概要
「[[ランサー|槍兵]]」の[[サーヴァント]]。
;略歴
:Lostbelt No.1『[[永久凍土帝国 アナスタシア]]』で[[キリシュタリア・ヴォーダイム]]が従える3騎の神霊サーヴァントの1騎として登場。キリシュタリアの命によって、ロシアに飛び、[[カドック・ゼムルプス]]の動向を探る、及び各異聞帯の査察に行く。空想樹を根付かせていない異聞帯の状況を問題視するも、勝利を捨てていないカドックの気概を買い、異常無しと報告することを約束して異聞帯を去った。
:Lostbelt No.2『[[無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング]]』でも登場し、[[スカサハ=スカディ]]の原初のルーンによって拘束された[[主人公 (Grand Order)|主人公]]を殺そうとしたが、[[ナポレオン]]の砲撃で妨害され、獲物を切り替えるが[[スルト|オフェリアのサーヴァント]]によって阻まれその事情を大体察し、台無しにするのは野暮という事で手を引き、北欧異聞帯の王とカルデアに向けた記録映像の伝言を渡した。
:その後はスルトの復活を見届け、[[タマモヴィッチ・コヤンスカヤ|コヤンスカヤ]]と対話した後に北欧異聞帯から離脱し、神殿へと帰還した。
:Lostbelt No.5『[[神代巨神海洋 アトランティス]]』ではカルデア一行と汎人類史側のサーヴァントたちと衝突するが、一行が[[フランシス・ドレイク]]から託されていた[[ポセイドン]]のコアの破片によって海神の加護を破られ敗北。さらには同陣営の[[ディオスクロイ]]に粛清され海に沈められるが、キリシュタリアの[[令呪]]で救われオリュンポスに流れ着く。
:Lostbelt No.5『[[星間都市山脈 オリュンポス]]』ではカルデアに発見され、[[ゴルドルフ・ムジーク]]との取引によりカルデアへの一時的な協力を約束。オリュンポスの機神たちを撃破するまで共に戦い抜くが、それが成された後はキリシュタリアの下に戻り再び敵対する立場になる。キリシュタリアがオリュンポスを守るため大令呪を使った後は彼の死を看取り、離脱途中のストーム・ボーダーに降り立ちカルデアと決闘の末に消滅する。
;人物
: その身に怒りを秘めた戦士。嫌いなものは海。嫌いなものは神。
:[[アヴェンジャー]]としてのクラス適性を有するほどの怒りである。
:ただし、普段はそう感じさせない。機嫌が良ければにこやかに応じてくれるだろう。
:機嫌が悪くても、話しかければ応じてくるし、他愛のない世間話にも付き合ってくれる。
:甘い物が好きなので、菓子類の話題を切り出せば大いに喜ばれるだろう。
:ひとたび怒りに火が付いてしまえば手が付けられない。マスター殺しさえ厭わないその狂乱のさまは、時にバーサーカーにさえ匹敵する。
:言動も気性も粗暴だが、それは誇りから来るもの。破壊衝動の塊と評される。
:正々堂々、一騎打ちの末に勝利した人間の誓いを反故にはしない。神々の様に、その場の都合で前言を撤回したりもしない。
:失言をしたと認識した際には、反省はしないが言った言葉は訂正する。それを見た[[宮本武蔵]]には「根が真面目」と評された。
:王殺しが好きで、[[イヴァン雷帝|ロシアの王]]を殺した主人公を「趣味が合うから」という理由で殺そうとした。
:[[オフェリア・ファムルソローネ]]のような女性が一番嫌いなため当たりが強く、視認されることも喋りかけられることすらも嫌悪する。敵意を敵意で返せる者はそこまで嫌いではない。
;能力
:武装は槍と盾。片手で[[ナポレオン]]の砲弾を止める事が出来る。
:海神の加護などが何かで昇華され、神霊を自称するのに相応しい霊格を持ち、海を渡る権能によって異聞帯を渡る力を持つ。
:[[マシュ・キリエライト|マシュ]]によると魔術を得意とする霊基には見えなかったとのこと。