概要
「[[アーチャー|弓兵]]」の[[サーヴァント]]。
;略歴
:第六特異点『[[神聖円卓領域 キャメロット]]』では西暦1273年のキャメロットにサーヴァントとして召喚された。
: 同じく特異点に迷い込んでいた[[玄奘三蔵]]に弟子にされる形で共に行動していたが、途中ではぐれてしまい、空腹のところを[[ランスロット〔セイバー〕|ランスロット]]に遭遇し、敵わないと知ると即座に降参。
: その後は砦の地下牢に閉じ込められたが、救出にやって来た玄奘三蔵と主人公達に合流した。
: 最終盤の聖都攻略戦において、正門突破と引き換えに力尽きた玄奘三蔵の最期を見届けた後は終戦まで戦い抜き、特異点の修復開始に伴い消滅した。
:終局特異点『[[冠位時間神殿 ソロモン]]』では冠位時間神殿に召喚され、他のサーヴァント達と共にⅥの座を統括する[[アモン|覗覚星アモン]]と交戦する。
:第2部第5.5章『[[地獄界曼荼羅 平安京]]』では[[蘆屋道満|リンボ]]によって「歳殺神」として召喚され、「豹尾神」として召喚された[[鈴鹿御前]]と共に破壊の限りを尽くす。
;人物
: 左肩をはだけた朱の着物を纏い、見るからに巨大な米俵を軽々担ぐ精悍な偉丈夫。
: 豪快かつ爽やか、気前が良くて料理上手な面倒見のいい兄貴肌で、その包容力からすぐに人と打ち解けてしまう。
: 食に拘りがあり、『旨い飯に敵はない』を体現している豪放磊落なサーヴァント。一人で食べるよりも皆が騒ぎながらの食事を好む。彼が嫌いなものは不味い物ではなく、単純に食えない事の方。
: 普通に考えると、その暑苦しい筋肉、押し出し気味な性格に腰が引けそうなものだが、まっすぐかつ裏のない笑顔によってついつい話しこんでしまう。
: 英雄だが戦いを好んでいる訳では決してなく、名刀や名槍よりも上記の俵こそを大切なものだと見なし、狙われたとしても「自分が担いで逃げればいい」と言い切ってしまう程。
: 肉体派に見えて思慮深く、戦いに勝ち残る知恵に長けている。また、その時に戦う運命のものがいればその者に任せ、いざという時は自分が出て万事解決すればよしという考えを持つ。
: 基本的には相手の心情・立場を慮るが、「本気で虫の好かないタイプの人物」即ち「私欲だけで生き、私欲だけで女子供を踏みにじる者」に対してはその辺を一切考えず、敵として斬り伏せる。
;能力
: 戦いでは五人張りの強弓と日本刀を用いて戦っている。俵を投げたりもする。
: 自分から自慢するものではないものの、本気を出した際は怪異殺しの名に恥じない実力を見せている。
: その弓の腕は「[[マシュ・キリエライト]]の盾の扱いの上達を計算に入れた上で、矢を盾で跳弾させ、[[源頼光]]の髪飾りだけを撃ち落とす」という最早規格外といっていいレベルである。威力も矢を受け止めたマシュに一点の矢の衝撃が波のように全身を通り過ぎ、「神すら射抜く」と称されるほど。
: 後述する無尽俵による恩恵のため、兵站の確保においては最高のサーヴァント。