概要
「[[フォーリナー|降臨者]]」のサーヴァント。
;略歴
:期間限定イベント『サーヴァント・サマー・フェスティバル2023』にて登場。
:オーストラリアのアボリジニ神話に登場する大気の[[精霊種|精霊]]であり、いくつもの断片的な伝承がある存在。
:だがその実態は外宇宙から来訪してオーストラリア上空の大気に溶け込んだ存在であり、現地の住民とも互いにコミュニケーションが取れず、後にイギリスからの植民が始まると意識的に無視されるようになって意識が薄らいで消滅してゆくことになった。
:ストーリーではBBがルルハワを拡張するために勝手にオーストラリアの一部を特異点に組み込んだことによりワンジナの意識が復活し、彼女の意思であった「みんな仲良くしてほしい」が特異点に浮きあがり、さらには古の精霊と[[オベロン]]のせいで彼女の意思が三つの災害として顕現してしまった。
:主人公らはサバフェスに関する諸々の事件を解決する中で彼女の存在に気が付いていき、最終的にはメンバー全員の寄せ書きを音楽を介して彼女に捧げることで「みんな互いに仲良くすることを欲している」という意思を受け取り、満足させることに成功した。
:その後に紆余曲折あってサーヴァント・ユニヴァースで「七つの水の星の守護者」と呼ばれる宇宙精霊として行動していたが、地球に戻ってきたら世界が白紙化されていたためにその上を再度漂うことになり退屈のあまり自身を特異点化し『ワンジナ・ワールドツアー!』での一連の事件を引き起こした。
:最後には特異点とカルデアで多くの楽しい記憶を得たことで満足し、白紙化した地球の上空で楽しい夢を見続けることになった。
;人物
:大気に溶け込んだ存在であるため本来の姿というものはないが、コミュニケーションを成功させた時の姿は巨大なブーメランを抱えた青肌金目の少女であった。
:明確な人格があるわけではないが「みんな仲良く」という願いを強く持っており、それが実現されない悲しみが上記のように災害として顕現してしまう結果になった。
:人間の言葉を理解することもないため、「音楽」や「絵」という形でしかコミュニケーションをすることができない。
:『ワンジナ・ワールドツアー!』ではコミュニケーションが可能になっていたが、コミュニケーションの結果多少は改善されたものの根本的に人類とはタイムスケールが異なっている。
:基本的には無邪気で活発な子供のような性格であり、いつも笑顔。その代わり人類種を傷つけようとする者には容赦がなく、滅多にないが一度怒れば手の付けられないほどの怒りを見せる。
;能力
:「大気そのもの」という存在であり、明確な指向性を持たない精霊であるため、周囲に影響を与えることもない代わりに彼女に効果を及ぼすことも原則としてできない。
:ただし存在そのものは非常に大きいため「自分はもう必要とされていない」と判断して地球から去ってしまった場合、オーストラリア上空から彼女に相当する大気が失われるため'''人類の八割が死滅する'''という深刻な被害が予測されていた。
:『ワンジナ・ワールドツアー!』で判明した本体のサイズは'''832km'''という驚愕のサイズであった。
:後に宇宙精霊となったことで「大気そのもの」ではなくなり、周囲と接することや彼女を観測することもできるようになる。
:攻撃手段としては精霊として力を振るう事で雨や嵐や雷を巻き起こせる他、ブーメラン<ref group="注">何故かコアラの姿をしている。</ref>を投げつけての攻撃も可能。