概要
「[[アーチャー|弓兵]]」の[[サーヴァント]]。
; 略歴
: ゲーム版『[[Fate/Apocrypha]]』企画段階で誕生。ゲームが作られず、小説として復活した際未登場。
: 『[[Fate/Grand Order]]』の第三特異点『[[封鎖終局四海 オケアノス]]』にて初登場。
:西暦1573年の特異点オケアノスで最初に召喚されたサーヴァント。彼と共に召喚された『契約の箱』が[[イアソン]]に狙われており、[[アタランテ]]と共に身を隠し続けていた。
: イアソンに先んずるべく『契約の箱』を探し始めた主人公一行に対して、アタランテの放った矢文で隠れ場所の島へ誘導し、一行と共闘のため合流する。
: 『Fate/Grand Order -turas réalta-』では開始時点で既に[[フランシス・ドレイク|ドレイク]]と合流しており、彼女のクルーとして序盤から主人公に合流して共闘した。
:終局特異点『[[冠位時間神殿 ソロモン]]』では冠位時間神殿に召喚され、アタランテ、アルテミスや[[オリオン]]と共にⅢの座を統括する[[フォルネウス|観測所フォルネウス]]と交戦する。
; 人物
: 涼やかな、切羽詰まる事がない超秀才。
: 普段は適当だが決める時は決める緑髪の青年。
: 穏やかで寛容、軽率には敵対しない賢者。 神を第一とする一方、冷静な判断を下す徹底したリアリストでもある。
: 自分が復活せし者、ダビデ本人の魂を持つ者とは考えていないが、生前も今も神の使者であることに変わりはなく、神の恩寵を感じられればそれでよいと在り様に引け目を感じていない。
: 他者に対しては「誰しも神に与えられた価値がある」と見做し敬意をもって接する。女子供は戦力として見なさないが、王の覚悟を持つものや戦士はその限りではない。
: だが英雄らしく女性、それもナイスバディの女性や美人に弱く、二言目には「妻に迎えたい」と発言する。生前で巨人と戦った経験からか自分より背の高い女性はなんであろうとNG。
: マスターに対しては最初から腹を割って話す。ビジネスパートナーとしての運命共同体として考えている為、絶対に裏切る事はない。
: 富の大切さ、金銭の価値が骨身に染みている為、資産価値の運用に抜け目がなく、資産に対する執着はかなり強い。自身の破産に巻き込ませないよう「その時」が来たら縁を切るようにアドバイスしたりと律儀な面がある。マスターの金銭事情も心配してくれるのか、自分から儲け話を持ってきたりもする。
: 王座にいた頃の心労は相当酷かったようで、サーヴァントとしては一介の羊飼いのままでありたいという思いが強い。心労ばかりの王座にいた頃に、心を癒してくれた牧場経営を趣味としており、自身の家畜を泥棒しようとする輩には容赦しない。
: 竪琴の名手であるが踊りの才能は皆無で、質の悪いことに両方とも同じ位大好きである。
; 能力
: 自分で作った弓矢を武器とするが、『Grand Order』では弓兵なのに杖で殴ることが多い。
: 固有スキル『神の加護』によって、優れた肉体と容姿を持ち、ライオンや熊の尻尾を掴んで叩き殺す俊敏さと腕力がある。
: イスラエル王国の王・サウルの悪霊を祓ったダビデの竪琴(キヌュラ)には破魔の効力があり、聴く者の精神を平穏に保つ。また彼が竪琴を弾く間、敵味方を問わず攻撃命中率が極端に下がる。
: 彼自身はただの羊飼いに過ぎないが、キリストの祖としての弱い神霊適性を持ち、ナザレのヨセフとほぼ同格にあたる。キリストの威光を背景とする宝具、 例えば“聖骸布”、“聖釘”、“聖槍”あるいは“聖杯”などに対しては、それなりの耐性を発揮する。
: 2代目イスラエル王として全部族を従え、32万を超える兵を率いてエルサレムを制圧したことから分るように、高い『カリスマ』を持つ。彼の人生は戦争に次ぐ戦争であり、余りに血塗られていたため、 神が神殿の建築を許さなかったほどである。