メアリー・アニング

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マンガで分かるランサー
性別 女性
身長 152cm
体重 50kg
属性 中立・中庸
デザイン リヨ
初登場作品 ますますマンガで分かる!Fate/Grand Order
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概要

公式サイトで連載されている『マンガで分かる!Fate/Grand Order』で初登場した「槍兵」のうどんサーヴァント

略歴
ますますマンガで分かる!Fate/Grand Order』では第77話にて初登場。ダ・ヴィンチちゃんが作ったうどん生地から例のごとく誕生し、アサシンライダーと手を組み、カルデアを乗っ取る為に女主人公を刺して瀕死に追い込むという衝撃的な登場を果たした。
人物
カンカン帽を被った西洋風の出で立ちの長い髪を三つ編みにしている金色猫目の女性。貝の様な形の髪飾りをつけている。
紹介された際の笑い方から見てもあまり善人ではなさそうであり、実際初めて喋った際には勝ち気な性格と他人を弄るのが好きというドSな面を見せつけていた。
2020年のエイプリルフール企画で明かされたプロフィールでも「地元でフラストレーションを溜めまくっている田舎者。金と賞賛が何よりも大好き」とボロクソに言われている。
能力
女主人公の胴体を鋭利な杭のようなものでブチ抜いていたが詳細は不明(マシュを襲った時に投げたイクチオサウルスと外見が同じなので、おそらくそうであったと思われる)。
他には自ら「雷神の槌」と呼ぶ、その名前通り電撃を放つことが出来る小さなハンマーを武器にする。
それ以外でも生きたイクチオサウルスを呼んできて「槍」として攻撃できる。また、口から「絶滅砲」を射てるプレシオサウルスも呼べる。

ステータス

クラス マスター 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 クラス別能力 保有スキル 備考
ランサー ??? B C C D E C 対魔力:E 海百合のカリスマ:C
化石婦人の大発見:A

宝具

現時点では不明。

真名:???

登場作品と役柄

Fateシリーズ

マンガで分かる!Fate/Grand Order
『ますます』第77話にて、主人公を背後から串刺しにするという衝撃の登場を果たした。

人間関係

マンガで分かる!Fate/Grand Order

主人公 (マンガで分かる!FGO)
カルデアを乗っ取るために、背後から一撃を加え、瀕死に追い込んだ。
マンガで分かるアサシン
彼女達と共謀し主人公を暗殺しにかかった。
発言が無いため、脅されているのか本気で組んでいるのかは不明である。
マンガで分かるライダー
彼女達と共謀し主人公を暗殺しにかかった。
少なくとも仲間意識は皆無のようで、能力アピールの実験台にした挙句半死半生のところを地面に埋めてしまった。
アルトリア・ペンドラゴン
マシュを助けに入った男前な姿に「何このイケメン」と一目惚れ。第一発見者だからと自分のものにしようとした。
マンガで分かるセイバー
捕まった所で慰問と称して「自身のイクチオサウルスを弦楽器に改造して演奏を聴かせる」という嫌がらせを受け、敵意を新たにした。
ちびっこ王国の選挙では直接対決になるも、本気を出して宝具も使用した彼の前に敗れ去ってしまった。
マシュ・キリエライト
上記の「慰問」で一緒だったために、セイバーのほうはともかく彼女はひどい目に遭わせてやろうと逆恨みしている。
エリザベート=バートリー清姫
冬眠から覚めたところに遭遇し、甘言を弄して痺れさせて生け捕りにして「高く売れそうだ」と大喜びしていた。爬虫類ガールだから興味を持ったのだろうか。
エレナ・ブラヴァツキー
明言されていないが、上記の二人を「売った」先と思われる。
トレイ
生前に飼っていたとされる犬。サーヴァントになってからも共に居るが、ポール・バニヤンのベイヴ同様に相当にデフォルメされており、犬の模様と耳がついたカマボコのような外見。

名台詞

ますますマンガで分かる!Fate/Grand Order

「待ちな その子に手を出すんじゃないよ」
初台詞。85話にて、新アーチャーを引き入れてマシュを捕えたジャックナーサリーに対して。
ここだけ切り取れば窮地に陥ったヒロインを救いに颯爽と現れたヒーローと言われてもおかしくない、のだが…
「その子はライダーに引き渡す前にまずウチがいじくりたおす予定なんだから」
次の瞬間、全てが台無しに。安定のリヨクオリティである。
「FGOに真名隠しシステムはいらなかったって歴史が証明してるだろ」
104話。イクチオサウルスを武器にしてマシュから真名の推測が容易だとして記された件に対する反論。
2017年に展開された1.5部だけに実装され、2年後の2019年からはなかったことにされた真名隠しに対する風刺

