17行目: |
17行目: |
| | 二人称 = そなた/お前/貴様など | | | 二人称 = そなた/お前/貴様など |
| | 三人称 = あ奴/あれなど | | | 三人称 = あ奴/あれなど |
| + | | 異名 = 尾張のうつけなど |
| + | | 愛称 = ノッブ |
| | イメージカラー = | | | イメージカラー = |
| | サーヴァント階位 = | | | サーヴァント階位 = |
57行目: |
59行目: |
| :: 機関は敷島ハ53空冷式4列魔石型36気筒(ハ219複列魔石型18気筒を2台串型置)7.800馬力(3950kw)6発を搭載。単独でのアメリカ本土への爆撃を可能とする。 | | :: 機関は敷島ハ53空冷式4列魔石型36気筒(ハ219複列魔石型18気筒を2台串型置)7.800馬力(3950kw)6発を搭載。単独でのアメリカ本土への爆撃を可能とする。 |
| :: 奈須先生にこの話をしたところ「何故かウケた」とか。 | | :: 奈須先生にこの話をしたところ「何故かウケた」とか。 |
| + | ::『帝都聖杯奇譚 Fate/type Redline』では[[真瓦津少佐]]がこれと思わしきものを目の当たりにしていたらしく……? |
| | | |
| == 別クラス / バリエーション == | | == 別クラス / バリエーション == |
77行目: |
80行目: |
| | [[マスターアルトリア_(帝都聖杯奇譚)|アルトリア(帝都聖杯奇譚)]] || ? || ? || ? || ? || ? || ? || ? || 天下布武:?|| style="text-align:left"| | | | [[マスターアルトリア_(帝都聖杯奇譚)|アルトリア(帝都聖杯奇譚)]] || ? || ? || ? || ? || ? || ? || ? || 天下布武:?|| style="text-align:left"| |
| |- | | |- |
− | | かなめ(Fate/type Redline) || C || B || C || B || B || E~EX || 対魔力:B<br />単独行動:B || 戦略:B<br />天下布武:A<br />魔王:A|| style="text-align:left"| | + | | [[淺間かなめ|淺間かなめ(type Redline)]] || C || B || C || B || B || E~EX || 対魔力:B<br />単独行動:B || 戦略:B<br />天下布武:A<br />魔王:A|| style="text-align:left"| |
| |- | | |- |
| | [[主人公 (Grand Order)]] || C || B || C || B || B || ? || 対魔力:B<br />単独行動:B || 戦略:B<br />カリスマ:B-<br />天下布武:A<br />魔王:A|| style="text-align:left"|知名度補正の恩恵がないためコハエース時よりも弱体化。 | | | [[主人公 (Grand Order)]] || C || B || C || B || B || ? || 対魔力:B<br />単独行動:B || 戦略:B<br />カリスマ:B-<br />天下布武:A<br />魔王:A|| style="text-align:left"|知名度補正の恩恵がないためコハエース時よりも弱体化。 |
116行目: |
119行目: |
| :信長自身が自称したといわれる仏教における[[カーマ|欲界の]][[ビーストⅢ/L|魔王]]の名。 | | :信長自身が自称したといわれる仏教における[[カーマ|欲界の]][[ビーストⅢ/L|魔王]]の名。 |
| :生前に行った「比叡山焼き討ち」に代表される苛烈な所業や、後世に民衆が抱き積み重ねた恐怖、畏敬の念により、魔王としての英霊信長が顕現する。 | | :生前に行った「比叡山焼き討ち」に代表される苛烈な所業や、後世に民衆が抱き積み重ねた恐怖、畏敬の念により、魔王としての英霊信長が顕現する。 |
| + | |
| + | ;信長の首 |
| + | :信長が本能寺で討たれた際、焼け跡からは遺体や首は発見されず、光秀が本能寺後に求心力を発揮できなかった理由の1つとされている。 |
| + | :『Fate/Grand Order』の期間限定イベント『ぐだぐだ龍馬危機一髪!』では信長の首は森蘭丸の手によって持ち出され、蘭丸が死後サーヴァントになった際にも彼の宝具になっていた。 |
| + | :また、上記のように首の存在が歴史を左右しかけたことから「信長の首」は無限に歴史の分岐を発生させるアーティファクトと化しており、聖杯と合わせることで特異点でマスターなしでサーヴァントが現界し続けて異聞帯に近い状態になっていた。 |
| | | |
| == 登場作品と役柄 == | | == 登場作品と役柄 == |
| ===Fateシリーズ=== | | ===Fateシリーズ=== |
| ; [[Fate/Grand Order]] | | ; [[Fate/Grand Order]] |
− | : 「ぐだぐだ本能寺」イベント報酬。 | + | : 『ぐだぐだ本能寺』イベント報酬。 |
− | : 「復刻:ぐだぐだ本能寺 ライト版」の開催に際してバトルモーションが一新された。 | + | : 『復刻:ぐだぐだ本能寺 ライト版』の開催に際してバトルモーションが一新された。 |
| : 事前告知漫画およびシステム解説漫画のぐだぐだオーダーにて登場しているが当初は本編には参戦しない(らしい)扱い。後に事前登録人数の増加に合わせて(なんらかの形での)参戦を運営から約束されたが、その後しばらく音沙汰無し。 | | : 事前告知漫画およびシステム解説漫画のぐだぐだオーダーにて登場しているが当初は本編には参戦しない(らしい)扱い。後に事前登録人数の増加に合わせて(なんらかの形での)参戦を運営から約束されたが、その後しばらく音沙汰無し。 |
| : 一時は参戦の機会を失ったと思ったのかやさぐれてゲームをディスっていたが、イベント「ぐだぐだ本能寺」にて配布される限定サーヴァントとして悲願の参戦を果たした。 | | : 一時は参戦の機会を失ったと思ったのかやさぐれてゲームをディスっていたが、イベント「ぐだぐだ本能寺」にて配布される限定サーヴァントとして悲願の参戦を果たした。 |
− | : また、「ぐだぐだ本能寺」ではぐだぐだオーダー風の「[[ちびノブ]]」、それを拡大した「でかノブ」、更にバリエーションとして「金のちびノブ」「銀のちびノブ」などが敵として登場。こいつらも釘宮理恵氏のボイスで「ノブ!」と鳴く、珍しい固有ボイス持ちのモブキャラになっている。 | + | : また、『ぐだぐだ本能寺』ではぐだぐだオーダー風の「[[ちびノブ]]」、それを拡大した「でかノブ」、更にバリエーションとして「金のちびノブ」「銀のちびノブ」などが敵として登場。こいつらも釘宮理恵氏のボイスで「ノブ!」と鳴く、珍しい固有ボイス持ちのモブキャラになっている。 |
