概要
『[[Fate/Grand Order]]』でプレイヤーの分身たる役目を担う主人公。男性と女性が常時(ただしマイルームでのみ)選択可能。
デフォルトネームは「藤丸 立香(ふじまる りつか)」だが、ギャグ要素の強い漫画作品などでは「ぐだ男」「ぐだ子」とも呼ばれる。
; 略歴
: [[人理継続保障機関フィニス・カルデア]]のマスター候補の中から、数合わせとして呼ばれた「素人」である日本人。そのため[[サーヴァント]]や[[聖杯]]に関する知識はほとんど無いが、強い意志を内に秘めている。
: カルデアの最後の来館者として入館しており、それより以前の経歴は不明。しかし二十一世紀の日本都市部の光景に馴染みがあることから、それに近い水準環境で生活していた模様。
: 狂った人類史を正すため、英霊召喚システム「フェイト」を使ってサーヴァント達を召喚し、時空を超えて7つの聖杯探索に挑む事になる。
: 説明会で居眠りしてしまった<ref group = "注">もっとも、これは慣れない霊子ダイブの副作用によるもので、状態はともかく状況としては「体調不良による失神、昏倒」に近いものなのだが。</ref>ために最初の[[レイシフト]]実験チームからは外されていたのだが、それがある意味幸運となり、[[レフ・ライノール]]の仕組んだ爆発事故に巻き込まれずに済む。成り行きで[[マシュ・キリエライト]]と共にファーストオーダー=[[炎上汚染都市 冬木|冬木]]へのレイシフトを行うこととなる。
: カルデアの外は滅亡同然の状態となってしまった上、他のマスター候補は全員<ref group = "注">マシュは除く。作中では「47人全員」と表記されており、二人を除けば46人のはずであるがこの表記。なお、アニメ「the First Order」ではマシュは48人に数えられていないことが確認できる。</ref>爆発によって危篤状態にあり、治療も行き届かないためにやむなく凍結保存を行ったため、増員は不可能。主人公はただ一人、人類最後のマスターとして戦いに臨むこととなる。
; 人物
: 男性主人公は短髪にした癖毛の黒髪に青い瞳。女性主人公は左側一束をシュシュでサイドテールに結んだミディアムショートの長さのオレンジ色の髪に黄色い瞳。
:カルデアのデータ上では、塩基配列はヒトゲノム、霊器属性は善性・中立、と登録されている。各所で酒を勧められるシーンがあるが、未成年なので飲酒は不可<ref group = "注">[[佐々木小次郎]]のマイルーム会話等より。ただし第2部の途中からは体感時間の経過を考慮してか「西暦がわからないから」等を理由に断っている。<br>コミカライズ版「-turas réalta-」では未成年ということで飲酒を断っていたが、[[フランシス・ドレイク|ドレイク]]に強制的に飲まされて吐いていた。<s>アルハラなんぞ海賊には通用しない。</s> また、本編でもドレイクとラム酒を乾杯して酩酊していた他、[[杉谷善住坊]]の作った「般若湯ボンボン」を食べている場面がある。</ref>。一人称はほとんどの場面で「自分」となっているが、「オレ(男主人公)」「わたし(女主人公)」が使われることがたまにある<ref group = "注">初めて使われた第1部第5章などは多用されているが、以降の大半の章・イベントでは全く使われないことが多い。ライターの裁量に委ねられているのだろうか。</ref>。なお、ドラマCD・アニメの男主人公は「俺(音声なので表記は不明)」、『Grand Carnival』の女主人公は「私(やはり音声なので表記は不明)」。
: 原則的に選択肢によってのみ発言するため、シナリオによって真面目な選択肢とギャグ選択肢の比率が違う事から、異なる印象を受ける。中にはツッコミに回る一面もあるが、天然なのか意図的なのかボケることが多い。
: 敵、どころかサーヴァントクラスの相手にも基本的に臆しないなど一般人らしからぬ大胆不敵さの持ち主であり、サーヴァント相手にキレて煽ったり皮肉を言ったり、シリアスな場面で「怖くないのか?」と思いたくなるような相手や場面でも堂々とした態度ではっきりと言い返す。一方で歯に衣着せぬ物言いや空気の読めない事を言ったり、マイルームでコミュニケーションにボディタッチをする事なども多いため、周りから突っ込まれたり怒られたりする事もしばしば。マシュからも、「相手を信頼している時にかぎって、玄妙な感想を口にしてしまう」とされている<ref group ="出">イベント『魔法使いの夜アフターナイト/隈乃温泉殺人事件 ~駒鳥は見た! 魔法使いは二度死ぬ~』「1.隈野温泉にようこそ(前編)」</ref>。