メモ

  • 真名に繋がる具体的情報が無い時点では、有力候補として主に以下の二人が予想されていた。
    • 筆頭は、木杭めいた武器に加えて見た目が2004年公開の映画『ヴァン・ヘルシング』におけるそれに近い事からドラキュラ最大の敵「エイブラハム・ヴァン・ヘルシング」。
      • もっとも、そちらの版では自動ボウガンを主武器としている為にアーチャーとしての適性も持つ可能性もあったのだが、この辺りは古典から最新作まで幅広く映画に精通するライダーの趣味を反映させ「最新のルックス」と「伝統の戦法」の組み合わせで現界させたのでは…とも思われていた。またメタ的に言うと『FGO』正式実装を想定した場合、アーチャーのままでは宿敵の該当クラスであるランサーに相性不利となってしまう[注 1]ため、他作品ではともかく『FGO』内での明確な優劣関係を避ける意図もあった可能性もある。
    • 次点はこちらもライダーがとあるブラフを拾ってきた可能性がある「チャーリー・チャップリン」。その場合アサシンとの生前の関係がとてつもない爆弾となり、生き埋めにする相手が替わっていたのかも知れない。
  • ところが、単行本2巻で公開されたマテリアルより「化石婦人」の異名を持つイギリスの古生物学者「メアリー・アニング」が急浮上。武勇の逸話を持たない文化人が(一応先例があったとは言え)三騎士クラスに充てられた意外性もさる事ながら、所謂“リヨ鯖枠”として初の生前もちゃんと女性であったサーヴァントであった事も読者に衝撃を与えた模様。
    • 電撃を放つ「雷神の槌」の存在は、単行本未見の読者にとって「もしかして正体はトールかマグニではないのか」という更なるミスリードの種になっているとも。アニングはイギリス出身者なので北欧神話からの直接的影響は殆ど受けていないはずだが、彼女の仕事道具である発掘用の槌に、幼少時に雷に撃たれながらも生還した逸話が付加され魔術礼装化したもの、というのが実態なのかも知れない。ちなみに、彼女は生後15ヶ月の時にサーカスのテントへの落雷事故からも生還しており、地元では「雷に打たれて才能が芽生えた」と言われている。
    • また、初登場時には隠れて分かりづらかったが94話では左側頭部にアンモナイトの化石(もしくはそれを模した髪飾り)を着けており、メアリー・アニング説を補強している。
    • 「10まんボルト」という表記から電圧に関しては『ポケットモンスター』のピカチュウが元ネタとなっている事が明白だが、「1.21ジゴワット」という謎の数値は映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』からのネタ。本来「ギガ(10憶)ワット」とすべきところなのだが、脚本家のボブ・ゲイル氏の誤記が校正をすり抜けて採用されてしまった[注 2]もの。尚、以上のデータから得られる電流量は12,100アンペアとなり、普通の人間ならば実に12万回以上死に至らしめる事が可能である。はともかく。
    • 上記の逸話から雷特防を持っている事が予想でき、更にクラス相性を考慮するとニコラ・テスラの天敵と成り得る可能性もある。仮にトーマス・エジソン陣営に就かれてしまった場合、ライダーにとっては実に厄介な存在となってしまうのだが…?
    • 真名絞り込みに伴い初登場時の木杭に見えた武器については予想が見直され、アニングがその生涯で、且つ世界で初めて全身化石を発掘した魚竜・イクチオサウルスの嘴部分ではないかという説が浮上する。104話においてそれが確定するのだが、なんと嘴のみならず全身、それも生きた状態で武器としており、尚且つ自力で投擲している事が判明する。…筋力Bは伊達ではない。
    • 同じく武器として召喚するプレシオサウルスもメアリーが初めて化石を発見しており、学会では彼女が発見した化石がモデル標本となっている。
  • スキル名に登場する「海百合」とは、一見すると海藻のような姿ではあるが実はヒトデに近い動物で、化石の元ネタとしてはポピュラーなもの。当然、同性愛者の女性を指す隠語としての「百合」とも本来関係無いはずなのだが、『ますます』85話での言動やアルトリアへの態度を加味するとそれも怪しい
    • ちなみに、史実上のアニングは生涯独身を貫いた事が知られており、また2019年時点で製作中のアニングを題材とした映画『アンモナイト』では明確にメアリー・アニングが女性と恋愛関係になる描写が行われている。
  • FGOのイベント「カルデア・サマーアドベンチャー! ~夢追う少年と夢見る少女~」では恐竜がテーマの一つとなっていたため実装を期待する声も見られたが、結局未登場であった。

脚注

注釈

  1. 尤も、本当にドラキュラとしての性質を色濃く反映して現界した場合バーサーカークラスに位置付けられるのだが。
  2. 制作当時は現在のように「ギガ」「テラ」等の大きな単位が使われる事例が少なく、ゲイル氏も又聞きした発音をそのまま使ってしまった為の結果であった模様。加えて、日本公開版でも翻訳担当の戸田奈津子氏が忠実に再現してしまった事も手伝って映画ファンの定番ネタとなった。余談だが、和月伸宏氏の漫画『エンバーミング』においても、ヴィクター・フランケンシュタイン人造人間を起動させる手段として採用されている。

出典


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