| ===Fate関連=== | | ===Fate関連=== |
| ; [[カプセルさーばんと]] | | ; [[カプセルさーばんと]] |
131行目: |
139行目: |
| ; [[帝都聖杯奇譚 Fate/type Redline]] | | ; [[帝都聖杯奇譚 Fate/type Redline]] |
| : アーチャーのサーヴァントとして登場。 | | : アーチャーのサーヴァントとして登場。 |
| + | ; [[ぐだぐだ太閤伝ZIPANG]] |
| + | : 織田家の当主として登場。 |
| | | |
| ===その他=== | | ===その他=== |
161行目: |
171行目: |
| : ライバル。縮地で間合いを詰められるため白兵戦において鉄砲との相性は最悪で、且つ神秘の薄い近代の英霊であるためサーヴァントとしての特性上でも相性が悪いが、分かっていれば防御できるレベルなのでそこまで詰んでいるわけではない。 | | : ライバル。縮地で間合いを詰められるため白兵戦において鉄砲との相性は最悪で、且つ神秘の薄い近代の英霊であるためサーヴァントとしての特性上でも相性が悪いが、分かっていれば防御できるレベルなのでそこまで詰んでいるわけではない。 |
| ; [[森長可|バーサーカー]] | | ; [[森長可|バーサーカー]] |
− | : 同じ聖杯戦争に召喚されたサーヴァント。生前の部下の一人であり、下記の蘭丸の兄。 | + | : 同じ聖杯戦争に召喚されたサーヴァント。生前の部下の1人であり、下記の蘭丸の兄。 |
| : 父である可成に生前世話になっていたことと蘭丸に嫌われたくないのとで、フリーダムな行いも史実通りお目こぼししてきた。 | | : 父である可成に生前世話になっていたことと蘭丸に嫌われたくないのとで、フリーダムな行いも史実通りお目こぼししてきた。 |
| : そんな経緯もあり、帝国陸軍幹部として、虐殺の宴を開こうとする彼を止める義務があるにも関わらず攻撃をするのに消極的。 | | : そんな経緯もあり、帝国陸軍幹部として、虐殺の宴を開こうとする彼を止める義務があるにも関わらず攻撃をするのに消極的。 |
183行目: |
193行目: |
| : 上記の「間桐少佐」のコンバートキャラ。 | | : 上記の「間桐少佐」のコンバートキャラ。 |
| : こちらでは本土空襲に来ているB-29を撃墜するのに駆り出されているためか、「どうしてここまで日本が不利になるまで放っておいた」とより強いマイナス感情を向けている。 | | : こちらでは本土空襲に来ているB-29を撃墜するのに駆り出されているためか、「どうしてここまで日本が不利になるまで放っておいた」とより強いマイナス感情を向けている。 |
− | ;かなめ | + | ;[[淺間かなめ]] |
− | :こちらは「マスターアルトリア」のコンバートキャラ。 | + | :こちらは「マスターアルトリア」のコンバートキャラ。こちらの世界でもマスターになっている。 |
| :真瓦津少佐からは顎で使われており、'''「殺す手段はいくらでもある」'''とまで言われている。 | | :真瓦津少佐からは顎で使われており、'''「殺す手段はいくらでもある」'''とまで言われている。 |
| + | :それほど悪感情はないようで、持ち帰ってきた砂時計の分析結果について深く突っ込んだ話を交わしていた。 |
| + | :元々召喚時には別のマスターが居たのだがあまりに無礼だったため首を刎ね、皆が平伏する中唯一顔を正面から見た彼女をマスターとした経緯がある。 |
| + | ;魔術師 |
| + | :自身を召喚した、本来マスターになるはずだった人物。 |
| + | :召喚されるや、盛大に地雷を踏んだ彼を即座に殺害してしまった。 |
| | | |
| === Fate/Grand Order === | | === Fate/Grand Order === |
| ; [[主人公 (Grand Order)]] | | ; [[主人公 (Grand Order)]] |
| : マスター。サル以来の家臣と評す程の見所もあるし実によい家臣。 | | : マスター。サル以来の家臣と評す程の見所もあるし実によい家臣。 |
− | : 「ぐだぐだ明治維新」でもかなり信頼している描写もあり、展開によって別れる選択肢を取ったとしてもツンデレ的になるレベル。 | + | : 『ぐだぐだ明治維新』でもかなり信頼している描写もあり、展開によって別れる選択肢を取ったとしてもツンデレ的になるレベル。 |
| : 絆レベル5まで至ると上下関係を超えて友情が芽生えている。 | | : 絆レベル5まで至ると上下関係を超えて友情が芽生えている。 |
| ; [[沖田総司〔オルタ〕]] | | ; [[沖田総司〔オルタ〕]] |
− | : 「ぐだぐだ帝都聖杯奇譚」にて、前半ストーリーではあまり絡みが無かったが、後半開始時に彼女の大太刀に自身の魔力の五分の三を流し込み、「煉獄」の銘をつけた。 | + | : 『ぐだぐだ帝都聖杯奇譚』にて、前半ストーリーではあまり絡みが無かったが、後半開始時に彼女の大太刀に自身の魔力の5分の3を流し込み、「[[煉獄]]」の銘をつけた。 |
| ; [[柳生但馬守宗矩]] | | ; [[柳生但馬守宗矩]] |
| : ウィリアム・テルの幕間の物語にて、一緒に鷹狩りに興じていた。 | | : ウィリアム・テルの幕間の物語にて、一緒に鷹狩りに興じていた。 |
200行目: |
215行目: |
| : ウィリアム・テルの幕間の物語にて、一緒に狩り勝負をしていた。 | | : ウィリアム・テルの幕間の物語にて、一緒に狩り勝負をしていた。 |
| : 話の流れからすると、シミュレータで宗矩と鷹狩りをしようと思っていたところでシミュレータ前で出会い、彼女が勝負を吹っ掛けたようである。 | | : 話の流れからすると、シミュレータで宗矩と鷹狩りをしようと思っていたところでシミュレータ前で出会い、彼女が勝負を吹っ掛けたようである。 |
| + | ; [[千利休]] |
| + | : 『ぐだぐだ新邪馬台国』で共演した相手。生前にも若干の縁があった堺の商人にして茶人。 |
| + | : 「見上げるような大男だった」生前と比べて少女のような姿になっていることを訝しんでいたが、生前から若干思うところがあった言動がそのままなため千利休本人だと認識した。 |
| | | |
| === ちびちゅき! === | | === ちびちゅき! === |
211行目: |
229行目: |
| : サル。戦国三英傑の1人。一介の農民から時の最高権力者にまで登りつめた稀代の出世者。 | | : サル。戦国三英傑の1人。一介の農民から時の最高権力者にまで登りつめた稀代の出世者。 |
| : 相手の得意技をことごとく潰せるため、戦う上では非常に相性の良い相手。 | | : 相手の得意技をことごとく潰せるため、戦う上では非常に相性の良い相手。 |
