概要
「[[アヴェンジャー|復讐者]]」のサーヴァント。
;略歴
:『[[地獄界曼荼羅 平安京]]』では[[蘆屋道満]]により八将神の一人「歳刑神・平景清」として召喚される。
:「歳破神・大土蜘蛛・[[玖賀耳之御笠]]」と共に平安京に降り立ち、鏖殺の限りを尽くそうと源氏殺しの呪詛を振りまいて[[坂田金時]]らを苦しめる。
:玖賀耳之御笠は途中で倒されてしまうも、自身は[[固有結界]]である天覧死合舞台を展開し金時らと戦闘。
:最期は[[牛若丸]]の人格が表出し、金時へ激励を送って消滅した。
:期間限定イベント『いざ鎌倉にさよならを』では[[鬼一法眼]]が打ち出の小槌を牛若丸に使用した際、源義経となりつつあった牛若丸の内側から出現。
:打ち出の小槌を奪い取って微小特異点を形成し、鎌倉領域の各地にそれぞれ異なる土地属性を与えることで世界各国のようにカモフラージュしつつカルデアのサーヴァントたちを引き込み、鎌倉を魔圏とする。
:鎌倉にカルデア一行を誘い込んで鏖殺しようとするも、牛若丸に彼女の霊基のほとんどを取り戻されて弱体化。霊体となって足掻くも、あえなく倒される。
:最期には自身が見てきた義経の過去を回想して彼女の名を呼ぶも、牛若丸に「自分は一人ではない」と告げられて安心し消滅していった。
:奏章Ⅱ『[[不可逆廃棄孔 イド]]』ではカルデアの彼女が[[巌窟王 モンテ・クリスト|「未練の巌窟王」]]によって疑似東京に呼び込まれ、後に「牛若景清」という少女に憑依して[[ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕]]や[[アントニオ・サリエリ]]と共に主人公と行動する。
;人物
:「源氏鏖殺」を旨とする、目元を隠した武者。「怨」の一文字を抱き、源氏に連なる者全てを殺し滅ぼすものと自身を定めている。
:喜びや悲しみといった感情を見せることはなく、それらを捨て去ったか感性が鈍っているかと推測される。
:『Grand Order』における召喚では源義経と一体化しており、姿形は彼女のもの。
:第三再臨では九郎判官源義経の人格を一部取り戻したような素振りを見せて顔が露わになるも、景清と義経の人格双方が混濁するようになるためか源氏を殺す方向性は変わらない。
:しかし、義経として兄である源頼朝の名を呼ぶようになったり、悲しげな表情を見せるようになるなど些か異なる点もある。また、牛若丸やその縁者に対して源義経として振る舞うこともある。
:義経と景清は心の中では互いの存在を感じ取っており、会話も可能。バレンタインデーでは、双方の相談の末にマスターへの贈り物を決めた。
:なお、平安京での景清は義経の人格を完全に侵食しており、「景清を演じる義経」という内面になっている。それでも、五条大橋や弁慶の真似に反応するなど、義経の記憶が顔を出すこともある。
:本来は、平家方の侍が打ち立てた武功、そして落ち武者たちの源氏への怨念が、如何なる理由か「平景清」という人物像に凝縮された存在。早い話が「源氏への怨み」という概念そのもの。
:そのため景清の自意識は様々な記憶がごちゃ混ぜとなっており、本物の景清とは程遠い「景清伝説を演じるに相応しい者達」の集合体となっている。
:奏章Ⅱでは疑似東京にて、「牛若義経」という少女に憑依する形で活動していたが、その際は「意識は景清だが思考は源義経のもの」という状態となっていた。
;能力
:史実の景清が所持していた「痣丸」という刀を振るうが、なぜかそれは二刀一対に分裂している。また、痣丸由来の霧の妖術を用いる事もある。
:モーションでは痣丸に紫色の炎を纏わせて斬りつけたり、影に潜って奇襲を仕掛けることも。
:第三再臨では素早い動きを見せ、痣丸をブーメランのように投げつけたり、分身して攻撃するなど牛若丸の戦い方に近くなっている。
:元々不死身伝説があったためか、耐久は高い。