ネロ・クラウディウス〔ブライド〕

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2017年2月4日 (土) 00:42時点におけるアムナント (トーク | 投稿記録)による版 (→‎宝具)
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セイバー・ブライド

  • 真名:ネロ・クラウディウス
  • 身長:154cm / 体重:42kg
  • 出典:史実
  • 地域:ローマ
  • 属性:混沌・花嫁
  • 性別:女性
  • CV:丹下桜

初出は『Fate/EXTRA CCC』に登場するBBによって用意された「拘束の花嫁衣裳」を着たネロ・クラウディウス
Fate/Grand Order』では、奏者と出会っていないイフの存在として「剣士」のサーヴァントとして登場している。

略歴
Fate/Grand Order』第一部の五章では西暦1783年のアメリカに召喚され、主人公たちと行動を共にする。
ロビン、ビリー、ジェロニモとともに女王メイヴを暗殺しに向かうも、予想外の伏兵により失敗、ビリーとジェロニモは消滅、自身も『招き蕩う黄金劇場』を狂王に破壊された挙句、『抉り穿つ鏖殺の槍』を喰らって見るも無残な最期を遂げてしまう。
人物
純白の花嫁衣装を思わせる服を身に纏った姿。一人称は「余」。
性格はネロとほぼ同じだが、『EXTRA』からのイメージをそのまま引き継いでいる『Grand Order』のネロ・クラウディウスに対してこちらは『Grand Order』としての調整が入っている。
奈須氏曰く「今回は  おまえ(プレイヤー)  が  本命」「ようは奏者へのデレかたと、皇帝として伴侶に対するデレかたの違い」。
能力
衣装が替わった事でテンションも変動し、素の状態より戦闘スタイルが変化している。
愛用の剣・原初の火も空気を読んで、その刀身を赤から白銀に変えている。

ステータス

クラス マスター 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 クラス別能力 保有スキル 備考
セイバー 主人公 (Grand Order) B C A E A B+ 対魔力:C
騎乗:B
天に星を:A
地に花を:A
人に愛を:A
頭痛持ち:B

宝具

招き蕩う黄金劇場(アエストゥス・ドムス・アウレア)
ランク:B+
種別:対人宝具
レンジ:30
最大捕捉:1人
由来:聴衆に自らの公演を強制的に最後まで聞かせるべく、劇場の出入り口を全て封鎖し閉じ込めたというエピソード。
『招き蕩う黄金劇場』のマリッジver.。即ち、ヌプティアエ・ドムス・アウレア。
己の願望を達成させる絶対皇帝圏を結婚式仕立てにしたもの。生前の彼女が自ら設計しローマに建設した劇場「ドムス・アウレア」を、魔力によって再現したもの。自分の心象風景を具現した異界を一時的に世界に上書きして作り出す、固有結界とは似て非なる大魔術であり、自身が生前設計した劇場や建造物を魔力で再現し、彼女にとって有利に働く戦場を作り出す。世界を書き換える固有結界とは異なり、世界の上に一から建築するために、長時間展開・維持できる。
この宝具は彼女の想像力によるもので、それを強化するには、原点となる「黄金劇場」を豪華に作り直し、その姿を彼女の脳裏に刻む必要がある。
展開されている間、閉じ込められた敵は弱体化し、建造物をカスタマイズすれば形や機能も変更できる。わかりやすく言えば、建築過程を無視し建造物を投影、その中であれば自分の定めたルールを発動できる。亜種として工芸品を作り上げるための「白銀工房」、料理勝負をするための「灼熱厨房」があるらしい。
こちらで使用する特殊剣技は『 星馳せる終幕の薔薇(ファクス・カエレスティス)』。
星馳せる終幕の薔薇(ファクス・カエレスティス)
ランク:B+
種別:対人宝具
レンジ:30
最大捕捉:1人
『Grand Order』において、ネロ・ブライドの宝具としてはこちらの剣技名が採用されている。
「黄金劇場」から派生する特殊スキル。ただの剣技だが、ネロ本人の「その派手さ、麗しさ、花嫁衣装が放つ圧倒的マリッジさからもはや宝具といってもよいのではないか?」という本人の申告により剣技名が宝具扱いとなっている。別名告白剣とも呼ばれている。
「黄金劇場」展開後に「星馳せる終幕の薔薇」で攻撃し、相手にやけど・防御力低下・クリティカル発生率低下を付与する。

真名:ネロ・クラウディウス

生前は運命の伴侶に出会う事なく没し、サーヴァントとなってからも運命に出会う事無く戦ってきた純白のサーヴァント。 即ち、ある電脳世界での聖杯戦争についぞ参じることなく夢に没した姿である。

登場作品と役柄

Fate/EXTRA CCC
ネロ・クラウディウスの衣装バリエーション「拘束の花嫁衣装」として登場。
Fate/EXTELLA
ネロ・クラウディウスのDLC衣装「束縛の花嫁衣装」として登場。
Fate/Grand Order
  • 〔セイバー〕キャラクターデザイン:ワダアルコ / 設定作成:奈須きのこ / レア度:☆5
『チョコレート・レディの空騒ぎ -Valentine2016-』の開催に際して期間限定でガチャに追加。イベントガチャ限定サーヴァントであり、恒常的な入手手段は現状ない。