− | : 生前の彼女が生まれて初めて出会った、「相互に意思疎通が可能な相手」。これにより、「自分は他人の言葉を聞けない」のではなく「自分は聞くに値しない言葉は受け付けない」のだと認識した。 | + | : 生前の彼女が生まれて初めて出会った「相互に意思疎通が可能な相手」。これにより「自分は他人の言葉を聞けない」のではなく「自分は聞くに値しない言葉は受け付けない」のだと認識した。 |
| ; 徳川家康 | | ; 徳川家康 |
| : タヌキ。戦国三英傑の1人。江戸幕府を興し、「徳川三百年の太平」を築いた。 | | : タヌキ。戦国三英傑の1人。江戸幕府を興し、「徳川三百年の太平」を築いた。 |
224行目: |
242行目: |
| : 彼が死んだことがきっかけとなって、本気を出して覇道への道を突き進み始めた。 | | : 彼が死んだことがきっかけとなって、本気を出して覇道への道を突き進み始めた。 |
| : 彼女にとっては死ぬまで「聞こえない」相手であり、そんな自分よりも彼に家督を継いでほしかったようである。 | | : 彼女にとっては死ぬまで「聞こえない」相手であり、そんな自分よりも彼に家督を継いでほしかったようである。 |
− | ; 森蘭丸 | + | ; [[森蘭丸]] |
| : 彼女に仕えた小姓。男の娘だったらしい。なんともはや。 | | : 彼女に仕えた小姓。男の娘だったらしい。なんともはや。 |
| + | : 本能寺で自分の首が光秀に取られなかったことについて「でかした蘭丸」と言っており、本能寺では自分の首を持って逃げるように言い含めていた模様。 |
| ; 森可成 | | ; 森可成 |
| : 生前の部下で長可や蘭丸の父。「森のおやじ」と親しげに呼ばれている。生前の忠義に対して「大きな借り」があると未だ感じており、その為に森一族に対しては贔屓気味である。 | | : 生前の部下で長可や蘭丸の父。「森のおやじ」と親しげに呼ばれている。生前の忠義に対して「大きな借り」があると未だ感じており、その為に森一族に対しては贔屓気味である。 |
| ; [[茶々]] | | ; [[茶々]] |
− | : 姪の一人。伯母上と呼ばれるが特にリスペクトはされていない様子。 | + | : 姪の1人。伯母上と呼ばれるが特にリスペクトはされていない様子。 |
| + | : お市同様、長政の手前あまり強く出られない相手。 |
| ; [[柴田勝家]] | | ; [[柴田勝家]] |
− | : 「権六」と呼ばれる生前の部下の一人。石頭の頑固者。一時期信勝派だった。 | + | : 「権六」と呼ばれる生前の部下の1人。石頭の頑固者。一時期は信勝派だった。 |
| : 生前の描写からすると、おそらくは「聞こえない」側。 | | : 生前の描写からすると、おそらくは「聞こえない」側。 |
− | ; 丹羽長秀 | + | ; [[丹羽長秀]] |
| : 「ゴローちゃん」と呼ばれる生前の部下の一人。無茶振りをなんでもそれなりにこなしてくれるオールラウンダーだったらしい。 | | : 「ゴローちゃん」と呼ばれる生前の部下の一人。無茶振りをなんでもそれなりにこなしてくれるオールラウンダーだったらしい。 |
| ;滝川一益 | | ;滝川一益 |
239行目: |
259行目: |
| ;松永久秀 | | ;松永久秀 |
| :同じく『Fate/Grand Order』にて「爆弾正」と呼ばれている人物は、茶器を愛好する一面にも言及されていることも考えれば恐らく彼のことか。 | | :同じく『Fate/Grand Order』にて「爆弾正」と呼ばれている人物は、茶器を愛好する一面にも言及されていることも考えれば恐らく彼のことか。 |
| + | ; 佐久間信盛 |
| + | : 生前の部下の1人で「退き佐久間」と呼ばれた退却戦の名人。後年には働きが足りなくなった事から追放した。 |
| + | ; 林秀貞 |
| + | : 生前の部下の1人。佐久間同様に後年に追放した。 |
| + | : 『ぐだぐだ新邪馬台国』でも悪夢の中で謀反を起こしてきた時には追いかけて鉄砲の的にしながら「もっと働け」と文句を述べていた。 |
| ;織田信雄 | | ;織田信雄 |
− | :「Fate/ぐだぐだオーダー第8回」にて<ref group="出">[https://www.fate-go.jp/gudao/gudao08.html Fate/ぐだぐだオーダー第8回]</ref>、ノブヲという音から連想したバカ息子。 | + | :『Fate/ぐだぐだオーダー第8回』にて<ref group="出">[https://www.fate-go.jp/gudao/gudao08.html Fate/ぐだぐだオーダー第8回]</ref>、ノブヲという音から連想したバカ息子。 |
| ;[[長尾景虎]] | | ;[[長尾景虎]] |
| :直接の対面はなかったが、手取川で配下の柴田勝家が敗北する等攻めあぐねており、直接対決は避けておべっかまみれの手紙を送っていたとか。 | | :直接の対面はなかったが、手取川で配下の柴田勝家が敗北する等攻めあぐねており、直接対決は避けておべっかまみれの手紙を送っていたとか。 |
247行目: |
272行目: |
| :因みに歴史上の織田信長には記録がはっきりしていない人物を含め20人以上の子供がいたとされる。この信長の下でどうやって産まれたんだ……。 | | :因みに歴史上の織田信長には記録がはっきりしていない人物を含め20人以上の子供がいたとされる。この信長の下でどうやって産まれたんだ……。 |
| ;[[土田御前]] | | ;[[土田御前]] |
− | :母親。史実通り嫌われていたようで、信勝を自刃させる行為を「人のすることではない」と言われたことも、「第六天魔王」を志した理由の一つと見られている。 | + | :母親。史実通り嫌われていたようで、信勝を自刃させる行為を「人のすることではない」と言われたことも、「第六天魔王」を志した理由の1つと見られている。 |
| :生前の回想シーンを繋ぎ合わせると、彼女についても「聞こえない」側と思われる。 | | :生前の回想シーンを繋ぎ合わせると、彼女についても「聞こえない」側と思われる。 |
| ;織田信秀 | | ;織田信秀 |
255行目: |
280行目: |
| :妹。浅井長政のところに嫁に行ったが、彼が裏切ったため戦になって討ち取ることになってしまった。 | | :妹。浅井長政のところに嫁に行ったが、彼が裏切ったため戦になって討ち取ることになってしまった。 |
| :さすがにその事は悪いと思ったのか、身内に甘めなのと合わせてだいぶ気を遣っていたようである。 | | :さすがにその事は悪いと思ったのか、身内に甘めなのと合わせてだいぶ気を遣っていたようである。 |
| + | ;[[今川義元]] |
| + | :東海地方に名を馳せていた大大名。 |
| + | :彼の上洛の際に交戦し、圧倒的に不利な戦局の中桶狭間の奇襲で討ち取った。 |
| + | :ちなみにアヴェンジャークラスの第二再臨・織田吉法師が佩刀している刀「宗三左文字」はこの時の戦利品である。 |
| | | |
| == 名台詞 == | | == 名台詞 == |
272行目: |
301行目: |
