概要
「[[アサシン|暗殺者]]」の[[サーヴァント]]。
;略歴
:『ハロウィン・カムバック!』でランサーとキャスターの二人の[[エリザベート=バートリー|エリザベート]][[エリザベート=バートリー〔ハロウィン〕|=バートリー]]から[[チェイテ城]]を奪い、[[オジマンディアス]]のピラミッドを突き刺すという改造を行った。
:その後、オジマンディアスの出した条件を満たし、[[聖杯]]を使うためにハロウィンを禁止し、エリザベートが放置していた領地の統治を行った。
:終局特異点『[[冠位時間神殿 ソロモン]]』では冠位時間神殿に召喚され、[[マタ・ハリ]]、[[タマモキャット]]と共にⅩの座を統括する[[アンドロマリウス|廃棄孔アンドロマリウス]]と交戦する他のサーヴァント達を鼓舞する。
;人物
: 魔性の美貌を有する妖艶な美女。
: 高飛車・ドS・親切。言動、行動ともに破天荒な人物。思い切りのいい性格と、それをさらに誇張する言動から、お馬鹿に見えることもある。
: 自らの美、己の美貌と体型にかなりの自信を持っており、大抵のものを“私以下”と切り捨てており、『ハロウィン・カムバック!』でもエリザベートに対して非モデル体型(ちんちくりん)と切って捨てた。また「夜更かしは美容の大敵」と述べたり、戦闘不能になっても「太るのよりはマシ」と言っていることからそれが伺える。他にも、今の自分に飽きたらず日々研鑽する努力家でもある。
: 公の場では女王として高慢に振る舞うドSで加虐趣味、相手を罵ることが常のだが、「自身が心地よくなるために他人を苛む」「相手を馬鹿にする」のではなく、単に自分が美しく、相手が自分より美しくないのは当たり前、そう当然な事実を当然のように語っているだけなので、彼女の言葉に「相手への嫌悪感」が含まれていない。
: むしろ彼女個人の性格となるとその破天荒ぶりは鳴りを潜め、礼節を弁え、周囲に気を配り、和を保とうとする人格者であり、生前では他国の使節団たちがやってきた時も、まず彼らを罵倒するがその健康を気遣い、最上級のもてなしで使節団を労っていた。
: 英霊となった後に「魔性の美貌を有する誘惑の女」としての存在を得てサーヴァントになっても同じであり、主人公の誕生日を「どうでもいい情報」と言いつつも、喜ばせるために欲しいプレゼントを聞き出したり、配下である子持ちの女王騎士がハロウィン禁止令に口出しした際、処刑ではなく有給一日を与える形で処断していた。
: 彼女の人物像を総評すると「天上の美のみを認め、それ以外をコキ下ろすが、相手の健康や将来を案じて忠告や心配する」と言ったほうがいいのだろう。
: また、観察眼もかなりのものであり、[[トリスタン]]や[[ランスロット〔セイバー〕|ランスロット]]を「出撃したら街の女性を口説く」事を知って待機させている場面もある。
:聖杯への願いは「[[ガイウス・ユリウス・カエサル|カエサル]]に息子カエサリオンを認知させる」こと。なおカエサル側も認知することを願っているため、この願いはあっさり叶いそうである。
;能力
:偉そうにすればするほど敵に衝撃を与え、『口』『鼻』『頭』の位があり、その部位が高い者ほど強力な王とされる魔技、ファラオ闘方の継承者。
:皇帝特権スキルを駆使することで、アサシンでありながら真正面から槍による近接戦闘を行う。
: 生前で見せた采配は健在であり、エリザベートたちを足止めするために主人公が(生命以外において)最も恐れている[[清姫|三]][[ハサン・サッバーハ〔静謐のハサン〕|人]][[源頼光|組]]を抜擢・配置している。