異聞帯の王

提供: TYPE-MOON Wiki
ナビゲーションに移動 検索に移動

概要[編集 | ソースを編集]

異聞帯に一人ずつ存在する王。異聞帯の支配者。
生前の状態でありながら強大な力を持っている。

空想樹と接続しており、空想樹の生育を担い、命令する事でその種子を自壊させるなどある程度の権利を持つ模様。
更に空想樹から異聞帯の王へ魔力を供給するなど、バックアップも行われる。
異聞帯の要である空想樹が根付いた後、その異聞帯を発展させるのは異聞帯の王ではなく、クリプターの役目となっている。

接続およびその解除の権限はクリプターが持つが、接続者は異聞帯の王が担う[注 1]。王からすれば空想樹は自分の世界が剪定されながらも蘇った要であり異物でもあるため、その扱いは各々で異なる。

イヴァン雷帝は旧来の神を信仰し続けており、空想樹の存在を拒絶し大地を操作する最高特権『非常大権』で根付かせなかった。
スカサハ=スカディは存在を認めて氷雪の結晶を散らす事で魔術的な効果で光学的な隠蔽を行い守っていたが、オフェリア・ファムルソローネに接続を切られスルトに新たに接続された。
始皇帝芥ヒナコが空想樹を扶桑樹の異空間になっている内部に隠していたため、存在をそもそも把握していなかった。
神たるアルジュナは空想樹の周囲を猛毒の乳海で満たし、ヴィマーナでの飛行巡回を行うことで他者を近づけさせない方法をとっていた。また空想樹の力を使ってユガの周期を速めたほか、カルナとの決戦では膨大な量の魔力を空想樹に供給させた。
ゼウスキリシュタリア・ヴォーダイムの協力の下、彼のサーヴァントであるアトラスを空想樹内に設置してU-オルガマリーの顕現を防ごうとしていた。
モルガンは妖精國の女王となる際、空想樹の中身魔力を吸い取って枯れさせている(なお、その前にブリテン異聞帯は大厄災によって全滅しており、そこへ新たに「妖精國ブリテン」を再構築した事から異聞世界へと分岐したため、土地や住民には何の影響も出ていない)。
マィヤ及びククルカンは空想樹に手出しをしたという言及は無い。しかし、本編の600万年前にORTによって空想樹は取り込まれており、その本体はミクトランの最下層で枯死していた。

ゼウス以外の王は、異聞帯が空想切除されて消滅した後、カルデアにサーヴァントとして召喚されている。

これまで登場したのは以下7人。

名前 クラス 異聞帯 空想樹 登場作品
イヴァン雷帝 ライダー 永久凍土帝国 アナスタシア オロチ Fate/Grand Order
スカサハ=スカディ キャスター 無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング ソンブレロ Fate/Grand Order
始皇帝 ルーラー 人智統合真国 シン メイオール Fate/Grand Order
神たるアルジュナ バーサーカー 創世滅亡輪廻 ユガ・クシェートラ スパイラル Fate/Grand Order
ゼウス ルーラー 神代巨神海洋 アトランティス
星間都市山脈 オリュンポス
マゼラン Fate/Grand Order
モルガン バーサーカー 妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ セイファート Fate/Grand Order
ククルカン フォーリナー 黄金樹海紀行 ナウイ・ミクトラン クエーサー Fate/Grand Order

メモ[編集 | ソースを編集]

脚注[編集 | ソースを編集]

注釈[編集 | ソースを編集]

  1. クリプター側の想定では。

出典[編集 | ソースを編集]


リンク[編集 | ソースを編集]