| : 第1話は列車内での桜セイバーとの一騎打ちから始まるが流石に本編という事で今までに無くシリアスな振る舞いで登場する。 | | : 第1話は列車内での桜セイバーとの一騎打ちから始まるが流石に本編という事で今までに無くシリアスな振る舞いで登場する。 |
| ; 「鬼武蔵ならしかたない!!」<br>「森のおやじには借りがあるのじゃ 蘭丸にヘソまげられたりしたらハズかしいし!!」 | | ; 「鬼武蔵ならしかたない!!」<br>「森のおやじには借りがあるのじゃ 蘭丸にヘソまげられたりしたらハズかしいし!!」 |
− | : 第5話にて、帝都に現れたバーサーカーの真名が[[森長可]]と判明して帰ろうとしている時の台詞。 | + | : 第5話より。帝都に現れ、[[李書文_(帝都聖杯奇譚)|ランサー]]と交戦するバーサーカーの[[森長可|真名]]を察した途端に帰ろうとして。 |
| : 第4話においてバーサーカーの暴れぶりを聞いて「例のアレの件もあるゆえ わしが出るしかないか」などとキメていた後にこれである。 | | : 第4話においてバーサーカーの暴れぶりを聞いて「例のアレの件もあるゆえ わしが出るしかないか」などとキメていた後にこれである。 |
| : 森長可の暴虐に対してダダ甘だった生前からの強い因縁は変わらないらしいが、結局ここで駄々をこねたので数百年ぶりの再会は叶わなかった。 | | : 森長可の暴虐に対してダダ甘だった生前からの強い因縁は変わらないらしいが、結局ここで駄々をこねたので数百年ぶりの再会は叶わなかった。 |
288行目: |
317行目: |
| : [[アナスタシア・ニコラエヴナ・ロマノヴァ|アナスタシア]]がぐだぐだエースにおいて宝具を使用した際に発したセリフ。 | | : [[アナスタシア・ニコラエヴナ・ロマノヴァ|アナスタシア]]がぐだぐだエースにおいて宝具を使用した際に発したセリフ。 |
| : セリフの元ネタは中の人が某アプリゲームで演じているキャラクターである(おおまかな事情はアナスタシアの記事の「話題まとめ」の項を参照)。 | | : セリフの元ネタは中の人が某アプリゲームで演じているキャラクターである(おおまかな事情はアナスタシアの記事の「話題まとめ」の項を参照)。 |
− | ;「銭じゃ。」 | + | ;「ははは こやつめ」 |
| + | :『昭和戦国絵巻』より、自身を召喚した魔術師からの命令に対して。 |
| + | :その直後、あっけなく圧切長谷部してしまった。 |
| + | :『type Redline』においても召喚の件が再現されているが、台詞の部分では'''より禍々しい笑みを浮かべていた'''。 |
| + | ;「銭じゃ」 |
| : 2巻のおまけページ『尾張うつけばなし』にて、父から国を守る為に肝要なのは何かと問われての端的な答え。 | | : 2巻のおまけページ『尾張うつけばなし』にて、父から国を守る為に肝要なのは何かと問われての端的な答え。 |
| : この答えについて信勝は理由は分からないがきっと正しいのだろうといつも通り納得し、父は苦い顔をし、彼女はそれ以降ますます奇行に走るようになっていった<ref group="注">推測するしかないが、おそらく信秀はこの時点で嫡男である信勝を差し置いて信長に家督を譲る事を決意し、信長は周囲の反応を探る為か信勝に家督を継がせる為かで意図的に奇矯な振る舞いをしていたのだろう。</ref>。 | | : この答えについて信勝は理由は分からないがきっと正しいのだろうといつも通り納得し、父は苦い顔をし、彼女はそれ以降ますます奇行に走るようになっていった<ref group="注">推測するしかないが、おそらく信秀はこの時点で嫡男である信勝を差し置いて信長に家督を譲る事を決意し、信長は周囲の反応を探る為か信勝に家督を継がせる為かで意図的に奇矯な振る舞いをしていたのだろう。</ref>。 |
| ;「わしの耳は聞こえん」 | | ;「わしの耳は聞こえん」 |
− | :『RE』2話の冒頭で語られた衝撃的な言葉。彼女もまた「王は人の心がわからない」側であった。 | + | :『RE』2話の冒頭で語られた衝撃的な言葉。彼女もまた「[[トリスタン|王は人の心がわからない]]」側であった。 |
| :あまりに濃密な話に、ライダーさんも「幕間でやれ」とツッコミを入れるのであった。 | | :あまりに濃密な話に、ライダーさんも「幕間でやれ」とツッコミを入れるのであった。 |
| | | |
311行目: |
344行目: |
| : もっとも彼女ら以外の登場予定サーヴァントの参戦自体、ペースが遅めな方なので、当分先になるのではないかと思われたが……。 | | : もっとも彼女ら以外の登場予定サーヴァントの参戦自体、ペースが遅めな方なので、当分先になるのではないかと思われたが……。 |
| ; 「[[Fate/Grand Order|このゲーム]]もうやってないんじゃが……」 | | ; 「[[Fate/Grand Order|このゲーム]]もうやってないんじゃが……」 |
− | : イベント「ぐだぐだ本能寺」開催予告内にて。念願叶って沖田と信長の参戦が決定した直後、もう『FGO』をプレイしていないと暴露した。 | + | : イベント『ぐだぐだ本能寺』開催予告内にて。念願叶って沖田と信長の参戦が決定した直後、もう『FGO』をプレイしていないと暴露した。 |
| ; 「今なら無料でノッブが貰えるのじゃ!! え? わしタダなの!?」<br /> 「でも鯖落ちするんじゃろ?」<br />「きのこじゃないとかオワタ」 | | ; 「今なら無料でノッブが貰えるのじゃ!! え? わしタダなの!?」<br /> 「でも鯖落ちするんじゃろ?」<br />「きのこじゃないとかオワタ」 |
− | : イベント「ぐだぐだ本能寺」詳細告知内にて。あれほど熱望していた参戦告知であるにも関わらずお得意のディスり節は健在。鯖落ち云々は直前のハロウィンイベントを踏まえた時事ネタであり、プレイヤーにしてみれば(というかおそらく運営スタッフの方が)笑うに笑えない。'''そしてこのイベントでも実際にサーバーが落ちた。''' | + | : イベント『ぐだぐだ本能寺』詳細告知内にて。あれほど熱望していた参戦告知であるにも関わらずお得意のディスり節は健在。鯖落ち云々は直前のハロウィンイベントを踏まえた時事ネタであり、プレイヤーにしてみれば(というかおそらく運営スタッフの方が)笑うに笑えない。'''そしてこのイベントでも実際にサーバーが落ちた。''' |
| ; 「今なら無料で茶々がもらえるのじゃ! え? [[茶々]]ってあの茶々!?」<br>「もちろん楽しいメンテもあるんじゃろ?」 | | ; 「今なら無料で茶々がもらえるのじゃ! え? [[茶々]]ってあの茶々!?」<br>「もちろん楽しいメンテもあるんじゃろ?」 |
| : イベント「ぐだぐだ明治維新」詳細告知内にて。定例となっているイベント前のメンテは大方の予想通り延長されていた。 | | : イベント「ぐだぐだ明治維新」詳細告知内にて。定例となっているイベント前のメンテは大方の予想通り延長されていた。 |
343行目: |
376行目: |
| : 「ぐだぐだ本能寺」序章にて。 | | : 「ぐだぐだ本能寺」序章にて。 |