: ただし、相手との力の差の理解や死への感情など、状況判断や'''精神にこれといった欠陥・欠落や突出点があるわけではなく'''(歴代TYPE-MOON主人公としては異例なまでに)、[[ヘラクレス]]に追われたときや、マシュを守るために[[モードレッド]]の前に立った時など、他人に見抜かれる程に恐怖心が露わになる時もある。時折挫けそうになり怯む事もあるがそれも一瞬で、己の弱さを言い訳にせず前に出る決断力、そして自分が一番苦しい状況であっても他者の恩義や想いなどに応えようとする強い気持ちを以って再び立ち向かう。そして自分に出来る事を出来る範囲で努力し、出来ない事は出来る範囲に収めようと最善を尽くし、人の敬遠する役割も進んで請け負い、何度酷い目に遭っても立ち上がり続けながら、どれほど過酷で絶望的な状況を前にしても諦めずに足掻き続ける。
:強いて言うならば、かなり良心的で心の広く柔軟性のある性格<ref group = "注">作中では『善を知りながら悪を成し、善にありながら悪を許す』『善でありながら悪を憎まない。悪に苛まれようとも、善を貫こうとする』『どんな冒険を過ごしても、他人に染まらず、自分の感じた正しさを信じられる』とも評されている。その一方で柔軟なる性根故に『貴人と見れば貴人として』『変人と見れば変人として』遇するとも言われており、変人奇人に対してはわりと容赦のない返答をすることも多い。</ref>。善悪で他人を差別したり、おおよその「[[魔術師]]」のように目的のためならあらゆる非道や犠牲を許容するような人物では決してない。作中でも敵対者の非道や方針に憤りを見せて反論する事はあっても、その大元にあるものや価値観、出自などにまで侮辱や偏見を向けたり軽々しく否定したりする事は無く、また召喚に応じたサーヴァントに対してもその在り方や過去に関係なく慈しんで尊重する。
:そして世界の危機と関係ない他人事であっても、人助けや並々ならぬ信念からの行動などに対しては損得勘定抜きで真摯に応える姿勢を貫いており、自ら望んで変質し離れて行ったサーヴァントや見ず知らずの他人、また自分を裏切った相手や訳あって敵対する事になった相手などに対してもその事では責めずに真正面から受け止めるだけの度量を見せる。時には強く心を痛めながらも自分の良心に反した行動に出る覚悟を見せる事もあるが、それでも善意や優しさが下地にある信念や判断力は決して歪まず、どうしても必要だと強く進言されて納得した時以外は絶対に己の決断を譲らない。
:そうした性格や在り方は誰からも高く評価されており、形式として従うだけで馴れ合いを拒絶するサーヴァントも最終的には根負けした形で心服したり、渋々であっても主人公の決断に付き合うケースも多い。ただ、その関係で性別関係なく数々の男女サーヴァントからも好意を持たれており、特に女性の中には[[清姫|愛が]][[ハサン・サッバーハ〔静謐のハサン〕|重い]][[源頼光|連中]]も数多いため、所謂「女難の相」を持っているともいえる。
: このようにサーヴァントから求愛行為を受けることも多いが一般人、つまりカルデアに来る前については、妻子を持ったことはなく、またカルデアに来た時点では、帰りを待っているような恋人はいないと明言されている<ref group = "注">[[巴御前]]の幕間の物語「わが心、あの旭を忘れじ」では彼女から『まっさらな身』であると表現されている。</ref>。
: なお、様々なサーヴァントからの頼まれごとを気安く引き受け、解決のために助力することから、一部のサーヴァントから、主人公のマイルームは「サーヴァント悩み相談室」として扱われている<ref group = "注">ただし、何でも引き受けるわけではなく、無茶ぶりや気ままばかり言う[[オリオン|アルテミス]]が主人公の元に来た際は「帰ってください」と要件を聞かずに拒絶したり、エリザベートに至っては歌がトラウマとなっていることもあってか、逃げ出そうとした事も。それでも何だかんだで付き合うのが殆どだが。</ref>。
: 性別問わず小学生男子的な浪漫を理解できるようで、[[チャールズ・バベッジ]]がロコモティブ・フォームに変形した際は感動のあまり涙を流したり<ref group = "出">イベント『デッドヒート・サマーレース!』</ref>、[[メカエリチャンⅡ号機]]を見てMkⅡという形式に激しく興奮したり、[[アヴィケブロン]]の[[幕間の物語]]『ギッチギチ第一回史上最強ロボコンテスト』でのアヴィケブロンの発案にノリノリで乗っかったり、[[出雲阿国]]が持ってきた[[斬ザブロー]]に興味を持って彼女をガッカリさせてしまったりしている。
: その人柄をもって人理修復を成し遂げ、続くレムナント・オーダーも完遂したが、これまでの旅路は「聖杯探索」であって「[[聖杯戦争]]」ではなかった。これは即ち、歴代主人公が直面した'''「自身の願いや正義、生存のために他者のそれを踏みにじる」「何かを救うために何かを切り捨てる」'''などというFate主人公の通過儀礼を経験しないままに一つの大きな戦いを終えてしまった事にほかならない。この未知の欠陥は、[[異聞帯|ロストベルト]]との「戦争」で大きく露呈。戦う相手の命どころか、何の罪もない全ての生物、その世界そのものを消滅させるという現実の前に完全に戦意喪失した。しかし、命を賭して主人公を守った[[パツシィ|友]]の最期の言葉を受け、涙ながらに再起。帰るべき地を目指し異聞帯を滅ぼす不毛の旅路に、一歩々々の足を踏み出すこととなる。
