「言峰綺礼 (EXTRA)」の版間の差分

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2018年4月15日 (日) 17:17時点における版

ここでは『Fate/EXTRA』における言峰綺礼について説明する。
Fate/stay night』での言峰綺礼については「言峰綺礼」を参照。

言峰綺礼 (EXTRA)
読み ことみね きれい
性別 男性
声優 中田譲治
初登場作品 Fate/EXTRA
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概要

ムーンセルが過去に生きた人間の中から再現したNPCであり、監督役の上級AI。

略歴
月の聖杯戦争の監督役というロールを与えられて行動していた。
月の裏側ではBBとの交渉で購買の店員となる。後に時空の狭間では何の因果かランサーと再び契約し、主人公達に試練を与える。
人物
過去の人物と人格のズレが全くなく、基本的に外道でマーボージャンキー。六回戦で友人と殺し合う事になってしまった主人公の苦悩を楽しみ、漫画版ではNPC達を殺戮したランサーランルーくんをペナルティとして、参加者全員に狙わせてほとんど私刑に近い「ゲーム」を行うなど相変わらず趣味が悪い。
だが自分に与えられた職務には忠実で、主人公のことも実は結構気にかけている。また今まで散々悪行を行ってきたことを反省しているらしく、ランサーとの関係は大分マシな物になっている。
能力
元になった人物と同じく、黒鍵による投擲と八極拳を操る。
黒鍵には毒でも塗られているのか、「黒鍵投射」を受けると毒状態となる。だがそれよりも恐ろしいのは八極拳の奥義「一足一倒」で、強烈な拳打を直接相手サーヴァントの腹部に打ち込む。何気にEXTRA世界で明確な形でサーヴァントを素手で殴りつけた初めての人だったりする。

登場作品と役柄

Fateシリーズ

Fate/EXTRA
監督役。聖杯がその蔵書の中から「かつて聖杯戦争に関わった人物」として選び、再現した、魂のないNPC。Fate本編の言峰とは別の存在。
なお、ゲーム中では常に「言峰神父」の名で登場し、「綺礼」の名は登場しない。
Fate/EXTRA CCC
前作に引き続き登場。何と今回は購買の店員であり、生来の真面目かつ潔癖な性格から、自らに与えられた役割に忠実に従っている。前作には無かった中田譲治氏のCVも与えられている。
条件を満たすと隠しボスの一人としても登場。マスターとして、ランサーを連れている。
Fate/EXTRA CCC FoxTail
登場早々死んでいる。何気にどの派生作品でも物語終盤まで何だかんだで飄々と生きている名物キャラな彼が、初っ端から血溜まりに沈んでいた姿は衝撃であった。
Fate/EXTRA Last Encore
同じく監督役として登場。予選の会場内で猶予期間の終了をアナウンスし、最終温情として残存マスター候補同士で殺し合いを行うよう促す。
その後、岸浪ハクノが蘇り本戦会場へ上って行ったのを見届けると、自らも消失した。

人間関係

Fate/EXTRA CCC

主人公 (EXTRA)
若きマスター、あるいはお客様。マーボーをプッシュし、その美味さで彼もしくは彼女を洗脳しようと狙っている。
主人公の方も彼の喋り方は苦手だが、彼なりの応援には内心感謝している。
BB
強かにも裏で彼女と交渉し、購買の売り上げ5%を上納することで、身の安全を確保する。当初は上納金は「売上全て」だったのだが、商いの意欲が減少してしまうため粘り強く交渉して、ここまで譲歩させたという。
………一体どんな手を使ったのだろうか?
ユリウス・ベルキスク・ハーウェイ
ユリウスは彼の実力を見抜いていたらしく、BBを欺くため校内の人間を攻撃していた時も彼には仕掛けなかったという。平行世界で暗殺者と縁があったためか、彼はユリウスと戦えなかったのを残念に思っており、「震脚の一つでも打ってみたかった」と洩らしている。
ランサー (EXTRA・青)
隠しボスとして出現した場合、彼をサーヴァントとして従えている。両者の仲は相変わらず悪いもののお互いに原作のような因縁は無い(そもそも根本的に別人)おかげか、戦闘ではそれなりのコンビネーションを見せてくる。

