久万梨金鹿

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久万梨金鹿

  • 読み:くまり こじか
  • 誕生日:11月10日/血液型:
  • 身長:149cm/体重:40㎏
  • 好きなもの:知的な生活/嫌いなもの:脳筋、家の手伝い
  • 趣味:小物集め/特技:中華料理

三咲高校2年D組。生徒会会計。中華飯店「まっどべあ」の娘。

略歴
同じ生徒会の蒼崎青子槻司鳶丸とは高校に入ってからの頃から付き合いで、一年の頃からの友人。木乃美芳助とは幼馴染。
父と4人の兄がおり、母親には先立たれている。基本的には実家で働くのではなく、コンビニなどでアルバイトをしている。金鹿は主に店の経理を担当し、遅くにバイトから帰宅後、ろくに整理できていないレジスターを整理し、その日の会計帳簿をつけるのが日課。
高校卒業後は兄達と同じ地元の体育大学である渠裸(ミゾラ)大に推薦入学での進学を予定。——というのは表向きであり、実際は実家から離れようと考え、中学時代から計画的にアルバイトなどをして、三咲町から離れた大学に進学するための軍資金を秘密裏に貯めている。
もともと、就職派だった父親は大学への進学自体を反対していたが、兄達の説得を受け渠裸大であることを条件に金鹿の進学を容認する(兄達の説得は金鹿の心情を理解しての説得ではなかったため、金鹿からは感謝されていない)。金鹿は第一志望を渠裸大として隠れ蓑とし、本命を第二志望として独自に受験するつもりでいる。
金鹿によれば「父は頑固で力づくな性格だが、人の努力を無視できるほど悪人でもない」ため、受験とその後の費用を全て自分で稼ぎ、結果を突きつければ折れるとふんでいる。勿論、父親に認められなくとも上京するつもりでいる。
人物
現実的でクールであり、大抵の物事には動じない性格。人見知りが激しいところがあり、可愛らしい外見とは裏腹に、ぶっきらぼうで人当たりはあまりよくない。平時はそっけなく、本音が出ると乱暴な口調になる、という父譲りの癖がある。愛想はないが本質的に生真面目で、面倒見がよい。
同い年の男子の大半を落ち着きのないバカとして認識してうんざりしているため(主に芳助が原因)、特に男子への受け答えは悪い。静希草十郎相手でさえ、「善人すぎてうさん臭い」ダメ出しをする。
動物が嫌い。嫌いなものほど詳細に調べてしまうという悪癖がある。
槻司鳶丸に片思いをしており、青春の悩みの真っ最中。
鳶丸と出会ったのは高校一年の時。バイト先のコンビニで喫煙を注意しようとしたところ、居合わせた鳶丸に誤って水をかけてしまった。その後、生徒会室で再会する。本人いわく一目惚れだが、自覚したのは二年になってから。文化祭の片付けをしていた時、ふと何の前触れもなく気づいてしまった。いわく「恋は猛毒」(盲目、ではない)、遅効性。だがそれ以来、現在の関係性を失ってしまう恐れから告白もできず、金鹿は特にアクションを起こしていない。
本編終了後の番外編「誰も寝たりしてはいいけど笑ってはならぬ」ではいよいよ卒業が見えてきたため、益々悩んでいる。鳶丸が地元の大学を志望していることを知り、町を離れなければまだチャンスはあるかも、と期待が膨らみ、本来の進路(三咲町を離れ、一人で上京する)に迷っている。恋に盲目になるには中学の頃からの六年の努力は金鹿にとって重く、しかし鳶丸への想いはその努力の重さを揺らがせるほどのものでもあった。
能力
実家が中華飯店「まっどべあ」ということもあって中華料理が得意。
また、杜撰な帳簿の整理を行っているだけあって、計算や簿記の能力もある。

登場作品と役柄

魔法使いの夜
青子や草十郎たちとともに学生生活を送る。
クリア後の番外編「誰も寝たりしてはいいけど笑ってはならぬ」では主人公。

人間関係

蒼崎青子
親友。同級生で、生徒会会長。
槻司鳶丸
同級生で、生徒会副会長。片思いの相手。
木乃美芳助
同級生で、幼馴染。基本的に嫌っている。
静希草十郎
バイト先として、実家の中華飯店を紹介する。
何となく癇に障るが、対等の知人として接している。
「まっどべあ」の店主。ちゃんとした立ち絵はなく、シルエットで登場。
兄達
4人おり、ちゃんとした立ち絵はなく、シルエットで登場。シルエットは一人ひとり異なる。

名台詞

メモ

  • つくりものじ曰く、「真のヒロイン」。
  • 原作に存在しない、ゲーム化によって誕生したキャラ。そのためか、Archiveで追加されるエピソードを無視して本編のみ一気にプレイすると、最後までまともに登場しない。草十郎と短い会話をするシーンが一箇所あるだけ。
  • 鳶丸に片思い中だが、鳶丸の方が金鹿を(恋愛対象として)どう思っているかは定かではない。
    • 青子によれば、鳶丸は金鹿の事を気に入っている。鳶丸は気に入らない相手とはまともに話さない、というのが根拠。
    • 鳶丸自身も、金鹿のことを「気に入った女」と言っている。ただし、青子も含めた二人をひっくるめて、あっけらかんと言った台詞である。なお、鳶丸は金鹿が進学のために三咲町を出ることを知っており、応援するようなことも言っている。
    • 本編終了後から秋の番外編までの間に起こった「夏の騒動」の際、鳶丸は金鹿を助けたことがあり、その際に腕を骨折したらしい。
  • 父と兄達のことは基本嫌っている。「あれがわたしの家族だと思うと死にたくなるが、そんなのは小学校から慣れっこ」らしい。
    • 父親は「頭が固くて、体が大きくて、山奥の熊みたいな父親(オヤジ)」「時代錯誤で野蛮」
    • 金鹿という名前は大の海賊マニアな父親がドレイク船長の船(黄金の鹿号)から拝借したとかなんとか。
    • 「まっどべあ」は店主である金鹿の父親の性格ゆえに、経営が非常に大雑把。奈須きのこ曰く「ぶっちゃけ、金鹿がいないとあの中華飯店は一ヶ月で経営破綻するのであった」とされるほど。
    • 兄達は渠裸大を留年中。体操競技にこだわりがあるが、なぜか男性限定の競技を金鹿にやるように薦める。 「正直、うんざりする兄貴どもである」とのこと。金鹿は母親が亡くなっていると「魔法使いの基礎音律」に記されているが、ゲーム本編中では一切触れられていない。また、進学の問題が出るとき何箇所か「両親」の反対に会っているという表現が使用されている。
  • 「×口兎」のパスケースがお気に入り兼お守り。中には青子の写真が入っている。青子の写真は酔ってバニーガールの格好をしてしまったもの。笑えるので、見ると元気になれるのだとか。

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