概要
「[[セイバー|剣士]]」の[[サーヴァント]]。
; 略歴
: 『[[Fate/Grand Order]]』の第二特異点『[[永続狂気帝国 セプテム]]』では[[レフ・ライノール]]によって西暦60年のローマに召喚され、連合ローマ帝国の「皇帝」の一人として行動する。
: 連合ローマ帝国の在り方に歪んだものを感じながらも、自身の願いのために戦う。ガリアを占領し、[[ネロ・クラウディウス|ネロ]]や[[主人公 (Grand Order)|主人公]]らと激突した。
: 敗れながらもネロを[[ローマ皇帝]]に相応しき美しさと勇気を称えながら消えていった。
:終局特異点『[[冠位時間神殿 ソロモン]]』では冠位時間神殿に召喚され、他のサーヴァント達と共にⅡの座を統括する[[フラウロス (Grand Order)|情報室フラウロス]]と交戦する。
; 人物
: 赤い服を着た恰幅の良い男性。
: 野心家で権謀術数に優れた食えない男。似た言葉を三回繰り返す癖がある。外見に似合わず好色な色男で、妖精との間にも子を残したと伝えられているほど。女性だけでなくローマも大好き。
: その言動は不敵で辛辣、時に嫌味にも聞こえるが、悪意を持ったものではなく、彼なりに相手を思ってのものである。
: ……なのだが、口が立つのをいいことに相手を言いくるめようとする傾向が目立ち、その事を相手から追求されても詭弁で誤摩化そうとすることが多い。一言で言うならば、「歩く詐欺マシーン」。
: セイバーとして召喚され、一兵卒のように前線に投入されることがかなり不本意なようで、ことあるごとに不満をこぼしている。
: 聖杯にかける願いは「クレオパトラと再会して、彼女と息子カエサリオンを認知する」事であり、陰謀よりも一人の女性と一人の息子が彼にとって大切な存在となっている。
: その事もあってか、サーヴァントになってまで陰謀を繰り広げるのは「面倒」だと考え、[[ナーサリー・ライム|無垢な]][[ジャック・ザ・リッパー (Apocrypha)|子供]]相手に雄弁で丸め込もうとしなかった。
; 能力
: 大きな野望と優れた頭脳を持つ、知略・弁舌・扇動の天才。知の冴えと権謀術数なら最強。
: 指揮や政治手腕こそが彼の真価であるため、前線での戦闘には乗り気ではない。しかし、決して戦闘能力が低いわけではなく、見た目とは裏腹に俊敏で、高い剣技の技量を誇っている。
: 霊基第三で手足のように自在に動く大理石の腕、足鎧を身に纏う。