名台詞

Fate/EXTRA CCC

「私はこう見えて潔癖症かつ凝り性でね。こうなった以上、最強の店員を目指す」
購買の店員にされたことへの反応。前回のように友人同士が殺し合うのを見て、楽しむことが出来なくなってしまったため、意気消沈しているかと思いきや、意外に自分の役を気に入っている模様。
「たまに発送が遅れるが、その時は涙を流して耐えるといい。
 はは、このザマァ」
恐らく、EXTRA世界の言峰のセリフで、最も腹立つセリフ。無論元ネタは某ネット通販で起きる「KONOZAMA」である。
「あたためますか?」
商品購入時の台詞の一つ。やきそばパンや麻婆豆腐ならいいが、エーテルやリターンクリスタル、果ては礼装購入時に聞かれると悪意を感じる。
ちなみに、主人公(男)の嫌いなものは温められた商品である。それを知りながら言っているのか、はたまたこれが嫌いになった原因か。
「ふっ、NPCとして粛々と過ごすものと思っていたのだがな。このような場に狩りだされて実に困っている。」
説得力がまるでない。実際、ギルガメッシュに堪えきれぬ禍福に口元が歪んでいるぞ?と指摘される。
「あ……………相変らず、凄まじいな。」
槍とランサーをかけたAUOジョークだと説明された際の台詞。
「では英雄王、この哀れなNPCに、一つ胸をお貸し頂けますかな?」
全く気が進まない、だが与えられた役目は全うせねばと言いながら、現状を楽しんでいるようにしか思えない。
「令呪を持って命ずる。紅洲宴歳館・泰山の麻婆豆腐を10皿、1分で完食してくるがいい」
ギルガメッシュすら寒気を覚える言峰の命令。一応彼の好物なので、善意で出た言葉なのかもしれないが、理由はどうあれその先は紅と白の織り成す外道麻婆地獄である。
たまにはランサーを労おうとした結果がコレだよ!
「けっこう。単純なもの同士、気が合うという事だな。
 これはますます負けられんぞ、ランサー? 馬鹿決定戦、開幕だ!」
赤セイバーで異空間のランサーと対戦する時の台詞。
あんまりな内容に両者が異口同音に「バカ言うな!」と抗議したのは、言うまでもない。
「ははは。なぜそれを知っている。もしや貴様、私に自爆コマンドでもうたれた経験があるな?」
ランサーから「お前の方針は信頼しないことが信用の証じゃなかったのか」と言われて。NPCになっても相変わらずの腐りっぷりである。

Fate/EXTRA Last Encore

「とうに聖杯戦争は失われた。この人工楽園で行われていたのはかつての残像だ。敗北者たちの庭。決して変わらない同じ結末」
「だが、ここに奇跡は成った。あり得ざる129人目のマスター。君の存在こそが、私の最後の仕事だ」
「残響は確かに空に届いた。その道行にどうか、光あらん事を」
第1話、全ての光が消えた参加者のリストに再び岸浪ハクノの名を記した赤い光が灯り、彼が上層へ上っていくのを見届けながら。ハクノの正体を知っているかのような呟きを残し、彼はそのまま消失する。

メモ

  • もとになった人物は迷い苦しみ、後に悟った破綻者ではあるが、信仰心は本物で、凛曰く「聖職者としては完璧だった」。『Fate/EXTRA』でも「根は聖職者だったようだ」と再現元の人物を評している。
  • 『CCC』での戦闘中は他のマスターと同様に、コードキャストを使用してくる……のだが、その内容が黒鍵を投げてきたり八極拳で殴りかかってきたりとやりたい放題。攻性呪文なのに物理攻撃とはこれ如何に。
    戦闘時の冒頭のやり取りや宝具発動直後のターン時のやり取り、そして決着時のやり取り(選択サーヴァントにより変化)に関し、原作を知っているユーザーに対するサービスが多数用意されている。特にギルガメッシュの場合は……!?
    なお、シナリオ担当の奈須きのこ氏はスタッフから「言峰を店員にしたいんですけど」と提案されたとき、「あなた、疲れているのよ……」と心底体調を心配したらしい。

話題まとめ

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