:その後もいずれは滅ぼす異聞帯の住民との関わりを欠かさないが、主人公にとっては彼らを見なかったフリをする方が辛かったため。異聞帯の人々を忘れないために知ろうとするのは、思考放棄と自己防衛の末に『顔も知らない相手だから殺せる』という卑劣な行為に走ることを避けるためであると言われている。
:[[妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ|第2部第6章]]にて失意の庭に閉じ込められ、自身を取り巻く状況や未来に対する絶望をまざまざと突きつけられ、一時は精神崩壊寸前まで追い込まれるも、それでも背負ったもの、託してくれたものの為に奮起し立ち上がる姿はプレイヤーをして「立派な型月主人公になった(成ってしまった)」。と評されている。
:[[不可逆廃棄孔 イド|奏章Ⅱ]]では疑似東京における[[レオナルド・ダ・ヴィンチ#母|母]]と[[レオナルド・ダ・ヴィンチ〔ライダー〕#妹|妹]]、そして隣人の[[マシュ・キリエライト#真白キリエ|真白キリエ]]を殺されたことで復讐心が芽生え、必要以上に前に出たり冷静さを欠く場面が見られた。尤も疑似東京に精神が引っ張られていた可能性も示唆されていたが、最終的には[[ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト#天塚先輩|天塚先輩]]の言葉で思い直し、平常心を取り戻した。
; 能力
: マスター候補ではあるが、数合わせの一般枠であるため訓練らしい訓練は全く受けておらず、強いて言ってもカルデア入館時に模擬戦闘を一回行ったのみである。
: 非常に多くのサーヴァントと契約することになるが、維持し続けるだけの魔力を持ち合わせているわけではなく、カルデアの魔力提供によるところが大きい。そのため、カルデアがサーヴァントの体を繋ぎ止め、そして主人公が心を繋ぎ止めておくことで互いを補完し、多くの契約を成り立たせていると言えるが、それを差し置いても'''これほど多くのサーヴァントを繋ぎ止めたマスターは過去に例を見ない'''<ref group = "注">そのことから[[エリザベート=バートリー]]や[[エミヤ]]曰く「世界で一番サーヴァントを知っているマスター」、[[ジェームズ・モリアーティ]]からは「サーヴァント鑑定眼ならば一、二を争う」と評される。</ref>。
: 実戦経験の少なさに反してサーヴァントの扱いには極めて長けており、どんなに破天荒でクセのある英霊であってもしっかり意思疎通して手綱を握るだけの力量がある。そして経験を積むにつれて戦力編制や敵対者との交渉などの面でも信頼を置かれるようになり、[[北米神話大戦 イ・プルーリバス・ウナム|第五特異点]]では自ら手がけた編成により大規模な戦争の勝利に貢献し、『二代目はオルタちゃん』では誰がどの役割に適しているか、誰が[[ジャンヌ・ダルク・オルタ・サンタ・リリィ|サンタ・リリィ]]を導くべきかを理解した上で配役し、[[悪性隔絶魔境 新宿|亜種特異点Ⅰ]]では[[巌窟王 エドモン・ダンテス|巌窟王]]に変装した[[シャーロック・ホームズ]]や[[ハサン・サッバーハ〔呪腕のハサン〕|呪腕のハサン]]に化けた[[燕青]]の微妙な違和感を見逃すことなく正体に勘付くほどの鋭さを見せる。
: 魔術師としての才能や魔力は平凡以下と評されることが多く、戦闘能力は事実上皆無の扱いをされている。マスターになるような魔術師が基本的に修得している魔術も、身体能力の強化も礼装に頼る形であるようで、視力の強化すらできない<ref group="注">そもそも魔術は「身体に刻む」ものであり一朝一夕に習得できる物ではない。また、コミカライズ版「アガルタの女」での回想で[[ロマニ・アーキマン|ロマニ]]曰く、「なまじ戦える手段を身につけてしまうと逃げる選択肢をとれなくなる。藤丸君みたいなタイプは特に」とのことで、知識はともかく魔術行使については意図的に教えていない物と思われる。</ref>。魔力についてはカルデアからのバックアップが有るとは言え、[[ダレイオス三世]]のような[[バーサーカー]]が本気で暴れればすぐに魔力切れを起こして倒れてしまうほど。最初は魔術回路も開いておらず、サーヴァント契約によりフル稼働したせいで脳に負担をかけていた<ref group = "注">そのため特異点Fでは洞窟内で温かくて蜂蜜のたっぷり入ったお茶と、オルガマリーが隠し持っていたドライフルーツを食べて休憩した。</ref>。
: ただし[[レオニダス一世|レオニダス]]曰く、どのような天才でも人理焼却のような天変地異の前では無力なため魔術の才能は重視しておらず、寧ろ困難から目を背けない事の方が重要であるとの言に違わず、どれ程絶望的な状況でも諦めずに人事を尽くし、さらに他人に対しても適切な距離感を保った上で卑下も軽蔑もせずに堂々としている。それ故、平凡と評したサーヴァントもマスターの力を嘆いたり軽んじるような様子はなく、初対面の相手からも「良い指示(采配)だった」「またどこかで契約できれば」などと、元から善良な性格も相俟って高く評価される事が多い。
