「帝都聖杯奇譚 Fate/type Redline」の版間の差分

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なお、原典のコハエースへのオマージュもある。
  
 
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===聖杯戦争参加者・関係者===
 
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:甲冑を纏った槍騎士。サーヴァントではなく、ドイツ第三帝国の英霊兵。
 
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:聖杯戦争のイメージとして登場。
 
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;帝都戦記
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:赤城奏丈が友人に貸してもらって読んでいたライトノベル。著者は不明。
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:「帝都」と呼称される太平洋戦争末期の日本を舞台に、主人公と召喚した少女剣士と共に魔術儀式の戦争を戦い抜く物語。
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:不思議なことに、帝都での聖杯戦争と文章の内容が酷似している。
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:さらに、1945年の世界では状況の変化によって文章がリアルタイムで変動していくため、一種の未来予測として機能している。もともと上記の「主人公」も藤宮九十九を思わせる少女だったのが、セイバーの召喚あたりから赤城奏丈を思わせる少年に変化している。
  
 
==メモ==
 
==メモ==
*2019年12月10日には平野稜二氏によるコミカライズ化が決定。
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*時代背景やサーヴァントの性質もあってか、とにかく描写が凄惨。主人公以外の登場人物の大半が殺人に忌避感を持たないため、血なまぐさい描写が目立つ。
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**なお、作画担当の平野氏はグロ描写はあまり好きではないらしく、必要があって資料として見るのもあまり気が進まないとのこと。
  
 
==関連書籍==
 
==関連書籍==
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== 脚注 ==
 
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2020年9月15日 (火) 20:53時点における版

帝都聖杯奇譚 Fate/type Redline
原作 経験値/TYPE-MOON
作画 平野稜二
掲載誌 TYPE-MOONコミックエース
連載期間 2019年12月20日~
単行本 既刊1巻
テンプレートを表示

概要

剣士と呼ぶにはあまりにも華奢なその身に浅葱の羽織を纏い刀を振るう姿は、白い肌と相まってさながら雪椿のようであった。

「コハエースGO 帝都聖杯奇譚」で掲載されたストーリーを正式な単独作品として完全リメイクしたもの。
スターシステムという手抜き配役として登場していた秋葉や琥珀などのマスター勢は入れ替えとなっている。新しい主人公とヒロインは武内崇氏原案。 なお、原典のコハエースへのオマージュもある。

登場人物

聖杯戦争参加者・関係者

赤城奏丈(あかぎ かなた)
衰退した魔術師一族の末裔。魔術には、ほとんど関心が無い。
祖母の遺品を整理していたら怪奇現象に巻き込まれ、なし崩しにセイバーのマスターとなる。
セイバー
日本刀を扱う少女。名乗りを上げる槍騎士を躊躇無く切り刻む衝撃の登場を果たした。
藤宮九十九(ふじみや つくも)
聖杯戦争に参加しようとした魔術師の女性。
セイバーを召喚しようとしていたが巻き込まれた奏丈にマスター権を奪われてしまう。
アーチャー
無数の火縄銃を操る少女。物の怪のような恐ろしい形相でセイバーを蜂の巣のようにしようとしていた。
将校
槍騎士を従えたドイツ第三帝国の将校。
セイバーとアーチャーの戦いに横槍を入れ、アーチャーに射殺された。
槍騎士
甲冑を纏った槍騎士。サーヴァントではなく、ドイツ第三帝国の英霊兵。
セイバーとの戦いにおいて名乗りを上げようとしたが、瞬時に切り刻まれてしまった。
ライダー
白い海軍服に身を包んだ青年。
お竜
ライダーと行動を共にするセーラー服の姿の美女。
真瓦津少佐
帝国陸軍の顧問魔術師。陸軍での階級は少佐。一応アーチャーと同じ陣営の人物だが、あまり仲は良くない。
アサシン
剣術使いの青年。ドイツ第三帝国の指揮下で動いているようである。
長尾景虎豊臣秀吉
聖杯戦争のイメージとして登場。

用語

砂時計
老年の藤宮九十九の魔術工房に存在していた砂時計。内部は謎の結晶で目詰まりしており、普通の砂時計としては使用できない。
赤城奏丈がうっかり魔力を通してしまったために起動し、75年前と思しき世界にタイムスリップしてしまった。
当然ながら時間遡行は魔法の領域にあり、なぜそのような現象が発生したのかは不明である。
帝都戦記
赤城奏丈が友人に貸してもらって読んでいたライトノベル。著者は不明。
「帝都」と呼称される太平洋戦争末期の日本を舞台に、主人公と召喚した少女剣士と共に魔術儀式の戦争を戦い抜く物語。
不思議なことに、帝都での聖杯戦争と文章の内容が酷似している。
さらに、1945年の世界では状況の変化によって文章がリアルタイムで変動していくため、一種の未来予測として機能している。もともと上記の「主人公」も藤宮九十九を思わせる少女だったのが、セイバーの召喚あたりから赤城奏丈を思わせる少年に変化している。

メモ

  • 時代背景やサーヴァントの性質もあってか、とにかく描写が凄惨。主人公以外の登場人物の大半が殺人に忌避感を持たないため、血なまぐさい描写が目立つ。
    • なお、作画担当の平野氏はグロ描写はあまり好きではないらしく、必要があって資料として見るのもあまり気が進まないとのこと。

関連書籍

脚注

注釈


出典


関連項目

リンク