概要
『[[Fate/Grand Order]]』に登場する[[神霊]]。<br>
正式な機体名は「知性体教導用大型端末・霊子情報戦型攻撃機」。
; 略歴
: Lostbelt No.5 『[[星間都市山脈 オリュンポス]]』にて、[[オリュンポス十二神]]の支配派として主人公たちの前に立ちはだかる。
; 人物
: ギリシャ神話における[[オリュンポス十二神]]のうち愛と美を司る女神で、ギリシャの主神である[[ゼウス]]の娘。また、[[イシュタル|金星の女神]]でもありローマ神話の「ヴィーナス」とは同一人物。
: 性格は残虐な戦闘回路の「アフロディーテ・パンデモス」と高貴で愛深き回路「アフロディーテ・ウラーニア」の二側面で構成されており、普段見せるアフロディーテの人格はその二つが混ざり合ったもの。
: それぞれの回路はある程度思考が独立しており、片方が考えていたことまでは覚えていないものの、何をしたかについては覚えている。
: 両方の回路が健在の汎人類史では慈悲深く優しい一面を覗かせているが、ギリシャ異聞帯では恐らくアフロディーテ・ウラーニアの回路をゼウスに破壊された結果、残酷かつ高慢で人類を見下す性格となってしまっている。
: アバターとしての姿は所々にハートマークのついた軽装をしており、背中には4枚の羽を持っている。女神ヴィーナスに縁のある[[ネロ・クラウディウス〔キャスター〕|ネロの水着霊基]]の霊基第三とはかなり服装が似通っている。
: 左手には煙草を持っているため、喫煙者だと思われる。
: 真体は両脇に笠の付いた弓のような姿をしている。この笠のような部分は回転させることが可能。
; 能力
: 美と愛を司り、精神に働きかけることによって人心を掌握する権能を持っている。
: 原理としては精神汚染の一種であり、歌のように呼び掛けて人々の認知や感覚、価値観を支配する。
: この精神攻撃をして、[[シャーロック・ホームズ]]は「美とは価値観、精神、自我の『再定義』である」<ref group="注">『[[Fate/strange Fake]]』においても、[[フィリア|顕現した美神]]が[[ハルリ・ボルザーク|信奉者]]の人格をカウンセリングしながら再定義するような行動をしていた。</ref>としていた。
: ギリシャ異聞帯ではこの能力を使い、自分たちに逆らう破神同盟を同士討ちさせたり、サーヴァントである[[宮本武蔵]]やホームズは過去の記憶が混濁して暴走、普通の人間である[[主人公 (Grand Order)|主人公]]に至っては廃棄孔の[[巌窟王 エドモン・ダンテス]]に叱咤されるまでに追い込まれた。
: ただしこの精神攻撃は[[カリギュラ]]の宝具「我が心を喰らえ、月の光」によって中和することができるため、それ以外の主立った能力を持たないために自身への攻撃を許すこととなった。
: 真体では、弓のような部分の青い宝玉のような箇所からビームを放って攻撃している。
: また、期間限定イベント「アキハバラ・エクスプロージョン!」では[[ネロ・クラウディウス|ネロ]]の等身大立像を殻として被り、行動していた。