: それを裏付けるように、多くの経験と知識を積み重ねていった事でマスターとしての実力は[[クリプター]]の一員である[[ベリル・ガット|ベリル]]や[[デイビット・ゼム・ヴォイド|デイビット]]から「マスターとしては一流」「自分より上」と評されるまでとなっている。奏章Ⅰ『[[虚数羅針内界 ペーパームーン]]』や期間限定イベント『盈月剣風帖』では、断片的な情報とそれまで培ったサーヴァントの知識を照らし合わせ[[ルーラー]]クラスの『真名看破』さながらに次々に相手サーヴァントの真名を即座に見破るという、聖杯戦争においては驚異以外の何者でもない芸当で相手を驚愕させており、[[源頼光/丑御前|丑御前]]からは「魔術師としては下の下だが、'''マスターとしては古今無双'''」とまで言わしめた。
: さらにここぞという時の運の巡りは考えられうる限り相当に強く、しばしば苦境を切り開く武器のひとつとなっている。第1部序章で出会う[[クー・フーリン〔キャスター〕]]から、運命を掴む天運(およびそれを前にした時の決断力)を持っていると評され、彼以外にも[[ジェームズ・モリアーティ|新宿のアーチャー(悪)]]は「強運を持っている」、[[鈴鹿御前]]は「天運持ってる系?」と言い、[[坂田金時]]は「このマスターは神も鬼も人間とも繋がっちまう傑物だ」とも語っている。実際、今後の見通しや現在の状況すら分からない孤立無援の絶望的な状況でも偶然の出会いや予想外の支援などに助けられて道が開ける事はかなり多く、また自分が善意や好意でした人助けや寄り道などが思わぬ形で返ってくる事も少なくないなど、他人との縁に関する幸運は並外れた高さを秘めている。
:呪腕のハサンから「危険感知は一流」と言われており勝ち目のない戦いであれば"少し"躊躇するとされるが、躊躇するだけで結局は誰かのために戦う。感知能力の専門ともいえる一流のアサシンから認められるのは相当なものであるが、それが生まれ持っての先天的なものか、数多の死地を乗り越えた故に身についた後天的なものかは不明。
:ただし魔術礼装による身体能力の強化は本物であるのか、[[ランスロット]]の幕間の物語「騎士は徒手にて死せず」では彼を援護するために丸太の運搬と投げ渡しを数回行っている他、[[封鎖終局四海 オケアノス|第三特異点]]では味方側サーヴァント達の援護があったとはいえヘラクレスから逃れるために[[エウリュアレ (Grand Order)|エウリュアレ]]を、『二代目はオルタちゃん』では援護なしに人形から逃走する為に[[ナーサリー・ライム|ナーサリー]]や[[ジャック・ザ・リッパー (Apocrypha)|ジャック]]、サンタ・リリィを抱えながら走るなど、土壇場になると火事場の馬鹿力を発揮して人並み以上の体力や身体能力を発揮する事もあるが、それでも戦闘には参加できない程度のもの。とはいえ[[イシュタル]]と協力してケツァル・コアトルに超高度からの捨て身のフライングボディアタックを掛ける、[[謎の蘭丸X]]の超速攻撃を全て回避してみせるなど胆力も発揮する。
:さらに、如何なる理由か猛毒に対する高い耐性「'''対毒スキル(仮)'''」を持ち合わせており、[[死界魔霧都市 ロンドン|第四特異点]]では普通の人間なら無事では済まない魔霧の中でも問題無く活動し、[[神聖円卓領域 キャメロット|第六特異点]]では通常なら即死する静謐のハサンの猛毒でも「ちょっと痺れた程度」で平然としている、『アーサー・ペンドラゴン〔プロトタイプ〕体験クエスト』では猛毒の大気に包まれた剪定事象の世界でも生きている。作中では『マシュとの契約の影響で彼女の盾の恩恵を受けて耐毒スキルの類が付加されているためだろう』とされていたが、マシュが傍にいなくともこの耐性を得ているため詳細は不明。『鬼哭酔夢魔京~羅生門~』では周囲に酒気が漂う中、主人公が無事であるのに対しマシュが酔っ払うという状況も生じている。なお、第三特異点ではドレイクから差し出された、聖杯により生成されたラム酒を飲み、マシュが二人に見えるといった酩酊状態となった。また、『葛飾北斎体験クエスト』において、"黄金のハチミツ風味の飲み物"を一口飲んだ事で、直後の記憶を失い、目覚めると[[東京|江戸]]に居た、という例もある。[[セミラミス]]の見立てでは食べ物に関しては完全に無効化するのではなく、美味と毒の端境まで毒を劣化させる程度の効果であるらしい。実際にフグ毒として知られるテトロドトキシンやベニテングダケの毒成分が含まれたチョコを食した際は舌が痺れる程度で済んでいた<ref group ="出">『Fate/Grand Order』セミラミス 個別バレンタインシナリオ</ref>。
