ビーマ

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ランサー
真名 ビーマ
外国語表記 Bhima
性別 男性
身長 191cm
体重 90kg
好きな物 料理(調理と飲食も含む)
苦手な物 賭け事
天敵 ドゥリーヨダナ
出典 マハーバーラタ
地域 インド
属性 秩序・善
副属性
一人称
二人称 お前
三人称 アイツ/○○(呼び捨て)
声優 江口拓也
デザイン pako
レア度 ☆5
初登場作品 Fate/Grand Order
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概要[編集 | ソースを編集]

槍兵」のサーヴァント

略歴
2023年バレンタインイベント『ヨハンナさんと未確認の愛 ぶっ壊せ☆らぶらぶはぁと大石像』で登場。
らぶらぶはぁとヨハンナ様石像を守るための四組のサーヴァントの一人として召喚されたが、何らかの事情で戦闘能力を喪失している。
第一の守護サーヴァントとしてヨハンナと主人公一行の前に立ち塞がるも、上記の事情を告げたところヨハンナが戦意をなくしてしまい「石像を破壊する明白な理由を見つけたらまた対峙する」と約束してそのまま物別れに。
残りの三組の討伐後に答えを見つけたヨハンナと再度相対し、彼女の結論「自分が嫌だから」を聞いて納得し、消滅した。
その後、奏章Ⅰ『虚数羅針内界 ペーパームーン』にてセレシェイラのサーヴァントとして登場。
人物
紫髪の豪快な青年。
他人への思いやりと仁義に溢れ、納得できない事には嫌と言える性格。父神の影響なのか、会話の中ではよく「風」に例えた比喩表現を用いている。
生前に料理人に変装してパッラヴァを名乗っていたエピソードからか料理には一家言あるようで、特異点でも気に入った料理はレシピを尋ねていた。
奏章Ⅰ『虚数羅針内界 ペーパームーン』ではアルターエゴ化していた事もあって料理人としての側面が強くなっており「奉仕のアルターエゴ」としての性質になっている。
能力
『ヨハンナさんと未確認の愛 ぶっ壊せ☆らぶらぶはぁと大石像』では上記のように戦闘能力を奪われているため、詳細は不明。
本人の言動や生前のエピソードからすると相応の戦闘能力は持ち合わせていると思われる。
そして『虚数羅針内界 ペーパームーン』で実力を発揮する機会が出たが、下記の非常に高いステータスに加えて風の力を振るう大英雄に相応しいものであった。また、スキルの影響で毒の効果を無効化できる。
生前の経験から料理の腕もかなりのもので、カルデアのキッチンでも腕を振るっている。

ステータス[編集 | ソースを編集]

クラス マスター 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 クラス別能力 保有スキル 備考
ランサー 主人公 (Grand Order) A+ A A+ B C C 対魔力:C
ナーガの牙毒:A
神性:B
ヴァースキの霊薬:A
棍棒術:A
ハヌマーン・ハウリング:EX

宝具[編集 | ソースを編集]

風神の子、此処に在り(マールティ・ヴァーユプトラ)
ランク:B
種別:対人/対軍宝具
レンジ:-
最大捕捉:1人
父である風神ヴァーユの持ち物である白き旗槍を媒介にして、自身の中にある神性を活性化させる宝具。
ヴァーユの暴風を巻き起こして圧縮して身にまとうことにより、筋力・敏捷のステータスを飛躍的に向上させ、飛び道具に対する耐性を得る。
原理的には纏った風を飛び道具として飛ばすことも可能であるが、ランサーは不得意なのか意図して禁じているのかあまりその方向では使わない。
宝具名はどちらも「風神の息子」を意味している。
『Grand Order』では「自身のクリティカル威力をアップ(3ターン)+敵単体の強化状態を解除&超強力な攻撃[Lv]&オーバーチャージで追加で強力な攻撃<オーバーチャージで威力アップ>」という効果のBuster宝具。

真名:ビーマ[編集 | ソースを編集]

『マハーバーラタ』に登場するアルジュナ含めたパーンダヴァ五兄弟の次男。風神ヴァーユを父に持つ。
その名前には「恐るべき者」という意味があり、文字通り怪力無双の英雄であったと言う。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

Fateシリーズ[編集 | ソースを編集]

Fate/Grand Order
期間限定イベント『ヨハンナさんと未確認の愛 ぶっ壊せ☆らぶらぶはぁと大石像』に敵サーヴァントとして登場。
何らかの理由で戦闘能力が失われているらしく、戦闘モーションなどは未登場だった。
後に奏章Ⅰ『虚数羅針内界 ペーパームーン』開催に伴い、ストーリーガチャ限定サーヴァントとして実装された(奏章Ⅰクリア後に追加)。

人間関係[編集 | ソースを編集]

Fate/Grand Order[編集 | ソースを編集]

