概要
「[[セイバー|剣士]]」の[[サーヴァント]]。
;略歴
:亜種並行世界『[[屍山血河舞台 下総国]]』では生前の人間として登場。
:『宮本武蔵体験クエスト』で並行世界より現れた[[宮本武蔵]]と剣を交えた後、[[天草四郎時貞 (剪定事象)|剪定事象の天草四郎]]に「宮本武蔵はまた現れる」と告げられる。
:以後、天草四郎の元につき、宿業を埋め込まれた[[英霊剣豪]]の一人「[[セイバー・エンピレオ]]」として行動する(正確には、この時点では生きた人間であるため英霊ではない)。
;人物
:感情を交えず、氷の理性ですべてを見据える合理性の鬼。「術理とは合理であり、すなわち剣きわまれば、自ずと無駄なくすべてが叶う」という理論を持つ。
:情熱を口にせず、逸(はや)らず、焦らない。目的へ到達するための最善、最短の手段を至極冷静に突き詰める。味方となれば頼もしいが、敵となればあまりに恐ろしい、氷にして鋼鉄の男。
:兵法家にして政治家で、諸大名やその子弟に新陰流を指南し、自らの弟子を有力な大名の剣術師範として送り込むなどした。
:生前の宗矩は武蔵と激突する事はなく、相手をする事もなかったが、実のところ気には留めてはいた。故に『英霊剣豪七番勝負』では(自らの世界の「宮本武蔵」とは別人だと知りながらも)彼女との対決に固執しており、その為に英霊剣豪達の暴虐をあえて断罪しきらずに武蔵たちに対処を一任しており、そして自らもセイバー・エンピレオとして彼らに加担していた。
:だが、宿業を埋め込まれた英霊剣豪と化し、魔縁に堕ちた身であってもなお唯一、剣に向けた矜持に歪みはなかった。
:英霊としてカルデアに召喚された宗矩は、[[宮本武蔵|武蔵]]の腕と在り方を認めている。自らの世界の「宮本武蔵」については、「西軍のもの」と見ている事以外は今もって不明である。
;能力
:武者七名を瞬時に斬り捨てたというほどの腕を持つ剣の天才であり、武蔵からも剣神に達していると評されている。
:その実力故に纏う剣気も凄まじく、主人公を一瞥しただけで身動きを取れなくさせ、サーヴァントである[[風魔小太郎]]でさえも全身を総毛立たせた。
:先読みに長けており、島原の乱の拡大をいち早く見抜いていたとも語られる。
:「新陰流」スキルをAランク以上で有する宗矩は柳生新陰流の奥義を修めており、剣のわざのみならず、精神攻撃への耐性をも有している。
:少し話しただけで感染するレベルの呪詛を受けて平然としていたり、[[クー・フーリン]]でさえ[[ルーン魔術]]の耳栓をつけてどうにか、というレベルの叫び声を上げるマンドラゴラを無念無想で悲鳴を無視して引っこ抜いたりと精神耐性が非常に高い。