:また、手先も中々に器用であるらしく、目が潰れた[[宮本武蔵]]の手当てを行ったり[[風魔小太郎]]の手ほどきで会得した[[概念礼装]]による'''礼装身代わりの術'''でマシュ達を欺いたなどの場面もある。ルチャ・リブレの受け身初級もクリアしている。
:いつも使用している通信機は機械でありながら一種の魔術礼装でもあるため、体内の魔術回路がまったく励起しなければ起動できない。通信礼装には再起動させるための特殊術式が存在する。
: 戦闘ではサーヴァントのサポート役に徹しており、装備した礼装に応じたサポートスキルや、[[令呪]]を用いた回復などで自身のサーヴァント達を支援する。実際の戦闘ではマスターの有無の差が度々サーヴァントから語られ、令呪や魔力供給の関係上マスターがいなければ正規サーヴァントと[[シャドウサーヴァント]]に差は殆どないらしい。そして主人公の魔力供給はサーヴァントとの距離が近いほどに万全になるらしい<ref group = "注">これも彼/彼女が未熟であるが故の事で、[[カドック・ゼムルプス|カドック]]からは「魔力のパスは哀れなほど短い」と酷評されている。</ref>。故に、戦いの要・力の中心、勝つも負けるもマスター次第と言われ、重要な役割を担うことになっている。
: なお、戦闘時召喚しているサーヴァント達(戦闘画面で実際に使用するパーティー)は、カルデアに待機している霊基の影を一時的に借りて召喚するという形を採っているらしい。
:『サーヴァント・サマー・フェスティバル2023!』では[[UDK-バーゲスト]]のために大型車両免許を取得しており、彼女の宝具演出では消防車を運転している。
:また後の『激走!川中島24時 ぐだぐだ超五稜郭 殺しのサインはM51』では[[武田信玄]]から、彼のスポーツカーの運転を任されていた。
: ゲーム内で装備する魔術礼装はプレイヤー自身が選択可能。礼装が切り替え可能なことはサービス開始初期から明言されていたものの、長らく基本である「魔術礼装・カルデア」以外の礼装が実装されていなかったが、第1部第4章の開幕と同時に三種の礼装が追加され、以降も新規イベント開催等のタイミングでいくつか種類が追加されている。追加礼装は特定のクエストのクリア等によって入手できるが、入手先が期間限定のクエストである例もある。
[[魔術礼装]]
:マスターの服装として装備するアイテムで、礼装を切り替えることで戦闘中に使用できるマスタースキルを切り替えられる(イメージとしては『Fate/EXTRA』シリーズの[[コードキャスト]]が近い)。外見も礼装に合わせて衣服と表情が変化し、同じ礼装でも男性と女性でデザインが異なっている。
:シナリオでも特異点に行く際、どの服か明記はされていないものの魔術礼装に着替えている模様。
:[[エレナ・ブラヴァツキー]]のバレンタインシナリオで「ガンド」を、『[[屍山血河舞台 下総国]]』では「イシスの雨」を使用した。別のケースでは猛獣を前に動揺と困惑の中、ガンドが使える礼装を着てきたか思い返す等の描写があった。
:コミカライズ版「-turas réalta-」では礼装起動時に『礼装起動(プラグ・セット)』と呪文を唱えている。
:各種礼装の詳細な効果は[[マスタースキル]]を参照。
;魔術礼装・カルデア
:人理継続保障機関・カルデアのマスターに支給される魔術礼装。カルデアの紋章と黒いベルトがついた白いジャケットに、男性verは黒いパンツ。女性verはスカートとタイツになる。
:デフォルトなだけあり多くの媒体ではこの姿で描かれる。アニメでの描写から、カルデア到着前に支給されていた模様。
:スキルは、味方単体のHPを大回復する『応急手当』、味方単体の攻撃力を超アップする『瞬間強化』、味方単体に回避状態を付与する『緊急回避』。マスタースキルの中でも全体的にCTが短く、効果も使いやすいものがバランスよく揃っている。更に、期間限定で入手できるものに次いで礼装レベルが上がりやすい。
:コミカライズ版「-turas réalta-」では『瞬間強化(ブーステッド)』とルビが振られており、マシュの身体能力を爆発的に強化させている。オケアノスでは『緊急回避(バック・ブリンク)』で[[アステリオス]]の体を強制的に動かして[[ヘラクレス]]の攻撃を回避させている。
:コミカライズ版「深海電脳楽土 SE.RA.PH」では『応急手当(フローリペア)』とルビが振られており、魔力の供給を霊基の修繕に集中させて[[メルトリリス (Grand Order)|メルトリリス]]の手当てをした。
;カルデア戦闘服
:人理継続保障機関・カルデアの技術部が激化する戦闘に耐えられるように作りだした魔術礼装。体の線がハッキリ出るボディスーツのようなデザイン。アニメ「First Order」ではファーストオーダーに向かう他のマスターが着用していることが確認できる<ref group = "注">コミカライズ版「-turas réalta-」でレイシフトの安全性を上げる為に着用させていると説明がある。</ref>。男性verは白とグレー、女性verは黄色と白を基調としている。
