概要
「[[ランサー|槍兵]]」の[[サーヴァント]]。
; 略歴
:期間限定イベント『[[キ械維新都市 SAITAMA|ぐだぐだ龍馬危機一髪!]]』で特異点での戊辰聖杯戦争に召喚されたサーヴァントの一人として登場。
:序盤では[[武市瑞山]]率いる昭和勤王党のメンバーとして[[ちびノブ|キンノブ]]兵隊と共に現われ、[[織田信長]]の首探しと特異点修復にやって来た主人公と、そこへ鉢合わせの形で出会った[[謎の蘭丸X]]に襲いかかってくるが、令呪で仮契約を交わした蘭丸Xの反撃と応援に合流した[[茶々]]と[[森長可]]の姿に戦いは割に合わないと考えたのか、後者二人に呪具の箱から溢れた黒い影の力を付与して一旦は退く。その後勤王党の本部を突き止めた<ruby><rb>ライダー</rb><rt>カルデア</rt></ruby>の[[坂本龍馬]]の元に再び現れた時は、神器「天逆鉾」を使い彼からお竜さんを奪い取ってしまう。
:実はこの特異点における坂本龍馬は、「高千穂の峰に至った時に天逆鉾をへし折って[[お竜|お竜さん]]を助け出し、そのままついてくる形で彼女を連れ帰って来た」本来の龍馬とは違い、天逆鉾をへし折らずに持ち帰った<ref group="注">この時空でお竜さんがどうなったのかは明記されておらず、一部ではそのまま龍馬に刺し殺された説も浮上しているが、高杉と阿国の会話から彼女と共に「天逆鉾」も持って帰って来た可能性もある。だが、『ぐだぐだエースRE』では山を下りる際にお竜を伴っていない。</ref>別の可能性としての存在に悪神・[[天逆神]]が乗り移った姿<ref group="注">通常の龍馬との相違点として、天逆神に取り憑かれた方の龍馬は瞳が金色になっている。</ref>。
:以降はそのまま史実通りの道筋を進んだのだが、近江屋で暗殺された際に鉾の力で蘇ってしまった事で本来の歴史とは違った人生を歩むことになり、死後はその状態のまま正規の英霊として『座』に登録されてしまった。そのため召喚された時点では本来の人格と行動が完全に乖離してしまっており、同じく幕末における戊辰聖杯戦争のサーヴァントとして召喚されていた[[高杉晋作]]と武市瑞山両名と結託し、幕府と維新軍両者の重鎮を皆殺しにして江戸城流血開城による大惨事を引き起こした。それ以降は高杉に聖杯を譲る形で表向きは袂を分かち、彼は彼で後々邪魔な存在となるであろう武市達を内側から排除するべく暗躍しつつ、[[森蘭丸]]から奪った宝具『信長の首級』と人造の奇神『アラハバキ』を合わせた機械仕掛けの神による永久の統治という名の維新「キ神計画」を推し進めていた。
:中盤では一番の障害たるカルデアの龍馬にお竜さんをぶつける形で抹殺しようとしたが、今際で呪縛を解き正気に戻った彼女が庇った事により断念。彼の身体もまた龍馬の捨て身の攻撃により討ち取られてしまったが、天逆神は抜け出して今度は鉾を通して此方の龍馬を乗っ取ろうとするも、すぐ様正体を見破られた上に依代の鉾も折られたため断念し高杉と共に行動を開始。
:その後黄泉比良坂に落ちた龍馬の意識は、彼の死後ずっと深淵で眠っていたお竜さんの本体と再会し、「ただ一緒に居たい」と願う二人の愛情の深さを知ったとある声の導きにより天逆鉾を使って彼女の真の姿を解放、ランサークラスに霊基変換して一行の前に姿を現し天逆神に致命傷を負わせ、それを特異点における自らの罪状ごと引き受けると決めた武市瑞山と、敵に回りながらも最後まで憎めなかった高杉晋作両名の結末を見届け、カルデアに帰還後は[[魔王信長|アヴェンジャーになった織田信長]]と同じく、此方のクラスの坂本龍馬がデフォルトとなる模様。
; 人物
:『ぐだぐだ龍馬危機一髪!』では天逆神の干渉があったためにどこまでが彼本来の人格なのかは不明だが、根っこの部分は話し合いを良しとする本来の龍馬の性格が残っているようである。
:『ぐだぐだエースRE』では龍馬の精神こそ残っていたものの、天逆神が体を操っていたためその意に反する行動ばかりしていた。
:一方で霊基変換によりランサークラスとなったカルデアの坂本龍馬は大まかな性格こそ変わらないものの、言動は少しだけ明るく前向きになっている。
; 能力
:『ぐだぐだ龍馬危機一髪!』では天逆神に憑依されたことにより彼の能力を使用でき、それ以外にも天逆鉾を使用しての戦いを行う。
:同じイベント終盤でライダーの坂本龍馬がこちらに変わった姿およびカルデアに召喚された存在については、本来のランサーが連れていなかったお竜さんを連れている他、へし折った影響で二本になった天逆鉾および本来のピストルと刀の陸奥守吉行を使った戦い方をしている。
:流派はやはり北辰一刀流。龍馬が受けた目録は長刀(いわゆるナギナタ)のものなので、槍兵のクラスはその腕前をいかんなく発揮できるものとなっている。
:ピストルはスナイパー形態にもなるようで、名称は「スーパー龍馬ガン」だとか。同時に陸奥守吉行の名前も『Grand Order material ⅩⅣ』では「超陸奥守吉行」とされているが、通常の陸奥守吉行と何が変わっているのかは不明。