| : 戦闘後に落ちていた極東の茶器らしき物。その価値が全く理解できない<strike>南蛮人</strike>[[マシュ・キリエライト|マシュ]]と[[レオナルド・ダ・ヴィンチ|ダ・ヴィンチちゃん]]に食ってかかった。 | | : 戦闘後に落ちていた極東の茶器らしき物。その価値が全く理解できない<strike>南蛮人</strike>[[マシュ・キリエライト|マシュ]]と[[レオナルド・ダ・ヴィンチ|ダ・ヴィンチちゃん]]に食ってかかった。 |
− | : 信長が怒るのも当然で、この時見つかった茶器は'''全世界で完品が3点しかない曜変天目茶碗'''だったりする。 | + | : 信長が怒るのも当然で、この時見つかった茶器は'''全世界で完品が3点しかない曜変天目茶碗'''だったりする。とりあえずよくわからない理由で工房で引き取ってもらうことになったが、利休の心境やいかに。 |
− | : とりあえずよくわからない理由で工房で引き取ってもらうことになったが、利休の心境やいかに。 | + | :なお、後に実装された利休は[[バーサーカー|物理で殴るクラス]]だったので、この時点でクラスが確定していたと思われる。 |
| ; 「なっ!? 上杉じゃと!? ……って女ではないか。越後の龍が女なわけなかろう、出直して来い!」 | | ; 「なっ!? 上杉じゃと!? ……って女ではないか。越後の龍が女なわけなかろう、出直して来い!」 |
| : 「ぐだぐだ本能寺」第二幕。武田ダレイオスとの対決に現れた上杉アルトリアを見て。 | | : 「ぐだぐだ本能寺」第二幕。武田ダレイオスとの対決に現れた上杉アルトリアを見て。 |
370行目: |
403行目: |
| **当初の演技はもっと愛らしい声であったのだが、'''愛らしすぎる'''という理由で泣く泣く没になり、凛々しさを増した今の演技になったとのこと<ref group="出">[http://www.typemoon.org/bbb/diary/log/201511.html 竹箒日記-2015/11/25 : 海の音が聞こえる……(きのこ)]</ref>。 | | **当初の演技はもっと愛らしい声であったのだが、'''愛らしすぎる'''という理由で泣く泣く没になり、凛々しさを増した今の演技になったとのこと<ref group="出">[http://www.typemoon.org/bbb/diary/log/201511.html 竹箒日記-2015/11/25 : 海の音が聞こえる……(きのこ)]</ref>。 |
| **釘宮氏は『FGO』に先立って『CR戦国乙女』において[[明智光秀|明智ミツヒデ]]を演じており、女性として初の'''本能寺の変の両当事者を演じた人物'''(女体化という形ではあるが)となった。 | | **釘宮氏は『FGO』に先立って『CR戦国乙女』において[[明智光秀|明智ミツヒデ]]を演じており、女性として初の'''本能寺の変の両当事者を演じた人物'''(女体化という形ではあるが)となった。 |
− | ***因みに“史上初”となったのは小栗旬氏なのだが、こちらはドラマ版『信長協奏曲』において'''一人二役'''で演じた変則的なもので、別個の作品で演じた事例としては釘宮氏が唯一となる。 | + | ***因みに“史上初”となったのは小栗旬氏なのだが、こちらはドラマ版『信長協奏曲』において'''1人2役'''で演じた変則的なもので、別個の作品で演じた事例としては釘宮氏が唯一となる。 |
− | *ファンの間での主な通称は「ノッブ」。信長の「ノブ」を、いわゆる「なんJ語」風にしたもののようである。これはサポート漫画の[[Fate/Grand Order|ぐだお]]から広まったとされている。「おき太」と仮称されたがあまり浸透していない沖田とは逆である。 | + | *ファンの間での主な通称は「'''ノッブ'''」。信長の「ノブ」を、いわゆる「なんJ語」風にしたもののようである。これはサポート漫画の[[Fate/Grand Order|ぐだお]]から広まったとされている。「おき太」と仮称されたがあまり浸透していない沖田とは逆である。 |
| + | **近頃ではFGOイベント本編中でも他キャラから「ノッブ」と呼ばれ、名前欄まで「ノッブ」「魔王ノッブ」となっている場合がある。 |
| *口癖の「是非もない」は、主に『仕方がない』といった意味。本能寺の変が起こった際、敵が明智光秀だと知って「是非に及ばず(同じ意味)」と言ったとされたのが元で、多くの創作において信長の一般的な口癖として使われるようになった。何故「是非に及ばず」が「是非もなし」になったのかは不明。 | | *口癖の「是非もない」は、主に『仕方がない』といった意味。本能寺の変が起こった際、敵が明智光秀だと知って「是非に及ばず(同じ意味)」と言ったとされたのが元で、多くの創作において信長の一般的な口癖として使われるようになった。何故「是非に及ばず」が「是非もなし」になったのかは不明。 |
| *神を自称したとも言われるが神性スキルは持っていない。 | | *神を自称したとも言われるが神性スキルは持っていない。 |
384行目: |
418行目: |
| ***非常にメタな予想として「詳細なストーリーを書く事を考えずに設定したが、実際ストーリー化されたら予想以上に使い難かった」のではないかと思われる。「超強敵との戦闘結果が、始まる前からほぼ決まっている」と言うのは、描写すると盛り上がりに欠ける事甚だしいというか、いかにそれを覆すかにフォーカスされがちというか……。 | | ***非常にメタな予想として「詳細なストーリーを書く事を考えずに設定したが、実際ストーリー化されたら予想以上に使い難かった」のではないかと思われる。「超強敵との戦闘結果が、始まる前からほぼ決まっている」と言うのは、描写すると盛り上がりに欠ける事甚だしいというか、いかにそれを覆すかにフォーカスされがちというか……。 |
| **スキルに「魔王」があり、このスキルは所有者は能力や姿が変貌してしまうが信長の場合は任意にON/OFFが可能とある。「無辜の怪物」と似て非なるスキルと説明されてはいるが、「無辜の怪物」スキル所有者である[[ヴラド三世 (EXTRA)]]や[[エリザベート=バートリー]]のようにステータスはもちろん宝具すらも変化し、神秘の低い相手に対する相性なども変化する可能性がある。 | | **スキルに「魔王」があり、このスキルは所有者は能力や姿が変貌してしまうが信長の場合は任意にON/OFFが可能とある。「無辜の怪物」と似て非なるスキルと説明されてはいるが、「無辜の怪物」スキル所有者である[[ヴラド三世 (EXTRA)]]や[[エリザベート=バートリー]]のようにステータスはもちろん宝具すらも変化し、神秘の低い相手に対する相性なども変化する可能性がある。 |
− | | + | ***このためなのか生前王位についたことがないにも関わらず「王」特性を持っている。なお別バージョンの魔王信長でも「魔性」や「悪魔」特性はつかず、「王」であり「人」のままである。 |