:スキルは、味方全体の攻撃力を上昇させる『全体強化』、無効・耐性を持たない敵単体に確実にスタンを付与する『[[ガンド]]』、バトルメンバー1人をサブメンバーと入れ替える『オーダーチェンジ』。基本礼装と比べるとかなり攻撃的だが、中でも現状この礼装と「決戦用カルデア制服」のみが持つ『オーダーチェンジ』は所有戦力次第で、編成に応じ変幻自在な連携を可能とする。
;魔術協会制服
:[[魔術協会]]の[[時計塔]]が優秀と認めた生徒に送られる魔術礼装。女性verの外見はオルガマリーの服装に近く、男性verは白シャツに赤いセーターと青いネクタイ姿になる。
:スキルは、味方全体のHPを回復する『全体回復』、味方単体の宝具ゲージを増やす『霊子譲渡』、コマンドカードを配りなおす『コマンドシャッフル』。全体的に、どのサーヴァントを使っていても等しく戦局の補助に貢献する、安定した使い勝手のスキルが揃う。
;アトラス院制服
:[[アトラス院]]が「最強であるものを作る」目的で試作した魔術礼装。[[シオン・エルトナム・アトラシア]]の服装に酷似している。メガネ着用。
:スキルは、味方単体に無敵状態を付与する『オシリスの塵』、味方単体の弱体状態を解除する『イシスの雨』、味方単体のスキルチャージを2進める『メジェドの眼』。防御的な特殊支援に特化したスキル構成をしているため、「アトラス院の目指す最強ってなんだ?」とネタにされたりも。
;アニバーサリー・ブロンド
:[[アルトリア・ペンドラゴン|騎士王]]が[[Fate/stay night|とある聖杯戦争中]]着用していた衣装を模した魔術礼装。女性verは遠坂凛から譲り受けたセイバーの私服、男性verは[[アーサー・ペンドラゴン|セイバー (Prototype)]]の私服がデザインベースになっている。
:スキルは、味方単体のバスター性能を超アップする『魔力放出』、スターを大量獲得する『勝利への確信』、味方単体にガッツを付与する『騎士の誓い』。セイバーとしての騎士王の保有スキルとよく似た効果のスキルが揃う。
;ロイヤルブランド
:[[Fate/Zero|ある聖杯戦争]]で使用された、麗しき騎士の黒スーツを模した魔術礼装。女性verは髪型がポニーテールに変化する。
:スキルは、味方単体のクイック性能を超アップする『反応強化』、味方単体にスター集中状態を付与する『鉄の専心』、味方単体に必中状態を付与する『必至』。
:説明文は明らかにZeroセイバーを意識しているのだが、スキル名や内容は[[衛宮切嗣|彼女のマスター]]に由来するものしかない。
;ブリリアントサマー
:ダ・ヴィンチ工房特製、対熱帯地帯用装備。つまりは水着であるが、戦闘機能も備えた魔術礼装。男性verはグリーンのハーフパンツ、女性verはオレンジのチューブトップビキニ。
:スキルは、味方全体のクイック性能をアップする『ランブル・パーティー』、味方単体に無敵貫通状態を付与する『必殺トライデント』、味方単体のHPとNPを回復する『シーハウス・シャワー』。
;月の海の記憶
:[[Fate/EXTRA|とある並行世界]]にあるという、[[月海原学園]]の制服を模した魔術礼装。
:スキルは、味方単体のアーツカード性能をアップする『霊子向上』、味方単体のスター発生率をアップする『完勝への布石』、敵単体に1回の強化無効状態を付与する『パニッシュメント』。スキル名はいずれもEXTRAに由来するものではあるが、3番目だけは何故かCCCが元である。
;月の裏側の記憶
:[[Fate/EXTRA CCC|とある並行世界]]にあるという、[[月海原学園]]の旧制服を模した魔術礼装。
:スキルは、味方全体のアーツカード性能をアップする『霊子向上・全』、味方単体に弱体無効状態を付与する『生存への布石』、敵単体のチャージを1減らす『ダウン・スライド』。
:高難易度ステージとして扱われているイベント『深海電脳楽土 SE.RA.PH』の開催に伴った実装であるためか、前提条件もそれと同じく「終局特異点クリア」と異例の厳しさとなっている。
;2004年の断片
:[[冬木市|日本の地方都市]]にある[[穂群原学園]]の制服を模した魔術礼装。[[Fate/stay night|聖杯をめぐる戦い]]において、幾人かのマスターが纏っていた。
:スキルは、味方単体の宝具威力をアップする『コード:F』、味方単体のBusterカードへのスター集中度をアップする『コード:U』、味方単体のNP獲得量をアップする『コード:H』。スキル名のアルファベットは『Fate/stay night』の各ルート名の頭文字から来ている。
;極地用カルデア制服
:極限環境での活動を想定した魔術礼装。外見は白を基調にした「魔術礼装・カルデア」とは真逆の黒をベースとした色合い。
:ロシアの異聞帯で極地対応機能が付与されているが、過度の高温環境での活動には対応できない。
