概要
北欧フィンランドの[[魔術師]]にして名門貴族のお嬢様。[[遠坂凛]]の[[時計塔]]でのライバル。<br>
オレンジ混じりの金髪を縦ロールにし、琥珀色の瞳を持つ<ref group="注">『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿』第1巻の初版では「薄紫の瞳」と描写されていたが、重版で「琥珀色の瞳」に変更された。同シリーズ第3巻でもやはり「琥珀」に喩えられている。</ref>。
; 略歴
: フィンランドに居を構える[[宝石魔術]]の大家、[[エーデルフェルト家]]の次期当主。時計塔入学前は、世界中の争いに介入、その成果を奪い取っていた。入学した後は、[[エルメロイ教室]]に所属し今期の主席候補生となる。
; 人物
: 物腰優雅で白鳥の美貌、気品溢れる言葉遣いのお嬢様。「天工が魂を注ぎ込んだとしか思えぬ美貌」「オーラや聖霊といってもよい、常人には得難い美質」とまで形容され、その鮮烈なあり方は人の目を強く引きつける。
: しかしその本性は傲慢で激しい気性が極めて絵になり、己の敗北を良しとしない、プライドの高い魔術師。エーデルフェルト家の当主として、他者の様々な成果を簒奪し、己の魔術の研鑽を追求している。
:エーデルフェルト家のあだ名である「地上で最も優美なハイエナ」については、「ハイエナ」の代わりに「ハンター」もしくは「ル・シャスール(フランス語でのハンター)」と呼ばれる事を希望している
: 基本的には、一般常識よりも魔術を優先する「魔術師らしい魔術師」なのだが、「地上のどこでも通用する正攻法」を用いる清廉なあり方を持っているため、「魔術師として正しすぎるがゆえに魔術師らしくない」とも言われている。
: そんな彼女ではあるが、負けず嫌いが過ぎるあまり、一皮剥くと果てしない傍若無人が炸裂する。特に遠坂凛と関わった際は一切の取り繕いが剥がれ、鉱石学科の災厄の片割れとして畏怖されている。
: 自信溢れる人物であるが、オレンジ混じりの金髪を気にしている一面も<ref group="出">[https://www.typemoon.com/users/vote/fate2nd_chara.html 第2回『Fate/stay night』キャラクター人気投票-ルヴィアゼリッタ 「島国らしい貧相な新年ですのね!」]</ref>。
; 能力
: その能力は名立たる魔術師や魔術使いに引けをとらず、数々の有力な魔術師を輩出してきた[[ロード・エルメロイⅡ世]]をして「純粋に才能を問うのなら、自分が見て来た中で間違いなく五指に入る」と言わしめる、掛け値なしの天才。
: 魔術回路の総数は100程で、「転換」の特性を持ち、宝石魔術と[[ガンド]]を得意とするなど、凛とは似通ったところが多い。
: 一方で属性は「地」であり、エーデルフェルト家の者として「姉妹」の特性も持つ。宝石魔術も厳密に言えば「魔力そのものの流動に宝石という媒体を使った、特殊な[[ルーン魔術]]」である。ガンドを得意とする訳も当初フィンランド出身だからフィンの一撃繋がりでと洒落交じりに語られていたが、実際にはルーン魔術の一環だからである様だ。<del>というよりフィンランドとフィンとガンドは特に繋がりが無い。</del>また魔術回路のスイッチのイメージも凛は心臓にナイフを刺すのに対し、ルヴィアは心臓が宝石になって砕けると、似て非なる物になっている。
: その他、格闘技好きが過ぎて自身もレスリングを嗜む……というレベルを超えている使い手。得意技はバックドロップで、凛を一撃でK.O.した。
: ルヴィアが纏っているドレスは戦闘時に破かぬよう、袖が着脱できるようになっている。「最初からノースリーブ」とか「そもそも破れるようなことをしない」とかいう選択肢はないらしい。とはいえ、護身術の授業では流石に最初からスポーツウェアに着替えていた。