相良豹馬

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相良豹馬
読み さがら ひょうま
性別 男性
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概要[編集 | ソースを編集]

ユグドミレニアに所属する魔術師

略歴
アサシンのマスターとして聖杯大戦に参加するにあたり、情報の少なさを重要視してジャック・ザ・リッパーが実際に使用したとされるナイフを触媒に使用する。故郷の日本にて実際にジャック召喚の可能性を最大限に高めるため、凶器を使ってジャック・ザ・リッパーの犯行現場を再現しようと六導玲霞を生贄にしようとした。
ところがアサシンは玲霞をマスターとして選び、彼女の敵となった豹馬は即座に喉を潰され令呪を剥ぎ取られた上でアキレス腱を切断される。その後玲霞に聖杯大戦やサーヴァントについての情報を引き出された後、アサシンのナイフを借りた玲霞に刺し殺される。魔術的な業績を1つも残せなかった彼が死の間際に感じたものは、六導玲霞という怪物をこの世界に解き放つことが出来たという奇妙な充実感だった。
『Fate/Apocrypha ACT1 unbirth』では喉を潰されるのではなく顎を切り飛ばされており、右手も切断され、アサシンに魂喰いとして血を一滴残らず吸い尽くされミイラにされた後、玲霞に砕かれゴミ袋に詰めて捨てられるなどより悲惨な最期が描写されている。
人物
軽薄な格好の優男。
『Fate/Apocrypha ACT1 unbirth』によれば温かく純粋そうな青年を装っているが、実際は冷酷で自分勝手な卑劣漢。
魔術師として倫理観がないのは勿論の事だが、自身の力量不足から来る劣等感を抱えており、激昂すると非常に口汚くなるなど誇りや知性に欠如がみられる。
能力
日本式の呪術系統と西洋の魔術が混合された代償(いけにえ)を利用する魔術系統。人命を代償に建築物やあるいは人命そのものの安全を確立させる、搾取型の防護魔術の使い手。
『Fate/Apocrypha ACT1 unbirth』では彼の一族が継承してきた魔術は暗示や潜伏、諜報など地味な方面に特化しており、他の魔術師からは『ネズミ』と呼ばれていた。彼はその事実をコンプレックスにしているが現実はさらに酷く、サーヴァントが14人存在することでバックアップが半分になっている聖杯戦争において、ジャックの信仰面での弱さも相まってサーヴァントの召喚すらできない程度の二流の魔術師でしかなかった。アサシンのサーヴァントの召喚を狙ったのも自身の力不足を考慮してのこと。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

Fateシリーズ[編集 | ソースを編集]

Fate/Apocrypha
短編と漫画版で登場。本編では存在が言及されるだけで、本人は登場しない。
アニメ版においても既に殺害されており、ミイラ化した姿が描かれている。

人間関係[編集 | ソースを編集]

六導玲霞
暗示をかけて利用し、アサシン召喚の生贄にしようとするが、逆に殺されてしまった。
アサシン
召喚したサーヴァント。しかし彼女がマスターとして選んだのは玲霞だった。

名台詞[編集 | ソースを編集]

「――■■■■■! ■■■■■!」
『Fate/Apocrypha ACT1 unbirth』にて、玲霞の「わたしのこと、愛していた?」という質問に対して。
まるでバーサーカーのサーヴァントのようだが、この時の彼は顎が完全になくなっていたので喋れる訳がない。見た目もグロいが、常に「こひゅぅ、こひゅぅ」と不気味な呼吸音を立てる肉塊となっている。
だがこんな不気味な姿になった彼を気持ち悪がらず、殺されかけた直後に話しかけ、笑顔すら見せる玲霞さんって本当に一般人なのだろうか……?

メモ[編集 | ソースを編集]

  • 「ユグドミレニア」の名を持たず、短編『Fate/Apocrypha ACT1 unbirth』で登場した設定は公式で幾つか変更されたと明言されていたため、『Apocrypha』本編の一巻では玲霞を利用し、アサシンを召喚しようとした魔術師は豹馬ではないと思われていた。
    だが二巻で本編でも彼の設定が採用されていたことが判明した。
  • 「ユグドミレニア」を名乗っていなかった理由は作中では言及されていない。
    だが魔術協会聖堂教会でスパイ活動を行っている者たちは当然の事ながら「ユグドミレニア」の名を隠して行動しており、本人の言や潜伏・諜報に特化した能力を考えれば彼がそういった部署に所属していたのは明らかである。
  • 豹馬がどのようなキャラかは雑誌「TYPE-MOONエース Vol.7」に収録された短編『Fate/Apocrypha ACT1 unbirth』と「TYPE-MOONエース Vol.10」に収録された短編『Fate/Apocrypha ツークツワンク』でしか知る事が出来ない。
    前者の短編について、奈須氏は「現状、『Apocrypha』本編のプロットはぎゅうぎゅうで、内容を若干変更した上で単行本に収録するのは難しいかもしれません。改めて出すにしても、コミケ用の小冊子を作るとかになるのかなぁ」とコメントしている。
    そのため、現在のところ最も影が薄いマスターでもあり、彼を知る者は熱心なTYPE-MOONファンに限られる。
  • 誤字はいつものことのTYPE-MOONではあるが、「相良z馬」というキーボードの押し間違いだとしてもありえないレベルの誤植をされたことがあり、『Apocrypha Material』では「相良豹馬で一番有名なのは二巻の誤植であろう」とコメントされている。

脚注[編集 | ソースを編集]

注釈[編集 | ソースを編集]


出典[編集 | ソースを編集]


リンク[編集 | ソースを編集]