:FGO第二部を象徴する礼装であり、他の礼装とは異なりストーリー中に解説が入るなど手の込んだ扱い。
:大きなベルトポーチを腰に着用していたり、スパイクブーツを履いているので『[[Fate/EXTELLA LINK]]』で[[主人公 (EXTRA)|月の王]]が着ている野戦服を彷彿させる。
:「カルデア戦闘服」と同様、令呪が見えるように右手の手袋の甲には穴があけてある。
:7部袖やスカートなどからある程度の露出が確認できるが、礼装の術式によって極限環境の外気(氷点下180度の大気など)を遮断することでこれを補う。ただし一部損傷しただけでも機能停止により即座に無防備になるリスクを抱えるため、こまめなメンテナンスを要しているという。
:スキルは、単体のHP回復&防御弱体解除する『浄化回復』、単体の攻撃力&宝具威力を1ターンアップさせる『幻想強化』、単体に1回・3ターンの回避付与をする『予測回避』。
:「魔術礼装・カルデア」と似たような効果や構成になっているが上位互換というわけではなく、実装された時点では最も経験値を必要とする礼装であることから、真価を発揮するには時間を要する。
:またこれまでに登場した魔術礼装から、取るポーズが変更されている。以降に登場した礼装についても、一部を除きこちらに準拠したポーズとなっている。
;トロピカルサマー
:ダ・ヴィンチ工房特性、対南国用装備。つまりアロハであるが、戦闘機能も備えた魔術礼装。
:名称や説明からしてブリリアントサマーを意識・踏襲したもの。男性verはライトブルー、女性verはオレンジを貴重としたカジュアルシャツ、下はハーフパンツとショートパンツという違いがあり、軽快な装いになっている他、着用すると'''肌が小麦色になる。'''
:スキルは味方単体のArtsカード性能と宝具威力をアップをする『ブルー・スプラッシュ』、味方単体のArtsカードへのスター集中度をアップする『サプライ・ウォーター』、味方単体に強化解除耐性をアップとNPを増やす『セーフティ・オイル』。
:Artsカードの威力向上・NPの上昇など、Arts宝具の運用に重きを置いた礼装である。
;晴れの新年
:日本文化における晴れ着姿。ダ・ヴィンチと[[シオン・エルトナム・ソカリス (Grand Order)|シオン]]の初コラボ。拠点を彷徨海に移した後の時間軸としては初のイベント『雀のお宿の活動日誌』で実装された正月衣装である。
:男性verはスタンダードな黒の袴にマフラー、女性verは水色を基調とした振袖に椿に似た赤い花が描かれている。
:スキルは味方全体の宝具威力をアップする『ファースト・シャイン』、味方単体のNPを増やしスターを獲得する『リトル・ギフト』、味方単体の最大HPをアップする『オセチ・パッケージ』。
:サーヴァントのカード種別を選ばない効果が揃っていることが特徴で、特に『ファースト・シャイン』は全体を対象とした宝具威力アップの中でも高い上昇率を持っている。
;キャプテン・カルデア
:[[サーヴァントユニヴァース|サーヴァント・ユニヴァース]]産の宇宙服という未知の礼装。
:男性verはホワイト、女性verはオレンジ。
:スキルは味方単体の宝具威力をアップと攻撃弱体を解除する『オーバー・チャージャー』、味方単体のクリティカル威力をアップする『スター・ブラスター』、味方単体に回避状態1回・3ターンを付与してHPを回復する『エスケープ・ポッド』。
:デザインはヒライユキオ氏が担当している<ref group = "出">[https://twitter.com/hiraitweet/status/1196352017037324288 ヒライユキオ 2019年11月18日17:58 Twitter]</ref>。
;第五真説要素環境用カルデア制服
:神代バビロニアという気温が高いかつエーテルの濃い環境下での活動と、それに見合った戦術の構築を前提とした魔術礼装・カルデアの改良特化運用型。
:アニメ版「[[絶対魔獣戦線 バビロニア]]」で男性主人公が着用していた魔術礼装。後にアニメと連動する形でゲーム上でも実装される。
:男性verは白いラインとカルデアの紋章が入った黒い7分丈のジャケットと白いパンツ。首には山吹色のネックウォーマーを付けている。新たに書き下ろされた女性verも同様だが、何故か'''上下共に丈が短くへそ出しにキュロットとレギンス姿'''。
:スキルは味方全体のBuster性能をアップする『一斉突撃』、味方単体に毎ターンHP回復状態を付与する『三重治療』、味方単体にNP獲得とNP獲得量をアップする『魔力変換』といった全体Busterバッファータイプ。<del>ちなみに、この礼装が実装された当時、期間限定イベント『救え! アマゾネス・ドットコム~CEOクライシス2020~』の真っ最中で、必要EXPが低い事から多くのマスターがこの礼装をイベントで使用しており、「アマゾネス・ドットコムにおけるマスターの制服」などと言われたりもしていた。</del>