ヨハンナ
『ヨハンナさんと未確認の愛 ぶっ壊せ☆らぶらぶはぁと大石像』で敵対した相手。
直接の戦闘はなかったが、彼女が石像を壊したい理由について問いを発した。
ラーマ
『ヨハンナさんと未確認の愛 ぶっ壊せ☆らぶらぶはぁと大石像』で敵対した相手。
同じインド出身でハヌマーンを介した縁もあり、リスペクトしていた。
エミヤ
同じ料理人系サーヴァントとしてライバル心を募らせている。
坂田金時
ノリが近いうえに料理を大量に食べるためにかなり気が合う模様。
アルジュナ〔オルタ〕
生前の兄弟の可能性の一つ。
あまりの目を覆いたくなる有様に「何故そこまで背負い込んだ」と落ち込んでいる。
グレゴリー・ラスプーチン
期間限定イベント『ミスティックアイズ・シンフォニー』にて、彼のオーダーで限界を超えた辛さの麻婆豆腐を作って提供していた[注 1]
セレシェイラ
奏章Ⅰにおけるマスター。
罪悪感に囚われた彼女を笑わせようとあの手この手を尽くしてゆくことになる。
マキリ・ゾォルケン
奏章Ⅰにおける敵対していたマスターの一人。
犠牲を振りまいて暴虐に振舞う有様に怒るところがあったのか、隠れていたところを背後から不意打ちで殺害した[注 2]
大黒天
なんとなくシヴァ神の匂いがするとしているが、ほかほかのおにぎりが美味しいことに完全同意して気にしないことにした。
ジナコ=カリギリ
彼女がガネーシャ神なのかは半信半疑だが、そのお腹については「メシの食わせ甲斐がありそう」だとして、いつ供え物の団子を要求されても良いように準備しようとしている。
なお、団子は1分に100個以上のペースで作ろうとしている模様。
ネモ〔サンタ〕
ネモ・ベーカリーが自分の作ったチャパティーを恨めしそうに食べていたことを聞き入れ、自分のカレーに一番合うようチャパティーを作っているため手が止まらなくなるのは当然だとしていた。
しかしそれ以外のパン焼きはベーカリーに分があるとして、自分も負けないよう腕を磨きたいと意気込んでいる。

生前[編集 | ソースを編集]

アルジュナ
異父弟。主人公達が彼と既知の仲だと知ると、自身が喚ばれた理由を察するのと同時に態度を軟化している。
カルデアでは彼が優秀過ぎて壁を作られていないかと心配し、食事会を開いて彼の親しみやすいエピソードを皆に話そうとしたが、当の本人からはやめてほしいと言われてしまった。
カルナ
宿敵にして異父兄。原典では彼の義父の身分が低い事を馬鹿にした為に激昂させている。
また過去にはビーマ自身はアルジュナの誓いのため、カルナはカルナ自身の誓いのためにお互いを殺せず消化不良だったようだが、カルデアでもマスターを同じくするためにここでも消化不良だとしている。
ドゥリーヨダナ
宿敵。決闘の約束をして、棍棒での戦いで打倒した。
なお、この決闘では下半身を攻撃してはいけないというルールがあったが、かつて自身が「お前の脛を打ってやる」と言ったことを思い出してそうしてしまったとのこと。
さらにはこの所業について「アルジュナからのヒントがあった」とのことだが、おそらくはこちらの方と思われる。
奏章Ⅰでは再び相対して決戦を行うこととなった。
アシュヴァッターマン
武芸の師ドローナの息子で兄弟弟子。
ビーマの息子スタソーマは、彼が仕掛けた夜襲で死亡している。
カルデアでも、彼と自分たち五兄弟は相容れないものだとしている。
キーチャカ
パッラヴァとして潜入していた際にドラウパティに言い寄っていた男性。
その事に怒ったため、彼を「丸めて」しまった[注 3]
ヴァーユ
インド神話における風の神であり、父親。
ハヌマーン
風神ヴァーユの子である猿神。自身の兄にあたる。
「ハヌマーン・ハウリング」スキルは彼の加護を受けた咆吼である。

名台詞[編集 | ソースを編集]

Fate/Grand Order[編集 | ソースを編集]

戦闘[編集 | ソースを編集]

「さぁ~て、調理を始めるとするか。道具は、こいつだ!いくぞ、おらぁ~!」
「まだまだ、こんなモンじゃねぇ!最後の仕上げだぁ!おいしくな~~れッ!隠し味パァァァァンチ!!」
宝具7。戦闘を行いながら料理する非常に斬新な(?)調理法である。

メモ[編集 | ソースを編集]

  • 『奏章プロローグ』のティザーPVに彼らしきシルエットのサーヴァントが登場している為カルデアと関わる事は何となく察知されていたが、バレンタインイベントで早々に現れた事には全プレイヤーが驚かされた。
    • おかげで後に奏章Ⅰで登場した際には「らぶらぶのランサー」と多くのプレイヤーから呼ばれてしまったとか。
  • 『Grand Order』では初の、オーバーチャージ依存で追加攻撃を行う宝具持ちのサーヴァント。
    • 追加攻撃を行う際は専用のボイスが流れるが、ゲーム内のボイスでは「通常の宝具ボイス+追加攻撃ボイス」という扱いであり、通常の宝具ボイスとは区別されている。

脚注[編集 | ソースを編集]

注釈[編集 | ソースを編集]

  1. その度合いたるや「目に入ったら確実に失明、肌に触れてもどうなるかわからない」という人間が摂取するべきではない劇物レベルであった。
  2. 本人が述べているように正々堂々を旨とする彼にとっては「らしくない」行いであり、アルターエゴ化している影響が示唆されていた。
  3. 文字通りの意味で。当然相手は死亡した。このため『Grand Order』プレイヤーからは「キーチャカを料理して肉団子にした」扱いである。

出典[編集 | ソースを編集]


リンク[編集 | ソースを編集]