概要
「[[セイバー|剣士]]」の[[サーヴァント]]。
; 略歴
: 第六特異点『[[神聖円卓領域 キャメロット]]』では西暦1273年のエルサレムにとある目的のために来訪。[[女神ロンゴミニアド|獅子王]]、及びかつての同胞である[[円卓の騎士]]達に立ち向かうため、当初は一人で行動していたが、聖都を訪れた難民を虐殺する円卓と、それを阻止しようとする[[主人公 (Grand Order)|主人公]]たちに加勢し、以後行動を共にする。
: 最終盤にて「[[聖槍]]を武装したアーサー王」である獅子王に[[聖剣]]の返還を成し、彼女から労いの言葉をかけられた彼は、穏やかな笑顔を浮かべながら死を迎えたのであった。特異点の消失によりその記憶や記録は消滅するが、その功績により英霊の座に召され、カルデアへと召喚される。
; 人物
: 銀色の義手を付けた、銀髪緑眼の中性的な顔立ちの騎士。
: 人格者かつ常識人。円卓の騎士として実力不足なのを自覚しており、そのことについては自虐的。旅に関しては自信があるようで、目的地の位置さえ分かれば方角を間違えることはないとのこと(あくまで方向感覚の話であり、目的地に目的とするものがあるかは別)。食材の目利きに自信があるが、栄養は変わらないとしてワイバーンや大目玉の怪物であるゲイザーを狩って食料にするなど、食べられればゲテモノ相手にも躊躇がない。ただ、それはブリテンの食料事情があってのものであり、好きな食べ物に「蒸した野菜」を挙げるなど感性そのものは普通。また、基本的に真面目で堅い性格だが、まじめ一辺倒というわけでもない。
: 礼装「ナイツ・オブ・マリーンズ」の解説を見る限り、実力に引け目は感じていても他の円卓の騎士とは対等に接しており、問題の多い円卓の騎士たちのまとめ役をすることもある模様。
: アーサー王への忠誠心は人一倍強く、マイルームでの台詞の多くが王にまつわるものであることがその証左。執事役として傍にいることも多く、そういった点が他の騎士とはやや異なる視点・回答を得るにいたった理由と思われる。
; 能力
: 隻腕でありながら他の騎士の三倍の強さを誇ったと言われるが、それはあくまでも通常の騎士と比較しての話であり、人を超えた英雄たちの集う円卓の中にあって「ただひとりの人間」だったと評される。
: 本編では他の円卓の騎士との実力差を補うためにケルトの戦神が用いた「銀の腕」のレプリカをマーリンから授かった。
: ただ、聖剣の加護によって1500年という永きを孤独に生き続けた後もその本質を見失っていないなど、並外れた精神力を持っている。