人間関係

Fate/Grand Order

ラーマ
第五章では味方になるが、「一人称が被っているから」という理由で別チームに加わる。
エリザベート・バートリー
第五章でも相変わらずライバル。歌と踊りの殿堂ブロードウェイを築こうとする彼女に対抗し、映画と娯楽の殿堂ハリウッドを築こうとしている。

名台詞

「春の陽射し、花の乱舞。皐月の風は頬を撫で、祝福はステラの彼方まで……開け、ヌプティアエ・ドムス・アウレアよ!」
「謳え! 『星馳せる終幕の薔薇ファクス・カエレスティス』!」
宝具解放。結婚式場をイメージしてか、内装が白銀になっている黄金劇場を展開し、愛しいマスターのためにその剣を振るう。
ちなみに、「ヌプティアエ」とは「結婚式」の意。「ヌプティアエ・ドムス・アウレア」とは、意訳すると「黄金結婚式場」と言った所だろうか。
「うむ、装いも新たに再登場だ! 嫁セイバー、あるいはネロ・ブライドと呼ぶがよい!」
召喚時のセリフ。自分で嫁というだけあって、その後の言動も結婚を見据えたものが多い。
「うむ実に良い夢だった。余は満足だ……いや、『だった』ではないな。
 マスターと余の契約はこれからも続いていく、それは実に喜ばしい結末だ。
 しかしいつまでも『マスター』とか『きさまぁ』といった呼びかけはよくないな。
 他に何か良い、唯一無二にして愛溢るる呼称を考案せねばな。
 や、やはりここは、定番だが……『アナタァ♪』とか言っちゃうか余!?」
絆会話LV5。マスターとの予行演習を重ね、花嫁気分を十分に満喫できた様子。
最後の甘えた声での呼称と気恥ずかしさで弾ける姿は、まさに花嫁といったところ。
ネロの考える唯一無二の呼称は別世界の方で使われることとなる。
「余は天上の音楽を奏でる至高の名器。その手足、その体を我が主に預ける。」
「どうか鮮やかに敵を倒し、世を満足させてほしい。それを出会いの誓いにしたいのだが――」
「なに、そう緊張するでない。今風に言うとお見合いというヤツだな、うむ!」
「ではいくぞマスター! 我らが記念すべき、初の共同作業といこう!」
キャラクエストにて。ネロの伴侶としての器用、つまり包容力や甲斐性といったものが備わっているか――2人で共に確認する第一歩である。
「我がマスターがどれほど成長するのか、それを側で見届けるのは花嫁の特権だからな。」
「貴様が世の指を飾る宝玉ゆびわなのか、余が貴様の指に収まる宝玉ゆびわなのか――」
同上。共同作業で手に入れた戦利品の宝玉を誓いの指輪に見立てて。

メモ

  • セイバー・ブライドという名称は限定版特典figmaに使用されているもの。『CCC』における名称「拘束の花嫁衣裳」の通り、花嫁衣裳と拘束服を合わせたような意匠をしている。
  • 赤基調の服ではなくなったため、ネロ・クラウディウスの「赤セイバー」「赤王」に対しこちらは「嫁セイバー」や「嫁王」などと呼ばれている。
  • 「嫁セイバー」の呼び名は、イベント『マチ★アソビ vol.7』で行われた“『フェイト/エクストラ CCC』新作発表会”において、声優の丹下桜も使用している。
  • 剣筋が「Buster」ではL、「Arts」ではO、「Quick」ではV、「Extra Attack」ではEの軌跡を描いている。つまり、「Buster」→「Arts」→「Quick」の順で選択すれば、LOVEとなる。
  • 属性が「混沌・花嫁」と「善・中庸・悪」の部分がバーサーカーの「狂」以来の新属性になっている。これらは誤記と思われる「混沌・中立」などの例を除けば初めての例。
  • 上記の奈須氏の説明にもあるように、『Grand Order』版のネロ・ブライドは、少なくとも『EXTRA』時空の経験・記憶はないという設定。ただし同時に「もしいつかCCCイベントとか発生したらその時は潔くCCC出典キャラとして振る舞うのでよろしくネ!(最悪の開き直り)」とも語られており確かなものではない。
  • 『Grand Order』におけるこの姿をした彼女は他のサーヴァントとはルールが違い、主従関係ではなく主人公の器量の良さ(大切な伴侶を満たす人間力)のみで繋ぎ止められている。
  • 上記してある通り、純白の花嫁衣装は『CCC』でBBちゃんデザイン&裁縫というお手製品で、月の裏側に落ちてきたネロに(能力初期化の呪い付きで)勝手にプレゼントしたもの。もっとも弱体化が目的であったとはいえ衣装製作に手抜かりはなく、そのデザインにネロは大層喜んでいた。BBの凝り性が窺える逸品である。
    一方『Grand Order』ではネロ自身がこの花嫁衣装をデザインしたということになっている。作り手が違えど同じデザインというのは運命の偶然であるのだろうか。仕様上と設定上の変更と言えばそれまでではあるが。

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