| *彼女の服装はナチスドイツの制服を元にしたものだが、これあくまで桜セイバーの桜色の和服と同じく『帝都聖杯奇譚』中に新たに得たものであり本来の服装は不明。 | | *彼女の服装はナチスドイツの制服を元にしたものだが、これあくまで桜セイバーの桜色の和服と同じく『帝都聖杯奇譚』中に新たに得たものであり本来の服装は不明。 |
| *身長は152cmに対し、体重は39kgと軽め。[[ジャック・ザ・リッパー (Apocrypha)|ジャック]]や、 [[ネロ・クラウディウス|ネロ]]は彼女に比べて身長は150cmと低く、体重は45kg、42kgと重いので、これが如何に不健康な数値かが分かる。 | | *身長は152cmに対し、体重は39kgと軽め。[[ジャック・ザ・リッパー (Apocrypha)|ジャック]]や、 [[ネロ・クラウディウス|ネロ]]は彼女に比べて身長は150cmと低く、体重は45kg、42kgと重いので、これが如何に不健康な数値かが分かる。 |
| **『Fate/Grand Order』では体重が43Kgと調整されており、これで身長相応となった。因みに上記の数値はダイエット中だったからとのこと<ref group="出">[https://twitter.com/keikenti/status/669444261281185792 経験値さんのツイート-2015年11月25日1時15分]</ref>。 | | **『Fate/Grand Order』では体重が43Kgと調整されており、これで身長相応となった。因みに上記の数値はダイエット中だったからとのこと<ref group="出">[https://twitter.com/keikenti/status/669444261281185792 経験値さんのツイート-2015年11月25日1時15分]</ref>。 |
− | *彼女の呼び名の一つである第六天魔王に[[殺生院キアラ|在り方が非常に近い人物]]が型月世界には存在している。 | + | *彼女の呼び名の1つである第六天魔王に[[殺生院キアラ|在り方が非常に近い人物]]が型月世界には存在している。 |
| **実の親子ではないが第六天魔王の娘ともされる[[鈴鹿御前|JKセイバー]]も、月の空間におけるサーヴァントとして登場している。 | | **実の親子ではないが第六天魔王の娘ともされる[[鈴鹿御前|JKセイバー]]も、月の空間におけるサーヴァントとして登場している。 |
− | *大英雄と作中でも評される様に日本史上最も有名な武将の一人であり、これまで織田信長が登場する小説、漫画、ゲーム、映画やドラマのタイトル合計数は100以上を超えているとされ、[[牛若丸|源義経]]などにも匹敵する知名度や数々な逸話を持っている。 | + | *大英雄と作中でも評される様に日本史上最も有名な武将の1人であり、これまで織田信長が登場する小説、漫画、ゲーム、映画やドラマのタイトル合計数は100以上を超えているとされ、[[牛若丸|源義経]]などにも匹敵する知名度や数々な逸話を持っている。 |
| *魔人アーチャーが外部の魔術師を切断したとされる圧切長谷部とは、無礼を働いた茶坊主が棚の下に隠れた所を信長が棚の上から棚ごと圧し切ったとする逸話を持つ名刀であり、信長が持つ刀としては最も切れ味の鋭い刀といわれている。資料によっては棚の下に逃げ込んだところを棚と人体の隙間に差し込んだ刃で(要するに振りかぶるなどの勢いもつけずに)大した力も入れずに両断してしまったとも言われている。 | | *魔人アーチャーが外部の魔術師を切断したとされる圧切長谷部とは、無礼を働いた茶坊主が棚の下に隠れた所を信長が棚の上から棚ごと圧し切ったとする逸話を持つ名刀であり、信長が持つ刀としては最も切れ味の鋭い刀といわれている。資料によっては棚の下に逃げ込んだところを棚と人体の隙間に差し込んだ刃で(要するに振りかぶるなどの勢いもつけずに)大した力も入れずに両断してしまったとも言われている。 |
− | **なお、この刀は本能寺の変の5年以上前、毛利討伐の献策の褒美として黒田官兵衛孝高(如水)に与えている。ノッブが携えている刀の拵も黒田家に於いて誂えられた「金霰鮫青漆打刀拵」で、拵単体で重要文化財に指定されているレベルの名品(刀本体は国宝)。要するに生前とは拵が違う。 | + | **なお、この刀は本能寺の変の5年以上前、毛利討伐の献策の褒美として黒田官兵衛孝高(如水)に与えている。ノッブが携えている刀の拵も黒田家に於いて誂えられた「金霰鮫青漆打刀拵」で、拵単体で重要文化財に指定されているレベルの名品(刀本体は国宝)。生前所持していた際の拵でないため、サーヴァントの所持品として座から持ち込んだものではないと思われる。 |
| ***『Fate/Grand Order material Ⅱ』で絵を担当したpako氏は「個人的にへし切り長谷部は現界後手に入れたものだと思っております」とコメントしている。桜セイバー同様、触媒に使われていたか、現界先の福岡市博物館から<del>借りパク</del>取り戻してきたのかもしれない。 | | ***『Fate/Grand Order material Ⅱ』で絵を担当したpako氏は「個人的にへし切り長谷部は現界後手に入れたものだと思っております」とコメントしている。桜セイバー同様、触媒に使われていたか、現界先の福岡市博物館から<del>借りパク</del>取り戻してきたのかもしれない。 |
| **織田信長の愛刀といえば他にも建勲神社に奉納されている義元左文字や本能寺で運命を共にした実休光忠、領国尾張と共に後継ぎ信忠へ与えられた星切の太刀など数多くの名刀揃い。そこからなぜ圧切長谷部をチョイスしたのかというと、『コハエースGO』第8話の人物紹介(コンプティーク2016年2月号掲載、単行本未収録)によれば、やはり逸話のインパクトらしい。<ref group = "注">メタな話をすると『帝都聖杯奇譚』が始まる少し前の『コハエースXP』連載時に艦これメンテ中の暇つぶしとして刀剣乱舞をプレイしていたからという可能性が高い。同ゲームには信長所持の刀剣としてへし切長谷部、宗三(義元)左文字、薬研藤四郎(薬研通吉光)らが実装されているが、中でも最も信長に関するコメント(ほぼ「直臣でもない黒田に下げ渡された」件に関する恨み言である)量が段違いに多いのがへし切長谷部である。</ref> | | **織田信長の愛刀といえば他にも建勲神社に奉納されている義元左文字や本能寺で運命を共にした実休光忠、領国尾張と共に後継ぎ信忠へ与えられた星切の太刀など数多くの名刀揃い。そこからなぜ圧切長谷部をチョイスしたのかというと、『コハエースGO』第8話の人物紹介(コンプティーク2016年2月号掲載、単行本未収録)によれば、やはり逸話のインパクトらしい。<ref group = "注">メタな話をすると『帝都聖杯奇譚』が始まる少し前の『コハエースXP』連載時に艦これメンテ中の暇つぶしとして刀剣乱舞をプレイしていたからという可能性が高い。同ゲームには信長所持の刀剣としてへし切長谷部、宗三(義元)左文字、薬研藤四郎(薬研通吉光)らが実装されているが、中でも最も信長に関するコメント(ほぼ「直臣でもない黒田に下げ渡された」件に関する恨み言である)量が段違いに多いのがへし切長谷部である。</ref> |