:二部以降に登場した魔術礼装だが、本礼装がアニメ版の第七特異点の逆輸入ということもあってか、着衣イラストについては二部以前のポーズとなっている。
;カルデア・パスファインダー
:山岳・森林地帯での<del>遊び</del>冒険を想定したスカウトユニフォーム。
:男女共にワッペンが着いたワークシャツにスカーフ、ワークパンツの格好。
:スキルは味方単体のQuick性能と宝具威力をアップする『オリエンテーリング』、味方全体のクリティカル威力をアップする『キャンプファイヤー』、味方単体の毒・呪い・やけどを解除し、NPを増やす『サバイバルキット』。
;ハロウィン・ロイヤリティ
: ハロウィンの仮装と舞台衣装を兼ねた、おとぎ話の王子様を思わせる青色ベースの礼服風魔術礼装。女性verは前合わせが左右反対になるのとスカートを履く以外、基本的なデザインはほぼ同一。
:スキルは味方単体のBuster性能と宝具威力をアップする『輝きのエスコート』、味方単体に無敵状態を付与する『純潔のコーディネイト』、味方単体の行動不能状態と封印状態を解除し、NPを増やす『幸福のリジェネレイト』。
;決戦用カルデア制服
:第2部後期オープニングで披露した魔術礼装。
:『最終決戦』を前提としているためか「極地用カルデア制服」と「魔術礼装・カルデア」を合体したデザインになっており、ポーズも真正面を向いた仕様に変わる。特に女性verはいつものシュシュが無くなり、より精悍になった顔つきと相成って「大人になった」ことを強調させている。
:スキルは味方全体の攻撃力と宝具威力をアップする『決戦強化』、味方単体のHPを回復&攻撃弱体を解除する『前線回復』、バトル中のメンバーをサブメンバーと入れ替える『オーダーチェンジ』。
;総耶高校学生服
:『Fate/Grand Order』7周年記念限定ミッションのクリア報酬として登場した、[[月姫 -A piece of blue glass moon-|リメイク版月姫]]の[[遠野志貴]]と[[シエル]]が着用していた[[総耶|総耶高校]]の制服を模した魔術礼装。
:スキルは味方単体のBusterカード性能をアップ&HPを回復する『高級カレーパン』、敵単体の即死耐性をダウン&スターを獲得する『境界を視る』、味方単体の状態異常解除&NPを増やす『夕焼けの教室』。
;新春の装い
:神社の神主と巫女を模した魔術礼装。
:男性verは緋色の袍服に黒袴と冠を被った式典用の礼服。それに対し女性verは白い着物に緋色の半襟と袴姿の、所謂普段着に当たる略式であり髪飾りも白色のシュシュ。
:スキルは味方全体の宝具威力をアップ&NP獲得量をアップする『防災招福』、味方単体のOCを1段階増やす&NPを増やす『心願成就』、味方単体に弱体無効を付与&スターを獲得する『無病息災』。
;サマー・ストリート
:南国ツアーを楽しむために[[アルトリア・キャスター〔バーサーカー〕|A・A]]が用意したより普段着に近い魔術礼装。
:男性verは白パーカーとサンシャインオレンジのインナーに黒のサルエルパンツとウエストポーチ。女性verはシースルーのパーカーにインナーキャミとネオングリーンのベルトを締めたグレーのショーパン。足元は男女共くるぶしソックスと白のスリッポン。
:スキルは味方単体のArtsカード性能をアップ&クリティカル威力をアップする『スカイブルー』、味方単体に回避状態を付与&NPを10%増やす『ウインドグリーン』、味方単体のArtsカードへのスター集中度をアップ&NPを10%増やす『ライトニングイエロー』。
;ホワイトクリスマス
: クリスマス向けにサンタクロースを意識した魔術礼装。
: 男性verはベーシックなサンタ服、女性verは白いリボンが着いたダッフルコート仕立ての上着にショートパンツとニーハイブーツ。<del>寒くないのかと聞くのは野暮</del>
:スキルは味方単体の宝具威力をアップ&NP獲得量をアップする『ホーリーシャイン』、味方単体のHPを回復&毒・呪い・やけど状態を解除する『パウダースノー』、スターを獲得&味方全体のNPを少し増やす『リトルプレゼント』。
; 三咲高校学生服
: 『[[魔法使いの夜]]』とのコラボイベント『魔法使いの夜アフターナイト』の開催記念に登場した、[[静希草十郎]]と[[蒼崎青子]]が通う[[三咲町|三咲高校]]の制服を模した魔術礼装。
:スキルは味方全体のアーツ性能アップ&バスター性能アップする『アッセンブル』、味方単体のスター集中度アップ&スター獲得する『ゴーフォーイット』、味方単体にガッツ付与&NPチャージする『ネバーギブアップ』。
; ウィンターカジュアル
: 2025年の正月より登場した、冬の気候に合わせたカジュアルな格好の魔術礼装。
: 男女共にダウンジャケットとマフラーを着用し、下はシャツとジーパンとなっている。
: スキルは味方全体のアーツとクイック性能をアップする『スノーボール・ファイト』、味方単体への回避状態付与とスター獲得を同時に行う『クール・スケーティング』、味方全体のHPを獲得しNPも増やす『ホットココア・ブレイク』。