概要
『Fate/Grand Order』の登場人物。
; 略歴
: [[サーヴァント]]として召喚された[[ドン・キホーテ]]の傍らに常に立つ従者。
: 第2部第6.5章『[[死想顕現界域 トラオム]]』では主人共々王道界域を取りまとめ、主人を時に弄りながら献身的に尽くしていた。
: もともとドン・キホーテは大西洋異聞帯『[[神代巨神海洋 アトランティス]]』で召喚されたサーヴァントであったが、[[ヘラクレス]]が打倒されて戦意喪失した主人を守るために第二宝具を起動し、トラオムに転移させたのも彼女である。
: 復権界域との決戦時には敗色濃厚になったのを受け、自陣営の実質トップであった[[ヴラド三世 (Grand Order)|ヴラド三世]]を拘束して主人の命を助けてもらおうとしたが主人から拒否され、決闘に臨む主人を見ている事しかできないでいた。
: 復讐界域との決戦時には主人と共に[[張角]]を第二宝具で討ち取り、相討ちになる形で主人共々退去した。
; 人物
: 馬の耳と尻尾を持ち、眼鏡をかけ、聡明な印象を与える女性。
: 『ドン・キホーテ』における従者サンチョ・パンサは名前の通り<ref group="注">「パンサ」はスペイン語で「太鼓腹」の意味。</ref>の「太鼓腹の小男」のはずだが、そうなっていないのは主人がサーヴァントとして召喚された際に従者サンチョ、愛馬ロシナンテ、姫君ドゥルシネーア……などなど様々な登場人物が複合されたため。
: メインの人格はサンチョであるため主人に献身的に尽くすが、彼に恋する(という役の)少女アルティシドーラや貴婦人として献身を受けるドゥルシネーアも配合されているため時折辛辣になったりとそこまで依存的ではない。
: その一方でおそらくは複合されている全てが主人への愛を抱いているため、彼の安全を守るためなら手段を選ばない面もある。
: ドン・キホーテはマスターに忠誠を誓うのだが、サンチョの方はあくまでドン・キホーテを主と仰ぐ。主がどの再臨段階であろうがマスターに対する態度は変わらず、「私はドン・キホーテ様の従士ですので、マスター様は二の次となります」と公言してはばからない。
; 能力
: 戦闘能力はほぼ皆無であり、主人の戦闘時にも基本的には後ろで応援しつつその活躍を書き留めているのみ。
: その一方でヴラド三世を何らかの方法で拘束したりと本当に何もできないわけではないようである。
: [[主人公 (Grand Order)|主人公]]たちが現れるまで、実質的に王道界域を運営していたのは彼女であり、有能美人秘書といった手腕を見せる。
: また、主人の第二宝具『嗚呼、この惨たらしくも優しき現実を』の発動権は彼女の方が持っている。