李書文〔アサシン〕

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アサシン
真名 李書文
読み り しょぶん
外国語表記 Li Shuwen
性別 男性
身長 166cm
体重 58kg
好きな物 なし
苦手な物 計算が出来ない人
天敵 若い頃の自分[注 1]
出典 史実
地域 中国
属性 中立・悪
副属性
一人称
二人称 お主/ヌシ/貴様
三人称 あやつ
声優 安井邦彦
デザイン ワダアルコ
設定作成 東出祐一郎
レア度 ☆5
初登場作品 Fate/Grand Order
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概要[編集 | ソースを編集]

暗殺者」のサーヴァント

略歴
Lostbelt No.3『人智統合真国 シン』にて、始皇帝に仕える親衛隊のリーダーである「衛士長」として登場。
始皇帝の側近として警護する傍ら、方針について意見を言ったり不穏分子を排除したりと活躍。
最終的には咸陽まで迫られたことで暇を出された韓信のお目付役(実際は暴れて良いという免罪符)を命じられ、主人公ら相手に凶拳を奮って戦い、敗北して戦死した。
『Samurai_Remnant』では逸れのサーヴァントとして登場。突如伊織らの前に現れて戦闘をし、真の実力を見せないまま立ち去る。
その後は土御門の術によって操られてしまうも、術が解けた後には由井正雪の味方をしていたことが判明。
伊織らと再度戦い、自身を打ち負かしたことで「正雪と戦う事を容認するが、自分はどちらにも手を貸さない」という取り決めを行った。
人物
若い時代の李書文とは異なる、穏やかな老人。
精神面での全盛期を迎え、凶拳を振るう事はあるが極めて必要最低限に留める。
それは「凶暴性を押し隠し、若い時には理解できない」穏やかな境地であった。
だが、一度敵と戦えば「若い頃の刃」が未だ研がれ続けている事を知らしめるだろう。
能力
アサシンとして召喚されているが、特に殺しを生業としている訳ではなく、正面から戦う事を好む。
別に恥じ入っている訳ではなく、ただ単純に座りが悪い程度のもの。
マスターの危機的状況によっては、躊躇せず暗殺を行う。

バリエーション[編集 | ソースを編集]

衛士長[編集 | ソースを編集]

中国異聞帯における彼。サーヴァントではなく、生身の人間。
その名前の通り親衛隊のリーダーとして始皇帝に仕えており、彼の手により仙道の指導を受けているため年齢は百歳を超えている。
一見落ち着いた性格に見えるが、汎人類史同様に本性は凶悪そのものであり、中国異聞帯では浮いている存在である。そんな彼を見いだして受け皿としてくれた始皇帝に対しては強い忠誠心を抱いている。
なお、中国異聞帯では肩書きの「衛士長」と呼ばれるのみで、一度も「李書文」という本来の名前が出てこない。これについては「書も文も中国異聞帯には既にないから」「そもそも中国異聞帯には名前という概念自体がもうないから」など様々な説が囁かれているが、真相は不明である。

ステータス[編集 | ソースを編集]

クラス マスター 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 クラス別能力 保有スキル 備考
アサシン 主人公 (Grand Order) C D A+ E E なし 老練:A+ 中国武術(八極拳):A+++
圏境(極):A-
陰陽交差:B
マスターなし C D A+ E E なし 対魔力:D

宝具[編集 | ソースを編集]

无二打(にのうちいらず)
ランク:なし
種別:対人宝具
レンジ:1
最大捕捉:1人
『燕返し』または『神槍无二打』同様に宝具として昇華されるまでに極まった術技。
絶招と言われる秘伝の套路の一つであり、その名を『猛虎硬爬山』と言う。
『Grand Order』では「敵単体の防御力をダウン(3ターン)<オーバーチャージで効果アップ>&超強力な攻撃[Lv]&確率で即死効果」という効果のArts宝具。
幕間の物語2クリアでランクはそのままに強化され、宝具威力倍率と即死付与確率が上昇する。
猛虎硬爬山(もうここうはざん)
ランク:なし
種別:対門宝具
レンジ:1
最大捕捉:1人
宝具として昇華された八極拳の技の一つ。李書文が最も得意とした技。
今一つ実像が掴めないのは八極拳各流派によって技の形が異なるせいか。

真名:李書文[編集 | ソースを編集]

神槍 李書文の別側面として召喚された老年期の李書文。
その凶拳に曇りは無く、戦えば絶殺という結果に違いもない。
なお、全盛期より体重が若干減少している。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

Fateシリーズ[編集 | ソースを編集]

Fate/Grand Order
Lostbelt No.3『人智統合真国 シン』配信後に実装。
ストーリーガチャ限定サーヴァントであり『人智統合真国 シン』クリア後ガチャに追加される。
後に幕間の物語実装に伴い、サングラスを外した姿の霊衣「グラスレス」が実装された。
Fate/Samurai Remnant
逸れのサーヴァントの一騎として登場。友誼を結んだ後に戦闘で操作できる。
過去に記録のない拳法を使うアサシンとして紹介されている[注 2]

