概要
『[[Fate/Grand Order]]』の奏章Ⅱにあたる[[特異点]]。
舞台は[[主人公 (Grand Order)|主人公]]の精神世界。<br>
正確には[[巌窟王 モンテ・クリスト]]が主人公の精神世界内に展開した亜種[[固有結界]]「疑似東京監獄」であり、主人公や一部の[[アヴェンジャー]]が呼び込まれた。
内部は「疑似東京」と呼称される、2015年の[[東京]]そっくりな外観をした都市。<br>
しかし主人公の精神世界ということもあり、彼/彼女の廃棄孔へと繋がる場所が存在する。
住人たちはカルデアのサーヴァントそっくりだが、戦闘能力のない普通の人間。しかし同位体としてサーヴァントが憑依すれば、自意識がサーヴァントに移行した上で能力を行使できる。<br>
なお容姿がサーヴァントそっくりなのは、主人公の記憶にあるものをそのままサーヴァントに当てはめているのだろうとされる<ref group ="出" name="fami9">[https://www.famitsu.com/article/202412/17386 ファミ通.com 『FGO』9周年奈須きのこ氏インタビュー]</ref>。
巌窟王がこの特異点を生み出した目的は、主人公に課されたオーディール・コールを乗り越えさせる事と、主人公の精神に巣食った異星の使徒・[[アレッサンドロ・ディ・カリオストロ]]を倒すため。<br>
巌窟王は前者のために「七つの試練」を用意し、後者のためにアヴェンジャーを率いて廃棄孔へと赴いた。
主要地名
;自宅
:特異点における主人公の自宅。隣には主人公の幼馴染として設定された真白キリエの家がある。
:具体的な地名は不明だが渋谷近辺にあり、二階建てで四人家族が生活している「ささやかな一軒家」。<ref group="注">なお渋谷近辺には松濤町や世田谷などの高級住宅街がある上に主人公の個室も非常に広く、父の書斎以外にも妹と母の個室もあると考えるととても「ささやかな一軒家」などと言えない価格・サイズになる。<del>実況担当の</del>エデや準備した巌窟王の感覚ではそうなのかもしれないが……</ref>
:「父の部屋である書斎は開けてはならない」というルールがあったようだが、その実書斎には主人公の廃棄孔へと繋がる扉があった。
;学校
:特異点における主人公の通う高校。
:それなりの大きさがあり、正面には男子バスケ部や男子野球部、女子バスケ部が何らかの快挙を成し遂げた記念の垂れ幕が下がっている。
;東京駅
:第一の試練[[ブリトマート〔オルタ〕]]との戦いの舞台となった場所。
:彼女は丸の内口で現界し、配下と思しき死霊騎士や妖精槍兵を辺りに発生させた。
;西新宿
:第二の試練[[ニトクリス〔オルタ〕 #冥獄天秤 ニトクリス〔オルタ〕|冥獄天秤 ニトクリス〔オルタ〕]]との戦いの舞台となった場所。
:彼女はサイクリング交差点で現界し、エジプトの死霊やスフィンクスの亜種を多数操っていた。
:またピンチに陥った主人公を助けた[[ハサン・サッバーハ〔耀星のハサン〕|耀星のハサン]]は、その付近である新宿御苑で主人公と対話を行った。
;お台場
:主人公が飛羽野マリーとデートをした場所であり、第五・第六の試練[[テオドリック〔オルタ〕|アヴェンジャー・]][[ラ・ベート・デュ・ジェヴォーダン|ワイルドハント]]との戦いの舞台となった場所。
:デートの舞台となったのは複合施設型ショッピングモールの「VinusPort」で、アヴェンジャー・ワイルドハントが現界したのはゆりかもめ青海駅の大観覧車周辺。
;廃棄孔
:主人公の精神世界にある、彼/彼女が打ち倒した敵などの怨念が溜まる場所。
:内部は壁に沿った螺旋状の下り道となっていて、青白い炎が灯っている。最下層にはそこに巣食った「最終使徒・カリオストロ絶望伯」が存在している。