーに非難された時の言葉。自らの存在を神同然として憚らず、飽くまでも不遜な態度を崩さない。王としての在り方もアーサーとは対照的である。
「――魔剣限定解除――」
王と王、互いのすべてを懸けた正々堂々の一騎打ち。魔剣と聖剣は激突する。

メモ[編集 | ソースを編集]

  • 上記のようなとんでもない強さの人物であるが、彼をしてサクソン人、スコットランド人、ピクト人は「厄介な相手」らしい。モードレッドのエイリアン発言といい、彼らは何者なのであろうか。
  • 本来はアーサー王物語に登場する架空のローマ皇帝だが、Fate/Prototype世界では「実在したがエクスカリバーによって歴史から消失した」ということになっているらしい。ただ相手を打ち倒すのみならず存在しなかったことにするというのは、宝具の性能としてはとんでもない規格外である。
  • 彼はアルトリア・ペンドラゴンの世界にも存在しており、戦闘を行った模様。
  • 最初は髪型を赤紫のアフロにしたいと原案を出したらしいが、時代が違うと言われ没となったらしい。赤紫の天パはその名残とか。[出 1][出 2][出 3]

脚注[編集 | ソースを編集]

注釈[編集 | ソースを編集]


出典[編集 | ソースを編集]

リンク[編集 | ソースを編集]