概要
『Fate/Grand Order』に登場する[[サーヴァント]]。
;略歴
:『踊るドラゴン・キャッスル! ~深海の姫君とふたつの宝玉~』で登場。
:[[特異点]]となっている長崎の出島に妻や娘と共に住んでいる人物であり、竜宮城から逃げ出してきた主人公一行らと遭遇してひと悶着あったものの住処を貸した。
:そして物語中盤では、主人公らと敵対していた[[海幸彦]]や[[乙姫清姫]]のマスターであった事が判明。
:物語終盤では、実はこの特異点におけるシーボルトは「シーボルト事件での帰路で[[聖杯]]を手にし、日本に戻ってきた生前のシーボルト」ではなく「晩年のシーボルトが聖杯で生み出した特異点に召喚されたサーヴァントのシーボルト」であり、彼の最終目的は「長崎の出島を江戸幕府から独立させることで、人々が何にも縛られることなく自由に暮らせる“美しい平和な国”を作る」ことであった。
:後に竜宮城にて決戦となるも敗北し、聖杯を渡そうとした……が海幸彦が聖杯を奪い、彼が融合したイワブネに[[阿曇磯良]]や背負っていた[[イネ]]共々飲み込まれてしまう。しかし後にシリウスとなった阿曇磯良によって助け出され、イネと共に無事であった。
:最後には海幸彦から娘のイネに加護を与えられ、出島に戻って妻とひと時を過ごしたのちに消滅していった。
;人物
:異様に大きなもみあげを蓄えた精悍な西洋人の青年。
:陽気でテンションが高く、片言の日本語で話しかけてくる暑苦しい性格。
:一応流暢に日本語を話す場面もあるが、お瀧をさん付けで呼ぶ際は決まって「オタクサン」と呼んでいる<ref group="注">史実でもお瀧をそのように呼んでいた、という逸話が残っている。</ref>。
:生前の逸話通りに決闘好きで、何かと決闘を吹っかけてくる事以外は意外とまともで学識ある人格ではある。
;能力
:作中では「召喚システムを悪用した仮初めの現界」をしていると語っており、このためかサーヴァントとしては戦闘能力はないとの事。実際にイベントでは戦闘に直接参加していなかった。