概要
「[[キャスター|魔術師]]」の[[サーヴァント]]。
;略歴
:第五特異点『[[北米神話大戦 イ・プルーリバス・ウナム]]』にて、西暦1783年のアメリカで人理を崩壊させようとするケルト軍、アメリカ合衆国のみを救おうとする[[トーマス・エジソン|エジソン]]軍のどちらにも与しないレジスタンスのリーダーとして登場。エジソンによって投獄されていた[[主人公 (Grand Order)|主人公]]たちを助け出し、以降は行動を共にする。
:無限ともいえる兵力を持つケルト軍がエジソン軍を圧倒するのは時間の問題と考え、戦力が拮抗している間に状況を打破すべく[[ラーマ]]の治療と並行しての[[女王メイヴ|メイヴ]]暗殺を[[ネロ・クラウディウス〔ブライド〕|ネロ]]、[[ビリー・ザ・キッド|ビリー]]、[[ロビンフッド|ロビン]]と敢行する。しかし[[アルジュナ]]という強大な伏兵の存在により暗殺は失敗。最後の力でロビンを逃し、消滅する。
:終局特異点『[[冠位時間神殿 ソロモン]]』では冠位時間神殿に召喚され、他のサーヴァント達と共にⅤの座を統括する[[ハルファス|兵装舎ハルファス]]と交戦する。
;人物
:恐ろしい見た目だが、外見に似合わない人格者。
:理知的であり、非常に淡々とした口調で喋る。言動は穏やかであり、深い精神性に基づいた深遠な発言が多い。秩序だった考えを持ち、どんな状況でも冷静な立ち位置を守る。
:また、意外にも剽軽な所があり、興味を持った事については徹底的に追及したがり、その際には少々空気を読めない強引さが現れてくる。
:ただし、一旦本気で怒らせると手のつけようがなくなる他、勝利者側かつ軍人に対しては悪感情をぶつける。加えて人倫にもとる行為を見逃すほど「根源を追い求める者」としての成り立ちはしていない。
:マスターに対しては遜るわけではなく、あくまでも対等に礼儀正しく接しようとする。
:[[聖杯]]に対する願いとして大地を取り戻すことも考えたが、犠牲が大きくなりすぎるため「これ以上奪われない」程度にしておく、とのこと。
;能力
:精霊の力を借りるシャーマニズムに則った魔術を行使する。傍に浮遊している小型の精霊は「ガンダンサー」という。暗示の魔術を使う際は煙草を通す必要がある。
:また、弓・槍・ナイフなどの武術も得意とし、キャスタークラスにあるまじき近接戦闘能力を持つ。
:統率や軍略にも優れており、第五特異点では第三勢力としてレジスタンスを組織し、敵の意図の推定や作戦立案等を味方サイドで一手に引き受けていた。