創世滅亡輪廻 ユガ・クシェートラ

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創世滅亡輪廻 ユガ・クシェートラ
副題 黒き最後の神
異聞深度 A
年代 ??.11900


概要[編集 | ソースを編集]

Lostbelt No.4。スカンジナビア・ペペロンチーノ担当地区であるインド異聞帯。人によって法が定められた中国異聞帯とは真逆の世界、神の法に定められた清淑の地。

異聞帯について一言でまとめるなら、「アルジュナがインドにおける全ての神を取り込み、彼が考える理想世界を作ろうとしている世界」

歴史[編集 | ソースを編集]

本来の歴史ではマハーバーラタの物語の中でアルジュナは自分自身の暗黒面とある程度折り合いをつけられたのだが、こちらの異聞帯ではそれができず、「悪を滅する」ためにヴィシュヌを始めとしてインドの神を取り込み続け、インドにおける唯一の神として完成。
以降はインドにおける「ユガ」とよばれる世界の輪廻を回し続け、ユガが一周する際に「悪いもの」「余計なもの」と見なしたものを取り除いた上で世界を再生する、という行為を繰り返し続け、最終的に「悪がなくなった世界」を作ろうとしている。
本来は4つのユガが一巡するのは432万年かかるとされており、この異聞帯の歴史でも「当初は」そうだったのだが、アルジュナがとある人物に余計なことを吹き込まれたためにユガの周期は加速を続けており、主人公らが訪れた時点では10日で一巡するまでに加速していた。
なおインドの片隅に「四角」が存在する。遥か昔から存在しており、少なくともアルジュナが神になった時代には既に存在していたが、これが一体何なのか、何のために存在しているのか誰も知らない。唯一分かるのはそれが四角形の形をしているという見てわかる事だけであるため、クリプターなどにも「四角」と呼ばれている。

特徴[編集 | ソースを編集]

最大の特徴は、上述した「ユガの輪廻」。
幸福な時代である「クリタ・ユガ」、少し世界が荒れた「トレーター・ユガ」、もう少し荒れた「ドヴァーパラ・ユガ」、荒れ果てた「カリ・ユガ」の4つの時代が4日、3日、2日、1日の周期で訪れており、それに伴って世界も荒廃してゆき、後になるにつれて「カリ」と呼称される怪物も跳梁跋扈してゆく。
そして「カリ・ユガ」が終わるタイミングでアルジュナが世界を破壊して作り直し、再びクリタ・ユガが訪れ、破壊された建物などは元に戻る…のだが、途中で死んでしまった人物やアルジュナが「不要」と判断した人物や場所については丸ごと消去され、「誰もその存在を覚えておらず、いた証拠も抹消されている」という状態で世界が再構成される。
ただし、それを消した事によって起こる矛盾(例えば、親から生まれてくるはずの人間なのに親が存在していないこと等)を埋める「代わりの記憶・記録」まで完全なものが用意される訳ではなく、わずかながら違和感を覚える者も稀にいる。もっとも、その違和感を理由に神への信仰を止めてしまうと、次のユガでその者自身が消えてしまうので、結果的に違和感を持つ者は殆どいない。

技術[編集 | ソースを編集]

大きな建築物や町などはあるものの、基本的には中世から近世レベル。
先述したユガの輪廻の影響で壊れたものも短期間で直ってしまうためか、技術はあまり発達していないようである。

文化[編集 | ソースを編集]

生活そのものが苦しいロシア、住民の絶対数が少ない北欧、文化が始皇帝に独占されている中国と比べるとそれなりに文化は発達している。
ユガの輪廻の影響で住民には善良な人物が多いためかカリ・ユガ以外の時期なら平和で穏やかな生活を送っており、服飾や宝石細工なども発達している。
その一方でやはりユガの影響で春夏秋冬やカレンダーの概念がほとんどなく、時間の最大単位が「日」になってしまっている。

異聞帯の人物[編集 | ソースを編集]

神たるアルジュナ
異聞帯の王。あらゆるインドの神性を統合した絶対神であり、全ての悪を排斥する。
哪吒ウィリアム・テルアスクレピオス
神たるアルジュナによって「神将ローカパーラ」として召喚されたサーヴァント達。
アーシャ
ビーチュの町で暮らす少女。
アジャイ
アーシャの父。
プラカシュ
ビーチュの町長。

メモ[編集 | ソースを編集]

脚注[編集 | ソースを編集]

リンク[編集 | ソースを編集]