人間関係[編集 | ソースを編集]

Fate/Grand Order[編集 | ソースを編集]

始皇帝
中国異聞帯で仕えていた長。凶悪そのものの本性を知った上で雇ってくれていたため、深い忠誠心を抱いている。
マイルームでは中国異聞帯の顛末を聞かされたのか、どのような経緯で自分のような人間が宮仕えなどしたのかと興味を抱いている。
韓信
中国異聞帯で自身が選定した凍眠英雄。
あまり長い付き合いではないが、「本性を知った上で雇ってくれた主を持つ」ということでシンパシーがあったようで、最期は共闘して果てることになった。
秦良玉
中国異聞帯で自身が選定した凍眠英雄。
タマモヴィッチ・コヤンスカヤ
中国異聞帯で出会った異邦人。
正体を見抜いていた始皇帝の命令で一撃で昏倒させた。
虞美人
中国異聞帯で出会った異邦人。
後に期間限定イベント『閻魔亭繁盛記』では汎人類史の彼がかなり過激な按摩治療を施す事になる。
神槍 李書文
自分の若い頃の姿。
出会えば戦いは避けられないと悟っている為か会わないようにしているが、戦いになれば相手の方が強い事は認めつつも自分が勝利すると自負している。
『アークティック・サマーワールド!』ではついに共演を果たし、アトラクションでの仕事の後の殺し合いに胸を高鳴らせていた。
Fate/Grand_Order_藤丸立香はわからない』では聖杯に彼を所望した結果、他の人物の願いと混ざって「小麦色の慎重な神槍 李書文(たくさん)」を生み出してしまった。
織田吉法師
期間限定イベント『ぐだぐだファイナル本能寺』にて、カルデアから飛ばされた所を世話になった相手。
後にカルデア家に帰る事を薦められるが一度は断り、その際に一宿一飯の義理を返すべくマスターである主人公を本気で殺しに来た。
森長可
期間限定イベント『ぐだぐだファイナル本能寺』にて共演。
別世界同様に対立するが、なんだかんだで内面は似ているために意気投合。笑顔で死合う仲となった。
マンドリカルド
自身の幕間の物語「受け継がれるもの」で共演。
八極拳を教わりたいと言ってきた彼に、主人公ともども基礎鍛錬から教え込んでいた。
蘭陵王
自身の幕間の物語「受け継がれるもの」で共演。
虞美人が按摩を定期的に欲しているらしく、特別サービス券で鍛錬に協力してもらっていた。
柳生但馬守宗矩
自身の幕間の物語「受け継がれるもの」で共演。
日ごろから茶飲み仲間らしく、鍛錬にも協力してもらっていた。
刑部姫大いなる石像神巴御前
自身の幕間の物語「受け継がれるもの」で共演。
上達を実感できる鍛錬についてアドバイスを求めていたが、ゲーム脳な彼女達なので返答はかなり明後日な方向になった。

Fate/Samurai Remnant[編集 | ソースを編集]

宮本伊織
「盈月の儀」におけるセイバーのマスター。自身は未来の人物なので当然だが、真名を知っていなかった。
突如彼とセイバーの前に現れ、一戦交える。土御門の術中に陥っている最中にも彼らと戦うこととなる。
術が解けた後は正雪の本拠である神田でまたも一戦交え、彼らと友誼を結んで正雪と戦うことを認めた。
また戦いの最中に伊織の中に潜む本性を感じ取っており、盈月の器を手にした後について忠告している。
「一条の光」ルートにおいては、自身の異傅で正雪に渡す贈り物の準備を手伝ってもらう。
由井正雪
「盈月の儀」におけるライダーのマスター。
彼女とは伊織らと出会う以前に接触しており、孫のように思って味方していた。
土御門泰広
「盈月の儀」の監督役。
物語中盤では彼の術によって操られ、不本意ながら伊織らと戦う事になる。

名台詞[編集 | ソースを編集]

Fate/Grand Order[編集 | ソースを編集]

メモ[編集 | ソースを編集]

  • 『Fate/Grand Order』開始前は若い書文はアサシンで、老年の書文はランサーで登場していたが、『Fate/Grand Order』ではランサーの若い書文が実装されたため、「老人の書文がアサシンで実装されるのではないか」と噂されていたが、その予想が的中した形になる。
  • 衛士長として登場した際のバトルにおいて、宝具発動によりその正体が明らかになる…という演出が成されプレイヤーを驚かせたが、中にはその瞬間にバトルを故意に終了させ、例の人斬りをパーティ入りさせ再出陣、あのシーンを再現する剛の者も存在したとか…。

話題まとめ[編集 | ソースを編集]

脚注[編集 | ソースを編集]

注釈[編集 | ソースを編集]

  1. 闘争心を掻き立てられるという意味で
  2. 八極拳の起源は十八世紀の河北省であると言われているので、舞台となっている慶安四年(1652年)の時点の日本では当然ながら記録など残っているはずもない。

出典[編集 | ソースを編集]


リンク[編集 | ソースを編集]