概要
「[[ランサー|槍兵]]」の[[サーヴァント]]。
; 略歴
: 第二特異点『[[永続狂気帝国 セプテム]]』では[[レフ・ライノール]]によって西暦60年の[[ネロ・クラウディウス|ネロ]]治世下のローマ帝国に召喚される。
: 連合ローマ帝国の統率者として圧倒的なカリスマ性で皇帝や兵士たちを束ね、ネロのローマ帝国を脅かす。
: サーヴァントという立場上やむなくレフに従っていたが、彼自身は人類を滅ぼすことを良しとはしておらず、自らを打ち破ったネロに世界とローマを救うよう言い残して消滅した。
:終局特異点『[[冠位時間神殿 ソロモン]]』では冠位時間神殿に召喚され、他のサーヴァント達と共にⅡの座を統括する[[フラウロス (Grand Order)|情報室フラウロス]]と交戦する。
; 人物
: 筋骨隆々とした威厳を備えた男。
: 基本的には余裕と落ち着きがある人物なのだが、「全ての道はローマに通ず」という諺を体現する様に、全ての理論がローマへと繋がるという独特の哲学を持っており、人類史を救うという『Grand Order』における戦いに対しても「'''ローマとは世界であり、すなわち世界とはローマに他ならない。ならば、人類史とはローマの歴史にも等しい'''」という行動原理によって臨む。
: ローマ人に対してはとても優しく、とりわけネロ、[[ガイウス・ユリウス・カエサル|カエサル]]、[[カリギュラ]]のようなローマ縁の皇帝系英霊を「我が子」も同然に愛している。ローマ人でない相手でも「世界とはすなわちローマを示す」と自然と解釈するので、やがて優しく対応してくれる。ローマを蹂躙せんとする[[アルテラ]]に対してすら「その裡にはきっとローマを秘めている」とするほど。
: そんな彼であるが、いざ戦闘となれば我を忘れるほどのに血の熱狂に身を委ね、一度狂乱すると手がつけられない為、[[バーサーカー]]の適性も有している。
: あまねく動物と語り合うことが可能であり、特に共に育った兄弟である狼たちとは明確に言葉が通じている。
; 能力
: 朱色の樹槍ないし棍棒を主武器として戦う。
: また、万能の神祖としてEXランクの皇帝特権を有し、様々なスキルを行使可能。作中では自身だけでなく同行する[[主人公 (Grand Order)|主人公]]らの気配をも断つ能力を使用している。
: 同じ皇帝特権EXを持つ[[ネロ・クラウディウス|ネロ]]とは違い、他に対魔力Bや天性の肉体といったそこそこのスキルや高水準のステータス、そしてA++の対軍宝具など素のサーヴァントとしての実力も神祖らしく相当に高い。