| + | **「現界後にかつての愛刀を入手する」のが前提の場合、信長のお気に入りはほぼ本能寺で焼失しており、秀吉に渡ったものも大阪の陣で焼けたり、家康に渡ったものも明暦の大火で焼けたりと、なかなか健全な状態で残っているものは少ない(焼けた後に打ち直されたものは強度で劣ってしまう)ため、意外と選択肢が少なかったという可能性もある。 |
| + | ***なお、普段は福岡市で厳重に保管されている圧切長谷部だが、大正12年の関東大震災が発生した際には折悪しく東京に研ぎに出されており、被災した研ぎ師が決死の覚悟で長谷部ほか数点の宝刀を携え大火の中を避難したことが当時の刀剣雑誌の記事となっている。この震災で重文・国宝クラスの刀剣も、幾つも焼亡したり倒壊物に巻き込まれて折れ曲がるなどしており、あと少しでも運が悪ければ圧切長谷部も回収できないところだった。 |
| *『Fate/Grand Order』参戦に当たり、パラメータや宝具の数値がコハエース時のものから若干ランクダウンしている。帝都でのご当地開催分の補正が抜けた形となるためだが<ref group = "出">[https://twitter.com/keikenti/status/669444202179227648 経験値さんのツイート-2015年11月25日1時15分]</ref>、概念礼装「ぐだお」で[[沖田総司|おき太]]に「どーでもいいですけどノブのステータス弱体化ワロタ」と思いっきりコケにされている。当の本人も「弱体化するまでもない沖田のクソステワロタ」と返してるあたりどっちもどっちだが。 | | *『Fate/Grand Order』参戦に当たり、パラメータや宝具の数値がコハエース時のものから若干ランクダウンしている。帝都でのご当地開催分の補正が抜けた形となるためだが<ref group = "出">[https://twitter.com/keikenti/status/669444202179227648 経験値さんのツイート-2015年11月25日1時15分]</ref>、概念礼装「ぐだお」で[[沖田総司|おき太]]に「どーでもいいですけどノブのステータス弱体化ワロタ」と思いっきりコケにされている。当の本人も「弱体化するまでもない沖田のクソステワロタ」と返してるあたりどっちもどっちだが。 |
| **他にもステータス以外にスキル構成が帝都時と変化しており、天下布武から革新の・付けが消え軍略が戦略になっている。<br>これが知名度補正の減退からくる弱体化なのか、公式参戦にあたっての調整かははっきりと明言はされていない。 | | **他にもステータス以外にスキル構成が帝都時と変化しており、天下布武から革新の・付けが消え軍略が戦略になっている。<br>これが知名度補正の減退からくる弱体化なのか、公式参戦にあたっての調整かははっきりと明言はされていない。 |
401行目: |
437行目: |
| == 話題まとめ == | | == 話題まとめ == |
| ; 「三段撃ち」の真偽 | | ; 「三段撃ち」の真偽 |
− | : 信長が長篠の戦いで使った火縄銃による銃撃を三人一組で行わせ、お互いの射撃と装填の時間をずらし、常に射撃できる態勢を作ることで「再装填中は隙だらけ」という火縄銃の弱点を無くした新戦術「三段撃ち」は余りに有名。信長は三千人の鉄砲隊を千組に分けて一斉射撃させて武田騎馬軍を打ち破ったとされ、これがアーチャーのクラスに据えられた最大の理由と思われる。だが現在ではこの逸話が事実かどうか疑問視されている。 | + | : 信長が長篠の戦いで使った火縄銃による銃撃を3人1組で行わせ、お互いの射撃と装填の時間をずらし、常に射撃できる態勢を作ることで「再装填中は隙だらけ」という火縄銃の弱点を無くした新戦術「三段撃ち」は余りに有名。信長は三千人の鉄砲隊を千組に分けて一斉射撃させて武田騎馬軍を打ち破ったとされ、これがアーチャーのクラスに据えられた最大の理由と思われる。だが現在ではこの逸話が事実かどうか疑問視されている。 |
| : 「三千丁の火縄銃」の出典は『信長記』や『信長公記』であるがどちらも記述があいまいで、特に前者は資料として信頼性が低く、当時の状況を考えると信長が用意できた火縄銃は1000丁から1500丁ほどと言われている。「三段撃ち」という戦術自体も存在が疑問視されている。また信頼性の高いとされる『信長公記』には「鉄砲奉行5人に指揮を取らせた」としか書かれておらず、具体的な戦術について記されていない。そして「三段撃ち」の名称が登場する最初の記述は江戸期に出版された通俗小説であり、信憑性に欠ける。 | | : 「三千丁の火縄銃」の出典は『信長記』や『信長公記』であるがどちらも記述があいまいで、特に前者は資料として信頼性が低く、当時の状況を考えると信長が用意できた火縄銃は1000丁から1500丁ほどと言われている。「三段撃ち」という戦術自体も存在が疑問視されている。また信頼性の高いとされる『信長公記』には「鉄砲奉行5人に指揮を取らせた」としか書かれておらず、具体的な戦術について記されていない。そして「三段撃ち」の名称が登場する最初の記述は江戸期に出版された通俗小説であり、信憑性に欠ける。 |
− | : また、武田軍が朝から昼過ぎまで数時間に渡って当時の火縄銃の有効射程である50~100メートル圏内に留まり、ひたすら掃射を受け続けていたことも不自然と言う他ない。『信長公記』では柵から出入りしていたという記述もあることから、「三段撃ちは事実ではない」というのが現在の学界での通説となっている(ただし『信長公記』には、まだ若い頃、父の命令で敵の砦を攻めた時、砦より高い丘から鉄砲隊を連続で段々撃ちにした、との記述があり、家督相続以前から『三段撃ち』と同様の戦術を取っていた)。 | + | : また、武田軍が朝から昼過ぎまで数時間に渡って当時の火縄銃の有効射程である50~100メートル圏内に留まり、ひたすら掃射を受け続けていたことも不自然と言う他ない。『信長公記』では柵から出入りしていたという記述もあることから、「三段撃ちは事実ではない」というのが現在の学界での通説となっている(ただし『信長公記』には、まだ若い頃、父の命令で敵の砦を攻めた時、砦より高い丘から鉄砲隊を連続で段々撃ちにした、との記述があり、家督相続以前から『三段撃ち』と同様の戦術を取っていた)。 |
| : まぁ、設定上逸話さえあれば宝具となれるので、史実かどうかは関係ないのだが。 | | : まぁ、設定上逸話さえあれば宝具となれるので、史実かどうかは関係ないのだが。 |
| : なお、合戦において信長自身が鉄砲を撃っていたことも少々ある他、本能寺の変の際には初めに弓を取って戦ったといわれるので、飛び道具を使ったという伝承がないわけではない。 | | : なお、合戦において信長自身が鉄砲を撃っていたことも少々ある他、本能寺の変の際には初めに弓を取って戦ったといわれるので、飛び道具を使ったという伝承がないわけではない。 |
416行目: |
452行目: |
