概要
「[[ランサー|槍兵]]」の[[疑似サーヴァント]]。
;略歴
: 『パールヴァティー体験クエスト』にて登場。
: [[冬木市]]に召喚されていたはぐれのサーヴァントとして[[主人公 (Grand Order)|主人公]]と接触し、自身の捜し物を共に探す。
: 期間限定イベント『徳川廻天迷宮 大奥』では主人公の同行サーヴァントの一人として登場。
: カルデアから姿を消したサーヴァントの最後の一人ということで現地で合流するが、死にかけていた春日局に肉体を貸した為に二人で一人の状態になってしまう。
: 事件の黒幕も[[カーマ|自身と縁のある存在]]であったが、主人公らと共に無事に打ち倒した。
;人物
:魂と肉体の波長の合う[[間桐桜]]の体を寄り代に顕現しており、外見は青いサリー姿の彼女その人だが、精神はこの肉体の本来の持ち主である桜が神霊クラスの英霊であるパールヴァティーを逆に支配し返す形で融合している状態となっている。
: 人間である桜に神の記憶量は耐えられないことを考慮してか、桜の過去の出来事・記憶はパールヴァティーと融合したことで封印され、パーソナリティーはパールヴァティーのものに上書きされている<ref group = "注">尤も、桜の知り合いと出会った際にはパールヴァティーとしては身に覚えがなくとも、名前を言っている。</ref>。しかしながら疑似サーヴァントとして顕現したパールヴァティーの性格は桜のものであり、パールヴァティーの判断基準と嗜好性は桜が今まで培ってきた人間性に全て委ねている。
:結論すれば、両者は互いが合意の上、お互いの良いところを重ね合わせ、悪いところを切除して新生した疑似サーヴァントといえる<ref group = "注">また、今の状態を魔法少女に近いと述べており、変身したまま戻れず、戻れた時にはすべてを忘れる、という限定的な現界であることも示唆されている。</ref>。
:実際、とても引っ込み思案である桜はこの状態ではちょっとだけ素直になっており、物怖じする事なくハッキリ物事を言うことができるようになっている。
:温和な性格ではあるが、だからといって気弱ではなく、芯がとても強い。どんな責め苦を受けても心の折れない、ある意味、意地と根性の塊でもある。
:『依代の少女』の善性だけで構成されたものの『悪性』がないわけではなく、『依代の少女』が持つヤンデレ感……扱いを間違えると危険物になる、という点はわずかながら残っている。そのため彼女を本気で怒らせるととても怖く、受けた恨みは自分の気が済むまでは決して忘れない。しかし、悪に落ちることは絶対にない。
;能力
:依代の持つ能力およびパールヴァティーと同一視されている女神の特性を秘めているためか、戦闘もそれなりにできる。
:戦闘ではシヴァから借り受けた三叉戟「トリシューラ」を駆使して戦うが、依代に戦闘経験がほとんどないためか、雷撃はともかく槍術のほうはかなり残念である。