概要
「[[ライダー|騎兵]]」の[[サーヴァント]]。
; 略歴
: 「盈月の儀」において、由井正雪に召喚される。
: 物語冒頭でマスターとなる前の伊織を襲撃するも、セイバーを召喚されてしまったことと、正雪が静止をかけたために彼を取り逃がす。
: その後はアサシンが操っていた大おろちを暴走させ、セイバーにけしかける。
: そして大おろちを倒したセイバーの前に出現して刃を交えるも、突如として逸れのセイバーが乱入してきたために退散。
: 土御門泰広がマスターと契約したサーヴァントを操ろうとした際は、操られたふりをして主と共に一芝居打ち、彼の目を欺いた。
: 土御門亡き後は主である正雪が盈月の器を手にし、伊織とセイバーに戦いを挑む。
: そしてその最中に、セイバーの一撃で鎧を両断されたことで「『頼光』のままでは彼らを殺しきれない」と悟り、本性を表す。
: 即ち、歪な世をただすために「己をふくめたすべてを破壊しつくす」──それが、破壊者として主の願いを叶えんとする彼女の目的だった。
: 大神使を召喚して浅草に大きな被害をもたらすも、最終的にセイバーの宝具「界剣・天叢雲剣」を受けて消滅し、召喚した大神使も同時に消滅していった。
; 人物
:黒い鎧に全身を包み、落ち着いた声色と口調で、黙々とマスターの命令に従う。
:ただしそれは真名を看破されまいと「源頼光」を装っている際の人物像。
:本来は機械的な全身スーツに身を包んだ目元の暗い少女で、狂気的な声色と口調で立ち塞がる敵を殲滅しようとする。
:「狂化」スキルの影響でマスターの願望を歪んだ形で解釈し、その意に反して暴走することもある(彼女からしてみればマスターの願望を叶えようとしているだけなので、余計に質が悪い)。
:自身の別側面である頼光にはあった母性愛と慈愛がないので、狂気と精神の破綻性がより顕著となっており、倒されるまでブレーキが利かない。
; 能力
:身の丈程もある太刀「童子切安綱」を持ち、普通に斬るだけではなく斬撃を飛ばして攻撃をする。鎧の大袖から黒い弾を飛ばしたり、広範囲に衝撃波を放つ技も持っている。
:プレイヤー側が使う「共鳴絶技」のように、マスターである由井正雪とのコンビネーション技を見せる事も。
:また、能力かは不明だが鎧を身に着けている際は声がボイスチェンジャーを用いたように低くなっている(後述する「鬼神の顕」スキルによるものという可能性もある)。
:丑御前としての本性を表してからは蜘蛛のような外装を装備し、跳ね回って攻撃を仕掛ける。
:「鬼神の顕」スキルによって自ら容姿を[[源頼光]]に似せることも可能であり、さらに「狂化」スキルをマスターからも隠蔽していた。
:また、莫大な魔力を得ることができれば彼女の乗騎である「大神使」を召喚可能。
:源頼光の魔性としての側面だからか、アサシンの操っていた大おろちを暴走させる、といった能力も見せた。
:さらに、頼光の愛馬である[[京極]]を喚び出し使役することも可能。