| : 情報操作の理由は、秀吉が天下統一を成し遂げるにあたって「信長様の遺志を継いで改革を行う」と言うのを対抗勢力を排除する口実としたためと考えられる。 | | : 情報操作の理由は、秀吉が天下統一を成し遂げるにあたって「信長様の遺志を継いで改革を行う」と言うのを対抗勢力を排除する口実としたためと考えられる。 |
| : 無論、英霊は「史実」より「逸話」に左右されるため、魔人アーチャーがこのようなサーヴァントである事自体は問題ない(経験値氏製のサーヴァントは彼女にかぎらず皆、史実より創作を重視している事だし)。ただ、ヴラド三世([[ヴラド三世 (EXTRA)|EXTRA]]/[[ヴラド三世 (Apocrypha)|Apocrypha]]/[[ヴラド三世 (Grand Order)|Grand Order]])のように「史実を重視した別の信長」が登場する可能性はあるかもしれない。 | | : 無論、英霊は「史実」より「逸話」に左右されるため、魔人アーチャーがこのようなサーヴァントである事自体は問題ない(経験値氏製のサーヴァントは彼女にかぎらず皆、史実より創作を重視している事だし)。ただ、ヴラド三世([[ヴラド三世 (EXTRA)|EXTRA]]/[[ヴラド三世 (Apocrypha)|Apocrypha]]/[[ヴラド三世 (Grand Order)|Grand Order]])のように「史実を重視した別の信長」が登場する可能性はあるかもしれない。 |
− | ::……などと言っていたら本当に……それも一体どころか[[魔王信長|いっぱい出て来てしまった]]。 | + | ::……などと言っていたら本当に……それも[[織田信長〔バーサーカー〕|一体]]どころか[[魔王信長|いっぱい出て来てしまった]]。イベントの性質上、魔王・反神性の側面が濃くなっているが、その中でも[[本物信長]]は、本物だけあって史実に近い堅実な性格をしている。 |
| ; 女性説の説得力 | | ; 女性説の説得力 |
| : 信長は青年の頃、女子と見まがう美男子であったとする記録がある。また500m向こうから声が聞こえたという逸話があるほど、かなり甲高い声であったとされる。 | | : 信長は青年の頃、女子と見まがう美男子であったとする記録がある。また500m向こうから声が聞こえたという逸話があるほど、かなり甲高い声であったとされる。 |
− | : まあこれだけで女性説を唱えるのはかなり無理があるのだが、そこは信長。日本史の人物においておそらく最も創作に登場したキャラだけあって、女体化された作品も多数存在するため、Fateで女体化されても違和感が薄い。少なくとも女体化アーサー王よりはよほど前例のある人物である。 | + | : まあこれだけで女性説を唱えるのはかなり無理があるのだが、そこは信長。日本史の人物においておそらく最も創作に登場したキャラだけあって、女体化された作品も多数存在するため、Fateで女体化されても違和感が薄い。少なくとも[[アルトリア・ペンドラゴン|女体化アーサー王]]よりはよほど前例のある人物である。 |
| : なお、真面目に考えた場合、実子が20人くらいいるという事実が大きな壁として立ちふさがるので、あくまで創作の域を出るものではない。実際女性のノッブの場合、そのへんの扱いがどうなっているのかは不明。 | | : なお、真面目に考えた場合、実子が20人くらいいるという事実が大きな壁として立ちふさがるので、あくまで創作の域を出るものではない。実際女性のノッブの場合、そのへんの扱いがどうなっているのかは不明。 |
| : ちなみに、信長以外の戦国武将では[[長尾景虎|上杉謙信]]の女性説が有名。こちらは信長以上に根拠が多い(それでもトンデモ説の域は出ないが)。 | | : ちなみに、信長以外の戦国武将では[[長尾景虎|上杉謙信]]の女性説が有名。こちらは信長以上に根拠が多い(それでもトンデモ説の域は出ないが)。 |
427行目: |
463行目: |
| : しかも『[[Fate/stay night]]』はともかく『[[Fate/Zero]]』における[[ギルガメッシュ]]がラスボスかどうかは微妙なところである。確かにラストバトルの場にはいたものの、そこに辿りつくまでにメインの[[ランスロット|イベント戦闘]]を済ませていた[[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]からは「聖杯を目前にしての障害物」程度の認識であり、一応の主人公である[[衛宮切嗣]]にとってはもはや視界にも入っていない(むしろ切嗣からすればそのマスターの[[言峰綺礼]]がラスボスであろう)。 | | : しかも『[[Fate/stay night]]』はともかく『[[Fate/Zero]]』における[[ギルガメッシュ]]がラスボスかどうかは微妙なところである。確かにラストバトルの場にはいたものの、そこに辿りつくまでにメインの[[ランスロット|イベント戦闘]]を済ませていた[[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]からは「聖杯を目前にしての障害物」程度の認識であり、一応の主人公である[[衛宮切嗣]]にとってはもはや視界にも入っていない(むしろ切嗣からすればそのマスターの[[言峰綺礼]]がラスボスであろう)。 |
| : もっとも『コハエース』的な意味での『Zero』クライマックスは冬木大橋がオケアノスすぎたアニメ23話だったっぽいので、[[イスカンダル|ライダー]][[ウェイバー・ベルベット|陣営]]からしてみれば確かにアーチャーはラスボスといってもいい……のかもしれない。 | | : もっとも『コハエース』的な意味での『Zero』クライマックスは冬木大橋がオケアノスすぎたアニメ23話だったっぽいので、[[イスカンダル|ライダー]][[ウェイバー・ベルベット|陣営]]からしてみれば確かにアーチャーはラスボスといってもいい……のかもしれない。 |
− | : ちなみに『帝都聖杯奇譚』本編でアーチャーが倒れた後に現れた[[マックスウェル|キャスター]]と[[人造の神|ネオ・フューラー]]がラスボスの立ち位置となった。 | + | : ちなみに『帝都聖杯奇譚』本編では、アーチャーが倒れた後に現れた[[マックスウェル|キャスター]]と[[人造の神|ネオ・フューラー]]がラスボスの立ち位置となった。 |
| | | |
| == 商品情報 == | | == 商品情報 == |
451行目: |
487行目: |
| [[Category:Fate/KOHA-ACE 帝都聖杯奇譚]] | | [[Category:Fate/KOHA-ACE 帝都聖杯奇譚]] |
| [[Category:帝都聖杯奇譚 Fate/type Redline]] | | [[Category:帝都聖杯奇譚 Fate/type Redline]] |
| + | [[Category:ぐだぐだ太閤伝ZIPANG]] |
| [[Category:Fate/Grand Order]] | | [[Category:Fate/Grand Order]] |
| [[Category:Fate/Grand Order Arcade]] | | [[Category:Fate/Grand Order Arcade]] |